●大いなる志は人を変える 静かな高原の別荘地――そのはずれに切り妻式の赤い屋根が緑に映えるこぢんまりとしたコテージがあった。外装はログハウス調で大きな煙突がある。きっと居間には暖炉があるのだろう。手入れの行き届いた庭には朝顔の生け垣があって、今朝咲いた花が萎れているのが幾つもあり、畑にはトマトやキュウリ、ナスなどの野菜がささやかな実りをたたえている。外観はどこにでもありそうなごく普通の別荘であった。 だが内部は緊迫していた。ボタンをはだけた細身の男が後ろ手に手錠をかけられ、ソファに倒れていた。黒い目隠しをした頬、むき出しの腕には擦過傷がいくつかあり、耳にはごついヘッドフォンがしっかりと装着されている。足は縛られていなかったが、靴も靴下もない裸足だ。どこから見ても立派な誘拐、もしくは拉致監禁であった。 「テレビ番組少ねぇーね、本当にこれで三尋木の婆さんに褒めて貰えるの?」 カーペットにあぐらをかいて座り込んだユミはリモコンを放りだして言った。そばには食い散らかしたポテトチップの残骸が散らばっている。 「……わかんね」 聞かれたナオトは乱暴に髪をかきむしる。怒りの形相で何か言おうと腰を浮かしかけたユミにナオトは半歩下がって両手を突き出す。 「わからな……」 「待て待て! 役員会議にこいつを出さなければ絶対褒められる! なんかよくわかんねぇけど、株価がストップ安でマネーがロドリゲスなんだよ!」 「なに、それ! 超ウケる……意味わかんね」 「俺もわかんね!」 どうやら2人は誰かに命じられ、男をさらってきてここに留め置いているらしい。 「でもさ、アークの奴らが来たらどうする?」 ユミは新しいポテトチップスの袋に手を伸ばしながら言う。詳しい事は知らされていないが、アークという組織から派遣される者達が邪魔者であること、そして彼らには事件を察知する力があることはユミやナオトもわかっていた。 「ギリギリまで戦う。負けそうなら逃げる……だな」 「逃げる時はこいつは殺る……だね」 小さくうなずく2人。どうやらこれが作戦会議の様だった。 ●有限実行 アーク本部で『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)は面倒くさそうに言った。 「……誘拐犯から人を1人救出してきて」 イヴがリベリスタ達に提示したのは男の画像データだった。峰村椋一(40歳)は小さな製薬会社に勤める男で、開発した新薬を次の役員会議で発表することになっている。だが、それを阻止したい裏社会の力が彼を拉致させたのだろう。イヴは高名な避暑地の地図を提示し、中心地から随分と離れた場所を指さした。 「ここ。この別荘にいる。見張り役にフィクサードが5人。3人は雑魚だけど2人はそこそこ使えるクリミナルスタア。銃を撃つのにためらいがないし、体術も出来る。でも……馬鹿」 イヴの人物評は容赦がない。 「掴まっている人を殺させずに助けるのは難しい。でも戦って負ける相手とも思わない。だから、お願い……」 イヴはにこりとともせずに言った。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:深紅蒼 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 4人 |
■シナリオ終了日時 2011年08月24日(水)22:24 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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■サポート参加者 4人■ | |||||
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●静かすぎる避暑地 「さすがに外にも見張りがいるみたいだね。まぁ当然と言えば当然かな」 口調はいつも通りであったが、『消えない火』鳳 朱子(BNE000136)の表情と態度、雰囲気からは嫌悪感がそこはかとなく伝わってくる。本当は見張りである2人のフィクサード達の姿が視界に入っているだけでも不愉快なのだが、なんとか自制しているのだろう。 「腐れ縁というのか。本当にありがたくもない縁だが……」 運命の悪戯なのか、この事件を知った時『燻る灰』御津代 鉅(BNE001657)には関与するだけの余裕があった。全く面識のない者ばかりが対処にあたるより、少しは連中を知ってる奴がいた方が良いだろうさ……と、思ったのだがやはり運命なのかもしれない。 