●友達が出来た そこには雄大な光景が広がっていた。 砂地に転がる緑の球体。魅惑の果実、夏の水分。風物詩。 それはスイカだった。大きく丸く、緑色。黒い縞のついた物体。 我々の味覚を刺激し、一時の暑さを忘れさせてくれる素敵なやつら。それがスイカだ。 たくさんのスイカがそこには転がっており、緑の豊かさを感じさせてくれる。 だが、その光景には違和感があった。 まず、ここは畑ではない。ただの砂浜である。英語でいうとビーチだ。海岸だこれ。 そこに大量のスイカが転がっているのである。文字通りごろごろと。 そう、ごろごろと転がっているのだ。自走しているのだ。 スイカ達は自力を持って砂浜をごろごろと転がっている。異質な光景である。 海開きは、まもなくであった。 ●すいかの名産地 「俺さ、ウォーターメロンって英語嫌いなんだよ」 いきなり妙なことを言い出すのは『駆ける黒猫』将門伸暁(nBNE000006)二十六歳。いい加減リベリスタ達も彼の言動には慣れてきた頃だろう。 「いいか? ウォーターメロンってことは、メロンの亜種ってことだ。 この名前は余りにもメロンに主権が寄りすぎていてスイカの存在というものを蔑ろにしている。 メロン扱いされたスイカ、さぞやるせないだろうな」 そうですか。 何時もどおりのわけのわからない前振りから、何時もどおりの依頼の説明が始まった。 「今回のターゲットはそういったスイカ達だ。 こいつらはスイカ屋の玄関先で突如革醒、逃げ出してビーチに集まった。その数三十強。 ただ売られ、食べられることを潔しとせずに自らの足で逃げ出したんだ。これは真のロックだよな」 転がったって言ってましたよね? それ足じゃないですよね? ともあれ革醒した大量のスイカが今回のターゲット、そういうことだ。 「こいつらはスゲェぜ。あらゆる神秘的攻撃、斬撃、刺突、そういった攻撃が通用しない。 自分達の限界を越えに越えたヤツらさ。これにはリスペクトせざるを得ないよな?」 でもスイカである。 しかしそれらの能力を持ったスイカ、いかにして処理すればいいのか。 だが伸暁が次に告げた言葉、それで疑問は氷解する。 「だけどこいつら、打撃にすこぶる弱い。それなりの太さの棒一本あれば破壊出来る。 ここまで自分の殻を飛び越え続けたのに、最後の最後で小さく纏まってしまった。 妥協してしまったんだ……」 声音にこの世の終わりのような悲しみを越えて伸暁が呟く。 スイカが割れることがそれほどショックだったのだろうか。彼のロックの追及は深い。 「ともあれエリューションである以上放ってはおけない。 攻撃能力を持たず、ただ転がって逃げ回るだけのスイカ。こいつらを一個残らず割って欲しい」 そう言って伸暁がポケットから取り出し放った資料には目的地の地図が載っていた。 そこは有名なリゾートビーチ。そして決行日は海開き前日。 「そのビーチは調査の名目で封鎖してある。一日限りのプライベートビーチってやつだ。 思う存分スイカを追いかけて、打ち抜いてくれ。奴らの丸いハートをさ」 大規模スイカ割り。数が多いのを除けばたいした障害ではないだろう。 そこに冷水を浴びせるように、さらなる目的が追加された。 「そうそう、お前達はアークから派遣される『スタッフ』だ。 ちゃんと最後は美味しく頂いて帰るんだぜ?」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:都 | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 4人 |
■シナリオ終了日時 2011年08月01日(月)23:17 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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■サポート参加者 4人■ | |||||
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●仲良しこよし 夏だ! 海だ! 砂浜だ! ここはとあるリゾートビーチ。夏本番ならば人で満ち溢れるこの場所も、海開き前で人はいない。 さらに、時村財閥がばっちり封鎖をしてくれているので一般客もやってこない。 つまり、この海岸を独り占めというやつなのだ。 青い海、白い砂浜、ごろごろ転がる緑のスイカ。それらが全て。 スイカ? そう、別にリベリスタ達はこの場所へ遊びにきたわけではないのだ。 突如革醒し、自由を求めて旅立った多数のスイカ達。彼らを見事撃破するために集められたのだ。 