●この中にひとりゴリラがいる! 年明けからいきなり何言うんだと思われるかもしれませんが、ちょっと想像してみてください。 地面から2mくらいの所をわっさわっさ浮いてる大量の巨大羽子板を。 「年末年始気分でウカれてんじゃねーぞガキどもおおおおお!」 「羽根突きしてやろうかコラアアアアアアア!」 「ウホホオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」 「ここがお前の墓場だコノヤロウ!」 「お年玉という名の死をくれてやる!」 「フライングアケマシテオメデトウゴザイマス!」 「ウホホ、ウホッ、ウオッホウオッホ!(ドゴゴゴゴゴゴゴ)」 「羽子板の本気を食らいやがれええええええ!!」 荒れ狂う羽子板の群れにあなたが出来るのは、せいぜい羽根突きされる羽の気分を味わうことくらい! やがてあなたは羽子板スマッシュをくらい、へびゅんとか言いながらつぶれてしまうのです! ああ、おそろしい! ●空気を読む力が、ためされている! 「ジャンピングアケマシテオメデトウゴザイマース!」 アイワ・ナビ子(nBNE000228)がイッエーイとか言いながら机の上から飛び立った。 ……と思ったら重苦しいオーラを纏って着地、涙を流して地面をぶったたき始めた。 「年末年始も働かなきゃいけないなんて誰が決めた! 神様か!? 死ね、神様死ね!」 急にハンパな無神論者みたいなことを言い始めたナビ子である。年明けから飛ばしている。 と言うか、一部の人達を敵に回しそうで怖い。ナビ子の言うことなのでどうか許してほしい。 「あのですね! エリューション・ゴーストがですね! 出ましたよ! ええ!」 やけくそ気味に説明を始めるナビ子。 「くそ、『笑ってはいけないアーク』とか見たかったのに……録画してないのに……」 「安心しろ。そんな番組はない」 「くっ……!」 唇を噛みしめるナビ子。 冬休みに休めなかったことが本気で悔しいらしい。 「まあそのですねー、羽子板が、2mくらいのでかいのが、飛んでて、いっぱいで」 「落ち着け」 要約するに……。 全長2mほどの羽子板型Eゴーレムが出現して初詣に出かけようって人々に襲いかかろうとしているので倒してほしいという話らしい。 「まあ羽子板なんで、ぱこーんて吹っ飛ばす攻撃ばっかですよね、まあ反則気味に端っこの所でつついてくる奴とかいるかもしれませんけど、まあ」 どこか投げやりに纏めると、ナビ子はその場でごろんと横になった。 「おわったー、今日の仕事もうこれで終わったー。寝るしー、歌合戦とか見るしー!」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:八重紅友禅 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 9人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2013年01月15日(火)22:27 |
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■メイン参加者 9人■ | |||||
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●ゴリラがネックになるネタに見せかけたムチャ振り よくテレビとかで神社だのなんだのを放送すると決まって琴でぺんぺけしてる音楽が流れると思うが、今も大体そんな雰囲気だった。 唯一違う所があるとすれば、巨大な羽子板の群れが荒ぶってることくらいで、そのせいで初もうで客がひとりもいなくなっていることくらいで、連動して『ダブルエッジマスター』神城・涼(BNE001343)と『愛の宅急便』安西 郷(BNE002360)が地面にダブルハンマーかまして膝から崩れ落ちていることくらいだ。 「初もうで行きたかったなあ!」 「女の子となあ!」 「男一人で初もうで行っちゃった時の気持ちがおまえらに分かるのか! ええ分かるのか!?」 「そこらじゅう着物姿の女の子プラス彼氏! くっそ! くっそ!」 「ウッホオウ! ウホ、ウッホオオオオウ!」 どかどか地面を叩きまくる涼、郷、ゴリラ。 その様子を『盆栽マスター』葛葉・颯(BNE000843)はジト目で見つめていた。 「あれ? 小生すごくつっこまなきゃいけナイ気がする。それ羽子板じゃないよね? B型の霊長類だよね?」 むっくりと上半身を起こす涼と郷。 「え、何が……ってなんだ、羽子板(黒)か」 「何言うてん、正月言うたら羽子板しかありえないで。