● 右見ても、左見ても真っ赤であった。 時刻は真昼を少し過ぎた頃のはずなのに、光を通さない煙が周囲を薄暗く飾っていた。 おかしい、先程まで友人や其の家族と花見を楽しんでいたはずなのに。 今に至ってみれば、逃げていた。 ひたすら、逃げていた。 此処まで追いつめられると息が苦しい事も、足が動きたくないと限界を迎えている事も、葉や枝で肌を傷つけても何一つ感じない。 迫ってくるのは何であるかも解らない。 だが、逃げなくてはいけなかった。 逃げなくては、いけなかったのだが……迫ってくる『高温』に振り向いてしまった。 「ぁ、あぁっ、あづい、あづいあづいあづいあづいいいいいい―――ッ!!」 ● 「桜の綺麗な場所だったのですが……山火事が、あってですね……」 『未来日記』牧野 杏理(nBNE000211)は集ったリベリスタ達に資料を手渡していく。 「エリューション、エレメント。識別名『喰炎』が発生して山火事が起きます。 皆さんが到着する頃には、炎は山のあらゆる場所に広がっている事でしょう……。神秘の炎なので、普通の水や消火器材等は役に立たないのです」 此の喰炎を『消す』、『倒す』には核的存在である喰炎を倒すか、山が完全に燃え尽きるまで待つしか無いという。 だが、しかし、燃え尽きるまで待っていれば良いというのなら、リベリスタが六人も集められなくても良いのだ。 「山には花見をしていた一般人が取り残されています。彼等が窒息して死ぬか、焼死する前に助けてあげて欲しいのです。もしエリューションに彼等が殺されてしまえな、アンデット化が予想されるので。 それに……エリューションはエレメントだけでは無く。エレメントに燃やされた熊の親子もエリューション化しているのです。彼等は此の炎の中を自由に動けているみたいなので、少々厄介ですが討伐をお願いします」 一般人の救出と、エリューション退治。2つの事が相成った依頼だが、是非とも頑張って欲しい。 「喰炎の生み出した炎は、リベリスタさん達でも触れればそれなりのダメージが入ります。一般人さんなら骨さえ燃やし尽くしてしまう事でしょう。 ですが、皆さんなら『押し返す』事は可能です。山道ですし、そこらじゅうが燃えていますが、それをヒントに進んでみてください。一般人の居場所は、杏理が予知の際に割り出して置きました」 最後に資料を手渡した直後、杏理は深々と、頭を下げた。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:夕影 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 6人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2014年04月26日(土)23:08 |
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■メイン参加者 6人■ | |||||
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● 「ちと言動ピリピリするかもやけど、堪忍な。……うち、全員助けたいんよ」 そう言って、仲間の先頭を一目散に駆け抜けて行った『ビートキャスター』桜咲・珠緒(BNE002928)。 今は、目の前に広がる炎を、片手で薙ぎ払いつつ前へ進んでいた。 立ち塞がる炎が壁と成り、炎を突っ切れば自身が名も知らぬ誰かの場所へ行く前に燃え尽きてしまうかもしれない。 本来なら迂回、迂回、迂回を選択させるのだが。珠緒は、魔楽器を強く握った。 「関係、あらへん……」 珠緒は、炎の中を最短距離。直線で進むことを選択したのだ。 つまり、身体は燃え上がり、服は焦げていき燃え尽きていく。それでも、それでも――後々、自身事一般人を回復させれば問題なんか無いのだから。 「どいてーどいてーじゃまだよー」 糸で薙ぎ払うは、炎。 『Nameless Raven』害獣谷 羽海(BNE004957)の腕が、右に左にと揺らめけば。其れに踊らされている様にして炎が右に左にと弾けていく。 そうして突き進んでいけば、何ら羽海にダメージも無く。ただ、近くで何もかもが燃えているとやたら喉が渇く。 水を求める喉に冷たい風を送りたいものだが、許されず。頬から汗を流した羽海は。 「はいはい、邪……魔」 ふと、その時であった。目の端の方で揺れ動いた何かが居た。 まさか、とは思ったが。目線の先に飛び込んで来た倒れて動けない人間を見つけた羽海は、其の方向へと向かっていった。 