●ねぇ、これなんていうギャルゲ? 「タカくぅ~ん。こっちむいてぇ」 「はっ! 隣に住んでいる1つ年上の幼馴染なアキハ姉ぇが、悪魔っ娘のコスプレで迫ってきてる!」 「うふふー。私は異世界の女魔王だったのよ。異世界のテクニックでタカくんをメロメロにしてあげるぅ」 「やめるんだ、アキハ姉ェ! しかし身体は止まらない。これが異世界の魔王の魔力なのかー」 「二人とも離れなさいっ!」 「ああっ! キミはクラスメイトでいつもツンツンした態度をとっているナツキちゃん! まるでファンタジーの勇者のような格好でどうしたんだい?」 「べ、別に二人がくっ付いてるのがムカッときたんじゃないんだから! そ、そうよ! 勇者の生まれ変わりとして魔王は倒さなくちゃいけないのよ! それだけなんだから!」 「……ツンデレ……。こうやって……購買層の注意を引くやり方。さすが勇者……あざとい」 「なんと! 普段は無口な妹のハルナ! 魔女服に不気味な人形でぼそぼそと!」 「うふふー。タカくんは私を選んでくれるよねぇ」 「こらっ、冬野クンから離れなさいよ!」 「うるさいわねぇ。相手してほしいの? ちっちゃい勇者サン?」 「何処を指差してちっちゃいって言ってるのよ! この無駄脂肪魔王!」 「……ふふふ。残ったほうをサクッっと……漁夫の利……お兄ちゃんゲット……檻で」 「ああ、みんな落ち着いてくれよ。僕はみんなを愛しているからさ」 ●アーティファクト『願いかなう星』 「イチハチマルマル。ブリーフィングを開始します」 録音機にスイッチを入れて、資料を開く。 『運命オペレーター』天原和泉(nBNE000024)は集まったリベリスタたちの顔を見ながらこれから怒るであろう神秘の説明を始めた。 「これから皆さんにはアーティファクトの回収をお願いします。アーティファクト名は『願いかなう星』。願うと望んだ存在が現れるという願望機の一種です」 望んだ存在? 疑問符を浮かべるリベリスタたちに和泉は説明を続ける。 「お金や家は言うに及ばず、人間やこの世にない生物も生み出すことが可能です――ただし幻影ですが」 「なんだそりゃ?」 「非常にリアルな幻影で五感にも作用します。例えるならエリューション・フォースのようなものでしょうか? 世界には影響しないので厳密には異なりますが。効果範囲は石から半径20メートル。それを超えると幻影は消えてしまいます。 そして副作用ですが、使用者の心を蝕みます。使用が過ぎると精神に支障をきたし、廃人になる恐れがあります」 そんな神秘を手に入れて、生み出されたのが『あれ』か。モニターに移る悪魔娘と勇者とクール魔女にイチャイチャする男を見た。イラッとくるがあれは幻影なのだ。そう思うと、むしろ同情したくなる。 「アーティファクトの形状は3センチぐらいの小石です。おそらくこの男性が所持しているでしょう。生み出された幻影は、それを奪おうとするものを攻撃してきます」 「なるほど。倒して奪い取れ、と」 「ええ。ですが幻影達は強力です。まともに戦えば勝ち目は薄いでしょう」 ですが、希望はあります。『願いかなう星』の特性を逆利用するのです」 「逆利用?」 「はい。現在『願いかなう星』の幻影の力は100%をあの男性が使用しています。ですがあなたたちが『願いかなう星』に何かを願えば、その分幻影の力は削がれます。100%のうち幾分かは。 『願いかなう星』は持ち主から20m以内にいるなら、誰の願いでもかなえてくれます」 「……つまり、俺たちが願いを言えばいうほど、向こうの幻影が弱くなる?」 「はい。ですがどれだけ削がれるかは願いの強さに寄ります。これは覚醒してようがいまいが関係ありません。純粋に、願う力です」 和泉はそこまでいってからファイルを閉じる。 「幻影を弱めることができれば、勝機はあります。皆様、がんばってください」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:どくどく | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2011年07月06日(水)22:41 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●”幻”の願望機 「妄想を具現化だなんて。まぁた厄介ねぇ」 『素敵な夢を見ましょう』ナハト・オルクス(BNE000031)は皮肉げに肩をすくめながら現場に向かう。フィクサードのようにそれを悪用する人に渡らなかったのは僥倖だ。が、それはそれとして。 (……これは、純粋に、欲しいッ!!) 彼もまた人間。