●鷲掴みっ!! ――ある日の昼下がり。とある駅前。 「……だからさ~。なんかお茶してかない?」 「いいけどぉ、あたしの話ぃ、聞いてくれるー」 「もちろんっ! 聞く聞く~」 春休み中の女子高生だろうか。カジュアルな格好の2人連れが、駅前でファミレスを指さしながら、入ろうかというようなことを話していた。 だが……。 そんな2人の前に突然、アジア系の顔立ちの男が立ち塞がる。 ジーンズに革ジャン、オールバックの髪にサングラスという一昔前の香り漂う中年男。そのファッションセンスを除けば、それなりにはカッコいい。さすがに、美形とまでは言えないけれど。 「なに、このおじさん!?」 「ちょっとぉ、邪魔なんですけどぉー」 が、そんな女子高生の態度に動じる様子もなく、男はいきなり手を伸ばす。 「近頃ハ、無防備ナ娘ガ多イナ……再教育ガ必要ダ……」 その手は女子高生が避ける間もなく、1人の娘の胸を両手で鷲掴み。その女子高生の方は、勿論なかなか素晴らしい乳の持ち主。 「きゃぁっ!」 「ち、痴漢!?」 いや、痴漢どころの騒ぎじゃあない。 2人が声を上げたにも関わらず、まったく怯みもせずもう1人の娘の胸を掴み直し、今度は感触を確かめるようにゆっくりと揉む。 「助けてっ!」 逃げようとするも、サングラスの奥から感じる男の眼光がそれを許さない。 「コノ程度トハ嘆カワシイ。種ノ存続危機ダ……」 そして、周囲に幾人かの人々が集まってきたところでようやく手を離すと、今度は全力で逃走。止めようとした営業風のサラリーマンや体育会系の大学生をも突き飛ばし、瞬く間にその場から姿を消す。 その表情は先ほどまでとは打って変わり、下品な笑みに彩られていた……。 ●任務は……? 「……事件としては単なるワイセツ事件程度かも知れない。けど、放置すれば次は、犠牲者が出る。それは被害に遭う女性かも知れないし、止めようとする人かも知れない」 アーク本部に設けられた1室で、真白イヴ(nBNE000001)は集められた者たちに向かって冷静に告げた。 「この犯人は籾田林造(もみた・りんぞう)。何かを機にフェイトを得たフィクサード。その拳は吹き飛ばしを伴い、眼光は呪縛をもたらす。そして、鷲掴みは対象にショック状態を与える……」 「そいつを片付けるのが任務、ってことか」 「ええ。彼の行いに共感する者が現れれば、いずれ厄介なことになるかも知れない。口では尤もらしいことを言ってるみたいだけど、所詮はいかがわしいことが目的みたい。そんな輩が増えるのは好ましくないでしょう」 「たしかに……」 「それに……片付けるのは簡単じゃない、と思う。駅前は一般人も多いから、その場で戦うのは人質や乱闘など無用な犠牲が出る可能性がある。できたら役割を分担して、最小限の被害に抑えて欲しい」 「なるほど……なら何処か人の少ない方へ追い込む、か」 リベリスタの1人がそう呟くと、イヴは、追い詰め過ぎてすぐに戦いにならないように、と付け加える。それと、戦いが始まれば、どこからか配下のノーフェイスが4人ほど現れるとも。 「こっちも纏めて、お願い。それじゃ……気を、付けてね」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:斉藤七海 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2011年04月20日(水)22:30 |
||
|
||||
|
■メイン参加者 8人■ | |||||
|
|
||||
|
|
||||
|
|
||||
|
|
●駅前プロローグ (くっ! うら若ききょぬうさまを鷲掴み……なんという羨ましい) フィクサードが現れるという駅に向かう途中、『イケメンヴァンパイア』御厨・夏栖斗(BNE000004)は、えあおっぱいを鷲掴みして揉む仕草と共に、悔しさを滲ませていた。 (まったく……) その様子にすっかり呆れ果てながらも、『復讐の業火』高原 恵梨香(BNE000234)は静かに闘志を滾らせる。 「任務内容がどうであれ、アタシはただ目の前の敵を撃破するだけよ、と。 そして、制服姿の『食堂の看板娘』衛守 凪沙(BNE001545)と囮用に普段より一回り小さく薄手の服に着替えた『ソリッドガール』アンナ・クロストン(BNE001816)らとアドレスや電話番号の交換を終えると、早々にポジションにつく。 