●鎮座せし鎧 「なあ、本当に大丈夫か?」 「お前も心配性だな、セキュリティは入ってなかったの見ただろ」 「だけど、本当にこんな場所にお宝なんてあるのかよ?」 「まかせとけって。この間、もぐりこんで確認したからさ」 夜闇の中、とある建物に忍び込んだ2人の男。 ここは、既に倒産、打ち棄てられた人形問屋である。 閉鎖の際、多くの人形は運び出されたが一部の価値ある人形を店主が秘匿、その人形たちだけはタダ同然の下取りを免れたという。 人形に思いを懸けた店主が隠した人形、それはかなりの値打ちがある物とこの男は噂を調査、そしてその人形達を発見したのだ。 「で、それがさ。結構な数あってよ。だからお前を呼んだわけ。ま、まともに残ってるのは一個、一番豪華なアレだけど」 脆くなった壁をバラバラと崩し、その男は目配せを。 突貫で作られた壁の向こう、そこには五月人形、大鎧が鎮座。 ガラスケースに入れられたそれは、数年放置されたにも関わらず、豪奢な佇まいを残していた。 「うへ、あのケースを運ぶのか。骨が折れるな……で、残りの埃かぶってるのはどうすんだ?」 「ああ、余裕があったらでいいだろ? まともに残ってるなら持ってく、壊れてたら売れないし、な」 軽口を叩きあい、ゆっくりと歩を進める2人。 だが、その余裕は突如響く、ガラスの破砕音に打ち砕かれた。 「な、ななな、なんだ!?」 「お、おい! あの鎧、動いてるぞ!?」 狼狽する2人の前には、砕け散ったガラス片、そして、その上に立ち、一歩、また一歩と歩を進める大鎧。 そして、その鎧を守る様、起き上がるは槍を携えた武者鎧が二つ、弓と太刀を携えた武者鎧が二つ。 槍武者が穂先で追い立て、弓武者が射立てる中、必死で逃げ惑う2人の男。 だが、その逃走は側面より瓦礫で組み上げられた馬に乗る騎馬武者二騎の突撃にて終焉を迎える。 強烈な突進、生じた衝撃は男達へ激痛と共に移動する能力を奪い去り、2人はその場に倒れこむ。 ガチガチと震え、恐怖に曇った目が最後に捉えたのは、自分達を見下ろし大太刀を振り上げた、あの豪奢な大鎧の姿であった。 ● 「子供の為に作られた人形。だけど、今は子供も大人も見境無く襲うだけ」 E・ゴーレムと化した五月人形、その甲冑が7体存在すると真白イヴ(nBNE000001)がリベリスタに告げていた。 探知したのは人形問屋、倉庫を改造することで隠された一角。 数日後、隠された一角に価値ある人形があると知り、盗み出そうと2人組みの男が侵入、そしてあえなく殺される未来を阻止する事が今回の目的となる。 「大将が大鎧、それを守って合戦をする気なのかしら、残り6体の人形が動き出すわ。それも、特徴的な、ね」 最前列に弓武者が2体並び、その後方に大身槍を携えた槍武者2体が控える形を。 そして、槍武者の側面、両翼に位置する形で、瓦礫で出来た馬を駆る騎馬武者が1体ずつ、それらを前にして豪奢な大鎧が控える布陣。 槍武者、騎馬武者は槍と太刀を。弓武者は弓と太刀。大鎧は大太刀のみを用い、戦闘を行う。 「大将の責務、というのかしら? 大鎧は他の武者が倒れ前線が崩れた時、それか、此方が押し込まれた時に前進してくるの」 大鎧以外の武者は、其々が手にした武器、立ち位置に合わせた戦いを挑むが、大鎧は後方に鎮座。 体よりあふれ出す瘴気は微々たる威力だがリベリスタと蝕み、また武者達の傷を癒すという。 決戦存在、御大将自ら出陣の機を待つ、といったところか。 「心も思考もないけど、全員自分の役割を果たす事だけに従って動いている。そんな合戦は、次の一度でお終いにして欲しいのよ」 言葉を紡ぎ、イヴはリベリスタに依頼する。 元の役割を忘れ、ただ合戦に興じる人形武者の討伐を。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:プロスト | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2013年05月08日(水)23:17 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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● 人気無き人形問屋、そこへ目に見えぬ結界が張り巡らされ、戦の準備が整えられる。 