そんなんおらんやろー」 「なんでそこだけ冷静なの!? いや、それアレだよね。『ヘヘ、バナナ好きそうな顔しやがって』のヤツだよね? ね?」 「うん? なんだったか……」 うーんと言いながら額に手を当てる『見習い鍛冶職人』亞門 一戒(BNE004219)。 「私はこいつを知っている筈だ……確か」 「ゴリラだヨ?」 「ゴンザレス(仮)としよう」 「ゴリラダアアアアアアアア!」 「ウホオオオオオオオオオオ!」 一方。 「ジャンピングアケマシテオメデトウゴザイマース!」 「あけましておめでパニッシュ!」 『超守る空飛ぶ不沈艦』姫宮・心(BNE002595)と『SHOGO』靖邦・Z・翔護(BNE003820)のクロスアタックが炸裂した。 何にアタックしてるのかって、テレビの前の大きなお友達にだよ。 鎧に塗れた14歳幼女とSHOGOの組み合わせにキャーキャー黄色い声をあげろってんだ。 「ウキャー! ウキャー!」 「なんだか黒い声が聞こえるというか黒い毛皮が見える気がするんだが気のせいか、うむ……」 こめかみを揉む『侠気の盾』祭 義弘(BNE000763)。 その後ろにゆっくりとスライドインした『もう本気を出す時じゃない』春津見・小梢(BNE000805)が。 「野球には詳しくないんだけど最近引退した日本人メジャーリーガーことゴリラ松井っていう人がいたよねー。その人確か出身が」 とか言いながらゆっくりとスライドアウトしていった。 右から左へのブレのない素通りぶりだった。 顔を上げる義弘。 「珍しいが、まあ正月だからな、羽子板のエリューションもいるだろう」 「正月といえば……」 やんわりと腕を組む梶原 セレナ(BNE004215)。 「年末からお正月のコンボって太りやすいんですよね。誘惑が沢山あって。だから羽根つきとかをして運動するのもいいかもしれませんよ?」 「なるほど。理にかなっているわけか」 「ウホオオオオオオオオオオウ! ウホッ、ウホホホホホウ!」 盛大にドラミングするゴリラを背に、二人は荒ぶる羽子板たちを眺めていた。 ●これが戦闘依頼だということを忘れないための羽子板 羽子板というと、『持つところのついた板』くらいの認識が一般的だと思う。 実際『羽根つき』という遊びの道具であり、それ以上でもそれ以下でもない。しかしこの羽根つきは14世紀ごろに中国から伝来した遊びで、安土桃山の時代には悪い物を払う儀式へと発展。転じて、羽子板は厄払いの意味があるとして『飾り羽子板』という伝統工芸へ昇華したものもある。ふるい家などでは、羽子板に舞妓さんや歌舞伎役者のぷっくりとした飾りがついているものが飾られているのを見たことは無いだろうか。 そんな飾り羽子板にも種類があり、多くは道成寺や浅妻や汐汲など舞台の名前がつくものもあり、今でいうアニメのタイトルがついたフィギュアプレートのような扱いが為されていたのだ。 「だから樹枝製のフィギュアが板に埋め込まれてポージング固定された『萌羽子板』を今こそ作る時代に来ていると思うんだがそこんとこどうよ!?」 「やかましいっ!」 「はぎゃああああああん!?」 義弘のフルスイングメイスアタックが炸裂し、羽子板さんが圧し折れた。 「貴様ら、聞けば正月気分が気に入らないようだが、そもそも羽子板は正月のために作られたんじゃないのか? 自己否定にならないのか?」 「否、先述されたように羽子板はもともと庶民スポーツ。変に格式ばったせいでスポーツショップに置かれなくなってしまったのだ。やれテニスだのサッカーだの、日本男児なら羽根つきと蹴鞠をするべきではないのか!?」 「やかましいっ!」 「はにゃあああああああん!?」 二枚目の羽子板さん破裂。 その後ろへ小梢がスライドインしてきた。 「そうそうさっきのハナシなんだけど松井さんって石川出身で、ゴーゴーカレーは彼をリスペクトした背番号由来の名前らしいよ」 「その逸話と混同されるココイチの由来は『ここがいちばんだよ』であって55とは関係ないし本社も愛知ですよ」 一緒にスライドインしてきた羽子板と一緒に高速でスライドアウトしていった。 何しに来たのか。 そんな小梢があーれーとか言いながら羽子板さんに跳ねまわされているのをよそに、郷たちは別の敵と戦っていた。 「カップルは滅べばいいが」 「カップルは滅べばいいが!」 「一般人を傷つけることは許さないリベリスタ安西郷がお相手仕る! いくぜ名刺代わりのハイスピィード……!」 長い助走からの跳躍。そして両足を揃えてのドロップ。 「アタックウウウウウウウアアアアア!」 