●七ツ星 「急な呼び出しで申し訳ありません。アーティファクトの奪還または破壊、ひいては対象の組織に関する情報収集をお願いします」 ブリーフィングルームに呼び出されたリベリスタを待っていたのは、大慌てでコンソールを操作する『無貌の予見士』月ヶ瀬 夜倉(nBNE000202)の姿だった。 只ならぬ様子ではあるが、呼び出されるに際して平時程度の備えを、としか言われていない以上、リベリスタ達は状況把握が出来ていない。 「取り敢えず落ち着いて概要を話せ。何が何やら」 「ええ、僕も教えて欲しいくらいです……つい先程、一台の輸送トラックが襲撃に遭いました。それ自体は酷くありふれた事件ですし、対象も美術館に輸送される類のものなので基本的には問題ありませんでした。ですが、どうやら襲撃によって奪われたのはアーティファクトらしく。『相克螺旋』と呼ばれる球体で、色合いはガーネットに近いそうです。それ単体に殊更に目立った能力がないこともあって特に危険視されていなかったと見るのが正しいのですが、ただ、今回狙われたからには何らかの関係があるとみて間違いないでしょう」 「そこまでデータが欠乏してんのか。珍しくっつーか、後手だな」 「ええ、非常に遺憾ですがそのとおりです。ただ、彼らの動きは活発ではありません。敢えて移動を躊躇っている節がある。誘っているようにも、見えますね」 「相手の規模とかは分かってるってことでいいのか?」 「ええ。アークのトップクラスと同等かやや上位のデュランダルが一人、加えて平均よりやや上三名、平均程度三名。頭数では劣りますが、あちらの士気は高い。任務達成を第一条件に。最大を以て、最善を」 ●飢え渇く貪りの牙 横転したトラック、巻き込まれた車両たちは一溜まりもなく潰され、或いは砕かれていた。取るに足らない多重衝突からの横転にすら見える光景だが、違和感があるとすればそのトラックの足元である。 タイヤが消失している程度なら、バーストした程度と取ることもできよう。だが、それが四輪まとめてなどなり得るだろうか? 運転席が後部貨物部と完全に切り離されているなど、考えられるだろうか? そして何より、背面に不自然に空いた穴は一体何だ――それを理解する前に、貨物部が両断される。両断された貨物部から飛び出したのは、幾多の牙を羅列したかのような刀身を持つ刃。 柄を持つ手は、その凶悪な得物をして持ち主として認めざるをえない存在感を放っている。 そこに一般人が居ようものなら、確実に直感しただろう。そのままでは――嗚呼、きっと死ぬと。人間らしい死に方、痛みを感じぬ死に方など絶対に許されない。 「下らん仕事だ」 顔を出した男は、黒髪を乱雑に切り裂いたような有様だった。大柄な身を包むスーツは、そうとは知れぬが神秘を纏う存在である。 その背に負うマントは群青に染め上げられ、中央に据えられた北斗七星を色濃く反映させている。 一際に強く輝くは第一星・貪狼――正に。彼の授かる名、そのものであった。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:風見鶏 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2013年01月23日(水)22:21 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●貪ルハ屍肉ヲ喰ラフ事ト為ス 「よぉ、随分と派手にやってるじゃねえか。……目立ちたがりって感じにゃ見えねえがね」 「貴様等も、偶然居合わせた風情ではなかろうが。……先を読んできたか」 困ったものだ、とさして困っても居ない風に口にする『貪狼』と、数台の車両を挟んで相対したのは『蒼き炎』葛木 猛(BNE002455)だ。 乗用車のボンネットに陣取った彼からはその姿がよく見える――不気味なのはやはり、巧妙に車両を利用して姿を伏している他の部下達だろうが。 かと言って、眼前に居るその男が侮っていいレベルではないことを猛は十分に理解している。対峙して尚得物を構えぬ様は、己にある自信の顕れであり、且つ余裕と言っていいのだろう。 「聞くぜ? お前らの目的はなんだ?」 「正直過ぎて馬鹿馬鹿しい。だがその愚直さぐらいは褒めておいてやろう。そうさな、目的など――」 「誰何しても、答えちゃくれないんだろ?」 「他人の言説を断つなと教わらなかったか、童? まあ、間違っちゃおらんがね」 猛の言葉に、面倒そうに応じようとした貪狼の言葉を遮ったのは『デイアフタートゥモロー』新田・DT・快(BNE000439)である。