●第2回 どんどんどんぱふぱふぱふ! 待ちに待った第2回タッグトーナメント! 「またまたボクが届けするゾ! (カンペを取り出し)えっと……今回もLV毎の3ブモン。 好きな相手とタッグも組めるらしいぞっ! あ、あと前回と大会キヤクが一部変わったみたいだからちゃんと チェックしとけってエライ人がいってたゾ」 じゃぁボクは準備があるからこの辺でオサバラするのだー! ⇒チーム&対戦表の抽選結果はこちら! |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:ちょころっぷ | ||||
■難易度:VERY EASY | ■ イベントシナリオ | |||
■参加人数制限: なし | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2014年01月07日(火)00:31 |
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●第二カテゴリー タッグトーナメントも2回目となれば、その戦略性は増す。そして、見知った誰かと背中を預け合うことが可能となった今回は尚の事激戦が予想されていた。 そんな中、此処、第二カテゴリーの争いは人数こそ少ないものの、その戦いぶりはどれも武道館を奮い立たせるに相応しいものであった。 ほんの少しの偶然が勝敗を分けるこの場所で、偶然を必然に変えるのは磨き上げたその腕のみ。 勝利と言う名の栄光は誰の手に収まる事となったのだろうか。 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 1回戦第1試合 ○佐倉 吹雪(BNE003319) 前衛 名前記入無しイエローカード ○臼間井 美月(BNE001362) 後衛 ×アナスタシア・カシミィル(BNE000102) 前衛 ×羽柴 双葉(BNE003837) 後衛 名前記入無しイエローカード ⇒勝負の詳細はこちら 1回戦第2試合 ×閑古鳥 比翼子(BNE000587) 前衛 ×マリル・フロート(BNE001309) 後衛 ○坂本 ミカサ(BNE000314) 前衛 名前記入無しイエローカード ○テテロ ミミルノ(BNE003881) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 1回戦第3試合 ○アルトリア・ロード・バルトロメイ(BNE003425) 前衛 ○エフェメラ・ノイン (BNE004345) 後衛 ×阿久津 甚内(BNE003567) 前衛 ×クリス・キャンベル(BNE004747) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 引き分け ⇒勝負の詳細はこちら 大会規定により残人数の多いチームの勝利 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 2回戦第1試合 ×-鋼・剛毅(BNE003594) 前衛 名前記入無しイエローカード ×-毛瀬・小五郎(BNE003953) 後衛 ○-双樹 沙羅(BNE004205) 前衛 ○-鹿毛・E・ロウ(BNE004035) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 2回戦第2試合 ○-雪城 紗夜(BNE001622) 前衛 ○-鴻上 聖(BNE004512) 後衛 ×-日下禰・真名(BNE000050) 前衛 ×-宮代・久嶺(BNE002940) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 2回戦第3試合 ○-プリムローズ・タイラー・大御堂(BNE004662) 前衛 ○-丸田 富江(BNE004309) 後衛 ×○佐倉 吹雪(BNE003319) 前衛 名前記入無しイエローカード ×○臼間井 美月(BNE001362) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 引き分け ⇒勝負の詳細はこちら 大会規定によりHPの減割合が少ないチームの勝利 2回戦第4試合 ×-衛守 凪沙(BNE001545) 前衛 名前記入無しイエローカード ×-ルクレツィア・クリベリ(BNE004744) 後衛 ○-ジース・ホワイト(BNE002417) 前衛 ○-中山 真咲(BNE004687) 前衛 ⇒勝負の詳細はこちら 2回戦第5試合 ×-常盤・青(BNE004763) 前衛 ×-メイ・リィ・ルゥ(BNE003539) 後衛 ○-桃村 雪佳(BNE004233) 前衛 ○-雛宮 ひより(BNE004270) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 2回戦第6試合 ○○坂本 ミカサ(BNE000314) 前衛 名前記入無しイエローカード ○○テテロ ミミルノ(BNE003881) 後衛 ×-風芽丘・六花(BNE000027) 前衛 ×-セッツァー・D・ハリーハウゼン(BNE002276) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 