「ウッホオオオオオウ!」 ゴリラのダブルパンチがキックと相殺。パワー負けした郷は跳ね返され、ごろごろと冷たい地面を転がった。 「何っ、俺のハイスピードアタックがきかない!? この羽子板(黒)、できるぜ!」 「下がってな、ここは俺が……」 間に割り込んで懐から銃を抜く涼。 「この羽根つきに終止符を打って」 「ゴリラダアアアアアアア!!」 颯さんによるきりもみドロップキックが炸裂。もんどりうって倒れる涼。 「はっ、こんなことしてる場合じゃなかったヨ、ほれつけるモンならついてみヤガレ! 口調が雅じゃないんだよ貴様等ァ!」 羽子板の群れから全力ダッシュで逃げつつ注意をひきつけにかかる颯さん。 「ウホ?」 「ああ、大丈夫大丈夫」 ゴリラに手を貸してもらって起き上がりつつ、涼はがりがりと頭をかいた。 「全くゴリラとかおるわけないやろ。ちょっと大きいし黒いけど羽子板やろ。ナウなヤングにバカ受けのモダンボードだっつーのまったく……」 「ウホウホ」 「うん、マジ羽子板だよねマジ」 それまで軽くハニコっていたSHOGOがにゅっと顔を出してくる。 「黒い剛毛見えてるけど羽子板だしね」 「ウホ」 SHOGOのズボンに納められたぶっといバナナを丁寧に取り出すゴリラ。そして皮を剥き、上向きにそそり立つピュアなバナナへとむしゃぶりついた。 という書き方をするとエロい。 「おやつに持ってきたバナナが一房食われてるけどこれ羽子板だし」 「ウホ」 涼と郷の脚を掴んでダブルジャイアントスイングを開始するゴリラ。 「外見とは裏腹に知能が高く繊細な動物であることは周知の事実であり、シルバーバックと呼ばれる背中から脇腹にかけて白くなった体毛はコンゴ東部に生息する種類の成熟したオスにはっきりと見られる特徴で、創作物で頻繁にボス格的に描かれるのと同じく大きな群れを作ることがあるけど羽子板だっつってんだろこのゴリラァ!」 銃(パニッツュ☆)を振りかぶって投げつけるSHOGO。 一方その頃。 「盾役としてはノックバック祭りは苦手ですが、ちゃんと秘策を用意してきたのデス。じゃーん、大きな羽根飾りー!」 心は微妙にぱたぱた浮きつつ、頭に羽根型の飾りをぶっさした。さながら羽根つきの羽である。 「これで羽子板さんは私をつきたくてつきたくてしょうがなくなる筈で」 「ダアアアアシャラアアアア!」 「はびゅん!?」 内角低めを掬い上げるような強引な羽子板スイングが炸裂し、心は思い切り空へと飛ばされた。 「ノックバック! でも大丈夫、羽子板なら羽根を打ち返していったりきたりさせるべきなのデス! なぜなら……羽子板だからデもびゅん!?」 「ラアアアラッシャアアアアア!」 ホームランコースが確定したかのような豪快な羽子板スイングが炸裂。更に卓球の決まり手の如き鋭いスマッシュと続き、三枚の羽子板の間をずっとトライアングル心した。 関係ないけどトライアングルハートっていうエロゲが昔ありましたね関係ないけど。 「あ、あうっ。三人がかりでまわされるなんて、私の身体が耐えられるか不安なのデス。こ、壊れちゃう!」 「台詞が無駄にエロい!?」 ハッとして振り返る男性陣(ゴリラジャイアントスイング中)。 「私は少しでも打たれたら危ないので、支援だけさせてもらいますねっ」 さっとバナナを取り出すセレナ。 余裕のある人は、イラストにあるようなぴっちりチャイナドレスのどこからバナナを取り出したのか想像して愉しもう。 「さて、今回の試みは『バナナダイエット』です! 方法は簡単、バナナを食べて糖分とビタミンを摂取しつつ運動(戦闘)をする、これだけ!」 何の健康番組なのか、カメラ目線で(バナナ片手に)語り始めるセレナ。 「でも安いバナナだとガッカリした気持ちになっちゃうかもしれませんよね。なのでコーヒーショップで買ってきた一本八十円のバナナで挑みたいと思います。では、頂きますっ!」 皮むいてぱくっと食べるセレナ。 ゴリラではあんなにねっとり描写したエロいバナナシーンをセレナでは描かなかった所に理性を感じて頂きたい。 とはいえ物理的にはやってること一緒なので、ゴリラジャイアントスイングプラスワン(右手に郷、左手に涼、肩車にSHOGO)されている男性陣は慈しむような目で彼女を見守ったのだった。 そんな彼らをよそに、ゴリラへと歩み寄る一戒。 「ゴンザレス(仮)よ、まずは休戦してあの羽子板を倒さぬか」 「ウゴゥ!」 拒否の姿勢を示すためか、右手に持った郷を叩きつけてくるゴリラ。 派手に吹っ飛ばされる一戒。 「ぐ、嫌だと言うのか? 不思議だ、ゴンザレス(仮)の気持ちが解る気がする……ゴンザレス(仮)っ、今私は争う気はないのだ、倒すべき相手が」 「ウホオウ!」 