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戦え! 正義の味方アークマン!

●アーク本部の廊下にて
「……ヒーローショーに出演? 私が?」
「はい、スタンリー様。ちょっと緊急事態でして……三高平で行われるヒーローショーに出演予定だったアークリベリスタの方が任務で重傷を負ってしまったんですよね」
「それで急遽出演者を募集する事に?」
「その通りですぞ。如何でしょう、スタンリー様。ここは三高平のチビッコ達の為にッ……!」
「あのですね、名古屋様。ヒーローショーに元フィクサードが……しかも六道(ヤクザ)が出るのは色々と危ういのでは?」
「ですよね……ですよねーーそんな感じで蝮原様にも断られましたよ!」
「蝮原様にって貴方……ヒーローショーがただの仁侠モノになりますよ」
「うーんどうしたものか……」
 考え込む『歪曲芸師』名古屋・T・メルクリィ(nBNE000209)であったが――その時ふと、偶然通りかかったリベリスタを見つけてはニッコリ微笑んでこう言ったのであった。
「ちょっと、そこのリベリスタの皆々様! ヒーローショーに出演して頂けませんか?」


■シナリオの詳細■
■ストーリーテラー:ガンマ  
■難易度:EASY ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ
■参加人数制限: 8人 ■サポーター参加人数制限: 0人 ■シナリオ終了日時
 2013年05月18日(土)23:24
●目標
 ヒーローショーをやろう。

●諸注意
・ショー内容はリベリスタに一任されています。ふりーだむ。
・既存の衣装もありますが、各自で揃えてもOK。
・場所は三高平某所。舞台はそれなりに広いです。
・お客は三高平のチビッコ達なので神秘秘匿などは無問題です。でもチビッコ達の夢は守ろうね。
・時間帯は午後。
・お手伝いという感じでメルクリィとスタンリーもいます。彼らへの指示は、相談で【NPC指示確定】とつけて発言された『最初の』発言を参照しますので、何かあればお願いします。特になければ裏方をそれとなくやります。

●STより
 こんにちはガンマです。
 出番ですよ、ヒーロー。たのしくはっちゃけてくださいませ!
 よろしくお願い致します。
参加NPC
名古屋・T・メルクリィ (nBNE000209)
 
参加NPC
スタンリー・マツダ (nBNE000605)


■メイン参加者 8人■
覇界闘士
ヘルマン・バルシュミーデ(BNE000166)
クロスイージス
白石 明奈(BNE000717)
デュランダル
降魔 刃紅郎(BNE002093)
マグメイガス
セレア・アレイン(BNE003170)
ダークナイト
鋼・剛毅(BNE003594)
スターサジタリー
靖邦・Z・翔護(BNE003820)
デュランダル
四十谷 義光(BNE004449)
クロスイージス
リーツェ・F・ゲシュロート(BNE004461)

●疾風怒濤フルメタルセイヴァーVS暴虐銀河覇王キングライガー百世RX ~愛が為に~
「よーいこのみんなー! こーんにーちはー!」
「こんにちはー」
「おやおや~元気が足りないぞ! もう一回! こーんにーちはー!」
「こーんにーちはー!!」
「よーしナイス元気! 今日はお姉さんと一緒に楽しんでくれるかなっ!」
 はーい、と客席のチビッコ達がアーク制服を着た司会のお姉さんこと『ミサイルガール』白石 明奈(BNE000717)に元気よく返事をした。現アイドル(重要)という事でチビッコ達の中に大きなお友達が混ざっているが気にするな。
 そんなこんなで、眩しい笑顔でショー前の客席を明奈が盛り上げている一方。舞台裏では各々が準備中。
「……っていう筋書きさ。微妙だね!」
 シナリオの再確認をした『SHOGO』靖邦・Z・翔護(BNE003820)が投げやりな言葉と共にポーズを決める。それにうむと頷いたのは『疾風怒濤フルメタルセイヴァー』鋼・剛毅(BNE003594)。
「つまりいつも通りでいいんだな」
 よって照れは無い。まあ兜を外す事も無いから表情に関しても問題n……中の人などいなーい!
「よし、『レア大尉』とかしとこう!一人だけ中途半端なポジションの階級がある謎っぽさが子供向け特撮ヒーローにありそうなネタよね!」
 両手を拳に、『┌(┌^o^)┐の同類』セレア・アレイン(BNE003170)が開演5分前に己のキャラを決定した。セクシー系女幹部という訳で黒とワインレッドのボンテージ。ケバめのメイク。やたらどす黒い色の口紅。基本よね! でもちゃんとPTAに文句言われない程度の自重。基本よね!
「フウ、フウ……スウウウ」
 一方、パイプ椅子に腰かけた『みんなのカイチョー』四十谷 義光(BNE004449)は緊張のあまり小刻みに震えていた。目を閉じ深呼吸をしてみるけれど酸素が全然肺に入らない。クワッと赤く光らせた目を見開いた。
「失敗は許されぬッ! 日々徹夜にて練習した成果を今! ヌウッ! イカン! 緊張で胃がキリキリしてきた……」
 冷や汗ダラダラその傍らでは、『リコール』ヘルマン・バルシュミーデ(BNE000166)がなんか間違った方向であんにゅいな溜息を吐く。今回はみすてりあすなイケメンに徹したいそうです。静かにくーるにする練習だそうです。内心では年齢相応(?)に、