「これは少年と少女が成長してゆく物語なのだ! とか言うとついつい応援しちまいたくなるが、手段がなぁ」 右目を閉じたままラキ・レヴィナス(BNE000216)は苦笑を浮かべる。小説や漫画、ゲームなどではありがちなジャンルだが、容認するわけにはいかないのだから全力で阻止するしかない。 「フィクサード……っスか。使い捨ての駒みたいに見えるっスけど、やってることはチンピラっスねぇ。人のこと言えた身じゃないっスけど」 少女めいた可愛らしい顔に冷たい自嘲を含んだ笑みを浮かべ、『小さな侵食者』リル・リトル・リトル(BNE001146)は木々の向こうに見える建物へと視線を投げる。 「何故、彼を監禁したのでしょう? 当の本人たちに聞かないと分からないでしょうね」 正直、浅倉 貴志(BNE002656)にとっては別荘に立てこもっているフィクサード達の行動が不思議だった。彼らの様な存在は上からの指示で動くようにしつけられていて、尋ねたとしても自分達がどの様な『歯車』なのか、わかっていないのかもしれない。 「こうしていても時間が惜しい。見張りなど気にせず妾達は堂々と乗り込めば良い事じゃ。此度はタイムリミットがあるのを忘れてはならん」 水鏡ににじむ血色のような淡い紅色の瞳を持つ古風な出で立ちをした『伯爵家の桜姫』恋乃本 桜姫 鬼子(BNE001972)はリベリスタ達を促す。 「そうだったな。役員会議に出席のため、救出にかけられる時間が限定されているミッション。燃えるシチュエーションだぜ!」 どこか嬉しそうに、そして楽しげに『酔いどれ獣戦車』ディートリッヒ・ファーレンハイト(BNE002610)は言った。彼にとってはフィクサードとの戦いも、ごくごく大真面目で真剣な『ゲームのクエスト』なのかもしれない。勿論、遊び半分というわけではなく、クエスト達成には全力で努力をするつもりだろう。 「さあさあ、閉じ込められたのは人質かそれとも犯人か。生死を掛けた救出劇デスネ」 楽しそうな辛そうな、拉致された峰村もフィクサードも、そして事件に振り回されるリベリスタ達である自分自身をも揶揄しているのか……『飛常識』歪崎 行方(BNE001422)はとらえどころがない。 「始めるとしようかのぉ」 鬼子は宛然と笑った。 ●正面突破 身を潜めることなく、ふらりと立ち寄った様な様子で別荘のドアへと進む7人のリベリスタ達。すると、呼び鈴を押すまでもなくそのドアが開き、中から2人の若者達が飛び出してきた。皆がちらりと鉅へと視線を向けると小さくうなずく。この2人がナオトとユミで間違いないらしい。 「お前たちの事は、報告書で知っている……一番強かった奴がいないようだが」 後ろ手にアクセス・ファンタズムで回線を開いたまま朱子が言う。その目は開いたままのドアの内部へと向かっている。どうやらここにはナオトとユミ、そして見張りの2人だけで、残る1人は室内にいるようだ。 「来たな、リベリス……あれ? お前は見たことあるな」 「峰村は渡さな……あ! 熱海とそれからでっかい豪邸の前で!」 「名前は……なんだっけ?」 「さぁ? 聞いてなくね?」 問わず語りに内情を暴露した2人の手には既に製造元がよくわからない小振りの銃が握られ、安全装置も解除されている。鉅は小さくため息をつき、口を開く。どうやらこちらが見知っていた様にナオトとユミも鉅の事を覚えていたようだ。 「相変わらずだな。ここに峰村がいると教えてくれてこっちは助かる」 少々うんざりした様子で鉅が言うとフィクサードの若者達はハッとしたように顔を見合わせる。 「あー! 馬鹿ユミのせいだぞ」 「あたしのせいか!? ナオトだって!」 言い合うけれど、その銃口はブレることなくリベリスタ達へと向けられたままだ。 「フィクサードっつても、やってることは相当頭の悪いチンピラっスねぇ。人のこと言えた身じゃないっスけど……」 ごく自然に少女の服装を身に着けたリルが一行の後方から進み出ると、言い合っていたナオトとユミも表情を変え、一瞬で殺伐とした雰囲気が辺りに広がる。 「お前こそ小物臭がぷんぷんするぜっ」 「頭だって良さそうに見えないしぃ」 「言われたくないっスよぉ!」 ナオトとユミ、そしてリルは拳を握り、子供の喧嘩のような言葉の応酬を繰り返す。 「ほほう、そのようにムキになりなりおって。わらわみたいな童女に恐れをなすのかのぉ」 鬼子もことさらナオトとユミの怒りを煽ろうと、あざけるような表情で言葉の調子を巧みに調節する。 「駄目ですよ、皆さん。そんなにいじめてはいけません。彼らは本当に下っ端で今回の誘拐拉致事件がどのような結果をもたらすのか判っていないのかもしれません。聞くだけ無駄かも知れないんです」 貴志は大まじめな表情と態度できっぱりと言う。