●妄執は網を張る 「六道紫杏が、三ツ池公園に攻めてきます」 静かに、しかしはっきりとした声音で『無貌の予見士』月ヶ瀬 夜倉(nBNE000202)は宣言した。 同地において、『楽団』木管パートリーダー『モーゼス・“インスティゲーター”・マカライネン』の襲撃は記憶に新しい。 警戒を強化している只中に突っ込んでくるその真意は定かではないが、それを行おうとする気概と狂気は正に『六道』の血を継ぐ者の狂気を感じさせる。 紫杏の手駒は、騙るべくもなく、『エリューション・キマイラ』……あらゆるエリューション、アーティファクト、革醒者、一般人を取り込む悪意と求道の坩堝そのものだ。 完成度を日増しに高めてきたそれが、この期に及んで大挙して押し寄せるのは笑えない事実である。 加えて、背後に影を落とすのはバロックナイツ第十一位、ジェームズ・モリアーティ教授。彼の麾下、『倫敦の蜘蛛の巣』の暗躍も記憶に新しい。 紫杏を増長させる縁としては、これ以上ない舞台装置と言えるだろう。目的は、言うまでもなく『閉じない穴』……キマイラの研究を進めるために崩界度をあげようとしているのだ、と夜倉は語った。 「で? キマイラだけ、なのか?」 「まあ、そうなりますよね。厄介なことに、『楽団』も先日の事件でこの辺りを知悉しています。我々の戦いに乗じて何らかの動きに打って出るのは間違いないでしょう。大規模な戦闘は、それだけ革醒者の死体ができる可能性が高い。そうなれば、『序曲』に過ぎない現状にとって願ったり叶ったりということです。つまり」 「三つ巴、か。全く、笑わせてくれるぜ」 「ともあれ。テニスコートの付近に現れるキマイラの撃破に向かって下さい。待ち構えることで先手は打てますが、相手が相手です。油断なさらぬよう」 「性能は?」 「……異形ですよ。網のように髪を振り乱し、樹の如くに大きいその身を暴れさせる、異形」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:風見鶏 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年12月27日(木)23:38 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●曖昧模糊な自画自賛 不出来な芸術を見ているようだ。 若しくは、どうとでも解釈できる抽象画を目の前にしているようでもある。 エリューション・キマイラ――六道紫杏の狂気の結実は、六道派に於いて彼女と考えを同じくする(要は狂人だ)を多く取り込み、或いはその実験材料とされてきた。 一般人、革醒者、エリューション、そしてアザーバイド。あらゆる物を呑み込んで成長を続ける狂気の研究は、さながら少女の欲望の現れにも思えた。 少女がかき集めた夢の破片がおどろおどろしい欲望に触れ腐り落ちたかのような惨状が、今のキマイラのあるべき姿なのだろうか、と思わずにはいられない。 「話は聞いていましたが、キマイラって嫌な外見ですね……」 こんなものでは済まないものを大量に見てきたであろうに、何を今更とは言うまい。『局地戦支援用狐巫女型ドジっ娘』神谷 小夜(BNE001462)の知る苛立たしい気味の悪さと、キマイラのもつ精神的嫌悪感はまた違うものである。 存在そのものが憎悪。存在そのものが嫌悪。悪意、敵意、害意。ひたすらに人の心を逆撫でする為に作られた造形が、その神経を撫で付ける。 宿敵と目す存在でさえ、ここまで心をざわつかせることはないだろう。それほどまでに、醜悪なのだ。 「……何あれ、私の知ってるキマイラと何か違う」 常日頃吐き出す口癖すらも放り出し、『以心断心嫉妬心』蛇目 愛美(BNE003231)は呆然とそれを見上げた。 キマイラ。あらゆる存在を取り込んだ合成獣。だが、彼女がイメージしていたそれはおそらくは誇りと勇猛さを兼ね備えた存在のことを指すのだろう。 羨み、そして『妬む』に足る存在を切望していたのだろう。だが、蓋を開ければこのザマだ。ただの、どうしようもないバケモノだった。 嫌うしか出来ない相手など、何処に敬意を払えばいい? 憎むしか出来ない哀れに、如何に意思を向ければいい? 「ah,holy shit! シュミ悪い!」 殊の他に大仰な手振りでその惨状に反応するのは『継戦装置』艶蕗 伊丹(BNE003976)だったが、単にテンションだけで言っているのではないということは、観ていて容易に理解できた。 