 いよっしゃー! ヒーローショーだいすき!

 なのであるが。
 そんなこんなで、ヒーローショーがはっじまっるよ~。

●第一幕 疾風怒濤フルメタルセイヴァー参上!
 温まった舞台! 「良い子にしてないと悪~い人が来ちゃうかもよ~」と笑顔の明奈お姉さん! だが平和とは遍く長続きしないものである!
「ヒャッハー!」
 颯爽と舞台に現れたのは悪役戦闘員スーツに身を包んだ義光とリーツェ・F・ゲシュロート(BNE004461)!
「あ、あれは悪の戦闘員(まじめ)と下っ端戦闘員2!」
「おーっほほほほ! あたし以外の女はこの世から滅びるが良いわ!」
「そんな、セクシー女幹部レア大尉まで!?」
 お姉さんの解説の最中、更に現れたのは鞭を手にしたセレアことレア大尉。鞭をシパーンと振るい下っ端をけしかける。
「さぁお前達! あたしのために死んできなさい!」
「きゃー助けてー! このままではお姉さんは悪の組織に連れ去られてセクシーキュートなブラックアイドルに改造されてしまうわ! 助けてヒーロー!」
 説明的台詞を放つお姉さんに魔の手が迫る! だがその時!
「待てーい!!!」
「あ、あれは!」
 野外ステージでありがちなスピーカーから流してます感満載のテーマソングの中、お姉さんが指差したそこには!

「力なき正義は無力、力こそ正義なり! 鋼の魂を胸に刻め! 疾風怒濤フルメタルセイヴァー参上!!」

 颯爽登場、剛毅こと疾風怒濤フルメタルセイヴァー! 自慢の愛機『疾風迅雷セイバリアン』のエンジンをドルンと吹かせて――吶喊! 一人くらい轢いてもリベリスタなら大丈夫だよな、という訳で!

 ドゴォ!
 ぐはぁ!

 ぱこーんと撥ねられた悪人ズ。撥ねられたショックで小学生が見ても大丈夫な程度にエッチな感じで服が破れてしまうレア大尉。覚えてろーと逃げ出したのをメタルセイヴァーは待て待てーと追い掛けて行った。ありがとう、疾風怒濤フルメタルセイヴァー!