その効果への興味は高い。 「現実と向き合えない人は妄想でも幸せになれない気がするんですけどねぇ」 夢も希望もない現実的な意見を言うのは『疾風少女』風歌院 文音(BNE000683)。しきりに冬野家の窓を見て「あそこからダイレクトに跳び蹴りして入ったら、度肝抜くだろうなー」と言う顔をしている。 そして冬野家に玄関に到達するや否や深呼吸を始める『みにくいあひるのこ』翡翠 あひる(BNE002166)。間取りを考えるにここも『願いかなう星』の効果範囲内。心の奥に秘めた願望を言葉にせず強く願う。 ボン! という音こそしなかったが、あひるの胸がすごいことになっていた。擬声語的には「ぺたーん」から「ぽよんっ」という感じに。服も幻覚で大きな胸用のサイズになる。 「うふふっ! 大きな胸も、困っちゃうなぁ。なんちゃって……っ! えへへ……」 「肉体のコンプレックスは医学が発展しても残る個体差。ある意味原始的な望みといえよう。65点だ」 『自称アカシャ年代記』アーゼルハイド・R・ウラジミア(BNE002018)はそんなあひるの願いに点数をつけた。願いをかなえることに興味はない。しかし願いをかなえたいと思う人には興味があるようだ。 そんな様を横目で見ながら『紅蓮の意思』焔 優希(BNE002561)は人払い用に結界を展開する。機械化した右腕で神秘を形成しながら、ドアのほうを見る。 カタン。小気味いい音を立てて錠が開く。『T-34』ウラジミール・ヴォロシロフ(BNE000680)が玄関のポストから鍵を見つけ、家の扉を空けたのだ。 開けれなければ力ずくで壊そうとしていた『不機嫌な』マリー・ゴールド(BNE002518)は武器を幻想纏いの中に戻す。先日の闘いで受けた傷が痛むが、倒れてしまうほどでもない。 家の中に入ったリベリスタ。アーティファクトを持っていると思われるタカアキの部屋は、玄関まで聞こえてくる会話で容易に知れた。つまり、 「んー。タカくんはこういうのが好みなんだよねぇ。見えそうで見えないギリギリな衣装が」 「だっ! 大切なのは見た目じゃなくて中身よっ! わわわ私の方があなたをす、す……何言わせようとしてるのよこのバカー!」 「勇者一人プレイ中……。ツンデレとは……高度な一人ボケ一人ツッコミ。……しかも天然」 まぁ、そんな会話。タカアキ氏とその幻影の会話とみて間違いないだろう。ウラジミールが自動治癒の加護を前に立つと思われるリベリスタに与えてから扉を開けて中に入れば、悪魔っ娘とファンタジー勇者と電波魔女に囲まれ顔が緩みきった一人の男。 緩みきった男のほうは「これも何かのイベント?」と思ったのか特に動揺はしていない。が、ハルナ、ナツキ、アキハの幻影娘はリベリスタたちに警戒の視線を向ける。 「19歳男性が抱くには些か非現実過ぎる欲望といえよう。しかしありえない状況を想像できることはすばらしい。おそらくオマージュ元があるのだろうがね。45点といったところか」 アーゼルハイドがそんな採点を下すなか、リベリスタたちは幻想纏いからそれぞれ武器を取り出す。三人の幻影もそれに応じるようにリベリスタたちに向き直った。 「そのふざけた妄想をぶち殺すのですよー」 清く正しい文音の一言が、戦闘開始の合図となった。 ●星に願いを 「願いがかなう……。アタシの願いをかなえて頂戴!」 『まこにゃんラブ』『まこにゃん狂』雲野 杏(BNE000582)は声を大にして叫び、心の中で強く願う。 「どうしたハルナ? 震えているぞ」 「あの人……この依頼ために称号を変えて……特徴もショタコンで5個使って……。ものすごい波動を感じます。グッジョブです」 「親指立ててなにいってるんだ?」 よくわからない会話が向こう側で行われている間に、杏の前に現れる一人の少年。彼女が愛する「あの子」である。 「杏、大好きー」 最初は一人だった「あの子」は気がつけば数を増して杏を取り囲む。そのまま杏は幻影の少年に埋もれていった。 「ああん! 幸せー! もっともっとー!」 アーティファクトの幸福感に囚われてしまうが、幻影の力を削ぐという役割は充分に果たしていた。 壁に手を着いたウラジミールは目を閉じて思考の海に意識を埋没させる。遠い故郷。それは物理的にも時間的にも遠い消失した場所。 風が頬をなでる。夏にしては涼しき風。そして懐かしき草の香がウラジミールの嗅覚を刺激した。手にした壁の感触はなく、目を開ければただ懐かしき景色が写っていた。 「真実など解ろうはずもないのに――」 それは幻影。故郷がすでにないことなど、わかっているのに。 「このような事を願ってしまうとはな……」 長く生きるということは色々なものを背負うことなのだろう。