聞いて教えてくれないなら話は早い、と言わんばかりの態度に流石の貪狼も僅かに呆れの混じる様子ではあった。 がり、と地面を食む刃の形状もサイズも、リベリスタの知るそれからすれば規格の内に入りはする。本当の規格外とは格違いの存在を言うのだが、形状の凶暴ささえ目を瞑れば、成る程リベリスタらが持つそれと極端には差異が無い。 「どうも、貪狼さん。アークの新田快だ。アンタの相手は俺が請け負う」 「アーク、か……然るに、そんな組織を聞き及んでいたが事此処に至って横槍を入れてくるとはな。慎ましくやってきたつもりなのだが」 (何が慎ましくだよ、派手に暴れてアーティファクト奪いに来てる癖にさ……!) 周辺をスクラップまみれにしたその口で慎ましく、などとよく言えたものだ。『ダブルエッジマスター』神城・涼(BNE001343)が心中で舌打ちするのも頷けるというものだ。 だが、それがアーティファクトの発動条件に関わっているのだとすれば余計に不味い。他者から奪うアーティファクトは数も少なくはなく、加えてとびきりに胸糞の悪いものが多いのは常識ですらあるのだから。 ここでアーティファクトを奪い、確実に止めなければ何が起きても文句は言えぬのだ。 「態々誘いに乗ったような状況というのは気分のいいものでは無いな……」 ボンネットを蹴り、車両を越えつつ結界の効力を視認するのは『燻る灰』御津代 鉅(BNE001657)。一般人の介入が結果的に悪い方に向くことでしか無いということは、彼には十分理解できたことだ。 そして、彼にとって己の役割は補助であることも承知の上。下手な被害が出るくらいであれば手を遅らせてでも安全策に出るべきであるのは当然だったと言えるだろう。 そんな彼が踏み込んだ先に楔を打つように、後方から魔力の束が迸る。狙いは正確。そのまま行けば鉅への直撃コースであることは明白だ。避けるタイミングでも、無く。 「懲りないね、君達も」 光に抗うのは常に闇、光を呑むのも闇の嗜み――であるかどうかは個々人の判断に委ねられるが、こと此処に至っては『終極粉砕機構』富永・喜平(BNE000939)の『粉砕』が上回った形となる。 渦を巻いて突き進んだそれは容易に弾丸を幾らか呑み込んで掃き捨て奪い去る。着弾点の魔術師がそれをギリギリでクリーンヒット程度で済ませたのは脅威ではあれ、軽いダメージではないことは明らかだった。 半ば狙いなど放棄して撃ったところで、相手を引っ張り出せるなら僥倖である。タイミングと連携なら、肩を並べ上下貴賎無く戦友と呼び合う彼らこそ上だ。 「はじめまして貪狼。最初に二つだけはっきりさせておこう」 静かに歩み出たのは『彼岸の華』阿羅守 蓮(BNE003207)。飄々とした姿で金剛杖を傾け、目の前の相手へ向けて宣言する。否、通告や宣告といったほうが、その行いは正しいのだろうか。 「俺はね、闘争が嫌いで、闘争の為の闘争が嫌いだ」 「それは残念だ。戦わずして人を超えたモノの本質は掴めまいに、それから逃げると宣うか。鍛えた得物に恥を塗ると」 ク、と口元を歪めた貪狼はしかし、蓮の言葉の本質を何ら掴んでは居なかった。闘争は好まない。そして相容れない。闘争のための闘争でないならば、主義のための闘争は許されてしかるべきだ。 つまり。彼は戦いに来たのだと言っている。闘争のための闘争などを画策する者を蹴散らす為に。 「頭数を揃えたのは褒めて置いてやろう。揃えたこと『だけ』は」 所詮は数、未だ完全に看破されぬ布陣に於いて自分が上に居るのは間違いない。貪狼は、確実にそう、思っていた。そしてそれが、また過ちでもあった。 ボンネットを蹴立てる音は一つ。だが、感知できた影はふたつ。まるで鏡写しになった存在を見るかのような相似性、だが全く違うモノであることを理解させる異常性。 「―戦いに餓えるのは構わないっすけど、餓えに感けて目的果たせないなんてお笑い種っすね」 「つまらない仕事、に花を添えに来た……さあ、踊ろう?」 破砕し、蹂躙し、突撃し踏み込んでいく。二人のリベリスタから漏出するのは敵意でも殺気でもなく、ただ戦闘へ向けての『戦意』のみだ。 冗談のように肩をすくめる『LowGear』フラウ・リード(BNE003909)の声に重ねるように『無軌道の戦鬼(ゼログラヴィティ』星川・天乃(BNE000016)が冷静に返し、明確に自分達が敵であることを告げている。 「最近のリベリスタというのは自己主張が激しいのだな。そんなことせずとも……屍になれば同じだろうに!」 ああそれでも。