●全額ベニー持ちらしいよ 東京は恵比寿駅の西口徒歩三分という場所に、愉快な居酒屋がある。 昭和感バリバリの丸形一号ポストが目印のそこは、駄菓子食べ放題という愉快なウリを持った居酒屋である。 メニューも揚げパンとかハムカツとかよっちゃんのチジミとか、とにかく愉快なものが多いので知らない人はまず連れてこようと思えるお店なのだ。 そんな中の一角。無駄に裸電球が下がったカウンターで赤いスーツのおっさんがうまい棒片手に酒を飲んでいた。それも『飲むガリガリ君』とかいう聞いただけで注文したくなるようなカクテルである。 彼はこちらに気づくと、椅子ごと回してこちらを向いた。 おや、あなたはまさか。 「みなさんこんにちは。ベニーです。八重紅の人とは一切関係のないフリーライターです」 八重紅の人とは一切関係が無いらしい。では一体彼は誰紅友禅なんだ。まあそんなことはどうでもいい。 彼は両手を膝の上で組むと、ゆっくりと丁寧に、そしてよく通る声で話し始めた。 「このたびわたくし、恥ずかしながらあまりよくない失敗をしてしまいまして……こうして酒を飲みに来ているのです。ですが人の失敗とは自分を癒やすことで満たされるものではありません。他者を満たすことで『失敗に意味があった』と最終的に述べることができるでしょう。つまり要約すると、『誰かに酒代奢ることで気持ちを切り替えたい』ということなのです。そしてこの充足はあくまで心だけのもの。直接的な償いは、今後の働きによって返していくつもりです。おっと失礼……語りが長くなりすぎましたね」 ベニーはにこやかにあなたをテーブル席へ案内すると、メニュー表を手渡した。 「まずは飲み放題コースにしてあります。あとは好きな駄菓子とメニューを注文してください。よく分からなければ大体のイメージを述べていただければ、私が適切なものを注文しましょう」 テーブルにお通し代わりの麩菓子を並べると、ベニーはあなたの横に座った。 「では、ごゆっくり」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:八重紅友禅 | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 9人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2013年09月24日(火)23:01 |
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■メイン参加者 9人■ | |||||
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●何のために今日まで公開を引っ張ったと思っている! 「「本日9月24日、葉月綾乃さん三十歳の誕生日おめでとうございます!」」 「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」 「落ち着けよBBA30」 「創立三十周年って東大と一緒じゃ無いですか!」 「ファミコンとほぼ同時期に生まれてるわよ、ほら!」 「舞浜鼠の里と一緒! すごい!」 「大平透と誕生日一緒だな……」 「同い年だったら誰になるん?」 「加藤英美里?」 「あー、CV決まったな」 「大平に?」 「あたし知ってますよ、セールスマンと『契約して』のひと! あっ、よく考えたら同類ですね」 「お前らいい加減にしろお!」 『BBA』葉月・綾乃(BNE003850)はテーブルをぶっ叩いて立ち上がった。 集まる視線。 静まる一同。 綾乃は咳払いをひとつすると、手に持ったビールを天高く掲げた。 「葉月綾乃、三十路のお披露目だ! 派手に行こう!」 「ということで(ベニー)キャッシュからの――」 「「パニーッシュ!」」 『SHOGO』靖邦・Z・翔護(BNE003820)の無理矢理な号令から派手にグラスをぶつけ合う一同。 本日、飲み会である。 さて、乾杯ムードから暗転。ベニーはドクペでできたカクテルという異様なグラスをテーブルに置いた。 「今更だから言いますけど、『みんなデカい戦いに行ってそこに行きそびれた人がちょろちょろ入る程度だろうな』と狙って出したのに予約段階で既に行列が出来てモルさんから『席、増やします?』というメールが来ていたそうですよ。抽選済んでからメールに気づいたので後の祭りでしたけど。あ、ちなみに私は八重紅の人とは関係ないですから」 眼鏡をキラリと光らせる『神速』司馬 鷲祐(BNE000288)。 「ふむ確かに。いいかお前ら、これはベニー持ちだ。ベニーの財布から出るんだ。繰り返す。ベニーの財布から出るんだ。