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波打ち際の防衛戦(えっちなのはいけな……いや、いいんじゃないかな!?)

●海開きの前に
 ここはとある海岸線。
 海開きを前にして、ゴミ拾い、各種施設の清掃、準備が完了し、あとは当日を待つばかり……
 だが、この海岸に招かれざる珍客が、大挙して押し寄せていたのだ!
 奴等は海からやってくる……
 その数は、6体。全て変異を遂げた、E・ビーストどもだ。
 内訳を見てみよう。

「水着がポロリ? ノンノン、そんな手間なんてやってられるか、破ってしまえばイイジャナイ、切り裂き太刀魚!」

「その体躯、溢れるパワーでジャマする奴はノックアウトだ! 倒した相手は、ちゃんとモグモグ、危険溢れるホオジロシャーク!」

「二匹でセット、並んだ真ん中、繋ぐようにした場所に顔は無いぜ、纏わり付いてナニをする気だ、ジャイアントオニヒトデ!」

「海でエロス、ならば俺たちの出番だな! 二匹のコンビ、別方向から多数のテンタクルスが艶めかしく犠牲者を待ち受ける、クレイジーオクトパス&スクイット!」

 整備された海岸に、ヤツらがくれば大惨事間違いなし。
 別の意味で、SAN値が削れそうでもある。
 これはいけない、なんとかして解決しなくては!

 かくして、海からの来訪者を討つべく討伐隊が召集されるのであった……


●頭が痛くなるブリーフィング
「妙な連中が出てきたわ。放って置くと犠牲者が出る以上、何とかしてもらいたいの」
 眉間に指を当て、変なものを予測してしまったとため息混じりに真白イヴ(nBNE000001)が語りだす。
 今回の討伐対象は、海開きを前にして海岸を占拠、哀れな犠牲者を待ち受けるE・ビースト達であるが……
 色々と、盛大にぶっ飛んでいた。
「とりあえずやっつけて……口で説明するのも辛いから、全部プリントアウトしておいたの。かなり嫌な相手だけど……」
 出されていた資料には、戦場情報、そして敵のデータが出ていたが。
 端的に言おう、獲れ立て新鮮、SAN値直送の海産物である。
 その資料を見た面々は。
 一部の者は、ハイライトが消えた目でうわぁ、と呟き。
 一部の者は、何かが漲っており。
 一部の者は、ビデオカメラが必要かと呟いていた。
「それじゃ、任せたわよ。早めに始末しないと、海開きに間に合わないから」
 そういって、イヴは遠くを眺めつつ説明を終了。
 なんともまあ、面倒なビースト退治へとリベリスタ達を送り出したのであった。





■シナリオの詳細■
■ストーリーテラー:プロスト  
■難易度:NORMAL ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ
■参加人数制限: 8人 ■サポーター参加人数制限: 0人 ■シナリオ終了日時
 2013年07月03日(水)22:25
 こんにちは、プロストです。
 今回は……まあ、お色気になるかもしれない、見たくも無い光景になるかも知れないシナリオですが、そんなジャンルに殴りこみ!
 盛大にぶっ飛ばしていく……かもしれないシナリオです。
 情報は以下の通り。

戦場
海岸線、というか砂浜
海開き前なので、人の気配は殆ど無い
結界を張るぐらいで一般人対策は完了します

敵データ
切り裂き太刀魚
3m程まで大型化し、短時間なら空中を泳ぐように飛翔できる太刀魚
キラキラと輝く体を海水に隠し、水中から獲物を探す
脇を掠める(近単:ダメージ中 圧倒

ホオジロシャーク
10m程の巨躯を持ち、ヒレを使ってある程度なら砂浜でも這うように移動できる
だが、陸上での稼動速度は低く、上がってしまえば対処は容易か
非常にタフなのには注意が必要
タックル(近単:ダメージ中 ショック
噛み付き(近単:ダメージ中 出血

ジャイアントオニヒトデ×2
成人男性より一回り大きくなったオニヒトデ
体中に生えたトゲを武器とし、組み付いた相手には胃を反転させ、飲み込むような攻撃を仕掛けてくる
トゲタックル(近単:ダメージ小 弱体
捕食(近単:ダメージ小 鈍化 混乱

クレイジーオクトパス&スクイット
10mほどに成長、陸上でも稼動可能、夢の進化を遂げたタコとイカ
突然変異か、吐き出すスミは白色、高い粘性を併せ持ち、厄介な能力が同時に付与されている
絡みつく(近単:ダメージ中 毒
スミを吐く(遠単:ダメージ中 凶運