左手の涼を投げつけてくるゴリラ。 もんどりうって転倒する一戒。 口元の血を拭い、血の混じった唾を吐いて立ち上がる。 「命(フェイト)をかけることも辞さぬぞ、ゴンザレス(仮)……おまえの説得のためならば、な」 「ウホ……」 手を止めるゴリラ。 初めて自分の理解者が現れたかのような顔をして、頭に被ったSHOGOを手渡した。 「うむ……わかるぞ。待ってはくれるが、助けてはくれぬか。それでもいいゴンザレス(仮)。まずは、あの羽子板からだ」 一戒が、今日一番のシリアス顔をした。 ●羽子板の雑学を語るだけで済むと思ったら大間違いだぜ! 「羽子板には『角の無いおおらかな子になって欲しい』という意味を込めて子供に贈る習慣があり日本特有の美術品としてたいそう親しまれて」 「やかましいいいっ!」 義弘渾身のフルスイングが炸裂。羽子板さんが真っ二つに圧し折れた。 「その辺の品に萌える男女を描きこんで売る習慣は江戸時代からのものであり現代の萌絵は浮世絵の再来と言うに相応しいのだと」 「やかましいいいいいいいっ!」 振り向きざまに再度スイング。くるくる回って吹っ飛んでいく羽子板さん。 セレナは慌てて屈み、羽子板をやり過ごした。 「なるほどこれは、シューティングゲームの要領ですね……避けているだけですけど」 「油断するなよ。そっちはともかく、俺は羽子板に囲まれている。もし無事に帰れたら……皆で羽子板、しようぜ」 「フラグっぽいなーそれー」 頭上をカレー食べながら右から左へ飛ばされていく小梢。ひらひらするツインテール。 「あ、思ったんですけど私に当てられなかった羽子板さんには顔に隅描きしましょうか!」 筆を片手に左から右へ飛ばされていく心。ひらひらする羽根飾り。 どうでもいいがやられ放題である。 「あれもあれで運動になりそうな……あ、バナナ余ってるんですけど、だれかいりますかー?」 「ウホ」 小さく(顔の位置で)手を上げるゴリラ。 セレナは懐からバナナを取り出してゴリラに手渡した。 あのチャイナドレスのどこが懐なのか想像して愉しもう。 「はいどうぞ羽子板さん」 「どう! みても! ちがう!」 羽子板を踏みつけにして着地する楓。 「区別つかないとかどういうことカネ! ゴリラだろ!? 現実と向き合エ!」 「ええいいい加減にしろ! ゴリラなんておるわけないやろ!」 羽子板をバックアタックで蹴倒し、別の羽子板に射撃を加える涼。 「っしゃ、どんどん行くぜ!」 「きかぬわぁ!」 羽子板スイングで弾が弾き返され、涼のオデコにヒットした。 よろめいた隙に、背後へ回り込んだ羽子板による打ち上げスマッシュが炸裂。 涼はくるくると回りながら飛ばされ、そしてゴリラの肩にすとんと収まった。 うつ伏せ態勢で肩に担がれる涼。 真顔でバナナを食い続けるゴリラ。 その前を郷が戦いながら横切った。 「この羽子板、もしかしたらいい武器になるかもな。気になってる子がそういう武器使いでさ、似合うだろうな振袖に巨大羽子板……よし、持って帰って武器に仕立て上げてプレゼントするんだ! おまえもあのこもお持ち帰りソニックキィィィィクウウウアア!」 「ウホ……?」 「おいおいさっきから何やってんだよウホウホウホウホ井の頭動物公園みたいに」 通り過ぎる郷を目で追うゴリラ。 そんな彼の肩を叩くSHOGO。 「いいからさっさと四角くなる!」 「ウホ?」 「でもって縦に回る」 「ウホ?」 「OK、分かってくれてうれしいよ!」 身体をこわばらせてバク転するゴリラを見て満足げに頷くSHOGO。 そうこうしている間に義弘たちが羽子板さんを全滅させていた。 「うむ……心配するな、こう見えて絵を描くのは好きなのだ」 心つきと小梢つきにミスった羽子板たちに墨でぺたぺた顔描いてた一戒が、ようやく終わったかとばかりに顔を上げた。 「おっと……そろそろ時間か。羽子板は倒し終えたのか?」 「ウホ」 「そうか。なら、これ以上争うこともあるまい。さらばだゴンザレス(仮)」 「ウホ」 ずしーんずしーんと帰って行くゴリラを見送り、一戒は満足げに頷いた。 「……おお、思い出した。雪男だな? わかるとスッキリするものだ。また会えると良いなゴンザレス(定)……」 空を見上げる一戒。 青くて広い空には、ゴンザレスのサムズアップが浮かんでいた。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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