同じくターゲットを誘い込むことにした公園へと先行した一行もまた、それぞれ配置につき、連絡用の携帯を片手に待ち受ける。 「まったく、どんだけ揉み足りないのよ。こういうのは世界や人類の敵以前に女の敵ね。許すまじだわ」 『重金属姫』雲野 杏(BNE000582)が紫煙を燻らせながら言えば、すかさず『ガンランナー』リーゼロット・グランシール(BNE001266)が応える。 「まったく……別に外見に不自由しているワケでも無いのなら、キチンとしていればその内普通に『そういう機会』に恵まれる事もあったかもしれないのに」 わっ、既に過去形!? 「いずれにしても呪縛の末に堂々とセクハラとは、性質の悪い変態フィクサードですね。下劣で、悪の美学の欠片も見当たらない」 『スチームレディ』ハギア・シュヴェート・フォルコメン(BNE001023)は苦めのコーヒーをひと口飲み下し、心を落ち着かせる。 そして、さっさと潰してしまいましょうというハギアに、『ソフトM』大石・きなこ(BNE001812)も大きく頷いた。 「えっちな痴漢さんは、懲らしめてやりますよっ!」 ちょうどその頃、囮の2人は学校のことなど、たわいもない話を交わしながら駅前を歩く。 「ま、まぁコレの方が地に足は付いてるわよね。この間も友達が触ってくるし、多少なら平気よ……多分」 「そりゃぁ、触りたくなるのも分からないわけじゃないよ。でも、嫌がる人の胸を……だなんて……」 「それでね……」 「え~っ、そんなトコまで!?」 途中、携帯に掛かってきた仲間も加わり、まぁ、こんな時でもなければ外じゃ話せないようなことも恥ずかしげもなさそうに? いや、そうでもないらしい。 (は、早く出て来なさいよ! こんな格好恥ずかしいったら……!) と、他人の視線を感じたアンナが頬を赤く染めた頃。 まばらな通行人の間から突き刺さる、アジア系中年男の鋭い視線。 ジーンズに革ジャン、オールバックの髪にサングラスのその男、籾田林造の視線はまっすぐに凪沙とアンナ、2人の胸に吸い込くように向けられて。 「恥ジライノ無イ娘ドモメ……怪シカラン乳ダナ!」 (来たっ!) すかさず周囲に自分たち以上に胸が目立った格好の娘がいないのを確かめると、念のため林造の視界を横切るように歩き出す。 ――目標補足。移動開始。 仲間に最低限の連絡を済ませると、再びたわいない会話と共に歩く2人。 が、林造は2人との間に他の通行人がいなくなった途端に一気に駆け出した。 「走って!」 凪沙の声とともに2人が走り出すも、林造はそれを上回るスピードで追ってくる。 ザザーッ! 滑り込むようにして2人の前へ。そして身を翻すや両の手でアンナの双丘を鷲掴みっ!! もにゅっ! もにゅもにゅっ!! 避ける間もなくその手に収め、揉みしだく。 「ん、や……っ! や、やめなさ……!」 結界外ゆえに悲鳴をあげるワケにもいかず、アンナは全身を貫くような衝撃を感じて唇を噛む。 「このっ!」 凪沙の鋭い蹴り。放たれた衝撃が大気を裂いて飛び敵を飛び退かせると、再び公園に向けて2人で走り出す。 が、当然ヤツも追いかけてくる。何故なら、まだ凪沙のおっぱいを確かめていないから。 懸命に走るも速さは向こうの方が上。すぐに追いつかれ、再びヤツの魔の手が伸びる。 「いやっ!」 凪沙は呪縛を免れるべく瞳を閉じ、拳を握りしめた両手を振り回して胸をガード。烈しい応酬が繰り広げられるも淫らな欲望がガードを凌駕し、一方の手がまさかの制服脇から強引に滑り込んできた。 「ああっ!」 ●幕間 「今頃、上手くやってくれてるかしら……」 まさに今、2人の乳が既に敵の手中に収められたとは露知らず、囮もやって見たかったわねぇ。面白そうなのに……等と呟きながら、杏が何本目かの煙草をもみ消した。 「通話が切れました。敵に追いつかれたのかも!?」 いつの間に着替えたのか、戦闘用のダークスーツを身にまとったハギアが状況を伝える。 「では、すぐに駆け付けた方が!」 鷲掴みされる感触って、どんなだろうとドキドキしつつ、きなこが提案。 「いや、まだ夏栖斗さんと恵梨香さんがいます……自分たちにとっても結界内の方が良い訳ですし、信じましょう」 リーゼロットがショットガンを抜き、グリップの手触りを確かめながら語る。 ――そう。今回は待ち伏せた上で確実に仕留めることに決めたのだから。 ●公園クライマックス 制服が破れそうで無理やり身を引く訳にも行かず、もう一方の手を防ぎつつ凪沙が覚悟を決めたその瞬間。 「おっさん、そういう羨ましい真似は僕がとめてやんよ!」 夏栖斗の凛とした声が響き渡る。 その声に気を取られ林造の手が止まった瞬間、恵梨香の元から放たれた魔法の矢が横っ面に突き刺さる。 滑り込んだヤツの手が抜け、辛うじて鷲掴みだけは免れた。ペタッと触られちゃったけど。 「ゆるせないぞー、ふぃくさーど!」 「どんな相手だろうと関係ないわ、アタシはアタシの務めを果たすだけ……」 熱い台詞(なのに棒読み)を吐く夏栖斗と、クールな態度を崩さない恵梨香。好対照の2人を前に林造は、双方の胸の辺りをジロッと見つめ、先ほどの2人と比較した挙句、大仰に落胆。 はぁ~、と重々しい溜め息をついてから脱兎のごとく逃走を図る。 「危ない、危ない。大胸筋とか揉まれたらお嫁にいけなくなっちゃうとこだった」 (……今の態度、後悔させてやるっ!) フィクサードなんかに落胆されてしまった2人。 「絶対に許さないんだから!」 「………」 そして、恥ずかしい憂き目に遭わされた凪沙とアンナ――特にアンナはショックから回復したばかり――が後を追い、舞台はようやく結界に覆われた公園へと移りゆく。 と言っても、林造とて決して公園に入るつもりなど毛頭なかったに違いない。 それが入らざるを得なかったのは、公園の前を通りかかった瞬間、視界の端にきなこの巨乳が映ったから。 「私はノロいから、捕まったら大変です」 言葉と裏腹に、恍惚気味の表情を浮かべるきなこ。 むずっ、むずむずっ……! それを目にした林造の食指が敏感に反応。こうして、ヤツは躊躇なく件の公園へと足を踏み入れたのだった。 途端、遊具の影や茂みの後ろから、きなこ以外の3人が姿を見せる。 「さぁ、やっと来たわね、待ちくたびれたわ」 と、杏。 隣のハギアは無言で両脚の機関から蒸気を迸らせて睨みつけ。 更に、後方からも迫ってくる4人の声を聞きながら、リーゼロットの持つショットガンの銃口がまっすぐに林造の姿を捕捉。 「手早く片付けたいところですね。さて……やりましょうか」 状況的には、飛んで火にいる夏の虫――なんて言葉を彷彿とさせるが、向こうにしてみれば逆だったに違いない。 「ドイツモ、怪シカラン胸を晒ケ出シオッテ……!」 呟きと共に真っ先に目を付けたきなこの乳に手を伸ばし、思い切り鷲掴みする林造。そのまま乱暴にもみゅもみゅっ。 「いやん。あんまり揉まれたら声が出ちゃいます。あんっ!」 もう声出してるし……。 痺れるような衝撃に包まれながらも、きなこは逆に、むにゅっと柔らかな胸を林造に押しつける。 それはもう、押し付けてる当人のほうが気持ちよさそうな程に。 「……じゃなかった。今です! 私に構わず!!」 蠢く手に、もっとぉ~と声をあげそうになったところで踏みとどまり、仲間に声をかける。 「いいでしょう……」 リーゼロットが引き締まった敵の尻に向け、精密射撃を叩き込む。 ぐあっ! 苦痛に顔を歪ませた林造は、憤怒の形相で気合いを込めてきなこの腕を剥がし、同時に激しく吹き飛ばす。 そして1人ではタマらんと察したか、ヒューとよく通る口笛を鳴らした。 ――公園の外からバラッと姿を現す4人のノーフェイスたち。まったく何処にいたのやら。 その間に当の林造自身は、ダメージ分の癒しを求めるようにハギアのおっぱいへ一直線。 むんずっ!! あえて躱すことすら試みもせず、自らの胸を差し出すハギア。甘んじて揉ませながらも、蒸気迸る脚で思いっきり蹴り上げる。 ――林造の、男としてのシンボルを。 ぐしゃっ!! 何か破滅的な音が響いた。 「わっ!」 それは思わず夏栖斗が目を覆ってしまうほど。 女子には永遠に理解し得ないほどの激痛が彼を襲っている筈なのだが、林造はほんの数秒ジッと声も立てずに居ただけで立ち直る。 「コンナコトモ有ロウカト思ッテナ……」 ジーンズの股が避け、そこからファウルカップの破片がパラパラと……。 「その程度ですか。全く、期待外れもいいところですね」 ナニかを見やりながらハギアが呟くと、ハッとした林造が両手でナニの辺りを覆い隠した。 そこに生じた隙を突き、一斉に仕掛けるリベリスタ達。が、その前にノーフェイスどもが立ちふさがる。 「アンタたちモブには用なんか無いのよ!」 キレた恵梨香の手から極大の炎が炸裂。 (あ~、たいぎい……) 数を相手にするのは面倒と、杏も同じように爆炎を放つ。