※注意※
 今回ははっちゃけOKのシナリオです。
 はっちゃけたい人は、プレイングの1行目に「はっちゃけOK」若しくは「★」を記載ください。
 攻撃された際のリアクションとかその他ネタ行動で埋め尽くされていれば、それなり以上の戦力で戦ってる扱いになります。
 また、ちょっとエッチな展開とかありえますので、その点は理解したうえでご参加下さい。


 情報としては以上です。
 お色気だから、女性キャラ限定とかありません、参加したなら老若男女、分け隔て無く対象だ!
 屈強な兵士な方も、可憐な乙女であろうとも!
 はっちゃけOK、なんて書いてたら、まあ、ぶっ飛んだ事になるでしょう。
 あ、記載なかったら普通に殴りあう事になりますので、やられたくない、私は記録者、いや、観測者だ! とかいう人でも大丈夫だと思いますよ、多分……

 リプレイの方は、プレイングが突き抜けすぎていても問題ない程度まで緩和、される可能性がありますので、その点もご容赦下さい。
 そ、それでは。ご縁がありましたら、よろしくおねがいします。

参加NPC
 


■メイン参加者 8人■
ホーリーメイガス
神谷 小夜(BNE001462)
ホーリーメイガス
大石・きなこ(BNE001812)
ホーリーメイガス
神代 楓(BNE002658)
ホーリーメイガス
メイ・リィ・ルゥ(BNE003539)
デュランダル
ルー・ガルー(BNE003931)
ナイトクリーク
アーサー・レオンハート(BNE004077)
レイザータクト
杜若・瑠桐恵(BNE004127)
ホーリーメイガス
キンバレイ・ハルゼー(BNE004455)

●全員はっちゃけた!
 結界が張り巡らされ、砂浜から人気が消えた。
 つまり、目撃者=参加者の構図が出来上がり、一般人なんて気にする必要は無くなったのだ!
「みなさん、気を引き締めてかかりましょう!」
 結界を張って、狐の耳と尻尾をぴこぴこ。
 桜色のビキニにパレオを纏い、どう考えても崩壊から世界を護るなんて意思が感じられない、気が抜けてるおねーさん、『Dreamer』神谷 小夜(BNE001462)
 ちょっと早い海水浴、水着ギャルも見れるよ! みたいな展開だけど、碌な展開にならないのは明白である。
「夏だ! 海だ! 陸上に上がってくるエロ海産物だ! ……っていやマジどういう事だよコレ!?」
 あ、ツッコミしてる人が居た。
 自己紹介までしちゃってる海産物にE・ビーストじゃなくE・フォースだろ、妄想の集合体だろとか言ってる『Small discord』神代 楓(BNE002658) 君、ぴゅあな19歳。
 そんなツッコミなど何処吹く風、海産物は上陸を開始していたのだ!
「あ、おい鮫、てめぇ空気読めよ!」
 楓くん、場違いな能力な鮫へ怒りのツッコミ。
 でも、しかたないんだよ! もし、真面目に戦う人が居たら、いやらしいモンスターだけじゃしまりがつかないでしょう!
 かっこよく戦う為の鮫さんだよ!
「タオス、ナガソウ、アトマワシ」
「いえいえ、先に倒しましょう。なんだか、戦場に相応しくないですし~」
 あっ、こっちでも鮫さんがディスられている!?
 後で倒せば言いやとか言ってる『』ルー・ガルー(BNE003931) さんに、いや、場違いだと言ってる『鉄壁の艶乙女』大石・きなこ(BNE001812) さんだ。
 まあ、海だからと言ってほぼ裸のルーさん、潮風で錆びるからと鎧ではなく白いスクール水着で挑むきなこさんの言葉なら、説得力があるっ!
 つまり、鮫の運命はここで決まった、お前の見せ場など用意されることは無い。
「すごくつよそうなあいてです。でも、逃げません! きんばれい、この依頼から帰ったら、おとーさんと結婚するんです。今日はパインが特売だからパインサラダ作らないと、お肉も特売だったから、ステーキも作りましょう!」
「あらあら、フラグのオンパレードね。ふふ、じゃ、私も負けてられないわ、一足早く夏を楽しみましょう♪」
 同刻、何か思いっきり死亡フラグをおったてている幼女と、年上のおねーさんが会話をしていた。
 水着じゃなくて、シャツとホットパンツのみ、したにははいてないらしい、年齢に不釣合いにたわわに実った二つの果実を揺らす『』キンバレイ・ハルゼー(BNE004455)
 対して、年齢から出る色気を最大限に発揮、ラインを細くし、ただ肌を露出させただけの水着ではなく、やや細い程度に整えたその水着。
 豊満な体に布が食い込むことで、はちきれんばかりの体を逆にアピールするえっちな水着なんかをチョイスしてる『アスタービーストテイマー』杜若・瑠桐恵(BNE004127) である。
 だめだ、この人たち、はやくなんとかしないと。
 だれか、まともな人はいないのか!?
「女性陣が攻撃されるよりは、俺が攻撃される方がマシだろう」
「おお、アーサーさん、かっこいい! 撮影はバッチリまかせてよね」
 男らしく腰へ黒布一枚、仁王立ちした『癒し系ナイトクリーク』アーサー・レオンハート(BNE004077) と可憐な体をスクール水着に包んだ『へっぽこぷー』メイ・リィ・ルゥ(BNE003539)
 きた、メイン戦力きた! これでかつる!
 精悍な体つき、その肉体から繰り出される容赦ない攻撃で、かっこいい戦闘記録が刻まれるに違いない!
 そんな八人と、六匹のEビーストとの戦いは、ようやく始まるのであった。

