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死へと誘う者


 暗い路地の中。会社帰りのサラリーマンがそこを歩いていた。そして、彼は見る。自分の目の前に浮遊しているモノを。
「なんだ……あれは……」
 彼の目の前に浮遊しているのは、ゆらゆらと揺れる紫色の炎だった。それは徐々に形を変えていって、ついには、口が裂けた悪魔のような形になった。その悪魔のようなモノはサラリーマンに襲いかかった。
「た、助けてぇぇぇぇ!」
 男の声が路地に木霊する。しかし、誰も助けなど来ない。来るはずもない。
そして、男は必死にその悪魔から逃げようとする。息が切れるまで走ったら、悪魔は追ってこなくなった。彼は一安心して、再び後ろを振り返る。すると、そこには――死神がいた。
黒いマントに身を包み、大きな鎌を手に持ち、顔は骸骨。まさしく、男が頭のなかで思い描いているような死神だった。
「あ……」
男は茫然としたまま、動くことすらできなかった。そして、声をあげることすら叶わず、死神の大きな鎌が男の首を刎ねた。


「任務です。ブリーフィングを始めますので、各自よく聞いてください」
 『運命オペレーター』天原 和泉(nBNE000024)が落ち着いた口調で言った。
「状況を説明します。E・フォースが出現した模様。リベリスタ各位にこのエリューションの討伐命令が下りています」
 和泉はそう言うと、リベリスタに任務に関する資料を配った。
「今回の任務に関する資料です。各自目を通して下さい。どうやら、最近とある路地で怪奇現象が発生しているようです。まあ、そこが目標がいるとされる場所なのですが……住民によれば、そこで死神を見た、という証言などがあります」
 死神なんてぞっとしないな、とリベリスタは思った。
「ここの路地は都市伝説のスポットになりつつあるようです……しかしそこはE・フォースの魔窟。一般人をこれ以上その場所に近づけることは許されません。現に、その路地を通りかかったうちの数名が行方不明となっています」
 彼女は資料をめくりながら続ける。
「目撃場所はとある路地。エリューションは死神型と悪魔型がいる模様。これ以上被害を増やさないためにも迅速な対応が求められます」
 そして、彼女は毎度のように資料を閉じ、言った。
「最終確認です。今回の目標はE・フォースの殲滅。死神型のフェーズは2、悪魔型のフェーズは1と推定。みなさんの健闘を祈ります」




■シナリオの詳細■
■ストーリーテラー:河道 秒  
■難易度:NORMAL ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ
■参加人数制限: 8人 ■サポーター参加人数制限: 0人 ■シナリオ終了日時
 2013年12月25日(水)22:46
どうも、河道 秒です。
 今回はE・フォースのミッションですね。

●成功条件

E・フォースの殲滅。

●場所情報

町の中の小さい路地。

時刻は夜。街のビルとビルの間にある路地です。都市伝説のスポットとして有名になりつつあるので、一般人が近づく可能性があります。

●E・フォース
・死神型

文字通り死神の形をしたエリューションです。武器は大鎌です。体長は二メートルほど。死へと誘う者としての役割を果たすという衝動だけで動いています。
フェーズは2。
死神狩り【物理】(近:範囲)……大きな鎌で敵の身体を狩ります。
鎖鎌モード【物理】(遠:単体)……鎌を鎖で飛ばして相手にダメージを与えます。

・悪魔型

悪魔の形をしたエリューション。鋭い爪で相手を切りつけます。数は八体。

参加NPC
 


■メイン参加者 8人■
ハイジーニアスソードミラージュ
須賀 義衛郎(BNE000465)
ハイジーニアス覇界闘士
祭雅・疾風(BNE001656)
ノワールオルールマグメイガス
セレア・アレイン(BNE003170)
メタルイヴダークナイト
★MVP
黄桜 魅零(BNE003845)
ヴァンパイアダークナイト
七海 紫月(BNE004712)
ジーニアスナイトクリーク
常盤・青(BNE004763)
フュリエソードミラージュ
フィティ・フローリー(BNE004826)
フライエンジェインヤンマスター
赤 ぐるぐ(BNE004845)