「スイカ割りの女、参上!」 スイカしかいないビーチに威勢の良い叫びが響く。『リピートキラー』ステイシィ・M・ステイシス(BNE001651)は謎のテンションであった。 その身は水着に包まれ、海の流儀にばっちり合わせて覚悟完了。死体色の肌が太陽に眩しい。気がする。 「スイカスイカ。いやー、スイカだらけっスねぇ」 周囲をきょろきょろと見回すのは『小さな侵食者』リル・リトル・リトル(BNE001146)一件少女のような外見をしているが、れっきとした男性である彼も水着を着用、準備は万端である。女性用水着だが。違和感もないが。 「聞いてるだけでも面白そうだったけれど、実際に見るとやっぱり変だね」 「とりあえず割らないことには始まらない感じだね。きっちりお仕事していきますか」 『悪戯大好き』白雪 陽菜(BNE002652)もやる気に満ちている。彼女も水着着用で準備万端。同じく水着、『隠密銃型―ヒドゥントリガー―』賀上・縁(BNE002721)はその鍛え抜かれた肉体を惜しげもなく晒し、首から下げた一眼レフ。 彼の名誉の為に言っておくが、フォトワークは彼の趣味である。断じて疚しい気持ちなど存在はしない。しないよね? フォローしたんだからそういうことでお願いします、マジで。 「こんなお仕事もあるんですね……。全力を持って当たらせていただきます……」 白いスクール水着に身を包み、透けるように白い肌を晒す少女は『スイカキラー』リンシード・フラックス(BNE002684)……って、え? 何その称号。 「別に浮ついたりなんか……してない、ですよ。ホント、ホントですって……」 彼女が身に着けるは浮き輪。地上を走るには不要な装備。それは水に適正のない人間を水陸両用の兵器へと変える強化パーツ。 そうですよね、やる気満々ですよね! 幼女の言うことだし信じないとね! 水着の一団しかやる気がないというわけではない。 他の皆もそれぞれ動きやすい服装できており、これから始まる戦いに対する意気込みに溢れている。「覚醒した彼らはなんでこの地に訪れたのかな」 オリエンタルな服装をした『墓守』アンデッタ・ヴェールダンス(BNE000309)は眼前のスイカ転がる光景に首をひねる。 「はっ、もしかしてこの地で散っていったスイカ達の敵を取るために……!?」 だがスイカ達が人を襲ったという話は聞いたことはない。謎は深まるばかりである。 「よーしやったるでぇーなの!」 ワンピースに不似合いな、手にしたバットをぶんぶんと振り回す『なのなのお嬢様なの』ルーメリア・ブラン・リュミエール(BNE001611)。異様なやる気を漲らせる今日の彼女はスラッガー。そのバットはスイカ達に激突するのを今か今かと待ち望んでいる。 そしてここに一人の、いや一羽だろうか。全身に圧倒的な自信を漲らせた者がいた。 「あたしの最強の必殺技の前にこのようなスイカなどがいしゅーいっしょくなのだよ!」 腕を組み眼前の砂浜を見つめ、その顔に満面の自信を表す少女、『デイブレイカー』閑古鳥 比翼子(BNE000587)。彼女の自信はその必殺技とやらにあるのだろうか。 彼らに合わせ、他四名。計十二名のリベリスタが浜辺を前に気合を入れる。 その気迫溢れる光景に対してスイカ達は…… 危機感なくごろごろと転がっていた。 ●スイカの名産地 それはさながら浜辺を切り裂く流星であった。 「くらえ、星と太陽に最強の名と勝利を約束されたあたしの最強奥義!」 黄色い姿が宙を舞う。その翼は舞う為のものではない。だがその脚力は比翼子の体を宙へと高く浮き上がらせる。 「ひよこ! デイブレイク! キィィーック!!」 空中で姿勢を正し、急降下。その脚は大気と砂浜を切り裂く一撃となり、スイカを捕らえた。 凄まじい衝撃がスイカを砕き、爆散した。スイカ一個では吸収しきれぬ破壊の衝撃が大地へと抜け、砂浜を裂き海を割る! 余波は全てのスイカを破壊し、ここにスイカは壊滅した。圧倒的な威力を誇る最強の必殺技、ひよこデイブレイク。その威力の前に転がるだけの野菜は為すすべもなく滅びるしかなかったのだ。 「ありがとう、あたし!」 ――という夢だったのさ。 「……あれ?」 見事に炸裂した比翼子の一撃。凄まじいエフェクトと音がしたその一撃は確かにスイカを捉えた。だがスイカは何事もないかのように転がっていく。 そう。ひよこデイブレイク。その技は必殺必中の最強の技だった。だが、利かないのだ。この技では相手を倒すことは出来ないのだ。 「何遊んでるんっスか。早く割るっスよ」 その光景にスイカを追っていたリルが呆れたような声を出し、ひよこを急かす。 「はっ、何か優しい夢を見ていた気がする! 