●出番終了です
「シギャー!?」
 ホオジロシャーク、撃破完了!
 諸々の都合で開幕からX秒後、ホオジロシャークは砂浜に打ち上げられた海産物の仲間入りを果たしていた。きっと、多分、おそらくは、皆の酷い扱いに心が折れたに違いない。
 もう、出番は無いだろう。
「やめて、破らないでーっ!」
「私の水着は破けても、私の心は砕けません!」
 ビキニが破けて胸を押さえる小夜さん、胸元が破けたが、基本的にボカシが入る部分を絆創膏で隠し、誇らしげな顔のきなこさん。
 切り裂き太刀魚、ここぞとばかりに水着へダイヴ!
「ひゃっ、服切っちゃ駄目ですぅ! 替えの服もってないんですぅ!」
 あっといけない、次の犠牲者はキンバレイ。
 巧みな体捌きで水中、空中を泳ぐ太刀魚、一気に引き裂くような事はせず、端の方からチマチマと、徐々に削がれる恐怖を与えるように、彼女の衣服から小さな布片を切り落とす。
「予想通り、太刀魚は少しずつ少しずつ切り裂いている……」
「くっ、なんて奴だ、回復はする、早く倒さないとな」
 撮影班、メイさんと楓くん、体に傷が付いた場合の救護班も兼ねてビデオカメラで録画中。
 なんとおいしいシチュエーション、揺れるバストとそれを隠す水着が破け、顔を赤らめ逃げ惑う乙女達。
 一昔前のテレビ番組なら、近い感じの番組も放映していたのに、色々と規制がかかって世知辛い世の中である。
 そんなこんなで、切り裂き太刀魚によるポロリショーが続いていた……

●本番はここからです
「いやぁ! 駄目ぇ! 神代君の前なのぉ!」
「ちょっと!? どうしていちいち俺の名前を呼ぶんですか、それセクハラの枠に収まってねーよ!!」
 映像だけでなく、音声もバッチリ記録!
 艶めかしい10本の触手に絡め取られ、もがく瑠桐恵さんの声とツッコミをした楓くんのやり取りは、しっかりと残されるでしょう。
「あぁん、そんな……ッ、わざと見せつけ……んぶっ!」
 動けなくする為、肉に食い込むよう乱暴に縛られた四肢に対し、やさしく、持ち上げるようにバストを蹂躙する触手。
 出来上がった谷間の中まで入り込み、吐き出された白くてべたつくイカスミにまみれた瑠桐恵。
 直感的に危機を感じ、抵抗すべく1本の触手を口に含むも、(わざと捕まったんじゃないかと思えるまま)彼女はクレイジースクイットの洗礼を受けていた。