 暗い路地を前に、リベリスタは立っていた。
「死神とか怖くてどうしようもないから助けて欲しいわねー……」
 そう軽口を叩いたのは『魔性の腐女子』セレア・アレイン(BNE003170)だ。しかし、言葉とは裏腹に怖がっている様子は全くとしてない。さすが『ごく普通のか弱い吸血鬼』を自称するだけのことはあるようだ。
「でも死神って魅惑的な響きだよね。特に死へと誘うものっていうのがなんともいえない……」
 恍惚とした表情で言ったのは『骸』黄桜 魅零(BNE003845)だ。彼女の死に対する考えはどうやら独特なもののようだった。
「死神、悪魔……すごくわかりやすい典型的なエリューションだね。まあ、そういうのって怪談の定番でもあるから、興味本位で近づいてしまう人は少なくはないんだろうね」
 柔らかな声で語るのは、『ロストワン』常盤・青(BNE004763)。しかし、彼の目はいつものように、どこをみているのか、誰にも分からなかった。
 そんな彼の呟きに反応したのは『聖闇の堕天使』七海 紫月(BNE004712)だった。
「おほほほ。死神、悪魔大変よろしいですわ。わたくしも堕天使を名乗る者……どちらがより深淵に近いものか、証明してみせますわ」
 高笑いをしながら言う彼女に、『赤子』赤 ぐるぐ(BNE004845)が言う。
「でも死神とは言うけど、見ただけなら大きい鎌を持った骸骨なんだよな」
「だが、好奇心で近寄る一般人もいるんだ。放置すれば噂が噂を呼んで、被害者も比例して増えていくだろう……だからここで終わらせるんだ」
 『Brave Hero』祭雅・疾風(BNE001656)が戦闘の準備をしながら言った。
「でもまあ、死神っていうのはこれから死ぬ人の前に現れて命を狩っていくもんなんだよね……おかしな話だ。死神っていうよりは虐殺者だ」
 フィティ・フローリー(BNE004826)が凛とした様子で言う。その言葉に『ファントムアップリカート』須賀 義衛郎(BNE000465)がそうだな、と反応した。
「でも死の間際に自分がどうなるのか……それが誰にも判らないから死は恐れられるんだ。けど、死神なんて都市伝説程度のもので終わらせてしまうに限るよ」
 そして、リベリスタ全員の戦闘準備が整ったところで、
「んじゃ、サクッっと陣地作成でもしちゃいますよ」
 セレアが秘技を発動し、陣地を展開した。すべての風景は止まっている。これで街が破壊されることもなく、また一般人が入ることもなくなった。
「それじゃいこうぜ。場所は割れてるんだ。あとは……簡単だ」
 義衛郎が目つきを変えながら言った。リベリスタたちは、暗闇が永遠と広がる路地へと向かった――。


 暗い路地の中に入る。その空間は非常に異質なものだった。そこにいるだけで不快に感じるような空間。
「なんかジメジメしてるね……」
 フィティが不快そうな表情で言う。その次の瞬間、暗闇の中から悪魔たちが出現した。
「きた……この感じ。敵に違いないよ」
 ぐるぐが小さな声で呟き、瞬時に防御結界をリベリスタたちの周りに展開した。
「さぁ、行きますわよ」
 紫月はそう言いつつ、全身から漆黒の闇を生み出した。その闇は彼女を覆い、無数、そして無形の武器に変化した。そして禍々しい黒光を帯びた剣で悪魔たちに向かっていく。
 素早く、華麗に動いていく。
「いひひひ! さあ私に感じさせてよ……スリル満点のエクスタシーを!」
 狂ったように笑い、魅零は駆ける。彼女の身体には紫色の紋様が現れている。その紋様は、不滅の概念。暗黒の死霊術を完全に制御し、無限の再生能力を与えるものの証。
 大振りの太刀を構えながら、紫月のあとを追う。
「切り刻んで差し上げますわ」
 紫月は黒く輝く剣を悪魔に向かって振り下ろす。その攻撃は、悪魔を翻弄する。ここは暗闇。暗闇は彼女の味方なのだ。悪魔程度の存在に負けるわけなどない。
 宣告通り、悪魔を切り刻んでいく。悪魔は抵抗することさえままならない。
「奈落の底へ逝ってきなさい!」
 魅零は己の生命力を暗黒の瘴気に変換し、周りの敵にそれを振り撒く。そして、ひるんだところに大太刀での一撃を浴びせる。悪魔を脳天から切り裂いていく。しかし、彼女の表情はあまり楽しそうではなかった。
 スリルと感じていない、ということなのだろう。彼女にとって、この程度の敵を駆逐することは造作もないのだ。
「死を誘う思念……今ここで断ち切る! 行くぞ、変身ッ!」
 疾風が幻想纏いを起動し、装備した。そして足に気を集中させ、まるで地面を縮めているかのような無駄のない動きで、敵との距離を詰めていく。
 悪魔の攻撃を最低限の動きだけで回避し、そこから羅刹のような闘気を纏い、連続で拳を相手に向かってめり込ませていく。重い一撃。目にも止まらぬ連撃。その攻撃は繰り返され、相手の命を徐々に削る。
 攻撃を受けていない悪魔が、攻撃中の疾風に向かって襲いかかろうという、その刹那。
「やらせはしない……」
 密かに悪魔の背後に近寄っていた青が軽やかにステップを踏み、悪魔を切り裂く。もっともダメージを与えられる部分を的確に大鎌で切り刻む。その姿はまるで――死神のようだった。
「っと……どうやらお迎えが来たようだぜ」
 義衛郎が悪魔を蹴り飛ばしながら言った。彼は死神型の襲来に即座に気づき、いち早く死神型に走っていった。しかし、死神の鎌が狙ったのは義衛郎ではなく、ぐるぐだった。
 死神の鎌が鎖によって勢いよく射出され、ぐるぐへと向かっていく。しかし――。
「危ねぇ!」
 全身の反応速度を高めた義衛郎が、ぐるぐに鎌が当たる寸前に割り込み、鎌を弾いたのだ。
「ありがとう、義衛郎」
「何、気にするな……さて、ここからが本番だぜ」
 死へと誘う者は大きく手を広げた。まるで、迎えに来たとでも言うように――。