鉄製のそれを眼前に構え、攻めに打って出る彼女の目は冗談めいた言葉とは違い、真っ直ぐなものを感じさせる。こうはなりたくない。裏を返せば、こうなってしまった『人々』は居る、ということにほかならない。放っておく意味など、無いのだ。 「キマイラってことはもしかしてこいつも……」 その感情は、『意思を持つ記憶』ヘルマン・バルシュミーデ(BNE000166)とて同じ結論に至り、手にしていた。 全身からゆらめく炎のような感情は、目の前の存在に全てを叩きつける覚悟を以て立っている。 根を張り、天へ人の腕を折り重ねた枝を掲げるその姿は人の願いと大地への礼賛を欠かさぬ樹木としてのあり方の不自然な混交。見ているだけでも吐き気を催す存在が、何より忌まわしいことは考えるまでもなかったこと。 だから、彼はおそらく、他の仲間よりも、激しく強く、辛く強固に。 「このタイミングで攻勢に出るとか、本当に勘弁してもらえませんでしょうかね」 だが、その状況下でも飄々と構えているのが『闘争アップリカート』須賀 義衛郎(BNE000465)である。 目的とか信念とか、そういったものは正味、彼にとってはどうでもいい出来事の一つであった。問題なのは、『楽団』の騒動が少しずつ影響を強めているこの状況下、三ツ池公園の防衛に当たらねばならないというその状況にこそ在る。 鮪斬を軽く振るったその姿から漏れだす気は、明らかに目の前の相手の打倒のみを考えていることは明らかである。同時に、厄介な闖入者が現れることも最大限に警戒しているのもまた事実。 作戦にこそ全力を注ぎ込む。それが導く結果が、何より彼にとって重要な事実でもあるのだ。 「さて、ひとつひとつ確実にいかないとね」 やれやれと、迫る異形を前にして『黄昏の賢者』逢坂 彩音(BNE000675)とは言えば平然としているものである。 否、平然としている『ように見える』だけなのかもしれない。戦闘経験こそ積んだが、未だあらゆるところで自らは足りぬと理解しているからこそ、彼女は立つ足に力を込める。 ナイトメア・ダウン。全ての人間に等しく与えられた試練の残り香が己を追い立てるなら、崩界を促すそれを切って捨てるよう動くのは無理からぬことなのだ。探求者で在る前に、一人の――家族想いの革醒者である以上は。 「……凄く、ムカムカする」 ふつふつと滾る感情を一言で表せば、単に『怒り』であることを『炎髪灼眼』片霧 焔(BNE004174)は知っている。未だ経験の浅い部類であるとはいえ、吐き気のするほど陰鬱な世界のあり方は大方理解したつもりである。だが、結局はこのザマだ。感情をざわめかせるキマイラの威容は、握りしめた拳に走る怒りがどうでも良くなるくらいには怒りが満ちる思いでもある。 混沌の中に足を踏み入れ、しかし残念そうに嘆息する『死肉食らいのハルピュイア』藤宮・セリア(BNE003482)の足取りはしかし軽い。 自分の好みに合わない相手に、しかしそれでも戦いを挑む。不利で不幸な現状と結末は嫌いじゃないと言わんばかりに、戦端は開かれた。 ●妄執散り果て影になり 義衛郎が刃を構え、前進するより一瞬早く、その身を刃が覆い隠した。 「……本当に、厄介な」 彼が言葉を紡ぐよりも早く、柳刃とデュランダルの大剣が交差する。刃は届かない為、外傷こそないがその重みからくる骨の軋む音は確実な威力差を感じさせるそれである。彼を一振りで大きく後退させた男は、キマイラの傍らに立ち、小さく誘うように指を繰った。完全に、挑発しにきている。 「暴れるのは勝手だが、自分達の後始末はするんだな。あんな連中の操り人形には、なりたくなかろう?」 「その言葉を返しておこうかアーク。邪魔しに来ていて、好き放題大立ち回りというわけにもいくまいよ」 「そこを好き放題やらせてもらうのが私達よ、分かるでしょう?」 するりと間合いに踏み込んできたのは、焔。『大立ち回り』に適した性分と身構えで現れた少女の拳には既に炎の破片が灯り、正面からキマイラの胴を貫きに行く。だが、炎を伝播させるには些か浅い。 手応えがあって結果が揺るがない状況の異常さに舌打ちしつつ、しかし周囲へ向ける視線には油断がなかった。敵戦力を正しく見抜こうというのは正しいが、敵前にあって確実に、とはそうはいくまい。 様々な得物を単純結果のみで分析するのは、決して容易ではないのだ。 「千切れろこの野郎おおおおおおお!」 デュランダルがフィンガースナップを背後に向けようとするより一瞬早く、ヘルマンがキマイラに足をかける。 