●第2回 どんどんどんぱふぱふぱふ! 待ちに待った第2回タッグトーナメント! 「またまたボクが届けするゾ! (カンペを取り出し)えっと……今回もLV毎の3ブモン。 好きな相手とタッグも組めるらしいぞっ! あ、あと前回と大会キヤクが一部変わったみたいだからちゃんと チェックしとけってエライ人がいってたゾ」 じゃぁボクは準備があるからこの辺でオサバラするのだー! ⇒チーム&対戦表の抽選結果はこちら! |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:ちょころっぷ | ||||
■難易度:VERY EASY | ■ イベントシナリオ | |||
■参加人数制限: なし | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2014年01月05日(日)22:35 |
||
|
||||
|
●第一カテゴリー 二度目となる武道館の戦いとも成れば、アークのリベリスタ達には『慣れ』の範疇にも入っている。 たかが試合だと、手合わせだと、そう侮る者は居並ぶ者達には在ろうものか。 戦いの最中で成長を志す者が居る。訓練に於いても純粋に勝利を掴み取ろうと野心に燃える者もいる。 向かい合う、第一カテゴリーの戦士達。 その力量には未だ遜色が払われては居ないものの、其れはあくまで『これまで』の話。 『これから』彼らが如何なる成長を遂げるかも解らず……否、ともすれば、その成長の機会は『今』なのかもしれない。 ――試合開始の合図と共に、彼らは新たな高みへと登り始める。 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 1回戦第1試合 ○字代 菊理(BNE004445) 前衛 ○イメンティ・ローズ(BNE004622) 前衛 ×阿倍・零児(BNE003332) 前衛 名前記入無しイエローカード ×ティオ・アンス(BNE004725) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 大会規定により後衛チームは前衛へ 1回戦第2試合 ×鈍石 夕奈(BNE004746) 前衛 ×依子・アルジフ・ルッチェラント(BNE000816) 前衛 ○四辻 迷子(BNE003063) 前衛 ○ジュリー・モーガン(BNE004849) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 大会規定により後衛チームは前衛へ 1回戦第3試合 ○風芽丘 L 真(BNE003580) 前衛 ○ナターリャ・ヴェジェルニコフ(BNE003972) 後衛 ×桜 望(BNE000713) 前衛 ×小崎・史(BNE004227) 後衛 名前記入無しイエローカード ⇒勝負の詳細はこちら 1回戦第4試合 ○イーシェ・ルー(BNE002142) 前衛 ○霧島 深紅(BNE004297) 後衛 ×喜連川 秋火(BNE003597) 前衛 ×リイフィア・ヴェール(BNE004409) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 1回戦第5試合 ×無敵 九凪(BNE004618) 前衛 ×三芳・琥珀(BNE003280) 後衛 ○ルイリス・ストロフィア(BNE004848) 前衛 ○マダム・フォンティーヌ(BNE004755) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 1回戦第6試合 ×翡翠 夜鷹(BNE003316) 前衛 ×首藤・存人(BNE003547) 後衛 ○エイプリル・バリントン(BNE004611) 前衛 ○ティセラ・イーリアス(BNE003564) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 1回戦第7試合 ×朝町 美伊奈(BNE003548) 前衛 ×ジェイド・I・キタムラ(BNE000838) 後衛 ○閑古鳥 黒羽(BNE004518) 前衛 ○リリィ・アルトリューゼ・シェフィールド(BNE003631) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 準々決勝第1試合 ×-雑賀 真澄(BNE003818) 前衛 名前記入無しイエローカード ×-ケイティー・アルバーディーナ(BNE004388) 後衛 ○○字代 菊理(BNE004445) 前衛 ○○イメンティ・ローズ(BNE004622) 前衛 ⇒勝負の詳細はこちら 大会規定により後衛チームは前衛へ 準々決勝第2試合 ○○四辻 迷子(BNE003063) 前衛 ○○ジュリー・モーガン(BNE004849) 後衛 ×○風芽丘 L 真(BNE003580) 前衛 ×○ナターリャ・ヴェジェルニコフ(BNE003972) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 準々決勝第3試合 ○○イーシェ・ルー(BNE002142) 前衛 ○○霧島 深紅(BNE004297) 後衛 ×○ルイリス・ストロフィア(BNE004848) 前衛 ×○マダム・フォンティーヌ(BNE004755) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 準々決勝第4試合 ○○エイプリル・バリントン(BNE004611) 前衛 ○○ティセラ・イーリアス(BNE003564) 後衛 ×○閑古鳥 黒羽(BNE004518) 前衛 ×○リリィ・アルトリューゼ・シェフィールド(BNE003631) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 準決勝第1試合 ×○○字代 菊理(BNE004445) 前衛 ×○○イメンティ・ローズ(BNE004622) 前衛 ○○○四辻 迷子(BNE003063) 前衛 ○○○ジュリー・モーガン(BNE004849) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 準決勝第2試合 ×○○イーシェ・ルー(BNE002142) 前衛 ×○○霧島 深紅(BNE004297) 後衛 ○○○エイプリル・バリントン(BNE004611) 前衛 ○○○ティセラ・イーリアス(BNE003564) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ●三位決定戦 「箱舟のふれんず達と腕試しですかー。 