「せぁっ!」
 フィティは跳躍する。まず真上から悪魔型のE・フォースを突き刺し、その後すぐに槍を引き抜き、悪魔型を壁へと蹴り飛ばす。そのあとすぐに近くの壁を蹴り、蹴り飛ばした悪魔に向かって追撃を加えていく。
 多角的な攻撃に、悪魔は翻弄されている。
「死神型が出てきたみたいだね……こちらもさっさと終わらせよう」
 自らの身体能力のギアを上げ、攻撃のテンポを加速させていく。そして彼女のスピードが限界まで達した時、悪魔が消え失せた。
「はぁっ、はぁっ……! よし、行こう……」
 フィティは壁を蹴り、死神型のもとへと向かっていった。

 悪魔を切り裂きながら、紫月が言う。
「死神型が出てきたようですわ! 早くわたくしたちも義衛郎様たちに加勢しなければ……」
「そうよねぇ……こいつらじゃ全然魅零には響かない」
「そういうことならあたしに任せなさーい!」
 二人の後ろからセレアが声をかける。
「まったく、あたしらを襲うのは別にかまわないけど、よそ様にご迷惑をおかけするのはナシでお願いしたいものね」
 紫月と魅零はセレアが何をしようとしているのかを察したのか、彼女の射線上から飛び退いた。セレアの身体から血液が出て、それが黒い鎖となって彼女を取り囲んだ。
 その鎖は濁流のような勢いで悪魔に向かっていき、
「沈みなさい……」
 黒い鎖は悪魔たちを地の底へと呑み込んでいった。
「悪魔型は全て片付いたようだね。死神のところへ急ごう」
 青がそう言うと、リベリスタたちは死神型のところへ急ぐのだった。