ワンステップで幹を蹴り飛ばした彼の左足が、弧を描いてその腕を模した枝を数本刈り取っていく。落下する姿勢を振りぬいた足で踏み込み残心を取り、先に通さぬことを意識して構えた。 僅かに焦りの色が見られたように思えたが、しかしフィクサード側の行動は変わらない。異常なサイズの弩を天へ掲げた後方の男が、炎を纏った矢を放つ。業火が地面へと降り注ぎ、手隙となった後方に降り注ぐ。 「タイミングを被せてきた割に私より強いとか、本当に妬ましいわね……」 返す刀で炎の雨を撃ち放つ愛美の表情には余裕が無い。後衛に陣取る者達共通の感覚ではあるが、相手方にはセオリーより突破力を重視されているようにすら感じるものだ。 続けざまに弾丸の雨が飛んで来れば、それはもう疑いようも無く『狙われている』状況を気にせざるを得なかった。 「私……選り好みはしないのだけれど……」 前進前に放たれた集中砲火は、セリアの感じる不快感を増幅させるに足るものであった。歩みは確実に重く、体を炎が苛む感覚は嫌いではないが鬱陶しい。 力の限りに叩き込んだ蛇腹剣が確実に樹の幹を切り払う感覚は覚えたが、やはり『徹り』が悪いのは確実だ。 ばさりばさりと宙を舞う、枝葉ではなく髪と腕。ヘルマンが切り飛ばしたものが一拍遅れで落ちてくる感覚は、やはりどうあったって気色が悪い。 「なるほど、ホーリーメイガス一人、サジタリー二人、クロスイージス一人にデュランダル……オーソドックスといえばそのとおりだね」 大樹が猛威を振るい、後方から癒しの光が飛んだのを、ぼんやりと、しかし確実な精神集中を重ねた瞳で彩音が見抜き、声として全員に伝えていく。 癒し手を優先撃破することは重要である。それは革醒者同士における戦闘の再前提原則である故に、正しいと言える。 だが、それは『革醒者だけ』ならば、である。 仮初の翼を与え、次いで自らの魔力の巡りを活性化せんとする小夜と。 彼女に回復の手を回し、自ら攻撃に打って出んと集中を続ける伊丹。 逆の立場にあって、『革醒者』ならどう動くだろうか――答えは、数十秒後に顕著な結果として現れることとなる。 「おォ、るぁァ!」 「馬鹿か、この距離じゃ……!」 義衛郎のたじろぐ声などデュランダルには聞こえなかった。目の前に立ちながら正面から立ち会う気など無く、背後に気を取られている男の言葉など、戦闘者には届かない。 その範囲に、キマイラがいる。そんなことは織り込み済みだというのだ。それを耐えるに足る条件だからこそ放ったのだ。 デュランダルの間合いは、即ち『網樹毛昧』の間合いでもある。 その中にあって、それを優先順位の下位に置くことは決して得策とは言い難かった。 加えて、背後に立つサジタリー二人の火力とキマイラ自身の突破力――状況を理解できず膝をついたセリアは気付くべくもない。彼女の視点は、最初からこの戦いに向いていないのだから当然か。 「肌をも焦がす嫉妬の炎、その身に受けて悶え苦しむと良いわ……『そちら』の炎の意味なんて、私は知らないけど」 苛む炎が絡みつき、愛美の体を執拗に焦がす。目の前で起きる事態がどれほどの危機かは、理解しているつもりである。 妄執に満ちた手の枝と髪の葉の脅威は、丁寧かつ繊細に後衛の抵抗力を削ぎ落とすことに終始されたと言えるだろう。 鍔迫り合いを続けながら、義衛郎は状況を理解し、焦りを隠せずに居た。 ホーリーメイガス、加えて護衛に回っていたクロスイージスの撃破は既に成った。だが、単純火力の打ち合いに於いては既に六道側に軍配が上がっているとも言える状況に陥っていたのも事実。 「くそっ……!」 状況を理解しつつあったヘルマンが、キマイラに向け蹴りを放つ。一切の遜色無く放たれたそれは確実に枝葉を払っていくが、彼の想定していた程度の威力には成り得ない。 「クソ野郎、この外道、大馬鹿野郎! おまえら、みんな、だいっきらいだ!」 「褒め言葉だ。それと、俺もお前たちが嫌いだ。だから時間をかける必要があった。絶望という意味でも、な」 その言葉の意味を彼が理解するより早く、焔が弾かれた様に背後へと視線を向ける。幻惑の指先を、不可知の動作で発したキマイラの先に居るのが小夜であることは分かる。だが、このままでは間に合わない。 守ると口にした決意のなんと軽薄なことか。なんと酷薄なことか。戦いに意識を呑まれるというのは、こういう事実の積み重ね―― 「こっちには目もくれないで常套手段に出るなんてキマイラの癖に賢いじゃない、妬ましいわね」 その到達の直前。引き絞った弓から呪いを、口から呪詛を吐き出して愛美が指先を逸らす。