もう戻らない何かを願うことに何の罪があろうか。 そしてナハトの前にも彼の思いによって生まれた幻影が現れる。 腰まで伸びたヴェニーシャンブロンドと呼ばれる赤みのかかった金髪。青が若干混じったタレ目気味の緑目でナハトを見上げている。ふんわりとした金髪を調えているリボンのカチューシャ。幼い体をさらに儚げに映えさせる白いドレス。膝丈までのスカートから伸びる同色のタイツと靴。 呆然とそれを見下ろすナハト。マジ天使です天使神聖でマジものな方の神格化されてるアレですよアンジェマジ俺の女神ちゅっちゅしたい! そんなナハトの足を幻影の少女は蹴って諌めた。 「ナハト、前をみなさい。あなたがやることはここで呆けることなのかしら」 我に返るナハト。その様子を見て少女は微笑む。人の夢と書いて儚いと読むのなら、この少女こそまさに儚い存在。ナハトを戦場にすすめることは自らを殺すことと同意。しかし少女はナハトの背中を押す。 ナハトが振り返れば、リベリスタたちがすでに交戦している最中だ。そちらのほうに集中するナハトを見て、幻影の少女は静かに微笑んだ。 ●Prayer-願うもの さて、その戦場なのですが。 「やっほー。ツユコだよっ! 部屋の中にいるより外に行こう。ねっ!」 「くぅ、元気系ガール! その笑顔と行動力に僕のハートもアクティブチェンジ!」 「うわ……いろんな意味で可哀相」 「うわ、ロリ巨乳羽根っ娘! 幼女だけど胸がふわん、このアンバランス感がたまらない! あ、そっちの羽根っ娘さんはこっちにこないの?」 「この清く正しい風歌院さんに冗談かますとぐーでパンチですよ。キモいし」 「すでに殴ってるじゃんうぼぁー」 「きゃー! タカくん気絶してる!」 カオスな状況になっていた。 説明が必要だろう。アーティファクトの効果とはいえ8人のリベリスタを超えるほどの幻影を生み出したタカアキ氏。ものすごくわかりやすい弱点がありました。 女性に弱い。 その弱点を突いてアーゼルハイドが生み出した幻影の少女ツユコがタカアキを誘惑する。元気に外に連れ出そうとする活発系元気娘は自らのペースを崩さずにタカアキをリベリスタのほうに誘導した。そしてそこにいたあひるがその胸(幻)に目が釘付けになる。まさに釣られる様にリベリスタの陣営に誘導されたタカアキは近くにいた文音に手を出そうとして、鉄拳制裁。気絶。そんな流れである。 「これ、人質とか出来るんでしょうか?」 彼女の拳でノックダウン。床に伸びていた。人質にできそうかためしに幻影三人娘を見るが、投降する気はなさそうである。むしろ倒して奪い返すといわんばかりに戦意を向けられた。 「わかりやすくて結構です。ではいきますよー」 文音の影が伸び、彼女をサポートするように動く。時に盾となり時に刃となり。ねらうは幻影勇者ナツキ。速度を生かして相手を惑わしながら、自らのオーラを圧縮し相手に押し当て爆発させた。 「あらあら無様な勇者さん。がんばってね。 さて、私の相手は誰かしら?」 わざわざ胸を強調するポーズを取り、悪魔娘なアキハが挑発する。それに相対するのはマリーと優希。それぞれの武器を構えて、幻影に向かって突撃する。アキハが投げるカードがマリーに命中し、爆ぜる。ダメージとともに運のめぐりを悪くするが、マリーは意に介さず鉄槌を手にアキハに近づいた。 体内のエネルギーを電気に変えて、鉄槌を振りかぶる。武器の重心をイメージしながら振りかぶり、重量そのものをアキハに叩きつける。イメージどおりの一撃はアキハのお腹を穿ち、幻影に荷電による痛みを与えた。 「願いの力ならば、お前には負けん!」 優希はアキハから目を離すことなく強く願った。もう届かない平和だったあの頃。常に一緒だった破天荒な兄と優しい妹。エリューションに奪われた優しい思い出。 「なんて顔してるんだ優希。そんなにこわばった顔してると、女にもてねーぞ」 「そうよ、お兄ちゃん。あの……私たちも一緒だから無理しないでね?」 ――もしエリューションに殺されてしまった兄と妹がフェイトを持ち蘇っていたなら。 兄がアキハの動きを封じ、優希がその間に前に出て炎の拳で殴りかかる。アキハに受けた傷は妹が治していく。声を掛け合う必要はない。血の繋がった兄妹ゆえのシンパシーなのか、お互いがお互いの動き方を熟知し一糸乱れぬコンビネーションで攻め立てる。 もちろんこれは幻影だ。その動きも言葉も何もかもが『願いかなう星』により生まれた偽の兄妹だ。だが。 (この一時だけでもいい。より強固により長く。この夢が叶うといい) 三人の絆は本物だ。それは嘘ではない。 