 金属音同士が打ち合う音が鳴り響く。死神型の前には義衛郎とフィティがいた。だが、二人とも息が上がっている。さすがの二人でも厳しいようだ。
「チィッ!」
 義衛郎の幻影が死神のもとへ駆けるが、それはいとも容易く死神の鎌に消されてしまう。フィティがその攻撃の硬直を狙って、真上から奇襲をかけるが、躱されてしまう。
 義衛郎は集中し、技の精度を上げようとする。
「汝、集中するんだ。少しくらいなら時間を稼げるよ!」
 ぐるぐが低空を舞いながら、符術で式神の鴉を作り出し、死神に向かって射出していた。しかし、死神が鎌を勢いよく射出する。
「やらせないッ……」
 フィティが割り込み、全力をもって死神の鎌を弾いた。
「ここは私が……」
「いいや。ボクたちが引き受けよう」
 そう言ったのは、青だった。悪魔型を討伐し終えたリベリスタたちが合流したのだ。
「どんな痛みを下さるのかしら? そしてどんな痛みを刻んで差し上げましょうか……今までのぶん、たっぷりお返しさせていただきますわ!」
 紫月が死神に向かって一直線に駆けていく。黒く輝いた剣と、死神の鎌とがぶつかり合い、火花を散らした。そして、その火花を散らした瞬間には、すでに死神の足元には疾風がいた。
 異常なまでの速度。その速度を保ちながらも、彼は雷撃を纏っていた。そして、そのままその速度と雷撃を全力で死神にぶつける。連続で死神をつかみ、地面へと叩きつける。
「お前さんたち……助かるぜ」
 義衛郎がそう呟き、一気に間合いを詰めた。幻惑の武技はその名のとおり、幻影を生み出す。生み出された幻影は実体を得て、死神の動きを翻弄する。そして鋭い一撃を与えて、消え去っていく。
 追撃に義衛郎は死神の腕の部分を斬りつけた。
「私は骸。死の象徴。それは貴方のようなものに与えるもの……だから貴方みたいな無差別な死は気に入らない。覚悟して! 人間舐めてンじゃないわよ!」
 紫色の紋様を表した魅零が死神のもとへ一気に詰め寄る。手にした太刀にこの世の全ての呪いを帯びさせて、目の前にいる敵を奈落の底へ叩き落とすために。彼女はその剣を振り下ろした。
「キャハハハ!」
 汚い笑い声を発しながら、彼女は死神の腕を斬り裂いた。
「死神を狩る死神、というのも悪くはないかな……」
 青が死神の背後から忍び寄る。鎌を持ちながら死神の背後に忍び寄るその姿は、まさに死神を狩る死神と呼ぶにふさわしい姿であった。そして、直死の大鎌からさメートルほどの黒いオーラが出現した。
 そのオーラは死神の頭部めがけていった。死神はギリギリのところで即死は免れたものの、頭を隠すフードが破け、よろけてしまった。
「刈り取る……!」
 よろけたところを青が見逃すはずもなく、彼は死神に向かって鎌を大きく振る。それと同時に、死神も鎌を振った。鎌と鎌が火花を散らす。
 死神と死神。
 命を刈り取るもの同士の鍔迫り合い。
「せぁっ!」
 飛び込んできたのは義衛郎だ。死神を幻惑の武技で斬りつけ、青との距離を離させた。そして義衛郎は再び身体の反応速度を高め、敵を見据える。
「斬った感覚を以て、己が正義に非ざるを糾す為に……」
 義衛郎は意を決するように、そう呟いた。その次の瞬間には、彼の姿はそこにはなかった。分身をしているかのような速力は、リベリスタでさえ捉えるのは難しかった。死神のもとへと一瞬で近づき、斬りつける。
 斬撃は一度ではなかった。幾度もその重く鋭い斬撃は死神に加えられる。
「そっちだけじゃない!」
 疾風が加勢に入った。圧倒的な速力を維持しつつ、雷撃をまとっている。そしてそのまま雷撃を纏わせた拳で死神の腹に連続で攻撃を仕掛けていく。武道の達人たる彼の攻撃は重く響いている。
 打撃だけではなく、SVアームブレードによる斬撃も交えながら怒涛の攻撃を続ける。
「さぁて……おしおきの時間だわ」
 セレアは碧の本を開きながら言う。魔法陣が展開され、そこから一条の雷が放たれる。その雷は拡散し、激しく荒れ狂い、死神を貫いた。だが、その雷はひとつだけではなかった。続けて魔法陣が展開され、次々に雷が放たれる。
 放たれた雷は正確に死神を貫いていく。
「まったく、ちょっとは場所を考えなさいっての」
 死神がその攻撃に耐えかね、後ろを振り向いた。しかしそこには既に、疾風が立っていた。
「抗う力さえもない人々を死に誘うなんて……許さない……! 逃がすものか!」 
 疾風は羅刹の如き闘気を身に纏い、間合いを詰める。そこからは、疾風の圧倒的な力を見せつけるだけだった。無双、と形容されるような、連続で放たれる拳が次々と死神に放たれたのだ。
 死神の最後の抵抗とでも言うべき攻撃が疾風に向かって放たれるが、その攻撃も当たることはなかった。疾風が鎌を弾き、壁へとめり込ませたからだ。
 そして、疾風が最後の一撃を加えたとき、死神の姿は消えてなくなった。
「はぁっ、はぁっ……! 終わったぞ……」
「死神が死ぬときにも、死神は来るのかね」
 ぐるぐが怪訝な顔をしながら言った。そして、セレアが笑いながら、
「死神じゃなくて、怖いお兄さんやお姉さんが来ちゃったけどね」
「でも、死神は確かにここにいたんだ。存在していて、楽しいか楽しくなかったかは分からなかったけど……とにかく、ボクはあの死神に折り紙でも折るよ」
 ぐるぐは小さな暗い路地に、一つの折り紙を置いた。
「さて、アフターケアまでがお仕事だ! 魅零、ちょっと行ってくるね!」
 彼女はそう言うと、街の中心部に向かって駆け出した。


 魅零は街の中心部の高い部分に立ち、人を引き寄せる。人々の注目が魅零だけに集まる。
「皆さーん、街を騒がせている路地裏の死神ですが、どうやら犯人は捕まったみたいです!もうあの路地裏に怖いものはいませんよ、変な噂も今日で終わり!」
 人々は感嘆の声を漏らす。所々から拍手も聞こえる。
 いひひ、と笑いながら魅零は守るべき者たちを見たのだった。きっと、彼女たちがいる限り、平和が破られることはないだろう――。

 

■シナリオ結果■
成功
■あとがき■
 どうも、河道 秒です。お疲れ様でした。そしてシナリオに参加していただいた皆様、ありがとうございました。

 死神狩りは見事に遂行されました。これで、都市伝説の噂もなくなり、被害がこれ以上増えることはないでしょう。そして、細かいところまで気を遣ってくださったあなたにはMVPを。

 重ね重ねではありますが、今回のこのシナリオにご参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。
 では、またの機会にお会いいたしましょう。