もっとも、戦と言っても大規模な合戦ではなく、8名のリベリスタと7体のE・ゴーレムによる小さな戦、ではあるのだが。 「五月人形……そういえば、私たちは女の子の双子だから、お家にはなかったな」 「あら、アリステアも? あたしの家も、あたしだけだったから、雛人形しかなくってね。だから、他所の家に飾ってあるのを見ると、羨ましかったものだわ」 思い出を語る『尽きせぬ想い』アリステア・ショーゼット(BNE000313) の呟きに応じる形で『薄明』東雲 未明(BNE000340) が言葉を返す。 なるほど、確かに子が女子だけの家庭では、五月人形は無く雛人形だけであるのは当然。そして、未明が語る羨ましいという感情は、無い物を欲しがる子供にとっては良くある感想だろう。 「上位チャンネルからの介入というのは、完全に断ち切らなければなりませんね。折角の伝統工芸品がゴミクズになり果てる」 「まったくですね、我が主。しかし、これはあっぱれよかろう敵かな、というヤツですね。お掃除のし甲斐がある」 「うむ、此度の相手は武者鎧、ならば動く西洋鎧、俺の出番と確信した」 忌々しげに、E・ゴーレムと成り果てた鎧への感想を述べる『クオンタムデーモン』鳩目・ラプラース・あばた(BNE004018) に言葉を返す、『必殺特殊清掃人』鹿毛・E・ロウ(BNE004035) 最も、ロウの方は己がアイデンティティを刺激され、対抗心を燃やす『疾風怒濤フルメタルセイヴァー』鋼・剛毅(BNE003594) の様に、強敵と戦える事を楽しんでいるフシがある。 「鎧兜の武者共相手、さながら戦国時代だな。相手にとって不足はない、全力で打ち倒すのみだ」 「事情はよくわからないけど、とりあえずここにある鎧とかを全部ぶっ壊しちゃえばいいんだろ! 簡単だよ」 戦を心待ちにする者は、剛毅やロウだけで無くここにもいた。 交戦開始のタイミングを自らで選択できる、そのアドバンテージを生かし防護のオーラを纏った『侠気の盾』祭 義弘(BNE000763)と反応速度を高めていた『デイブレイカー』閑古鳥 比翼子(BNE000587) の2人だ。 崩れかけた壁を前に、其々が準備を整える中……響き渡るは馬の嘶き。 7名がその方向を見遣れば、壁を目掛け突っ込む1頭の馬、そしてその上で誇らしげに跨る『黒魔女』霧島 深紅(BNE004297) の姿があった。 鈍い衝撃音と共に壁が崩れ、長年積もった埃が舞い上がる。 その突撃から一拍遅れ、ガラスの破砕音、そして舞い散る破片を浴びながら大鎧が一歩を踏み出す。 これが、戦の始まりだ。 ● 「うん、なんかほら、戦っぽい雰囲気にするといいかなって思ったんだけど。馬に乗ってた方が、大将っぽいかなって」 武者鎧との合戦ならば、己もそれに準じた演出を。 自分でシュールだ、と呟く深紅ではあったが、それをやってのける彼女はだて者、と言って差し支え無いだろう。 もっとも、彼女はその突入だけに馬を用い、今はイソイソと馬を逃がし後衛にて戦闘準備を行っているのだが、そんな彼女を追い抜かす形で数名のリベリスタが前進を。 定めた作戦通り、両翼に展開する騎馬武者、そして正面に位置する弓武者目掛け埃の中を駆け抜ける。 「狭い室内で馬に暴れられちゃ困るのよ、少しは大人しくして頂戴な」 盛大に馬を暴れさせた深紅の行動には突っ込まず、未明が騎馬武者へ肉薄しその突進を防ぎに掛かる。 同時に、正面から堅実に叩くまで、とロウが弓武者へ距離を詰めつつ己が反応速度を高めれば、攻撃を一手に引き寄せる手段を持つ比翼子と彼女を守る盾として義弘が前進を。 「さあさあ、武者なら名乗りを上げてかかってきな! あたしらが全部ぶっ壊しちゃうからさ!」 大鎧を除く武者の注目を引きつけようと挑発的言動を放つ比翼子へ、その誘いに乗った弓武者が抜刀し突撃する。 風斬り音を響かせながら振るわれた刃であるが、標的たる比翼子に届く事は無く。 その一太刀は、甲高い金属音と共に盾を翳した義弘に防がれていた。 「そう易々とは倒れんよ。侠気の盾を名乗るだけの働きはさせてもらう」 前線を4人が支え、その間に後衛に位置するアリステア、あばた、深紅は己の強化を終わらせ、剛毅がその身から暗黒の瘴気を放つ。 「ダークナイトを名乗る以上、闇の力では負けんぞぐはははは!」 剛毅が反動を物ともせず笑い飛ばす間に一同は前線を構築、後方に火力と回復を配置。 