ノーフェイスらの足元に消えない炎が灯った。 さらに立て続けに撃ち込まれるリーゼロットの連続射撃。 「……ありったけを叩き込んでやります」 流れるようにスライドする銃身から、彼女の手に心地よい振動が伝わってくる。 瞬く間に追い込まれるノーフェイス。が、さすがにこれでは情けないと思ったか、最後の気合いで殴りかかる。 ぷちっ! きなこの胸を掠めた拳がブラウスのボタンを弾き飛ばし、ぼんっ、と迫力ある2つの膨らみが露わに。 「きゃっ☆」 「大丈夫!?」 アンナの声が響き渡る。同時に、長い髪を揺らす爽やかな風が、きなこの全身を包んで諸々の痛みを回復する。弾けたボタンは無理だけど。 「このっ!」 お前たちもそれかと凪沙の怒りゲージが一気に溜まる。ガントレットから噴き出す怒りの炎を宿した拳が、1体目のノーフェイスにド派手な最期をくれてやった。 「邪魔ヲ、スルナ!」 林造のサングラスの下で、ムダに迫力のある眼光が光る。狙いは癒しの力を発揮したアンナ。 が、それを庇って夏栖斗が前に立ち塞がる。 「女子のみなさん、には……もっと紳士に、行こう、ぜっ!」 言っている傍から呪縛の力が彼を蝕み……夏栖斗の全身から自由を奪う! 機を逃さず迫り来る敵。 が、その先頭の1体に蒸気をあげて飛び込むハギア。避ける間もなく彼女の剣に薙ぎ払われ、吹き飛ばされるノーフェイス。宙に舞う寸前にそいつが垣間見た彼女の胸元は……。 「あと、もう少しで……」 ――それが彼の最期に目にした景色となった。 だが、そんな同類たちの最期にも怯むことなく、続いて後ろから迫り来る2体。 そいつらに向かって、リーゼロットのショットガンが吼えた。続けざまに放たれる銃弾の嵐にノーフェイスたちは、瞬く間に塵に……いや、辛うじて1体だけ生き残って立ち上がろうと試みたが、未だ消えぬ足元の魔炎により、3体目ともども敢え無き最期を遂げたのだった。 「良かったわ。今のうちに私が……」 アンナの唇から零れる囁きが、邪気を祓う光となって穢れをかき消す。 「サンキュー! んじゃ、こっからが俺の見せ場……」 張り切る夏栖斗の前で、恵梨香を露骨に避けて杏の後ろに回る林造。ヤツはそのまま彼女をがっちりと、翼の外からボリューム溢れる2つの乳までをもホールド。ぎゅうっと力強く揉みまくる。 「あんっ、いけない子ねっ! もっとソフトにしないと♪」 その声に応えて力を緩める林造。意外と素直? 「くっそぉ、羨ましい! 指の間から肉がもにゅって!」 (なんたる侮辱! 許すまじっ!!) 恵梨香の手から飛んだ魔力の矢が、ヤツの顔面からサングラスを弾き飛ばす。レンズの割れる音で理性を取り戻した夏栖斗の軽妙なステップにも似た蹴り。ヤツの肘から肩へ、生じた真空の刃が駆け登るように切り裂く。 だらりと垂れ下がる手。ようやくおっぱいを解放された杏は、ここで決めんと全身のマナを集めて爆炎を紡ぐ。 「アナタのその手は自分のお粗末なモノでも揉んでたら? 女の敵はいい加減、地の獄にお帰りなさい!」 燃え盛る劫火に全身を包まれる林造。 「そして、悪の美学がなんたるか。地獄で学び直してくるといい」 ――ハギアが冷たく言い放つ。 フィクサード『籾田林造』の最期。 「あと1人だったのに……」 これが末期の言葉だった。 ●そして鷲掴み事件のエピローグ 本部に後始末についての連絡を終え、あと1人の標的だったリーゼロットは漸くセイフティーのレバーを上げる。 「ざっとこんなものでしょうか、皆さんお疲れ様でした」 「ん、お疲れ~」 文字通り身体を張った杏は、 「ふぅっ、熱くなって汗かいちゃったわ」 と、手のひらで胸元を煽ぎながら、早く帰ってビールでも飲みたいわね、と零す。 そんな光景が見えた日には、夏栖斗の視線は当然、その汗の雫の行く先に釘付けな訳で。 「まだ敵が残っていたようね」 その瞬間、恵梨香の手に小さな魔炎が灯る。本気ではないだろうけど……たぶん。 (……遠慮無く揉まれるって、あんな感じなのね……) 帰り道。記憶の片隅に残った感触を甦らせながら、自身の胸元を見やるアンナは、暫く夢に出そうだわ、と自失の体。 その後、女の子たちの携帯にはデートのお誘いメールがあったとか、なかったとか。 ――誰から? さて? 通称『鷲掴み事件』の報告書には今回、男子の名は1人しか記されていなかったけれど。 |
■シナリオ結果■ | |||
|
|||
■あとがき■ | |||
|