「くっ、俺が居ながら、守れなかったとは。待ってろ、今助けてやるぞ!」
 仲間のピンチを救うべく、アーサー吶喊!
 だが、その突撃はクレイジーオクトパスの吐き出すしろくてねばつくスミにて阻まれていた。
「うぐっ……粘ついて気持ちが悪いっ……!? しかもこの色、どう考えても墨じゃないだろ、これ!?」
 振り払おうとした矢先、不運にも砂に足を取られよろめくアーサー。
 その機を逃さず、八本の触手が一斉に彼を目掛け飛翔、たちまちの内に絡め取られてしまったのだ。
「うっ……くぅっ! くそ、ぬめぬめして……はっ……あっ、墨と触手の感覚が混ざり合って……!?」
 五感を(意図的に)高めていたのが仇となったか、ただ単に絡み取られ、墨をぶちまけられただけにも関わらず、彼の体は意思とは関係なく昂りを。
 もがけばもがくほど、触手は肌の上を走り、ねばつく液体が全身を覆う結果にしかならない。
 力任せに振りほどこうとするアーサーの抵抗が弱まってきたことを感じ取ったのか、それまで同じく力ずくで押さえ込んでいたクレイジーオクトパス、ここにきて攻撃を変更。
「ま、待てっ……! そこだけは、そこだけはやめろ!?」
 黒い腰布、その中へ入り込むよう二本の触手がゆっくりと、ねじ込むように進み行く。
 身をよじり、必死で暴れる彼ではあったが、その抵抗を許さぬとばかりに新たな触手が彼を襲う。
 それは、本数に余裕があった、クレイジースクイットが伸ばす致命の一手。
「なっ……!? 二匹同時なんて……や、やめてくれっ、これ以上されたら俺……俺……!?」
 今までの触手とは違う肌触り、スクイットの触手。
 体をなぞり、そのまま腰布の中へ滑り込んだその触手は、先に入り込んだ触手とあわせ彼の一部を蹂躙する。
 時に激しく、時に撫でるように優しく……
 ひとしきり弄び、触手が支えねば立てぬ程に攻め立てられた彼は、砂浜へ放り投げる形で開放を。
 ぐったりと、そして呆然と空を眺めたままの彼を、メイがしっかりとビデオに収めてい……たが、そんなメイも別の刺客に襲われた。
「みゃー、すくーる水着なのに、ボロボロでビキニみたいになっちゃう……」
 真面目な戦闘記録、しっかりと写さないといけない、と集中していたメイ、こっそり忍び寄ったジャイアントオニヒトデに組み付かれる悲劇!
 トゲまみれの体によって、メイの水着は引き裂かれ、押し倒した拍子にビデオカメラが宙を舞う。
「あぁーん、べとべとねばねばできもちわるーい」
 組み付いたまま、オニヒトデは胃を反転、小柄なメイの体を包み込んでいく。
 逃れようともがくも、全身にピッタリと張り付くようにその膜が覆い、ズリズリと蠕動運動を持ってメイの体へ刺激を送る。
 敏感な部分も、そうでない部分にも、等しく責め立て、それに応じてメイの口から声にならない音が漏れていく。
 潤んだ瞳、高潮した顔。
 その様子を、先ほど手放したビデオカメラの無機質なレンズが淡々と見つめていた……

●主役はタコとイカだった
「うあぁ……きんばれいの身体しろくてべたべたしたのでぐしゅぐしゅですぅ……」
「ルー、デモ、コレ、ウマイ」
 キンバレイ、ルーの二人がクレイジースクイットに捕まった!
 先ずは動きを鈍らせようと、アーサーの時以上に多量の、しろくてねばつくイカスミを吐き出し、そして十本の触手を伸ばしてきたのだ。
「や、ぬめぬめしたのはいってくるぅ……ら、らめぇ、おっぱいいじっちゃ、だ……ひぅん! なんでおっぱいばっかりいじるんですかぁ……」
 死亡フラグなんて盛大に立ててきたおかげか、絡みついた触手に弄ばれるキンバレイ。
 先の切り裂き太刀魚の攻撃で各所が破け、身体を覆う機能を大きく損なった衣服の中に入り込むなど容易。
 涙目になりながら抵抗するも、年齢不相応に育ったバストを触手は集中的に攻撃!
 屈服させるべく激しく全体を巻き上げたかと思えば、ごく一点を狙い、集中的に弄り回すなどを繰り返し、彼女の体力を奪っていった。
「ドウシタ、ダイジョ……ヒゥ!?」
 過敏に反応していたキンバレイを気遣い、同じく捕らわれていたルーが言葉をかけた瞬間、彼女にも異変が。
 羞恥心も無く、身体を触手に拘束されつつイカスミまみれの触手に齧り付き、ただひたすらに捕食していたルー。
 バストが揺れようとも隠しもせず、爪を突きたて食い気最優先、まったく嫌悪感など見せなかった彼女に一体何が!?
 それは、見せられない部分を隠す毛皮の下、そこへ偶然にもフリーだった触手が接触してしまい、未知の感覚に思わず悲鳴を上げてしまっていたのだ。
「キュー……クゥン?」
 毛皮の下にある触手が動きを止めた。
 か細く鳴きながら、ルーはキンバレイを見遣りどうしよう、と目で訴える。
 だが、その返答が来る前に再度毛皮の下にある触手が脈打ち、彼女に未知の感覚を伝えていく。
 ビクン、ビクンと触手の動きにあわせ痙攣、自分の身体に何が起こったのか理解出来ぬまま、彼女はキンバレイと共に砂浜へ投げ出されていた。
「キューン……」
 倒れて動かないキンバレイの側、ルーがオロオロとか細い鳴き声を上げながら様子を窺う。
 その隣、仰向けに倒れたキンバレイが光を失った目で空を眺め、痙攣しつつポツリと呟く。
「おとーさん……りべりすたのおしごとはたいへんです……」
 と……