今から割るよ、食らえ(以下略)」 数分後、そこには寂しそうに棒でスイカを叩く比翼子の姿が! 彼女のことは置いておいて。 リベリスタ達はそれぞれ思い思いに道具を手にしてスイカを追いかけていた。 「どぉーりゃー!」 フルスイングである。ルーメリアは手にしたバットを全力で振りぬき、スイカを吹き飛ばし叩き割る。今日の彼女はスラッガー。一片の容赦もないそのスイングの前に耐えられるスイカはいない。 「あーっはっはっは!」 テンションが上がってしまったのか高笑いを上げる彼女。夏の陽気の仕業だろうか。 「人には拳、という素晴らしい打撃機関があるのですよう!」 ステイシィは勇ましくもその肉体一つでスイカに挑む。 振り下ろされる一撃は転がるスイカを叩き割る。打撃であれば道具は問わない。確かにスイカに対して有効打となるのだ。 「どんどん行きますよー!」 額からスイカの汁を垂らしながらステイシーが叫ぶ。って、拳じゃなくて頭突きである。どうしてそうなった。 一方アンデッタが取ったのは囮戦術である。 持参したスイカを転がし、革醒したスイカが仲間と思って近づいてくるといい。そのような策に基づき、スイカを仕掛けて様子を見ていた。 「食べるスイカが一個増えちゃうけど」 それに釣られたのか、様子見で動かないアンデッタを加害者として認識していないのか、確かにスイカはそのあたりにごろごろと寄ってきたりした。だが。 すぱん。 「あ、ごめんなさいっス」 囮にしていたスイカが二つに割れた。いや、切れた。 刃物が通じないのをいいことに、全力で叩いて中身の良し悪しをこのような状況においても叩いた音でえり好みしようとしていたリル。彼の一撃が見事に囮のスイカを二つにしたのである。 哀れただのスイカは食べやすい形状となることになったのだ。 「そもそも動くスイカを棒で叩いて割れるもんなの?」 そう呟きつつ、手にした棒でスイカを追いかけるのは陽菜。棒というか、手にしているのは何故か骨なのだが。本当に何故。 だが棒の材質等は問題ではなかった。彼ら転がるスイカ達は打撃であればえり好みなく割れるのである。当然骨で叩いても綺麗に割れるのであった。 「ふふ……綺麗に割れました」 打撃の感触を楽しむようにうっとりとしたリンシード。彼女も最初はためしとばかりに剣を振り回し、スイカを切ろうとして失敗した口である。 結局剣の腹で叩くことでスイカは割れたのだが、それでも満足そうなので問題はないのだろう。 「スイカキラーの力……お見せします」 そしてこのドヤ顔である。貫禄のスイカキラーであった。 しかし速度を生かして次々とスイカを追いかけ割る彼女は確かにスイカキラーに相応しいのかもしれない。明らかに才能の無駄遣いであったが。 他の者も負けてはいない。 「挟み撃ちだよ!」 「来たか、任せろ!」 『天翔る幼き蒼狼』宮藤・玲(BNE001008)と『駆け出し冒険者』桜小路・静(BNE000915)は仲睦まじく二人で連携してスイカを追い込み、割っていく。 「さすがに目を閉じてスイカ割りってわけにはいかないけどな。一足先にスイカ割りを楽しんでやんぜ!」 水着姿も勇ましく『冥滅騎』神城・涼(BNE001343)は棒を振り回しスイカを追う。楽しみながらも仕事をこなす彼はまさに夏を満喫していた。 「むきー!」 刀の鞘でヒステリックにスイカをぼかぼかと叩き割っているのは『戦姫』戦場ヶ原・ブリュンヒルデ・舞姫(BNE000932)であった。 『斬撃が利かぬと言われ屈するは部門の恥。誇りをかけて……叩き切ってみせる!』 そう語っていたのはほんの数分前。今まさに彼女の誇りはスイカごときにへし折られていた。 そう、たとえ不条理といえども通じないものは通じないのだ。 尤も、その後の鞘を振り回す彼女の暴れっぷりはみるみるスイカを減らしていったのだが。 「いやいや、皆元気だね。夏らしくていいよ」 パシャリ、とシャッター音が浜辺に響く。縁が手にした一眼レフが音を立て、海岸の光景をフィルムに収めていく。 撮影の合間に手にした杖を振り回し、しっかりとスイカの数も減らしていく。両手にそれぞれ握られた杖が次々とスイカを捉え、割る。効率良く減っていくスイカ達。 やがて、リベリスタ達の奮闘によって全てのスイカは叩き割られ、無残にも中身を晒すこととなるのであった。 ●素敵な所よ 「「「いただきまーす!」」」 砂浜に声が響く。 リベリスタ達の眼前にあるのは大量の割られたスイカ達。これを今から全部食べないといけないのだ。 別に食べる必要があるわけではない。だが、それは必要なのだ。 食べ物を粗末にするやつは死んでしまえ、と昔の人は言ったのだ。知らないけれど。 