●第二幕 危ない野郎だダークサイド!
 お姉さんアナウンス「ここはキングライガーの基地……」
「我こそは『暴虐銀河覇王キングライガー百世RX』」
 スモークの中、悪のイケメン執事ことヘルマン(ヘルマンのヘルは地獄のヘル)を従えマントを翻すのは、いかにも悪感満載な玉座に座った『暴虐銀河覇王キングライガー百世』降魔 刃紅郎(BNE002093)。その様子は険呑であった。
「ええい、フルメタルセイヴァーめ!また我の『全世界サバンナ化計画』の邪魔をしおるか!」
 何だその計画はというのはさておき。おのれフルメタルセイヴァー。
「出でよ、怪人サドクター!」
 指をパチンと鳴らせば、スタンリーこと怪人メガネの紐長いマン(仮名)こと怪人サドクターが「ここに」と現れる。超恥ずかしいのを死ぬ気で堪えている。口元が若干引き攣っている。それに、まだ調整が完全ではないな? とキングライガーは一言。頷くサドクターを見遣りつ、ヘルマンは小さく呟いた。
「ふん、自分が騙されているとも知らず……」
 意味深。それにしても執事率の高い舞台。サドクターが何とかしてくれ的な目を向けてきたが、にひるに笑っておいた。
 そして悪の皇帝は無駄にマントをぶわっさぁして立ち上がる。
「よかろう……付いて来いお前達! 我が直々に奴の相手をしてやる。弱い奴が順に出現するいうヒーローに都合のいい展開など、現実には存在しないのだからな!」

 ふはははははは。スモークもくもく。

●第三幕 戦えヒーロー、正義は不滅だ!
「我が名は怪人サドクター! フルメタルセイヴァーよ、貴様の命を貰い受ける!」
 大根演技なんてお子さんお見通しだから。普段通りカッコつけて普段通り戦ってきなよ。あ、イケメンたっぷりに演じてね!
 というSHOGOの言葉を思い返しつ、サドクターは大メスを構えてじゃきーんと決める。そしてフルメタルセイヴァーに飛び掛かった!
「来い、怪人サドクター! 正義は滅びん!」
 フルメタルセイヴァーは自慢の愛剣を抜き放ち、疾風の如く飛び掛る。がきーんがきーんと刃同士が激しくぶつかる堅い音。息も忘れる大立ち回り。超攻防。二者の実力は互角に見えた。
「なかなかやるな……だがそれでこそ! 俺のフルメタルボディもヒートアップだ!」
 鎧の隙間から噴き出す蒸気。ロボは男の浪漫。メタフレのチビッコとお父さん達にバカウケである。
 うおぉおおおお――正義と悪がぶつかり合う、正にその時!

「ふはははははは!」

 突如としてステージに花火の爆花が迸る! 同時にスモークが巻き上がる!
 そしてステージ下より堂々と現れたのは。
「お、お前等は!」
「左様、フルメタルセイヴァー。我こそは暴虐銀河覇王キングライガー百世RX!」
「その忠実な部下、地獄執事ヘルマン!」
「怪人肩割られるマンですぞ!」
 キングライガー、ヘルマン、∩<|´w`|>∩がデデーンと登場!
「行け怪人肩割られるマン! あの不完全な怪人メガネの紐長いマン諸共フルメタルセイヴァーを叩きのめせ!」
「ですぞー!」
「は、謀ったのですね貴方――ぐわぁ!」
 ∩<|´w`|>∩のフォーチュナパンチにサドクターが吹っ飛ぶ。
「そう――すべてはワナ、貴様等などキングライガー様がじきじきに手をくだすまでもない!」
 地獄マンが鼻で笑う。
「己の仲間まで見捨てるとは、この卑怯者め!」
「貴様!」
 ∩<|´w`|>∩と攻防を繰り広げるフルメタルセイヴァーの言葉にヘルマンが一歩前に出た。だがキングライガーに腕で制せられ、しかしと一瞬躊躇するも「出すぎた真似をいたしました」と一礼しつつ後ろに下がる。
 代わりに、キングライガーがフンと鼻を鳴らして満身創痍のフルメタルセイヴァーを一瞥した。
「卑怯? これが悪の策略だ! 友達にはやるなよ! それにサドクターは我が洗脳で無理矢理怪人に仕立て上げていたのだが我が力を以てしても正義の心が消えなかった為に近々処分する予定だったのだ!」
「フ――見事なフラグ立て、さすがでございますキングライガー様」
 うんいいねいいね従者っぽいですね! なんて悦に浸りつつヘルマンのあんこくびしょう()。
 フルメタルセイヴァーは大ピンチであった。∩<|´w`|>∩のデスゾーパンチに殴り飛ばされ、遂には膝を突いてしまう。
「こ、このままではっ……!」
 無駄にスパークとか上げつつも立ち上がろうとするが、身体に力が入らない。ぐぅっと呻いた。
 その時、今が好機とばかりに下っ端ズを率いるレア大尉が颯爽登場!
「さぁ、にっくきフルメタルセイヴァーとおマヌケなサドクターが動けぬ間に世界を闇で染めてやるのよ!」
「ヒャッハー!」