と言うことで高い方から全部持ってきて」 「『一番高いコースに缶詰セットつけてください』だそうです」 「行くぜSHOGOちゃん司馬ちゃん、サンダークラウドフォーメーションだ!」 岡崎 時生(BNE004545)が両手を広げてカバディ防衛側の動きでベニーを囲み始めた。同じ動きで周りをぐるぐるし始める鷲祐とSHOGO。 「甘いな、俺なら正面に杏を配置する」 「ゴクリ、悪魔的……!」 さらっと配置された『重金属姫』雲野 杏(BNE000582)がお菓子棚の前で振り返った。 「ねえ『けんカム』ないの? あれがないなら駄菓子バーとは認めないわよ」 「すみません。よっちゃんとタラタラ、あとラーメンばばあで勘弁して下さい」 「同社の商品であることを鑑みてどうか」 「するめもありますんで」 「……仕方ないわね」 平に頭を下げる男たちを前に寛大な態度をとる杏の図。 それを横目に、『まごころ宅急便』安西 郷(BNE002360)と『人妻スナイパー』安西 篠(BNE002807)は肩を並べていた。 「あねさ――」 「ねえさん」 「姉さん来てたんだ。よくあの抽選くぐれたな」 「まあ、色々ご挨拶しておかないといけないし頑張っちゃった。あ、ところで……」 二人はほぼ同時にくいっと振り向いた。 「な、なんや……」 ひとりドクペ飲みつつ身を小さくする『他力本願』御厨 麻奈(BNE003642)。 「未成年って大丈夫だったの、このお店?」 「私がまえ見たとき、小学生の誕生日祝いに使われてましたよ」 「なるほど……小学生には天国みたいな店だもんな。っていうかアリなのか」 「たしか梅田に似たような店あるって聞いたわ。大人同伴ならアリゆーて」 そこまで言ってから麻奈はハッと顔を上げた。 「ええか、うちは絶対カルピス飲まんからな。絶対やからな」 「なあにこの子、エロ系の『振り』をしないと死ぬ病気にかかっているの?」 「ちゃうわ! うち何もしとらんのに一々そういうカット挟まるからあかんのや! みんなベニーが悪いんや!」 「いや私八重紅の人と関係ないですし」 「おすし」 「見て見て、ビックカツご飯にのせたら普通にウマい!」 「ああもうあんたら話に脈絡つけるって考えはないんか!」 「諸君、私は駄菓子が好きだ!」 うまい棒を握りしめた『興味本位系アウトドア派フュリエ』リンディル・ルイネール(BNE004531)が輝く目で立ち上がった。 ここから小太り少佐おなじみの名演説のオマージュが始まるのだが、ぶっちゃけ彼女の出番八割を奪うものだったので(しかもきっと盛大なプレイングコピペになるので)割愛することにする。内容はプレイングをご覧頂きたい。 「――よろしい、ならば駄菓子だ!」 ここはフュリエ食いしん坊万歳でおなじみリンディルさんである。食べ放題と聞いたからにはまず全品制覇するという仕組みが頭の中に構築されているようだった。 なのでまずは、うまい棒を種類ごとに一個ずつ取ってテーブルへ綺麗に並べるところから始まった。 「なんでしょう。見たことのない味がいくつか……」 「そこにココアシガレット差し込むとなんでかサイズピッタリ! これを『うまくない棒』と名付けたんだ。さ、食べて食べて」 「あっ、味のハーモニーが全力で喧嘩してる! クラシックと電波アニソン一緒に聞いてるみたい!」 「言いながら三本もくわえ込んじまって、ふふ欲張りな子だ……」 「そこ、異世界人をダシにセクハラするんやない!」 もう早速ごちゃごちゃしちゃって、誰がなにやら分からない状況になってきた。 最初に組んだなんちゃらフォーメーションももって十秒という有様である。 たしか最初に崩れたのは杏が篠の持ってる『まこにゃんをください』みたいなことを言って土下座から土下寝、流れるように三点倒立というコンボを決め始めた辺りだったと思われる。 「なんであの人まこにゃんに対してあんな必死なんだろう」 「確かに可愛いし腋とか舐めたいと思うけど」 「そんなことより締め出し食らった楠神風斗の話を」 「おいやめろそいつの名前を出しすぎだ」 「いくら居ないところで盛り上がる系男子とはいえ……ん?」 ベニーがタラタラとよっちゃんを混ぜたものをひたすらに貪っていると、隣に郷が座った。 「すこし、真面目な話しようか」 「どうぞ」 わずかに眉を上げるベニーに、郷は独り言のように語り始めた。 「あるとき、ある食い違いが起きたことがあるんだ。文面上のさ。それは受け手側にとって腑に落ちないことだったらしいんだ」 「ある話です」 「前にお笑い芸人がテレビで『お金を払ったんだからちゃんとして貰ったほうがいい』って言っててさ、その書き手もやっぱりそう思ってくれてるみたいで、プロだなって思ってるんだ。