この男は楽しんでいるに違いない、とリベリスタは理解する。声の奥底から響く本質は狂奔と快楽思考。 だからこの男は誰よりも『闘争のための闘争』を理解し愉しむ男なのだ――つまりは。 「君の背負った星とは決して相容れない」 「味わうか小僧。地を這い天を拝す辱めを、その身で」 ただただとても楽しそうに、その男は笑うのだ。 ●オオカミの牙 「懲りないね、君達も」 「その言葉はそのままそっくり返すぜ。脇がガラ空きだ」 慮外の質量を持つ散弾銃を振り上げ、次手を構えようとした喜平の背後から声が響く。うらぶれた印象を持つ男は静かに踏み込み、柔らかく掌打を向け――最悪の威力で、インパクトを打ち込む。 浸透する打撃力よりも、警戒していた状況から容易に踏み込んだこの男が理解できない。格下だろうというのはわかる。だが、完全に気配を絶って、状況に即して接近した。甘く見ていた気は無いが……面倒な相手だと理解したが、指先が動かない。 ここで焦っていればより厳しい局面すらあったろうが、彼とて激戦を経験したリベリスタだ。受け止めたダメージはまだ警戒するほどではない。ならば、焦るなと己に言い聞かせる。 ――初手に於いて接近に成功した天乃であったが、ここで自らの致命的なミスに気付き、目を細めた。焦っていることを顔に出すわけにはいかない。努めて無表情で、平静を装う必要があった。 致命的、と呼ぶに足るかはさておくとして。踏み込んで一手で縛り上げる気糸の精度が、想定よりも弱いのだ。当然と言えば当然だろう。その技術は彼女が使える「全力」からは一段階落ちるものだ。 「……ハ、ッの、テメ、舐め、てンのかコラ……!」 「舐めて、ない……この程度、ということ」 その機微など前線に出ない神聖術師は理解できぬ。だが、その気配から自分より遥か上の敵であることは理解できる。それで手を抜かれたとあらば、貪狼が黙っては居まい。苛立ち混じりに、締め上げられた喉からひり出した声は明らかに、『戦士として認められない自分』と『認めようとしない相手』に向けられていた。 「聞け、終焉の笛の音を!」 快の左腕が振り上げられ、リベリスタ達を回復と戦意の発揚で覆う。不恰好でもくだらなくてもそれは理想(ユメ)であるならば、彼が手にしたその力を誰が愚直と責められようか。 喜平の戒めを解き、既に交戦状態にあったリベリスタのダメージを癒し、更には継戦能力を爆発的に向上させるその技倆は、理解できない者が鼻白むに足る技術であった。 「やるだけやらせてもらうさ……!」 涼がブラックロアを掲げ、咆哮にも似た銃声を上げながら引き金を引き続ける。 北斗七星を示したマントを翻した貪狼の表情は決して明るくはない。戦いに来た相手を受け入れる表情ではない。 「……貴様の『やれるだけ』というのはその程度ということか。手を抜くのがその信条か」 「何を言って……、っ!?」 翻されたマントは確かに、強かに貫かれている。貪狼のダメージは小さくはない。だが、涼は畳み掛けるように足を踏み出し、構えた泡影を……ただ、不恰好に前に突き出すことしかできなかった。 回りこんでその首を叩き切る、筈ではなかったのか。バランスを崩し、ただ突き込んだだけのそれが、彼の『やれるだけ』ならば成る程、一撃目とまるで違う精度のそれは貪狼が鼻で笑う程度には拍子抜けであったということか。 「答えるな。――所詮、貴様の人生など『それまで』だ」 刃ですら、なかった。神秘を込めた明確な戦闘者の技能が、蹴りあげた足から吹き荒れる。涼の鳩尾を貫き、蹴り上げたそれは遠く、直立する墓標の様な車両に叩きつける様に振るわれた。 「誘いに乗ってやった割には、期待外れだなぁ、おい。もう少し骨のある奴ぁいねえのか!」 「好き放題フカしてんじゃねぇよ手前ェ……!」 猛の手甲が光を灯し、数名を雷撃に巻き込んで吹き飛ばす。正面突破で分散していた前衛を確実に撃破していた彼に向けて、視界の端から銃口が向けられた。 苛立ちと羞恥とを綯い交ぜにした銃声が辺り構わず鳴り響くが、猛の接近を阻むに足る精度ではない。だが、或いはそれが狙いだったのか。 彼が抜けようとした車両のボンネットに弾丸が突き刺さり、エンジンルームをぶち抜いて炸裂。引火した車両は軽い爆発を生じて僅かに彼の動きに隙を与えた。 「野郎……面白ぇ!」 狙ったか、そうでないかはこの際どうでもよかった。結果として、不意をつくそれを引き寄せるフィクサードにこそ猛は笑う。気骨というより最早意地で向かってくる相手は、或いは本当に脅威でもあった。 「つくづく面倒な連中だな……」 「結構なことだ。