2回戦第7試合 ×-リオン・リーベン(BNE003779) 前衛 ×-春日部・宗二郎 (BNE004462) 後衛 ○○アルトリア・ロード・バルトロメイ(BNE003425) 前衛 ○○エフェメラ・ノイン (BNE004345) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 2回戦第8試合 ○-虎 牙緑(BNE002333) 前衛 ○-アーデルハイト・フォン・シュピーゲル(BNE000497) 後衛 ×-テテロ ミミミルノ(BNE004222) 前衛 ×-ドッペルガオーミミミルノ(BNE004222) 前衛 ⇒勝負の詳細はこちら 大会規定により後衛チームは前衛へ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 準々決勝第1試合 ○○-双樹 沙羅(BNE004205) 前衛 ○○-鹿毛・E・ロウ(BNE004035) 後衛 ×○-雪城 紗夜(BNE001622) 前衛 ×○-鴻上 聖(BNE004512) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 準々決勝第2試合 ×○-プリムローズ・タイラー・大御堂(BNE004662) 前衛 ×○-丸田 富江(BNE004309) 後衛 ○○-ジース・ホワイト(BNE002417) 前衛 ○○-中山 真咲(BNE004687) 前衛 ⇒勝負の詳細はこちら 引き分け ⇒勝負の詳細はこちら 準々決勝第3試合 ○○-桃村 雪佳(BNE004233) 前衛 ○○-雛宮 ひより(BNE004270) 後衛 ×○○坂本 ミカサ(BNE000314) 前衛 名前記入無しイエローカード ×○○テテロ ミミルノ(BNE003881) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 準々決勝第4試合 ×○○アルトリア・ロード・バルトロメイ(BNE003425) 前衛 ×○○エフェメラ・ノイン(BNE004345) 後衛 ○○-虎 牙緑(BNE002333) 前衛 ○○-アーデルハイト・フォン・シュピーゲル(BNE000497) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 準決勝第1試合 ○○○-双樹 沙羅(BNE004205) 前衛 ○○○-鹿毛・E・ロウ(BNE004035) 後衛 ×○○-ジース・ホワイト(BNE002417) 前衛 ×○○-中山 真咲(BNE004687) 前衛 ⇒勝負の詳細はこちら 準決勝第2試合 ×○○-桃村 雪佳(BNE004233) 前衛 ×○○-雛宮 ひより(BNE004270) 後衛 ○○○-虎 牙緑(BNE002333) 前衛 ○○○-アーデルハイト・フォン・シュピーゲル(BNE000497) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ●三位決定戦 卓越した力は時に大きく戦場を傾ける。そしてそれは今此処、カテゴリー2の3位決定戦においても起きている最中であった。 軽やかに響く足音。『百叢薙を志す者』桃村 雪佳(BNE004233)と『アクスミラージュ』中山 真咲(BNE004687)は同じ圧倒的なまでの速さを味方につけ戦場で猛威を振るっていた。 振るわれる刃と大斧は速いだけでは終わらない。痛手と言わざるを得ないだけの威力と、僅かな隙も見逃さぬ精密さを併せ持つ。そして、研鑽されたソードミラージュの力は時に敵の自由さえ奪うのだ。 けれど。意志の力は時に技巧さえも上回る。こと、その意志が胸に焼き付く気高い誇りであるのならば。 「止まってなんて居られるか! 俺は誇りのハルバードを掲げ、前に進む! ――Dragon Hurricane!!」 幾度もその足を縫いとめられていた『花護竜』ジース・ホワイト(BNE002417)のハルバードが唸りを上げる。その刃に刻まれた竜が示す彼の誇り。護る為に磨いた力を振り翳せ。師と呼び追うひとに追いつく為に! 全膂力を込めた斬撃はそれ自体が敵を切り裂く嵐に変わる。進む足を縫い止めんと進む烈風陣にけれど、雪佳はその足を退かなかった。流れるように。その指先が杖に仕込まれた刃へとかかる。 「音速の抜刀術……断ち斬る!」 何処までも速く澱み無い連撃はまさしく百と叢がる敵兵を薙いだと言われる剣の主に相応しい。神速の抜刀術が齎す衝撃波はジースの攻撃を払い除け、彼の足を再び縫い止めて見せたのだ。しかし。ジースの全力が作ったその隙を、真咲は決して見逃さなかった。 「――思いっきり、斬り刻むっ!」 少女の手には余りに不釣合いな大斧はけれど、真咲の手の中ではどんな装飾より美しい太刀筋を描く。叩き付けられた一撃は敵の目さえ惹き付けるほどに美しく――そして、其処では終わらない。踏み込んだ足がもう一歩。軽やかに捌かれる斧が光の飛沫を纏って雪佳へと迫る。 「強いね、でも、負けないから!」 連撃。正確無比な魅了の一撃が、再び激しく飛沫を散らした。煌きに混じって跳ねる紅。意識が混濁する。傷が痛む。何処に刃を向けるべきか見失いかけた雪佳をけれど、支えるように響くうたがある。 