「あれ、スイカ多くない? えっと……一人あたり、三個……よんこ?ええと、それぐらい?」 比翼子が数えれていないが首を捻る。 確かにスイカは凄まじい量である。本来ならば一人一個でも多いぐらいである。それが三十個超。通常の食欲のキャパシティをはるかに越えている。 「手間取らせてくれたスイカはこうしてやるの! このっ、このっ」 塩を振りかけルーメリアが次々と被りつく。味は上々。革醒したといえども、彼らはスイカ。あくまでスイカの本分は美味しいことなのだ。スイカ達からしたらたまったものではないだろうけれど。 「まずはそのままが基本! 次に塩! 美味しい食べ方だよ」 陽菜が力説しつつスイカにかぶりついていく。スイカに作法があるかないかは人それぞれではある。だが夏にスイカを食べる、そこに貴賎はないのだ。 「スイカ、美味しいですね……」 などと言いつつリンシードも、もそもそとスイカを食べる。だが種を吐き出す気配はない。 種は確かに食べられるのだが、それは調理して食べるものである。だが、彼女はそのまま一緒に飲み込んでいく。 「……取るの、面倒くさいです」 そうですか。種を飲み込むとお腹で育つという迷信もあるのだが、そのようなことも関係なさそうだ。 リベリスタ達は寄ってたかってスイカを食べ、数は順調に減っていく。 ――一時間後。 「お腹が寒い……口がスイカの味しかしない……」 比翼子が大量のスイカの皮の前で沈没していた。 やはり圧倒的物量は敵なのだ。例え美味くともお腹に限界はある。さらにひたすら同じものを食べていると飽きてくるのだ。 「水死体の術~」 「ふひー、お腹が苦しいっス」 ぷかぷかと海面に浮かぶアンデッタはすでに遊びモードに突入している。腹ごなしではあるが、少し空けないといけないぐらいにお腹は限界である。 同様にリルも同じくばちゃばちゃと泳いでいる。すでにスイカは七割を切り、終わりも近づいているが入らないものは入らないのだ。 「やっぱり罰ゲーム系は必要だよね! どれかに唐辛子が入ってるけれど……アタシもわからなくなった!?」 食べ物を粗末にしてはいけないというのは常識である。だが、陽菜を責めることは出来まい。飽きがくればそれは自然の摂理。楽しみをつい追い求めてしまうものなのだ。 「こうすれば少しは入るんじゃないかな?」 そう言ってどこかから戻ってきた縁の手には赤い液体の詰まったボトル。彼は少し場を離れ、大量のスイカの一部をジュースにと変えてきたのだ。 それはさながらフードファイターのテクニック。食べられないなら飲めばいい。胃袋の限界に挑戦するそれは、確かに状況を進ませる。 が、その時。 「焼き蕎麦出来たぜー」 静と玲が鉄板で焼いた焼き蕎麦を持ってくる。 思わずルーメリア他何名かが「うっ」と口元を押さえる。 単純に食べる量が増えたこの状況、正直言えばなんてことしやがる! と思った人間は多数いただろう。だが。 「あったかいものあるの? 食べるー!」 「美味しー♪」 比翼子や舞姫が即座に飛びついた。主食とスイカは別腹なのだろうか、だがそれは箸休めとなり癒される者も確かにいたのだ。 「じゃあ有り余るこのスイカと交換してあげるね? アタシって優しい~」 陽菜にさらっと山のようなスイカを押し付けられた静が思わず絶句する。 世の中は等価交換というものがある。やはりこれは宿命なのだ。 ――なんだかんだでまた二時間。 「「「ごちそうさまでした!」」」 完食である。 なんだかんだと調理し、だまくらかし、必死にお腹に赤い実を送り込み。無事その全てをたいらげたのだ。 「いやー、満足ですよう」 皆が色々と調理していたスイカを摘んでは食べ摘んでは食べしていたステイシィが満足げに言う。 皮まで律儀に綺麗さっぱり。この後スイカはスタッフが美味しく頂きました、というやつだ。 「君達の命、無駄にしないよ!」 砂浜の隅っこに建造された墓ひとつ。 変哲もない石が置かれた盛り砂は、アンデッタが作ったスイカのお墓。墓守たる彼女は例えそれがスイカであろうとも、命を持ったからには区別しない。ちゃんと供養して感謝するのだ。 もうじき日が暮れ始める。長いスイカとの戦いも終わり、一足早いバカンスも終了。 翌日は海開き。今年も夏がやってくるのだ。 「さて皆、お疲れ様だよ。はい、スマイル」 ぱしゃり、と縁のカメラがシャッターを切る音が響いた。 それは一足早い夏の思い出。ちょっぴり大変なバカンスを切り取った一枚。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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