複数人数同士の戦いにおけるセオリーに則した配置を行ったはずではあったが、綻びは直ぐに現れた。 「と、最初に動きを止め損ねましたか」 ロウが呟き弓武者から距離を取る。 彼の移動先、そこには突進の勢いそのままに比翼子を狙う騎馬武者の姿があったのだ。 直後、体に響く鈍い衝撃、そして浮遊感。 騎馬武者の突撃による前線崩壊を阻止する代償にロウが弾き飛ばされれば、直後に聞こえし肉を貫く刺突音。 それは、比翼子を狙った槍武者の一撃を庇った義弘の体へ大身槍が突き刺さったのだと一同が把握するのにそう時間は掛からなかった。 ロウの反応、そして義弘の防御により比翼子が危機的状況に追い込まれる事態は回避できたが、どうしてこうなったのか? 単純な事である。 初手から騎馬武者の突進を阻む者が不足した事、そして槍武者の存在を甘く見たという事であろう。 最前列に弓武者が、そして二列目に槍武者が立つ布陣。 近接攻撃しか手段を持たぬ槍武者が、律儀に二列目で待つ道理など無く、初手から攻勢に出るは自明の理。 故に、総数では上回るリベリスタでは有ったが、前線にて局所的な数的不利を受ける事となったのだ。 攻撃を一手に引き受ける予定の義弘にとっては望んだ展開、だが数が多すぎる。 想定よりも厳しい戦いを強いられる中、合戦の流れは大きく動き始めるのであった。 ● 「私の力は、皆を守るためにあるの。だから、誰も倒れさせない」 戦場へと響く福音は、アリステアが唱えし天使の歌。 緒戦の猛攻にて受けた前線の傷を癒し、展開を立て直すべく奏でられた歌声に合わせ、強化を選んだ後衛が反撃へと転じていく。 「瘴気なんぞ知ったことか。攻撃を押さえ込みます」 「今の時代では時代遅れな話しだ。早々に退場してもらうよ、その存在を消える事によってね」 あばたが生み出した糸が弓武者を縛り上げ、直後深紅が指先より雷を放つ。 その雷光は動きを止められた弓武者だけに止まらず、槍武者、騎馬武者をも巻き込み戦場を荒れ狂う。 後衛からの反撃、生じた機会を逃す事無く再度前進したロウが騎馬武者へと肉薄しその突撃を阻止すれば、残る騎馬武者と相対する未明も突破を許さず、最前線の比翼子と義弘が重心点となり攻撃を引き受ける。 個々人の奮起により、緒戦の不利を挽回、戦線を立て直すことには成功したがそれも相手がバッドステータスや特異な能力が含まれぬ、物理攻撃専門故の事。 相手の数がもう少し多ければ、実力が高ければ、何らかの特異な能力が多数含まれていれば立て直しは困難であっただろう。 「こっちが崩れてないから出てこない、自分が大将だからってもったいぶるような奴は、大概いつも負けるのよ!」 仲間が戦線を再構築、ならば自身の役目は眼前の騎馬武者への攻撃とばかりに未明が放つ闘気が炸裂、危うく落馬しかけ、手にした槍で何とか態勢を立て直す武者の姿がそこにはあった。 劣勢を覆し、攻勢に転ずる一同ではあったが未明の言葉、裏を返せば『知性と対応力のある敵』ならば、緒戦の段階で突撃、一気に勝負を付けに来ることも可能であった事を物語る。 少々ヒヤリとする時もあったが、一度戦線が立ち直れば人数差、多種多様な妨害攻撃、回復の差が重なり流れは自ずと逆転する。 「おっと、こちらは通行止めですよ」 柔和な笑みを浮かべつつ、ロウが突進を試みる騎馬武者を押し止め、半身を引きつつ己が太刀、大般若にて騎馬武者の太刀を受け止める。 甲高い金属音と共に火花が散れば、その火花を覆い隠す形で黒き蒸気、剛毅が甲冑の隙間より溢れ出す闇の気を放ち、更なる弱体化を重ねていく。 「誰かのおうちで飾られるはずだったのに、こんな倉庫で眠らされるのはいやだよね……でも、ここは現代社会だから、この「合戦」で全員、討ち取らせてね」 人形達が追いやられた境遇に、寂しげな表情を浮かべながらアリステアが呟けば、同時に放たれるは目を覆いたくなる様な強烈な閃光が。 その光を浴びた武者たちは大きく態勢を崩し、蓄積したダメージの多かった弓武者2体が動きを止め、バラバラと音を立てながら崩れ落ちていた。 「楽しいね、破壊は好きだ、僕の中の記憶が壊せ壊せってうるさいしね」 崩れ落ちる弓武者を見て愉悦の笑み。 笑いながら再度、雷を放つ深紅は心底、この潰し合いを楽しんでいた。 だが、武者達もこのまま終わるような面々ではない。 