容易いと思われてはこの名が死ぬ」 皮肉めいて告げた鉅のダガーがオーラを纏って貪狼に叩きつけられるが、対する彼は平然としたものだ。相当量の攻撃を受けていように、毛ほどにも動揺した気配がない。寧ろ、追い詰められることすら楽しんでいると見えた。 傾いだ躰を前に倒し、彼は――構えた。担ぎ上げるように、叩きつけるように、ただ正眼に、喜びに震えるように、刀身に微細な気配が混じる。 「ねえ君。奪ったアレはどこ?」 「……な」 観察に徹し、戦闘状況と敵の配置を把握した蓮が肉薄したのは、魔術師達のサポートに回っていたナイトクリークだった。 確かに、その男単体では殊更弱いようには見えない。だが、後方での動きに終始する様子は決して戦いに対して誠実には見えなかったのだ。貪狼の言葉に全く、そぐわない。 そして、その反応は顕著だった。ニイ、と蓮の口角が跳ね上がる。戦うことに終始したが故の貪狼のミスか。 自らの一撃を前に大きく距離を取った男から漏れだした思考は読み取るに労しない。 そして彼も、そんな相手を逃すつもりなど更々、なかった……が、逃走に移ったその男は、まるで傍らから跳ね飛ばされるようにその身を大きく吹き飛ばされる。 「ヤレヤレ、これじゃ貪狼が持ってた方が確実だったんじゃないっすかね?」 つまらないとでも言いたげにナイフを揺らし、一足で距離を詰めたフラウが首を振る。相手として、明らかに見劣りすると。 胴部を深く裂かれた男の目には力がない。そして、既に隠す気力すら無いのか……明らかに、「それ」が見て取れた。 「戦いって言うのは一人でする物じゃない。そうだろ?」 「そうっすね。随分あっさりと行ったけど、貪狼以外が持つのは別の意味で驚きっすよ」 「……全く下らん。やはり俺以外は頼るものではなかったかな」 「『下らん仕事』かどうか試してみるかい?」 「どうかな。貴様が楽しませてくれるならそれもいいだろう」 複数のリベリスタを前にして、しかし貪狼は一切怯まずに踏み込んでいた。 快のラグナロクの効果がなければ、否、有無を問わずして、立ち回りが悪ければ既に数人動けなくなっていてもおかしくはない猛攻。 デュランダルの脅威など仲間の姿で重々承知ながら、やはりその得物のリーチが恐ろしく、刃先の振動が悍ましい。 肉体を賦活するエネルギーも、循環しなければ意味が無い。回復の波長も、回らなければ意味が無い。つまりは、それほどまでに狂気的ということだ。 「倒れてる場合じゃないな。カッコ悪いのは嫌いだ」 瓦礫から立ち上がった涼が銃口を構える。技術のひとつふたつ看破された程度で退くものか。その程度で鼻白み倒れ動けなくなるようならば、既にリベリスタとしての生命など潰えている。 やれるだけをやる、と宣言した。やれることがあるからやるのだ。 伊達や酔狂や冗談で、そんな言葉を吐けるものか。 「『相克螺旋』は奪われたか。元より期待もしてないが――」 少し、愉しませろと男が笑う。膨れ上がる狂気に、さしもの快も表情を硬直させる。この気配でこの勢い。使える者が限られるそれを多分に彼は知っている。 吐き出された呼気に赤いものが混じったのが見えた。振り上げられる刃の圧力が圧倒的なまでに、彼へ迫る。 それは落雷のようにも思えた。全身を以て受け止めた快の足が幾らか沈むほど。 全身の筋肉が悲鳴を上げ血管が裂けた。だが倒れない。倒れる寸前まで押し込まれたが、それでも彼は倒れ『られない』。 「……舐めるなよ貪狼」 唐突に戦場へ吐き出されたのは、蓮の声。貪狼の一撃がデュランダルの最悪のそれであると理解して尚、彼は恐らくその目で見て理解した。貪狼の一撃の破壊力、それに込められた『下地』がなんであるかを。 「お前の『牙』は理解したよ。……このマゾヒストめ」 「面白い解釈をするな小僧。俺をしてそう呼ぶ馬鹿は初めて見た」 くつ、と笑う貪狼の表情は狂喜的であった。この期に及び、戦うことに喜びを覚えている。任務すらも達成できず、それでも意に介していないように思われた。 振り下ろした刃を返し、再びに振り上げる。狙いは、傍らの廃車両。吹き飛ばされたそれが叩きつけられ、一際大きい連鎖爆発を生じさせ……その衝撃から立ち直ったりベリスタ達の前には、もう何も残されてなど居なかった。 ただただ、炎が小さく燃え残る世界と、転がった赤光だけがその戦闘の激しさと、リベリスタ達の勝利を物語っているようでもあった。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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