だが、その『憐憫』のこもった口調と表情は誰の言葉よりも鮮やかなにナオトとユミの心の深部をえぐり、逆上へのスイッチをオンにする。 「止めんなよ、ナオト!」 銃を手に走り出すユミ。その横をナオトが同じく怒りの形相で追い越した。 「止めるか! 行くぞ」 2人のフィクサードが7人のリベリスタ達に正面から攻撃を仕掛ける。 ●表裏一体 その頃、脳の伝達処理を任意に高めより活動しやすい状態にしたラキは別荘の正面から行動する者達からの連絡を受け……だが、すぐには行動しなかった。すでに八咫羽 とこ(BNE000306)は別荘内に侵入している。 「連絡は来たのだろう。何故動かないんだ?」 朱子とのアクセス・ファンタズムでの交信を切断したラキが動かない事にディートリッヒは不審そうな表情を浮かべる。 「そう焦るもんじゃないぜ。向こうがフィクサードを引きつけてくれてからじゃないと人質が危ないからな」 低い声で笑いながらラキが言う。そんな風に砕けた様子で話をしていると、まるで終わらないウィンクをし続けているかのようで、ディートリッヒはどうしていいものか反応に困る。 「今のところ……作戦は……順調」 ぼそぼそとエリス・トワイニング(BNE002382)がハイテレパスで掴んだ別荘の正面での動きを報告する。 「な、なるほど。とにかく人質の身の安全を確保すべきだからな」 別荘に侵入したらすぐに居場所を探しフィクサード達の攻撃から守らなくてはならない。正面では既に戦闘が始まっているのか、声や物音が風に乗って聞こえてくる。それでも、別荘内部に変化はなく静まりかえっていた。明らかな状況の変化はない。裏口もあるにはあるが、施錠されたままで開く様子もない。 「進入経路がないとは……なんとも間抜けな話デスネ」 暗い成層圏の空を映したような瞳に何の感情を浮かべずに行方は言う。正面に向かったフィクサード達の死角ならこの一帯全てであるが、どこからも別荘内部に侵入出来る『路』はない。あとは『路』が開くのを待つか、『路』を勝手に作るかだ。 「……どこにいく?」 待機していたラキが身を低くして動きはじめると、ディートリッヒも同じように身をかがめて小声で問いかける。 「侵入出来る所を探す」 「……しょうがないデスネ」 「わかった」 「……ついて、行く」 最後尾にエリスがつき、ラキを先頭にディートリッヒと行方が続く。一行は正面のフィクサード達に気取られないよう、慎重に別荘の周囲を移動しはじめた。 ●そして夏は終わる 別荘正面では仕掛けてきたフィクサード達をリベリスタ側が迎撃するという形で戦いが始まっていた。 「安心せぇ! ワシの射撃ぃの手はひゃっぱつひゃくちゅうじゃけぇ!」 坂東・仁太(BNE002354)の攻撃は言葉通り、最初から別荘の見張りをしていたフィクサードに命中する。 「何か調子が違うと思えば、配島がいないせいか。道理で、面白みもなければ深みもない、楽しめそうもない仕事になりそうだ。お前さんら2人だけだと、こうも退屈とはな」 「うるさい! 配島さんの名前を出すなっ!」 足下から意思持つ影を立ち上らせた鉅の言葉に、ナオトは容易く挑発され突出する。そこを鉅は気糸を発してナオトの身体を拘束する。じたばたをあがくナオトの頭部にリルが放った黒いオーラが長槍の切っ先の様に鋭く迫る。 「ぐあぁ!」 ナオトの側頭部から血が噴水の様に噴き出していく。フィクサードといえど、その身体にはごく普通に赤い血が流れている。 「どうっスか? ちっとは効いてきやっスか?」 ニヤリと笑うリルの顔にはその時々の境遇を嘆く事なく生き抜いてきた男の強さが仄かに浮かぶ。 「バカナオト!」 窮地の陥ったナオトを助けようとしたのか、掛けようとしたユミの身体を刃と化した風が過ぎる。振り返ったユミの目に映るのは古めかしい姫君の装束をまとった鬼子だった。ふわりと重ねた装束の裾がゆっくりと舞い降りていく。 「諍いばかりしておったに仲間の身を案じるのか? したが、ここでそちに救援させるわけにはいかぬのじゃ」 「ユミさんのお相手は僕が務めましょう」 普段はきっちりと整えられた髪を乱し、貴志が炎をまとった拳で突く。 「邪魔するんじゃないよ!」 接近されたユミは貴志の腕を両足で挟むようにして回転し引き倒すと、躊躇なく手にした銃のトリガーを引く。 「えっと、えーと……誰かを傷つけるなんて良くないと思います!」 倒れた貴志に駆け寄った『おじさま好きな少女』アリステア・ショーゼット(BNE000313)が、今穿たれたばかりの傷を癒す。 「ありがとうござます」 僅かに眉をひそめ痛みを堪えながら貴志は立ち上がる。