リベリスタたちの願いにより力を削られているとはいえ、それでもタカアキの生み出した幻影はかなりの力を有していた。アキハとナツキが前に立ちながら、後ろからハルナが魔力の弾丸を放つというバランスのいい構成だ。 リベリスタたちも文音、マリー、優希を前衛にし、回復と攻撃とバランスのいい構成で攻めつづける。 「願いが叶ったあひるは、ひと味違うわよ……!」 あひるが奏でる歌が戦場に響く。音は肌から染み入り暖かくその傷を癒していく。まるで春風のを全身で感じるような暖かさ。旋律が心を癒して歌が傷を癒していく。 「ふむ、人の願いとは実に興味深いものだ。では、そろそろ幕引きと行こうか」 アーゼルハイドが四つの魔力をその手に集める。赤、青、黄、紫。虹にも似た四つの光線がナツキに迫り、その肉体を削っていく。幻影なのですぐに身体は元に戻るがしかしノーダメージではない。アーデルハイトはその様子すら興味深そうに観察する。 「では私の愛する金髪少女も見ていることです。消えてもらいますよ」 ナハトが虚空に魔法人を描き、魔力の刃を形成する。体内を循環することで研ぎ澄まされた魔力はナツキを穿ち貫く。集中砲火を受けてよろめくナツキ。 「はい。これでオシマイですねー」 文音の生み出した神秘の爆発が、ナツキを無に返した。まるで煙が風に消えるように、音もなく幻は消え去る。 残った幻影たちはそれを意に介さずに戦闘を続ける。ハルナの放った四色の魔弾がマリーを攻める。神秘的な防御は得手としないマリーだが、その一撃をくらってなおこう言い放つ。 「ヌルいな」 無論、痛くないはずなどない。だが彼女は気力でダメージを見せ付けないようにしているのだ。お返しにと鉄槌を振り上げ目の前のアキハに振りかぶる。鉄槌に穿たれたアキハは反撃とばかりにカードを取り出し――そのカードが燃え上がった。 驚きの顔を見せたのは当のアキハ本人。炎は刹那の間もなくアキハを燃やし尽くし、離れたところにいるハルナまで届く。熱波と炎の舌が幻影たちの体力を奪っていった。幻影の悪魔は赤い業火に飲み込まれ、そのまま融けるように消えていった。 混乱するリベリスタ。ただ一人、マリーだけがわかっていた。数日前、自らを深く傷つけた炎のマグメイガス。ヴォルケイノと呼ばれたフィクサード。 「なるほど。人を酔わせるわけだ。――火吹」 マリーが呼び出した幻影は口を歪にゆがめる。戦いのさなか、彼女に向けられた歪んだ愛の笑み。 マリーの胸に去来するものはなんだろうか? ただ少し悲しげな笑みだけが、彼女の心を表していた。その笑みもすぐに戦闘中の表情となって消える。 「……あぅ、前衛崩壊」 炎を振り払いながらハルナが状況を確認する。そして彼女の視界に自分に向かって突撃してくるウラジミールの姿。 「これで御終いだ」 走る勢いを殺さずに突き出される一撃。銃剣はハルナを貫いて致命傷を与える。その一撃で最後の幻影が消え去った。 ●そして幻は消え 天井が光る。オーロラと呼ばれる発光現象がリベリスタたちを照らしていた。 「このアーティファクトがもたらす幸福感が問題か」 ウラジミールはタカアキのポケットからアーティファクト『願いかなう星』を回収する。その瞬間アーティファクトの効果は消え、全ての幻影は消え去った。 「ああああああん。あの子がたくさん!」 杏はそのあとに再度妄想に浸り、新たな幻影に埋もれたわけなのだが。 「……さっきまであったものが消えるのは、切ないわ……」 あひるは元に戻った胸に手をやりながら、アーティファクトが与える幸福感とその恐ろしさを理解する。幻影には屈しないと心に深く決めた。 幻影が消え、タカアキの部屋に戻る。なんとなく彼の机の上にをみると、数冊の文庫本が。そこには先ほど戦ったアキハと酷似した悪魔娘が表紙で扇情的なポーズをとっている。 あー。とリベリスタは合点がいったという顔をした。見ればナツキやハルナのようなイラストもある。おそらく彼の妄想の元はそこだろう。タカアキに何か言ってやろうと思ったリベリスタは、気が抜けたように息を吐いた。 「なんと言うかやれやれですねー。帰りますか」 文音が肩をすくめて、呆れた声を出す。その声に従ったわけではないだろうが、他のリベリスタたちも帰路につくのであった。 「あん、らめぇ、もっと優しくしてぇ!」 おおっと、杏を忘れてた。 慌てて回収に戻るリベリスタ。アーティファクトの効果により、杏の心にダメージが残ったことを追記しておく。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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