これまで瘴気を放ち、リベリスタを徐々に蝕み、そして武者への損害を癒していた大鎧が動き出したのだ。 ガラスを踏みしめ、抜刀と同時に跳躍、狙うは最前線たる比翼子と義弘。 後方からの回復、手数を減少させたとは言え、初手より消耗を強いられていた義弘は比翼子を庇いその太刀をまともに受け、視界が、そして意識をやみに引きずり込もうと猛烈な虚脱感が体を襲う……が。 「倒れて、終わりと、思ったか? ここから先へは行かせない、俺が、しばらく相手をしてやる」 意地で踏み止まり、傷口を押さえながら義弘の口がニヤリと笑う。 幾ら倒されようとも、何度でも立ち上がるという気迫を放ち、大鎧と相対する彼を最前線に置き、この合戦は終わりを迎える事となる。 ● 「無差別に人を襲っちゃうやつらが武者気取りなんてちゃんちゃらおかしいぜ! 大人しく壊されな!」 「まあ、そういうことです。道を斬り拓く為に斃れて頂きますよ」 比翼子の放つ幻影の刃に合わせ、ロウが眼前の騎馬武者へ二筋の軌跡を残す斬撃を。 ふわりと浮くかのように飛び上がった騎馬武者は、その太刀を構えた姿勢のままに地表へ落下、派手に散らばり瓦礫の山へと姿を転ずる。 同刻、狙い定めたあばたの銃弾が残る騎馬武者、瓦礫の馬を撃ち抜けば、追撃とばかりに深紅が放つ雷が、そして未明の闘気が騎馬武者を粉砕する。 「さあ大将、共に鎧同士の接近戦といこうじゃないか。疾風怒濤フルメタルセイヴァー発進!」 大勢を決すべく、闇を纏った剣を振り上げ、剛毅が大鎧を狙い前進を。 轟音と共に振り下ろされた一撃に、大鎧も大太刀を翳し受け止め応戦するが、戦の流れは止められない。 数度の攻防の中、消耗激しい槍武者はアリステアの放つ光を受け活動停止。 強烈な大鎧の一撃も、十分に交代要員を用意出来る状況になれば、其々が庇いあう事で脅威とは成り得ない。 「さあ、最後のひと勝負といきましょうか」 真正面に立ち、正々堂々と立ち会う未明。 強烈な闘気を受け、飾りを吹き飛ばされつつも大鎧は前進、振り下ろされた大太刀は未明の防具を引き裂き、朱色を新たに加えるがそれでも彼女は倒れない。 その気迫に押されたか、大鎧が一歩引けばその期を逃さず漆黒の大鎌が生み出される。 「首おいてけ。大将の首を狩った方が勝ちだ」 戦功示す、首級を上げるべく深紅が生み出したその鎌は、深々と兜に食い込むが、首を狩るには至らない。 だが、最早大鎧に挽回する手段など無いのだ。 「その妄念、ここで打ち砕かせてもらうぞ!」 「もう一撃……ダイナミック!」 防戦一方だった義弘と、そして前に出た剛毅の同時攻撃。 曇りなく輝くメイスの打撃を放つ義弘と、対照的に暗黒の力を宿した剛毅の剣撃が同時に命中。 袖が宙舞い、兜が砕け破片が飛び散れば、アリステアの生み出す大気の渦がそれらを巻き上げ、思わず大鎧が膝を付く。 直後、響いた銃声。 同時に砕ける鎧の面、それが戦の終わりを告げていた…… ● 「本気になった大鎧の姿は素敵だったね。敵ながらあっぱれだと思えるよ」 うっとりと、敵の戦いぶりを振り返る深紅。 「そういう感想もあるのか。だが……これが動いていたのだ。説明可能な理屈無く、エリューションという理由だけで。ああ、畜生め! 私は理屈で動くプロアデプトなんだぞ?」 「まあまあ、我が主。落ち着いて下さい。とりあえず、これ以上迷い出る事の無いようにお掃除しておきましょうかね。なんまんだぶ、なんまんだぶ」 瓦礫を凝視、別の意味で興奮していたあばた、そんな彼女を落ち着かせ手を合わせるロウ。 敵に対し抱く感情は、人それぞれというものである。 「時代が時代なら、あなたたちがお人形じゃなくて普通の人間だったら。勇壮な光景だったんだろうなぁ……」 やることを、ただやっているだけ。 だが、そのやること、とは、この人形を作った人の、そしてその時代に良しとされていた、誰かが考えていた物なのだろう、と感じたアリステア。 過去に実際、行われていた合戦に思いを馳せ、彼女はそっと踵を返す。 戦を求め、場違いな時代に目覚めた武者鎧。 彼らが再度、目覚めることは無く、後は唯、静寂な眠りが待つだけであろう…… |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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