まだ仲間からの連絡はない。ここで倒されるわけにはいかないのだ。 「これ以上お前たちの好き勝手には……させない。お前たちを倒して、『三尋木』だって潰してやる」 朱子は全身のエネルギーを紅刃剣に集中させ、力のみなぎる武器で動けないナオトを一閃する。 一方、別荘内部でも地味に静かにリベリスタ達が奮闘していた。 「わああぁぁぁ」 「きゃあああ!」 目隠しとヘッドホンを外された峰村と、その峰村の救出途中だったとこが絶叫をあげる。 ギラリと輝く日本刀を振り上げたフィクサードの攻撃……自分が逃げれば峰村が殺されると思ったとこは、峰村に抱きつくようにして敵に背を向け身を以て庇う。 「その刀、降ろさせないぜ!」 ディートリッヒは全身の力を集め強化したグレートソードを振るう。球体と化した力のこもる刃が日本刀を持つフィクサードの身体を薙ぐ。のけぞったフィクサードの後でいきなり気配が鮮明になる。 「後ろの正面だあれ、とはわらべ歌の一節デスガ、アナタの後ろに立ち塞がるは救い無き都市伝説の何かデス、アハハハハ!」 行方は両手の武器に全身の力を込め、苦もなく振り回し攻撃を仕掛けていく。 「峰村椋一さん、助けに来ました。どうか静かに」 唇の前に伸ばした人差し指をあて、ラキは静かにして欲しいという意味のジェスチャーも添える。目隠しを外されていた峰村はコクンとうなずいた。その間もフィクサードと行方&ディートリッヒの戦いは続き、甲高い金属音が室内に響いている。 「……よかったの」 ホッとしたのかへなへなと崩れるとこと峰村にエリスが駆け寄る。 「大丈夫。2人とも、傷……ない。立てる? 走れる?」 「あ、あぁ……大丈夫だ」 状況を飲み込めていない様子の峰村だが、救出しに来てくれたのだということは判っているようだった。 「急ごう……連絡を頼む! 失礼」 「わぁあ」 ラキに抱き抱え上げられた峰村はもう一度情けない悲鳴をあげる。とこが続き、一瞬じっとして『ハイテレパス』で連絡をしたエリスが走る。 「人質さえ無事なら長居は無用だ」 「残念賞デスって、もう要らないデスネ」 続いて敵を倒したディートリッヒと行方は武器を一振りして鞘に納め、つい少し前に破壊し、大穴をあけた外壁の方へと走り出した。 人質は無事に解放され、倒されたフィクサード以外の4人はしおしおと走って撤退していく。最初はカーポートへと向かったのだが、自動車も自転車も全て貴志がパンクさせていて使えなかったのだ。 「くっそー! 人質のこと、すっかり忘れていたぜ!」 「お、覚えてやがれ! 今度は新車買わせてやるからな! 電気自動車だぞ!」 ナオトとユミは捨てぜりふさえ独創性のかけらもなく、頭脳の程度が知れてしまう。 「エコカーとは感心ですね。でも買いません」 即座に拒否する貴志の言葉に遠くから『けちー』と声が響いてくる。頭は残念でも身体能力は優秀なのか、あっと言う間にナオトとユミは木々の向こうに身を隠し追えなくなってしまった。残る2人のフィクサードも大怪我を負いながらも元気そうに走っていく。 「このまま使い潰されるより、アークに来た方がお得っスよ。って、聞こえてないっスかね」 リルはフィクサード達が消えていった木々の向こうへと大きな声で叫んでみる。だが待っても返事は戻ってこない。 「頭は良くないが、逃げ足は早いな……いつもながら」 なんとなく感心した様子で鉅はつぶやく。最後まで配島が出て来なかった事は少し気になるが、フィクサードにも事情があるのだろう。 「なんともしまらない終わり方デスネ」 行方は愛用の武器の柄を残念そうに撫でる。まだまだ武器を振るい足りないのだが、相手をしてくれる敵が逃げてしまっては使う事は出来ない。 「三尋木は武闘派ではない……というが、こういう事……か?」 朱子は複雑そうな顔で言った。フィクサードといえど、いや奔放に生きる者の多いフィクサードだからなのか優秀な人材確保は難しいのかもしれない。 「そういえば、峰村はどうした?」 ディートリッヒは先ほどまで背負っていたラキに問いかける。 「あぁ、峰村はもう役員会議に向かったぜ。頑張ればギリギリ間に合うかもしれないな」 ラキは金色の目を細めて笑う。 「そうか。じゃあ成功だな。うん、よかった」 なんとしても成功させたかったディートリッヒの頬にも笑みが浮かんだ。 「さて……なすべき事も為したゆえ、わらわ達も撤退じゃ」 鬼子は優雅に広げた扇子を翻し、きびすを返した。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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