其の正体を見ていたのは『三等兵』閂 ドミノ(BNE004945)だ。直ぐ様、AFの回線を駆け抜けたドミノの声。其れは『双刃飛閃』喜連川 秋火(BNE003597)の、頭に揺れる一対の耳へと吸い込まれた。 「木々に紛れていたから、発見が遅くなったのは謝りますが……」 「ほいほい」 ドミノの言葉に了承をした秋火は、小太刀を後ろに走り出す。 秋火は思う――火熊、か。 火熊は強いのだろうか。剣術家に育てられた此の腕が、火熊に何処まで通用するか。 もしかすれば大して役に立たないまま終わってしまうかもしれない。だが此の手は一般人を、全員を救出するまで耐えてみせると。 震えるのは恐怖? 否、武者震いである。 「時間が、惜しい。邪魔、しないで」 炎を弾き飛ばして進む『空色の飢獣』スォウ・メモロスト(BNE004952)。 「ハハハ、愉快だな」 彼女の後ろを着くようにして、同じく進むのは『ヴァジュランダ』ユーン・ティトル(BNE004965)だ。 二人は共に進み、一般人の場所を目指している訳だが。アグレッシブな程に、息を吹き掛けるようにして目の前の炎を飛ばしていくスォウを見て、ユーンは人では無い子が、ましてや此の世界の子でもない彼女だが、同じリベリスタの女の子よりも逞しく見えていた。 「あ、そっちいった」 「おう」 スォウが飛ばした、燃え盛る木の破片がユーンに飛び込んで来ては其れを槍で薙ぎ払う作業。 もう少し器用にできないか?、と言う事は粉砕者たる彼女には口が裂けても言えないが。其方に飛ばしてすまなかったと、振り返ったスォウがユーンに頭を下げた。 「いい。此処まで来たら好きに楽しもうじゃないか!」 「まっすぐいって、ぶっ飛ばす」 「そ、そうだな」 再び、飛び込んで来た木の破片を、ユーンは槍で払ったのであった――の、だが。 木くずに紛れて、よーーーく見れば笑った人の顔の浮かび上がる炎がユーンに飛び込んで来た。 すかさず、其れをくるりと避けたユーンの髪の先が焦げて独特な臭いが放たれた。そのままUターンして帰って来た炎を、今度はスォウが弾き飛ばして燃え盛る木の幹にぶつかって弾ける。 睨まれているのか、声にも成らぬ声を吐き出す炎。 「本体?」 「そのようだ。一般人より先に、会いたくないものと会ってしまったな」 ● 荒れる息を宥める暇なんて無かった。 珠緒は顔に着いたガスマスクを強引に外して、周囲を見回す。動いている子供が複数人、泣いている子、此方に気づいて走ってくる子。 「助けて、おねがい、助けて」 特に、酸素の無さに痙攣をしている子が多く、其の場は非常に修羅場であった。 黒ずんだ子供の頬に、珠緒の手がなぞった。其の手は少し、怒りに震えていて。 折角マグメイガスからホーリーメイガスに変わったのだ。力を使わずして、何時使うというのだ。 刹那、周囲に響いた聖神の歌声。添えるのは魔楽器が放つ癒しの音色。 全員助けるから待っててな。などと言葉として言う事は無かったのだが、珠緒の心を手に取る様にして解るのか。聖神は何時も以上に治癒の力をサービスしてくれた。 「お姉ちゃん、魔法使いさん?」 「ちゃうで、うちはただの―――」 ――ただの、ビートキャスターや。 羽海は火熊の、重くて早い殴りを身体で受け止めながら後ろを見た。 叫び声に、泣き声。そりゃそうかと、視界が後ろから火熊に移れば、こんなものがいればなと目が細くなっていく。 「……いい事すれば、ほめてもらえるかな」 ぽつりと呟いた羽海の声は、誰に聞いてもらえる訳でも泣く炎に消えたのだが。 噛みついて来た火熊の子供。其れを受け止めるように羽海は攻撃を受けた。此の後ろに行かせてしまい、人の子供が食われてしまうよりかは自身が食われた方がまだマシだ。 引き千切れた腕に力を込め、血が軌跡を描きながら爆発の様に魔力を放出しつつ放った攻撃に火熊の子供がなぎ飛ばされた。 子供が痛い目にあわせられれば、親としては怒る以外には無かったか。大きな火熊二体が立ち上がり、咆哮を上げて羽海を睨む。 また異なる叫び声、咆哮に圧倒された一般人のそれ。 だが悠長に聞いている暇は無かった。再び飛んできた爪ありきのパンチだ―――体力が削れていて視界が歪む羽海は、奥歯を噛んで衝撃を待つのだが。 「何、してん……だぁぁぁあああ!!」 羽海から見て右側。火熊から見て左から弾丸の如く突っ込んで来た秋火の小太刀が火熊の腕を切り取った。 今度は痛みに怯んだ火熊の叫び声が周囲の葉と炎を揺らす。 切り取った腕を何処かしらに投げた秋火は羽海の身体を抱えて後方へと下がった。 