● 「ぶっちゃけ、そうなったら討伐でもいいと思うんですけど。せっかくですし、新春に行われる実業団駅伝に出てみませんか?」 リベリスタたちを前にして、「ただし、剣林ロジスティクスの陸上部員としてですが」と『まだまだ修行中』佐田 健一(nBNE000270)はさらりと言ってのけた。 剣林ロジスティクスの陸上部とは。 貫田正嗣という一人のフィクサードが3年前に組織内に立ち上げた部で、数は少ないものの部員たちは全員走ることを純粋に楽しでいた。 いた、と過去形なのは今朝未明、他のフィクサード組織との抗争によりほとんどの部員が死亡したからだ。 これが出場が決まっていた実業団駅伝当日のことであり、このままでは剣林ロジスティクス陸上部はレースを棄権せざるを得ない。 「実業団駅伝には3年前からでていたようですね。少しずつですが順位を上げてきています。昨年は19位。今年は15位圏内を狙えそうでした。あ、みたらし団子、食べてくださいね」 朝飯前にみたらし団子はないだろう、とう突っ込みは無視して、健一は言葉を継ぐ。 「部のエース・貫田正嗣のほか無事だったのは、貫田の舎弟である高良義美ただひとりです。補欠の彼を急遽出場させてもあと5人足りません。現場には覚醒能力を使用すると激痛を起こす“たすき”型アーティファクトを作成した六道のフィクサードがいますが、彼らを巻き込んでもメンバーはそろいません」 つまり、このままではレース棄権で自棄を起こしたフィクサードが暴れまわり、一般人に被害がでる……かもしれなかった。 ここで話が最初に戻る。 「ぶっちゃけ、そうなったら討伐でもいいと思うんですけど。せっかくですし、新春に行われる実業団駅伝に出てみませんか?」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:そうすけ | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 6人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2014年01月12日(日)22:59 |
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■メイン参加者 4人■ | |||||
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■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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