「やだ、ネバネバが顔に、顔にーっ!?」
「この触手……くやしい、でも感じちゃう、ビクビクッ!」
 フリーになったクレイジー兄弟、次の獲物として小夜さん、きなこさんをロックオン。
 小夜さん目掛けしろくてねばつくイカスミが噴出され、きなこさんはタコの触手がその身体を絡めとる。
「あぁ、こっちじゃなかった、この程度の触手や粘液、既に経験済みです!」
 きなこさん、すごい!
 触手に責め立てられても、艶っぽいセリフを間違って言える位、経験豊富!
 水着の下に入り込まれようと、そして秘所やバストを責められようとも受け止める、耐え切る盾として理想の働き。
 空中に吊るされ、意図的に揺れるバストを強調する形になっているのに、やられる気配は無い!
「あっ、やっ、触手が、ひぅん!」
 きなこさんがとてもつよいので、くれいじーきょうだいはねらいをさよさんにしぼっちゃったよ。
 清純派な小夜さんなのに、苛烈に数多の触手が襲い掛かる!
 吸盤で吸い上げるように水着を引っ張って、脱げるか脱げないかギリギリの所まで引っ張り……一気に引ん剥く!
「あっ、だめっ、返してください、私の水着ー!」
 抵抗及ばず、水着は奪われる。
 そして、全身をやさしく、包み込みつつ撫でるように多量の触手が小夜さんに襲い掛かっていくのであった。
「ひゃう、ネバネバが口にっ……あ、あれ、でも、このネバネバ、ちょっと美味しい……?」
 追加で飛んだイカスミを浴びながら、彼女はポツリと呟く。
 見た目と粘度はアレだが、食品として流用可能なほどそのイカスミの味はよく、数多の触手に蹂躙、様々な感覚にて高潮した小夜さんの眼前に、しろくてねばつくイカスミまみれの触手が一本、スッと差し出されていた。
 清純派なのに、清純派なのに!
 自ら求め、そしてそれを口に含んでしまうのか!?
 そんなギリギリのラインで耐える、小夜さんの姿を楓くんの、そして砂浜に落ちたメイのビデオカメラがしっかりと撮影していたという。


 ホオジロシャークを倒しただけで、この劣勢。
 このままでは、海岸の平和を守るどころか、自分たちが珍客の餌食になってしまう!
 だが、このままヤられてばかりではない。
 触手を振りほどき、胃袋から脱出。
 平静を取り戻し、立ち直ったリベリスタ達は反撃とばかりに砂を蹴り(ビデオテープはここで予備が無くなり映像は途切れている)

「ふう、何とか倒したな。皆の勇姿、しっかり記録に残しておいたからな!」
 突撃せず、回復と撮影に専念していた楓くんがサムズアップ。
 喜び勇んでやって来た彼は、瞬間記憶でおいしいシーンを記憶してたりするようだ。
 時々、いかついおっさんが写っているビデオだが、様々な女性が写るビデオ、十分許せる範囲だろう。
 だが、彼は知らない。自分は海産物に襲われる事は無かったが、新たな刺客が迫っていることを……

 
 こうして、八人のリベリスタ達の活躍により、招かれざる珍客は打ち倒され海岸に平和が戻った。
 夕焼けを背に、影を伸ばし去っていく君たちの激戦の模様はバッチリと記録済み。
 この戦いは記憶と記録、両方に残されることとなるだろう……


PS
 撃破後、記録より抹消された事象として、瑠桐恵が楓に迫る事案が発生。
 ご褒美と称し背後より接近、
「フフッ、こっちの『ジーニアス』は十分深化済みね」
「もうフェイトを使いたくて堪らないようね……早く使っちゃいなさい!」
 等と発し、主に下腹部を中心とする健全な男子高校生ならば夢の様なシチュエーションを迫った模様。
 この件に関しては、当事者同士の問題であり不介入とする。

■シナリオ結果■
成功
■あとがき■
 リプレイが遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
 今回のあとがきは、一言で述べさせていただきます。


「ふぅ…………」