「大丈夫かぁ?」 「うみは、問題ない」 「問題無い奴はふらふらしない、あとは任せて羽海は――」 秋火は後方の一般人を見た。刹那、速度のギアを全開に。 土が削れて捲り上がる程の力で地面を蹴った秋火は、涎を盛大に垂らして向かって来る親熊のもう一体へと飛び込んだ。 燃え上がる火熊の爪が秋火の顔面半分を抉り、血が噴き出したとしても秋火は止まらない。小太刀を抜刀、伸ばされた腕に突き刺し、分厚い皮をも切り裂き熊の胸まで一気に断つ。 「こいつらをひきつけてる間に他の皆がなんとか喰炎の奴を仕留めてくれれば……」 そう、思うのだが。秋火が抑えられるのは精々一体が限度。もう二体の熊は秋火の横を、無情にも通過していく。 同じ場に居合わせ羽海もパワードデュエルで対応するも一体が止められない。 ドミノの呼びかけに答えられる班は、今別所の一般人対応と、炎の本体対応で向かう事はできなかった。秋火と、羽海の顔が苦虫を噛み潰したように歪む。 そして、叫び声は上がった。 ゆらゆらと、ドミノの足に体重を預けた子供がいた。顔色は悪かった、噴き出す汗が水分不足を助長させていた。 持ってきて良かった、ペットボトルの水。AFに仕舞っていなければ、今ごろこの水はお湯になっていたはずだ。 「もう少しで此処を抜けられます! がんばって!」 「……ぅん」 気の力を送り込んで、癒しとして。ドミノは少年の身体を抱えた。 足下の不自由さが一般人の体力を更に持って行っていた。ドミノは彼等を気遣いつつ、だが、容赦無く上から焦げた木々が落ちてきたのだ。落下地点には、娘の手を引く母親が居た。 「……っ!!」 足に力を込め、ドミノは身体を撥ね飛ばすように宙に舞った。 漆黒の刀も、今は赤黒く刃を照らす。それを抜刀した彼女は紅蓮の木片を真っ二つに叩き割りつつ吹き飛ばしたのであった。危なかった――動悸の激しい胸を抑えてから納刀し、ドミノは振り返る。 娘を抱きしめて護っていた母親の肩に、ドミノは手を置いた。 大丈夫、もう少しで抜けられます。 そう、一言を残して。 ● 此方はA班。一般人を退避させながらの、本体との戦闘である。いわば殿、いわば覚悟の居残り。 「燃やさせないよ、私が、いる限り」 本体の身体から火の粉が舞った。 スォウは其れを払う様にしてアックスの刃を、本体の身体に滑らせていく。成程、回避が高いのは伊達では無いのか。ブレた炎、攻撃が効いているのかイマイチ読み取るのが難しい。 次の瞬間、耳の鼓膜が破けると思えるばかりの轟音が響く。振り返ったスォウは一般人が殺されていない事を確認すると、少しだけ安堵した。 「いてぇし熱いし……けど、此の後に飲む酒はうめぇだろうなぁ」 爆発したのはユーンの身体であるのだが。発生した黒煙の中から銀髪を靡かせて、両手の槍の片方を怒り任せに本体へと投げる。本体の顔の、丁度口の中に吸い込まれた槍は本体ごと木に刺さっては静止した。 だが、炎である本体は槍をすり抜けたのだ。エリューションであろうとも、其れは炎であり熱さを持つ。高温に成った槍に触れればユーンの掌の皮が、ジュと溶けた。 「仲間は、まだ到着しないだろう」 「あっちはあっちで忙しいだろうからな、期待はできん」 「なら、やるしかない」 「奇遇だ。同じことを考えていた」 今、スォウとユーンは丁度本体の前面と背面に、挟むようにして立っていた。 逃がさない事と、此の場から動かさない事の現れであろう。懸念であった火熊も、三体とも違う場所で仲間が対応いるならば一般人は其の侭帰してしまっても炎を覗けば不安要素は少ない。 ユーンの、咥え煙草に火が点いた。劫火零式、彼の眼前で爆発が起きたのは狙ったからか。 その時にスォウは走り出していた。身体に似合わず、巨大な斧を円を描くように振り回して本体を切り裂く。 再びブレた、其の炎。 後ろから、木から槍を抜き出したユーンが、斧が通過したばかりの本体を上から下に叩き落して其の場が燃える。 周囲の温度が、また何度か上昇したように思えた。怒っているのか、炎の本体は火力を上げてスォウへと飛び込む。其の先に行きたいのだろう、だってスォウの背には一般人が。 「行かせない」 「行かせる訳が、無いな」 本体を素手で受け止めたスォウの両腕が燃え上がる。受け止めたこの一瞬、ユーンは再び槍で突こうと踏み出す。だが、討伐したいと急ぐ心とは裏腹に、スォウも、ユーンも、身体が限界であると叫んでいた。 その、ほぼ同時であった。 「負けたら、あかんよ!」 高音の、少女の声。刹那、吹きわたる伊吹は聖神のそれ。 