 ~ここから悪役のスーパー客席温めタイム~

「フン、なかなかの上玉だ。キングライガー様にふさわしいかどうか私が確かめてやろうではないか!」
「きゃあーっ助けてーっ!」
 お姉さんの前に立ち塞がるヘルマン、悲鳴を上げて逃げ惑うお姉さん。
「ヒャッハー! 泣け! 喚け! 貴様を人質にしてやるのだァーッ!」
 下っ端(真面目)は客席に押し入り、子供達を肩車したりおんぶしたり高い高いしたり懇切丁寧に人質(?)にしている。傍らでは下っ端(その2)が、「ヒャッハー!」と子供を脅しながら客席を練り歩いていた。
「この辺りから正義の魂を感じるぞ……今はまだ微々たるものだが、いずれキングライガー様の妨げになる芽は今のうちに摘み取っておかねばならん!」
 地獄マンは男の子ににひるな笑みで言い放つ。そしてレア大尉は鞭を片手にまるで品定めをするかの様に客席を眺め、キングライガーは∩<|´w`|>∩を傍らに「今こそ悪の時代を! フハハハハハハ!」と高笑いしていた。
 恐怖のどん底! それを――傷付いたフルメタルセイヴァーと正義の心を持つサドクターはただただ悔しげに見る事しか出来ないのであろうか!?(悪役のスーパー客席温めタイムここまで)
「大変、このままではフルメタルセイヴァーと紐長いオジ……お兄さ……サドクターがやられちゃう! みんな応援してあげて! キングライガーかっこいいとか言わないで!」
 お姉さんがチビッコ達に視線を向ける。ビスハっこにはキングライガーがバカウケです。かっこいいぞキングライガー。でも悲痛なお姉さんの声に、子供達が正義のヒーローに声援を送る! 頑張れ、負けないで!
「もっと大きな声でー! 負けないで、ヒーロー!」
「負けないで、ヒーロー!!」

 頑張って、ヒーロー!

 最早これまで。そう思っていたフルメタルセイヴァーのセンサーに、その声が響き渡った。
 微かだったその声はやがて大きなうねりとなり、彼に大きな力を与えてくれる!
「そうだ、こんな所で倒れている場合では無い。この世界を踏み躙る奴に容赦はしない――燃え上がれ勇気と愛と超鋼魂、平和な未来をこの手で掴み取るんだ!!!」
 ガッシューンと蒸気を上げて、フルメタルセイヴァー復活! 更にサドクターも立ち上がる!
「こ、この力は……!?」
「お前にも分かるだろう。勇気と愛と――正義のパワーが! いくぞ、サドクター!」
 今ここに二人のヒーローが降臨する!
 だがそれを快く思わないのは悪の皇帝キングライガー、舞台に降り立ち悪そうな装飾が無駄に付いた斧を手に身がまえる!
「小癪な、者共やってしまえ!」
「ヒャッハー!!」
 レア大尉、下っ端ズがヒーローに襲い掛かる。だが、勇気と愛と正義の力を手にしたヒーローの前には敵ではない! 瞬殺!
「ここは私にお任せくださいキングライガー様!」
 続いてヘルマンも飛び出すが、瞬殺!
「ば、馬鹿な、この私が卑しい人間ごときに……!!」
「ヘルマン様の仇ですぞー!」
 ∩<|´w`|>∩も立ち向かうが、真空管を割られ瞬殺!
(くっ……目を逸らさずには、いられぬ……ッ!)
 同じメタフレという事で∩<|;´w`|>*の最期に下っ端(真面目)は涙を禁じえなかった。だが、物語のクライマックスを告げるゴングは鳴らされた!