命中精度を下げて尚、狙いを過たず迫る執念は恐ろしいものを感じさせる、が。 「私を無視シタッテ無駄ダヨ! ここで、止メる!」 ガートルワンドが、直進する手を弾き返す。決して軽い反動ではないが、さりとて耐え切れぬレベルではない。 やすやすと、されるがままに後衛が攻撃を受け続けていれば或いは倒れていたかも分からぬが、状況判断で攻勢から守勢に回った伊丹の判断は正しかった。 指先を伝う感覚が精神に汚濁を齎すが、小夜を頼れば、それでいい。軽く傾ぐ体を杖で支え、凄絶に笑うその様子は普段からすれば全くに理解できぬそれでもあった。 「しかし、こうも忘れられてしまうと悲しいものだね。余りにも下に見られすぎじゃないか?」 既に運命の寵愛を受け、自らも決して軽い傷ではない彩音が一足でキマイラに踏み込み、その牙を顕にする。 噛み砕くように突き立てたそれが、異形の生命力を吸い上げる。異形の中に蟠る複数の魂は、彼女の牙をして絶叫のようなその感情を押し付けてくる。 痛覚はない。だが、それが目眩にも似た感覚を与えるのは事実でもある。厄介な敵であると思う。あらゆる意味で。 「オレも仕事でやってるからな。下らん押し問答をしている暇はないし……お前らだって、『楽団』の手駒にはなりたくないんだろう?」 「ハ、そりゃぁな! 逃がして下さいなんて言って逃がしてくれるタマじゃねえだろアークは!」 大剣を弾き、そのまま幻と化しキマイラごと裂きに行く義衛郎。攻め手が徹った感触に多少なりの安心感を覚えるが、しかし息をつく暇もない。 目の前のデュランダルを倒さなければ庇いに行けず、加えて後先考えぬ攻勢にでる相手に攻めあぐねるのは当然でもあった。 状況は、決して待ってくれるものではない。キマイラとて、同じこと。ざわめく枝葉がその感情を示しているようにも見られ、その奇怪さを否応無しに感じさせた。 「こ、の、野郎おおおおおおおぉ!」 腹の底から絞りだすようにヘルマンが叫び、渾身の蹴りをキマイラに叩きつけた。 胴部を大きく揺らしたキマイラは、明確にその痛みを訴えているのがわかる。揺れる枝葉――あたかも振り乱す髪の如くだが、それが攻め手ではなくその感情の発露であることをヘルマンは理解していた。 ああ、苦しんでいる。ここまで明確に人らしい感情を向ける事ができるというのに、何故にここまで歪んだ姿をしているのか。 否、『歪んでしまった』のか。 これがキマイラという異形ならば、ここで撃破する必要がある。 キマイラが身を捩る。追撃の蹴りを叩きこむ前に、視界に入った乱れ髪が胴を縛り上げ束縛する。倒さなければならないのに、目の前で苦しんでいる存在が居るのに、その一撃が遥かに遠い。 「守ってみせる」 絞り出すように出された声は、焔のものだ。堅固にして堅牢なその拳を掲げ、更に襲い来る炎の矢を弾き飛ばし、小夜を守る盾となる。 骨が軋み胴を削り、全身の力を奪っていく。簡単に潰える炎などではない。自らの決意はそこまで軽くはない、と理解している。 「楽な道に逃げるなんて……!」 叫ぶ。 だが、闘いぬいた少女を愚かと呼ぶ者が果たして居るだろうか。 身を呈して守り続けた彼女に対して弱敵であると呼ぶものが居るだろうか。 周囲は、既に多くの痛みを孕んでいる。アーク側の負傷も決して少なくはなく、しかしキマイラを『確実に倒せる』確証はない。 六道側はといえば、既に半数を失って撤退に入ってはいる。だが、キマイラを回収する気は更々無いと見え、その身は残されたまま。 決断が必要だった。ここだけの戦いなら、きっと満身創痍の勝利は賞賛されただろう。だが、この地に蟠る状況を鑑みれば、引きどころを誤った時点で命すら危うくなろう。 「私一人楽な道に逃げるなんて……イヤよ!」 「そんなものを認めることが、楽な訳が無いだろう!」 悲鳴の様に声を荒げる焔を、義衛郎が諌める。 彼の刃がヘルマンを拘束した髪を裂いていなければ、或いは事態はもう少々悪しきに傾いていただろう。 状況は芳しくはない。だが決して最悪ではない。生き残ることができるならば、未だ許される結末であるはずだ。 遠く叫びが消えていく。否、叫びを残して去っていく。 怨念と妄執と苦鳴のアンサンブルは、この地に隠れ潜む『楽団』にとってどう聞こえたものだろうか―― |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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