「わたしもがんばるの。ゆきよしさんといっしょだもの――うたってあげる、」 妖精の子守唄を。歌声に誘われるように周囲に巻き起こる癒しの烈風。どんな傷も、どんな呪いも、清廉なるそれの前では太刀打ち不可能。『Wiegenlied』雛宮 ひより(BNE004270)が、胸元で揺れる海色の花をそっと握る。 一進一退。技巧と技巧が鬩ぎ合ったこの戦いの中で、けれどその戦況を大きく傾けたのはその中のどの刃でもない。仲間を癒し支える刃なき者が、勝敗を決めたと言っても過言ではないだろう。ただ只管に癒しを齎し、雪佳にかかる脅威を打ち払い続けるという偶然を引き寄せたひよりの尽力は、間違いなく勝利への道程を示す導となっていた。 「君の力があれば、百人力だ。……共に、勝利を目指そう」 引き抜かれた刃の周囲で、空気が音を立てて凍り付いていく気配がした。 3位決定戦 ××○○-ジース・ホワイト(BNE002417) 前衛 ××○○-中山 真咲(BNE004687) 前衛 ○×○○-桃村 雪佳(BNE004233) 前衛 ○×○○-雛宮 ひより(BNE004270) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ●決勝 激戦を勝ち抜きたどり着いた第二カテゴリー決勝戦。其処に顔を揃えた面々はある意味で異色と呼べる存在であった。 「これしか能が無いんですよ。ま、値六百貫の人斬り包丁、味わってください」 柔らかな物腰に反して酷く鋭利で澱み無い剣戟。華美ではなくけれど流麗な刀身が『後衛から』衝撃波を飛ばす。ソードミラージュでありながら後方に立つ『必殺特殊清掃人』鹿毛・E・ロウ(BNE004035)が見舞ったそれを、『輝く蜜色の毛並』虎 牙緑(BNE002333)は寸での所でその身を逸らした。緑水晶が首元で跳ねる。猫科のしなやかさと俊敏さを体現するように、そのまま体勢を立て直して指先をかける虎の牙。 「オレの牙で、オマエの喉笛喰いちぎってやるよ……!」 重くけれど手に馴染むそれを軽々と引き抜いて。一直線に駆け抜ける居合いの一撃が『デストロイヤー』双樹 沙羅(BNE004205)を切り裂く。飛び散る血。刻まれた痛みにけれど眉一つ動かさない彼の傷から止まらぬ血を確認して、けれどその手は未だ止まらない。気付けば再び鞘に収まった刃の柄を、その手が確りと握り締める。にい、と笑う口元から覗く牙。 駆け抜ける居合いは今度はロウへと傷をつける。獅子奮迅。猛攻を見せる牙緑へと続くように、揺れる漆黒。人形のように整った唇が紡ぐ魔の言葉。『銀の月』アーデルハイト・フォン・シュピーゲル(BNE000497)が、挨拶でもするかのようにその唇に笑みを乗せる。 「――いささか、壁の花も飽いて参りました」 舞い上がる鮮血。くらりと血の気の下がる気配。己を代償に生み出す呪いの黒鎖が戦場で蠢く。けれど。狙う先に立つ沙羅は、身の丈にはあまりに大きい大鎌を振り抜きそれをいなす。 「殺しちゃだめなんでしょ? じゃあボク絶対負けないよ、強い奴は嫌いなんだ」 その身に纏うデュランダルの闘気が爆ぜる雷光へと姿を変える。そのまま叩き付けたそれは沙羅の身さえも傷つけて、けれどその痛みなど感じない彼は血の止まった傷口をなぞってその口元を笑みの形に歪めた。絶対者。殆どの呪いの効かないその身は厄介なのだ。早急に片をつけようと、アーデルハイトが立て続けに唱える葬操曲。失われていく熱など飲み込んで、その唇が開く。 「我が血は流れ――」 蠢く呪縛はけれど、直前で滑り込む影が全てその身で遮る。やはりソードミラージュ。この場の誰よりも速く軽やかな身のこなしで沙羅の前に入ったロウは、身を縛る呪縛を、駆け巡る呪いを、そしてその痛みを受け止め満足げに笑んで見せる。白目を剥くほど素敵な苦痛だ。コレが好きでないならやってられない。盾と化した彼は、続け様に飛んできた神速の居合いさえも身を以って遮って見せる。鈍い咳。ああでも、悪くない。 「さて、あとはお掃除かな♪ 任せますよ」 「――今なら君の息の根止められるかな?」 味方の奮戦に報いるように。沙羅の踏み出した足が、雷撃が、力を増す。奇跡的な確率で引き当てたもう一度。その気配を感じながらまずは一撃。凄まじい勢いで爆ぜた雷撃に、頬が裂けても気にも留めない。牙緑が僅かによろめいて、けれど堪える様にその刃を構え直す。 「まだだ、来いよ、まだ負けてねえ!」 その声ごと叩き切るように。雷撃を帯びた沙羅の鎌が、大きく横薙ぎに振り抜かれた。 決勝 ○○○○-双樹 沙羅(BNE004205) 前衛 ○○○○-鹿毛・E・ロウ(BNE004035) 後衛 ×○○○-虎 牙緑(BNE002333) 前衛 ×○○○-アーデルハイト・フォン・シュピーゲル(BNE000497) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 優勝!! 双樹 沙羅(BNE004205)、鹿毛・E・ロウ(BNE004035)ペア!! ⇒トーナメント表結果はこちら! |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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