 さあゆけッ! フルメタルセイヴァー!
 新たな正義 紐長いマン! マン、マン まん……(←エコー)


(なんで私の名前『メガネの紐長いマン』だったりするんですか! サドクターでいいじゃないですか!)
(えぇーっわたくしにいわれましても)
 なんかサドクターが倒れたヘルマンに小声で言ってたりするんだけどそれはさておき。あと割られた∩<|;´w`|>*がうつ伏せでビクンビクン痙攣してるけどそれもさておき。
「さぁ、残るはお前だけだキングライガー!」
 ヒーローの眼前にはキングライガーのみ。
「面白い、かかって来るが良い!」
 その言葉を躱キ゛リに、正義と悪は激しく切り結ぶ。そして、その力でヒーロー達を押しのけた皇帝はくくくと笑いつ斧を振り上げた!
「運動して体を鍛えておらぬ奴は我のこの爪で一撃よ! 砕け滅びよ、ダークネス悪逆戦鬼烈風陣!」
 マジ戦鬼烈風陣。リアルな演出の為だ、肋骨全損したり内臓破裂したりくらいは大目にみろ! 案ずるな、こんな事もあろうかと我が忠実なしもべ達がスモークを一生懸命焚いておるわ!
 迫り来る暴風。
 だが、ヒーロー達は力を合わせて!
「正義の痛みを思い知れ――超必殺、ジャスティスペインキラー!」
「月の下に裁かれよ! 奥義、グッドムーンフォークロア!」
 二つの正義が合わさって、眩い光が悪のアギトを押し返す! BGMも盛り上がる!
「ば、馬鹿な――ぐおぉおおおおおおっ!!」
 その光はキングライガーをも巻き込み、吹き飛ばしたのであった!
 ぐふっ。どさぁ。片膝を突くキングライガー。だが、ワールドイズマイン。全ての視線を己に集める。
「この世界にはありとあらゆる悪意……我の力となる物が溢れておる。貴様らの心に悪がある限り我はいつか蘇る。
 子供たちよ! その時にお前達はヒーローの心を継いで立ち向かえるかな?
 親よ! それまでに精々子供を健全に育ててみせる事だな……ぐはははは!」
 哄笑と共に盛大な花火で爆発演出。悪役は爆発物です。ここにキングライガーはその野望と共に砕け散った――だが「物語は悪役が作る」という言葉の様に、反面教師的に彼が伝えたかった「悪とは何か」はチビッコ達に十分伝わった事だろう。

 とにもかくにも、これで消えかけた正義の灯りが再び炎の勢いを増し……巨大な炎となって悪は打ち砕かれたのだ!(義光の脳内アナウンス)

「窮地を脱したフルメタルセイヴァー。サドクターという新たな仲間を得たものの、悪のフィクサードは未だ滅びず。
 諦めるなフルメタルセイヴァー! 負けるなフルメタルセイヴァー! 人数差は運命で埋めろ! アークの福利厚生は完璧だ!」
 あと色々危険だから、みんなはマネするなよ! お姉さんとの約束だぜ?」
 お姉さんのナレーションと、サムズアップ。

●カーテンコール
「よいこのみんな~今日は本当にありがとーっ」
 お姉さんによるキャスト紹介も終え、皆で手を取ってお辞儀をして、盛大な拍手と花火の中。ヒーローショーは無事閉幕。
 因みにSHOGOはずっとサボってました。客席でチビッコ達とタコヤキもぐもぐ。
「オレがサボってると自分がしっかりしなきゃって思うだろ?」
 ドヤ顔ですが唯のつっこみ待ちです。メルクリィが腹パンしておきました。
 一方で舞台裏の義光は感動の涙をはらはらと零していた。子供達の笑顔、その一つ一つが喩えようのない程の感情を与えてくれる。
「ヒーローとは素晴らしきものだ!」
「いえーいおつかれさまです! 打ち上げして帰りましょうよー!」
 ヘルマンがわぁいと提案するが、これから握手会と物販(SHOGOが準備してくれました☆)があるよ。

 俺達のヒーローショーはこれからだ!



『了』

■シナリオ結果■
成功
■あとがき■
メルクリィ
(割られたショックで両手で顔を覆っている)
スタンリー
(超恥ずかしかったらしく両手で顔を覆っている)

 だそうです。お疲れ様でした。
 ヒーローショーは楽しいですね! ナイスヒーローショーでした。
 ご参加ありがとうございました!