のーぷろぶれむ。がんばるとですー。ふぁいとー。おー。」 何処か間延びした口調ながらも、この戦いまで勝ち残ってきた字代 菊理(BNE004445)と『永遠を旅する人』イメンティ・ローズ(BNE004622)のコンビは確かに精強と言えた。 向かい合うのは『守護者の剣』イーシェ・ルー(BNE002142)と『Straysheep』霧島 深紅(BNE004297)の二人である。彼我の戦意の高さに反して、どうにも華のあるメンバーが揃った空間に菊理が軽く頬を掻く。 ――最も、試合開始の合図が響くと同時、残る彼自身もそんな甘さは消し飛んだわけだが。 「おっし! ボクもちょっとは戦わないとね!」 「応とも、アタシらでやったるッスよ!」 互いを鼓舞する深紅が自身の魔力を高める陣を敷くと同時、体力的に身体を張るに向かない菊理が後方へ飛び退いた。 後衛同士の準備段階に於いて、正しく切り込み隊長の役を担ったのはイーシェであった。 弓を番えたばかりのイメンティへと一挙を元に駆けつけ、切り伏せる――つもりが、周囲を跳び回るフィアキィによってその精度がズラされた形となった。 空発に焦って態勢を整えようとした彼女を迎えたのは、イメンティによるエル・フリーズである。 「あてんしょんぷりーず?」 放たれた一矢にさほどの威力はない。それでも身を包み固める氷の状態異常によって行動が阻害されるというのは、殊にこの場に於いては大きな痛手だ。 イメンティは止まらない。動きを止められたイーシェの次に、深紅までもを氷牢に封じようとするも、小さく笑んだ深紅はそれを軽くしゃがむ程度で見事に回避しきった。 返す刀のチェインライトニング。菊理・イメンティ両名を叩いた白鎖の雷撃はその身に幾許の傷を残して――故に、ここから。 「……さて、今回は何処まで出来るかな」 苦笑混じりで、自らの魔力の循環を高めた菊理が、緩慢な動作で得物を構える。 双方に確たる負傷はない。態勢を整えた自分を確認し、相手を見据えた深紅は、本当に楽しそうに、声を上げた。 「さあ、思い切り遊ぼうよ!」 3位決定戦 ××○○字代 菊理(BNE004445) 前衛 ××○○イメンティ・ローズ(BNE004622) 前衛 ○×○○イーシェ・ルー(BNE002142) 前衛 ○×○○霧島 深紅(BNE004297) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ●決勝戦 並び立った三十人の中で、残ったのはこの四人である。 「……最近遊びしかやっておらん気がするぞ」 「ま、そう言わない。戦力視察には丁度良いわ」 『土俵合わせ』四辻 迷子(BNE003063)、『名無し』 ジュリー・モーガン(BNE004849)。 「『取りあえず撃つ』しか出来なくても――此処まで来て、負けは認めたくないわね」 「その意気や良し。前衛は任せてね?」 対し、エイプリル・バリントン(BNE004611)、『翡翠の燐鎖』 ティセラ・イーリアス(BNE003564)の両名。 戦闘の都度回復と気力の補填は常に行われてきたが、それでも積もり積もった疲労は彼らを言葉少なにさせる。 最早、交わすべきは得物のみと。合図を機に双方は一挙に動き出した。 前衛と後衛の棲み分けをハッキリと行い、陣取った迷子を外縁から補うように精緻な射撃で援護するジュリーに対して、相手方の両名は致命打とは言わずとも受ける攻撃に、初手から幾らかの攻めにくさを予感していた。 ならば対するエイプリル、ティセラ組はどう来るかと言えば、これは或る意味奇策に寄り切ったやり方と言える。 「は、は。これは中々に楽しめる……!!」 「……行くわよ」 本来後衛にあるべきティセラが一息で前衛まで駆け寄ったかと思えば、相対する迷子に向かって戦鬼烈風陣――デュランダルの技巧を惜しみなく叩き込んできたのだ。 更に、前衛方として位置するエイプリルの側は我が身の被害より一手を潰すことを恐れ、前衛に位置したまま様々な符術の加護と攻手を巧みに折り合わせてくる。 これでは前衛と後衛の位置があべこべだが――そうした奇手に於いても、対するジュリーは冷静に、気糸と発破を使い分けていく。 「……目標捕捉、どうぞ」 其処から先は攻撃の応酬が続くのみだ。 これだけを聞けば火力に任せたつぶし合いかと思う者も居ようが、迷子、ジュリーの二人が正しくそう言った純粋火力やダメージ系の状態異常……兎角、体力を損なわせることに傾倒したタッグと言えば、エイプリル、ティセラの二人は攻撃の中に拘束、攻撃誘導系の状態異常を織り交ぜて攪乱を狙う系統に在った。 正攻法か、搦め手か。彼我の戦闘の結果が見えたのは、そう先のことではなかった。 序盤でひたすらに迷子の行動阻害を叩き込み続けたエイプリル達の攻手が、迷子らの火力を上回ったのである。 「……なんだ、私もやれるじゃないか」 荒い息を隠すことも出来ずに、それでもエイプリルは強気に言ったものだ。 並ぶティセラも、「なんとかやれたようね」と安堵を吐いて、疲労の様子を見せた。 「よい戦いだったぞ」 戦闘不能から回復した迷子は、その言葉と共に苦笑して、純粋に勝者の健闘を称えて。 「鎧袖一触という言葉があってね……意味は知らない」 残るジュリーが、自らを皮肉るように、笑いながら肩を竦める。 ――第一カテゴリー、全試合の最後は、参加者、観戦者達の賞賛の拍手によって、締めくくられることとなったのである。 決勝 ×○○○四辻 迷子(BNE003063) 前衛 ×○○○ジュリー・モーガン(BNE004849) 後衛 ○○○○エイプリル・バリントン(BNE004611) 前衛 ○○○○ティセラ・イーリアス(BNE003564) 後衛 ⇒勝負の詳細はこちら 優勝!! エイプリル・バリントン(BNE004611)、ティセラ・イーリアス(BNE003564)ペア!! ⇒トーナメント表結果はこちら! |
■シナリオ結果■ | |||
|
|||
■あとがき■ | |||
|