だけどその一件でお詫びのコメントがあったのを見て、俺はこうも思ったんだ。『そうじゃないだろ』って。確かにプロとして正しいんだろうし、プロである以上自分の仕事に自信を持つべきだ。だけどあの人は全体を引っ張る力がある。堂々と俺たちを導いて欲しいし、時には走り去って振り切って欲しい。そんな人に俺はお金を払いたい。そう思ってるんだよ」 「なるほど、わかります……」 『缶詰に入ってたんですよ』ということを隠しもせず缶詰ごと出してくるタラ肝をつまみつつ、ベニーは穏やかな顔で頷いた。 「私は当人ではありませんから個人的な意見になりますが……それがプロであれ何であれ、感情ある人間ならば謝るべき時があります。悪いことをしたらごめんなさい。言い方を変えれば『過失の免除を要求する』です。確かに堂々とした姿ではないでしょう。過失は自らの行ないで埋めるべきです。彼が頭を下げたというのは、自らを含む一団体の不利益を自らの責任で留まるうちに解消しようとした、ということなのでしょうしね。しかし、こういうふうにも考えられませんか」 眼鏡を押して、彼はやや低い声で言った。 「命を、人生をベットしている人間が頭を下げたということは、『それ以上踏み込むならば命を頂く』という意味だとも」 「それは――」 郷がグラスを握る手を強めたところで、彼を押しのけて篠が椅子を占有した。 「揚げパンとミルメークがあったの! こんなの置いてある居酒屋なんて始めてよ。でもアレよね、地域によっては揚げパンって出てこないらしいのよね。ベニーさんは何味が好き?」 「大体全部です」 「そうよね、あの……ええっと……」 篠は勝手にもじもじすると、勝手になにごとか語り始めた。 「あの義弟、郷のことなんです。ピンクの制服姿で居酒屋に来るなんて、アレですよね」 「いえ、私の友達は『駄菓子を食べるに相応しい格好で』と指定したら裸の大将スタイルで来ましたから、たぶん普通の域ですよ」 「そう、ならよかったわ。彼は義理の弟で、つまり旦那の弟なんですけれど、革醒する前にエリューション絡みの事件で助けてくれたことがあって、それでアークを紹介してもらった経緯があるんです。そんな子だけど、妙に友達が少なかったっていうか……内気なところがあるのね。すこし不安ではあったんだけど、最近ではなんだかいい人がいるみたいなんです。それが嬉しくて……ベニーさんに言うのは筋違いですけど、義弟のことよろしくお願いしますね」 「はい。八重紅の人とは関係ないので私にはどうともできませんが、こちらこそよろしくお願いします」 ――それから数十分後。 「酒! 呑まずにはいられない!」 綾乃30が珈琲焼酎とかいう物体を水のようにがぶ飲みしていた。 横で小さなヤカンからウーロンを注ぐ麻奈。 「まあ元気だしぃ。ほら皆で色紙に寄せ書きしたから。前向きになれる一言が書いてあるで」 「うん……」 受け取った色紙には、『AYN30』のロゴマークを囲むように一人ずつメッセージが縦書きされていた。 『フェリエ的には若い方です』 『俺BBA好きだよ』 『肉は腐りかけが美味いという』 『そんなことよりまこにゃんぺろぺろ』 『鎖ちゃんと結婚したい』 『義弟をよろしくお願いします』 『亀の甲より年の功』 『愛』 「なにこれ……愛の字だけやけに大きいし特徴的なんですけど……最後の『払い』が跳ねてるのは……」 「型を破る大きな心と予想の斜め上を行く精神を表現しているそうです」 「いや、私が言いたいのはそういうことじゃなくて……あの、魔法でも禁呪でもいいんで、永遠に29歳になれませんか? いやむしろ17歳くらいに」 「永遠の17歳カウンターによると今『17歳と156ヶ月』だそうですよ」 「……綾乃っ! 17歳と156ヶ月です☆」 「「おいおい」」 ここまで含めて、ひとつのテンプレートである。 そんな彼女を慰めようと歳の数だけ『うまくない棒』立てつつ、SHOGOとザキオカそしてわしすけ(なぜか変換できない)はおっさんトークに花を咲かせていた。アラサーとはいえ男はいつまでも(ある意味)17歳なので、年齢をいちいち気にする精神は無かった。 「ラッキーめんにすももの汁つけたやつやたらウマイ」 「『すめっく』と言って俺の幼少時には普通に売っていた駄菓子だ」 「じゃあこのおかきを酢昆布で巻いたものは?」 「知らん。そんなゴミのようなものが食えるわけ――美味すぎる!?」 「司馬ちゃんスネークの声マネ激うま! そしてやきもろこし味のうまい棒激まず!」 「原料的に考えるとただの『素うまい棒』だしな」 「ちゃんと化学調味料がまぶしてあるけど……」 「なあ、このハムカツにヨーグルなんとかをかけるとうまいきがする」 「子供の頃は食べ物で遊ぶなって怒られたけどさ、よく考えたら最近そういうの流行ってるくらいだよね。