魔楽器を鳴らした珠緒が炎を身体中に纏わせながら立っていた。一般人を助けた彼女は、再び回復を行い適度に体力を保ちつつ炎の中を一直線に走って来たのだ。特殊機動は伊達では無いか、其の場にいるどのリベリスタよりも早く彼女は移動を行う事ができる。 「だから言っとるやん……『全員』助けたい、って!」 其の全員の中には勿論の事。仲間の事も入っているのだ。 見捨てられないからこそ走って来た。助けたいからこそ、この地獄に戻って来た。吹奏楽で鍛えた足を荒々しく行使するのは難も無く。吹奏楽って足使うんだ……。 力を取り戻したスォウとユーンの瞳が同じ敵を映して、赤く輝いた。 地面を蹴り、木を蹴り、舞ったユーンが上から本体を串刺し地面に縫い止めた。勿論抜けられてしまう、そんな事は解っていた。だがその、炎が槍から抜けようとした、『移動』をしたたった一瞬をスォウは見逃さない。 「これで、終わり」 縫い止めた炎がぬるりと移動する先を、戦闘指揮を持った珠緒が指示を出し。スォウの斧が、炎を真っ二つに切り裂いたのであった。 ドミノの千里眼が、本体を倒した事を知り。 秋火や羽海が、風に揺られて消えた火が見えた事で本体を倒された事に気づく事ができた。 其の、火熊の対応はまだ続く。 かれこれ、此の班の一般人はまだ退避を終えていないのだが、一般人への被害もまだ出ていないのであった。 確かに先程、ブロックに対応できる人数はリベリスタの方が少ないのだが、羽海がパワードデュエルでは無くインパクトボールを放つ事によって敵を後退させて一般人に近づけさせなかったのである。 秋火の胸が、火熊の爪に抉られた。服が破れ、露出したまだ熟れていない胸の上部が赤く染まり、それでも尚火熊に攻撃せんと小太刀を離さない。 「いい加減に、しろよ」 秋火が再び大きく地面を蹴った。回り込んだ、火熊の後方。 半円を描くようにして身体を捻らせた彼女の、持っていた小太刀の刃が立ち上がっていた火熊の首を切り離す。ぽーんと、飛んだ頭部から血が噴き出し、その雨が秋火に降りかかるのは次の不運を予見させていたからか。 まだあと二体いるのだ。 仲間が殺された事によって怒った熊の、牙が秋火の喉を狙った。 食い千切られたそこ、遂に小太刀を落してしまった秋火。そこでやっとドミノが到着する。 「あとは、ここだけです」 そう、あとは此処だけなのだ。 「頑張りましょう!」 「うみもがんばる」 三等兵と呼ばれていた頃は、こんな人助けなんてできていただろうか。ドミノが走り出した先、其の走った勢いと一緒に火熊の胸をどついて後方へと押しやる。 羽海とドミノが並び、奥には一般人が。此の先には行かせられない、つまり、此処が境界線。 他の仲間は上手くやったのだ。ならば此処で下手をしてしまえば他に申し訳無い。 炎の山に行く前、チリチリと闘志を燃やしていた珠緒に「一般人を助けられなかった」と報告すれば、きっとあの魔楽器で叩かれるかもしれない。 存在感のある緊張感が周囲に走った。 ドミノの頭の中で、敵を倒しながら秋火を此方に持ってくる計算と作戦が瞬時に行われていた。 「羽海殿は子熊を方を、此方は親を抑えます」 「わかった」 「では行きま――ぶっ」 「シリアスなところで転んで色々ぶち壊したね」 「すいまひぇん……いたた」 「もういっかいやる?」 「そうします」 という訳でもう一回。 ――存在感のある緊張感が周囲に走った。ドミノの頭の中で、敵を倒しながら秋火を此方に持ってくる計算と作戦が瞬時に行われていた。 「羽海殿は子熊を方を、此方は親を抑えます」 「わかった」 「では行きま――」 「おいおい、仲間外れはよくないな」 「大丈夫? 助けに来たよ」 「今すぐ回復するから、待っててな!」 TAKE2したら、仲間が合流した。 顔を両手で覆ったドミノ。 「もういっかいやる?」 「もういいです!」 にへらと笑った羽海が前へと出れば、仲間も合わせて敵を取り囲む。 「――頑張って」 そう、羽海の耳に声が聞こえた。振り返れば、一般人の少年が手を振っていた。 「……」 何も語らず、リベリスタ達は火熊を集中攻撃の波へと誘う。そうする事が、彼等への返答になるはずであったから――。 後日。 槍や、刀。武器に似せた形をした新聞紙を持って、熊退治ごっこをする元気な子供らの姿が公園にあったという。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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