ちょい足しっていうの?」 「うまい棒をカレーにつけて食べるのがアリなら、実はチーズフォンデュできるんじゃね?」 「おまえ天才か」 「俺地方にいたから、メニュー覚えときたいんだよな。っていうか何があるんだ」 「実は公式HPにメニューごと載ってるっていうね」 「深夜に見たら悶絶するなコレ」 「俺、思ったこと言っていい?」 「なによ」 「俺らの台詞、殆どガヤじゃね?」 三人一斉にハッする若おっさんたちをよそに、杏とリンディルはガーリーな会話を楽しんでいた。 「できることなら、揚げパン全種類食べたいの……」 あ、ごめんガーリーじゃなかった。飢ーリー(飢えたリンディルの略)だった。 杏は彼女にそっとカラフルなチョコがかかった揚げパンを半分あげつつ、たこ焼きによっちゃんを詰めて焼き続けるベニーのひじをつついた。 「ねえベニー、そろそろ愉快なEシリーズ出してよ」 「私は八重紅の人とは関係ないので分かりかねますが、からあげがばるかんしてませんでした昨日?」 「やっとって感じよね。これってアタシだけかもしれないけど、大きな事件には食指が動かないのよね。今回は報酬目的で参加しちゃったけど、『お金のために依頼行く』ってなんか違うんじゃないかしらって思い始めてきたの。わかる?」 「わかります。日本には『仕事はお金のため』という概念がありますけど、リベリスタ(みなさん)にとっては仕事は選ぶものですからね。むしろ逆に『仕事のためにお金をかける』という気がします。あ、たこ焼きできました」 「あんがと。でしょう? やっぱ依頼は愉快じゃなくっちゃ。もしくは琴線に触れるかしないとね」 「八重紅の人ではありませんが、『そういうもの』を作るのが仕事です。たとえばこのたこ焼き。中身の無い小麦粉でも腹はふくれますし生きては行ける。けれど食べたいとは思わないし、表だけ青のりやソースで誤魔化してもそれは味の付いた小麦粉でしかない。中に変なものを仕込んだり、美味しいものを入れたり、もしくは上手に焼き上げることではじめて提供することができる。ただ、甘い物や酸っぱいもの、苦さや辛さなど人それぞれ好みがありますから、表から分かるように見せつつ作り分ける腕も、やはり必要なのでしょう。杏さんは『わざと焦がした苦いたこ焼き』は嫌いかもしれませんが、それが好きな人もいるんです」 「ふーん……」 たこ焼きをもぐもぐする杏。 中に仕込まれていた大量の梅ミンツに軽く悶絶した。 さて、場面は一周して綾乃30と麻奈である。 「なあ、そろそろやめといたほうが――」 「いいの! 呑むの! もしくは脱ぐの! テキーラもってこい!」 「ほら脱ぐとか言わんと、若おっさんたちが無駄に謝りはじめとるやないの」 「JKには分かんないんですよこの悲しみは!」 「JKいうなや」 瓶入りのラムネを手にしみじみ呟く麻奈。 「ウチたしかに高校生やけど、それはそれで苦労あんねんで。教室行ったら全学年同室やし。先生は大体エロかロリかサボりしかおらんし。まあ学園生にはよくあることやね」 ふうと息をつくと、さっきから『生まれてきてすみませんだから脱がないで』の一点張りをしている男たちへと振り返った。 「ビックカツ丼ってのがあるらしいんやけど……ザキオカはん感想たのむわ。プロの喋りをみせたってや」 「カツ丼ぽくてウンマァ~イ!」 「プロ根性かけらもあらへん!?」 ゴムで飛ばす紙飛行機のオモチャで遊びながらテヘペロ顔をするザキオカ28歳児。 「ちなみにカニカマをフライにしてご飯にのせても同じような食感が楽しめますよ」 「急に立ち直りよった!?」 「ねー、そろそろ引き上げの時間らしいけど」 「よし二次会に黒木屋行こう。ベニーもくるんだよ。朝までね!」 「今更言いますけど、鷲祐さんってこういう時だけ年齢相応になりますよね」 「あー、でも依頼ちゃんと締めないとダメじゃないの? 一応依頼なんだし」 「それならあの人をカメラの前に設置しといたんで大丈夫よ」 「あの人……?」 恵比寿駄菓子バー店舗前。丸形一号ポストによりかかったグロッキーな綾乃30が、カメラに向けて渾身のダブルピースをキメた。 「葉月綾乃、17歳と3748日です!」 「「おいおい」」 ――かくして、彼らは二次会で安い居酒屋に流れ、その後はカラオケで朝までネタソング祭りをし、朝日に目をしょぼしょぼしながら始発で帰って行ったという。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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