●ハラショー! 「不浄負け(ふじょうまけ)」と呼ばれる相撲用語がある。 かいつまんで要約すれば「試合中にまわしが外れた者は反則負け」という内容の掟だ。 栄誉ある決まり手とは程遠い反則手。 されど、その反則手による敗北を良しとする一人の力士が存在した。 その力士は純粋だった。 異国出身である自身に暖かく接してくれた村人への恩に、ただ報いたかっただけ。 苛烈なる稽古に音を上げることもなく、いつしか見事な力士へと成長を遂げた。 悲劇の始まりは、片言の日本語しか理解できないその力士に初黒星が刻まれた日のことだった。 「不浄負けなら仕方ない」 それは自責の念に囚われる力士を元気づけるための何気ないファンの一言だったのだろう。 けれど、その力士は解釈を違えた。 『不浄負けなら村人を裏切ったことにはならない』 その時から、力士は不浄負けの稽古に明け暮れた。 成果は実った。 相手力士に押し出されれば、土俵外に足が着くより先にまわしが外れた。 相手力士に投げ飛ばされれば、叩きつけられるより先にまわしが外れた。 『決定的敗北をファンに見せつけてはならない』――ただ純粋に、その妄執だけを貫いた。 やがて、その力士に出場停止処分が言い渡された。 ●ブリーフィングルーム 『最初に伝えておくけど――皆には無事に帰ってきてほしい』 少女が残したその言葉を、リべリスタは胸の内で反芻した。 「……」 今、眼前にいる少女『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)は囀ることもなく、色を無くした空洞の表情のまま硬直している。 さもありなん。 視線を転じれば、巨大モニターには「見せられないよ!」とでもいうような線状の荒波――通称、モザイクが映し出されていた。 リべリスタは知っている。そのモザイクの先にある光景が、イヴから言葉を失わせた恐るべきものであることを。 堪らず視線を逸らせば、一枚の広告が目に触れた。 『従来の常識を超えるエンターテイメント相撲ショー! 腹しょー!』 それは広告主自身の願望でもあるのだろう。 資料によれば耳ざわりの良いフレーズばかりが先行し、その実中身を伴わないアマチュア同士の戯れが行われる田舎村の興行なのだという。 だが、そこで悲劇は起きる。 抑圧された村の相撲ファン達の鬱積が、E・フォースへと形を変えて解放されるというのだ。 別の資料に目を通せば、その村では相撲が唯一の娯楽であったこと。贔屓としていた力士が活動を休止し村人のフラストレーションが溜まっていたこと。そして、ショーを盛り上げるための有志を募る旨が記載されていた。 「……」 安否を気遣うリべリスタに、イヴはふるふると首を振って応えた。 先の映像の中、E・フォースは大地を揺さぶるような四股を踏んだ後、まるで観客に残ったフラストレーションを残らず発散させるかのような大技を放った。 その凄絶さは筆舌に尽くしがたい。 会場であったそれを瓦礫の山へと変え、この清らかな乙女の言葉を失わせるに十分足りうるものであった。 やがてリべリスタは現場となる村へ向かうため、ブリーフィングルームを辞する。 イヴが言葉を取り戻したのは、それからもうしばらく、後のことだった。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:みみみ聶 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2011年06月22日(水)23:32 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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● 指先に残るおっぱいの感触が、未だ甘い。 奈落に突き落とされるような感覚の中で、『合法』御厨・九兵衛(ID:BNE001153)の脳裏に独白めいた回想が蘇る。 『ええのう……こりゃええのう……』 それは今よりも少し前のこと、やわらかな胸肌が九兵衛の顔を包み込んでいた。 夢は突然、おっぱいが回転し始めたことで終わりを告げた。 挟まれた頭は流されるままに胸の谷間から抜け出し、支えを無くした体が宙を踊った。 ――今となっては、この日に限って九兵衛の直観の精度が鈍っていたことが悔やまれる。 視界を遮るものがなくなったことで、九兵衛はおっぱいの持ち主と対面した。 その視線の先に、ふくよかな体格のお相撲さん(♂)がいた。 ●事の始まり 明かしてしまえば、もともと九兵衛は力士として立ち会う気などはなかったのだ。 そんな彼が土俵に立つ決意をした理由はただひとつ。 (場合によっては味方のお姉ちゃんの胸に飛び込む機会が巡ってくるかもしれん!) 相撲場所「腹しょー!」会場のとある一室。 九兵衛の眼前には同じく力士として立ち会う三人の女性が待機していた。 「いやーこんな経験二度と味わえないぜ? ヒャッフー!」 『蒸気機関式スモウレスラー』シルキィ・スチーマー(ID:BNE001706)の豊かな胸部に取り付けられたメーターがテンションの高さを表すように「↑↑」を示している。 「うぅ……、今までで一番最低レベルの敵じゃないかな。精神的に苦しい戦いになりそうです」 対照的に、テンションを示すメーターでもあれば「↓↓」を示しそうな『さくらさくら』桜田 国子(ID:BNE002102)。ブリーフィングルームで見た映像にはモザイクがかかっていたけれど、敵の放つ「もろ出し」から生まれる精神的ダメージの凄まじさを国子は予感していた。 「な、なるべく敵を注意して見ないようにするよぅ、ギリギリまでねぃ。何かに気付きたくない的な意味で!」 事前情報によれば、E・フォースは男性力士の外見的特徴を持つと同時に、全裸姿の上に幻視によるまわしを纏うらしい。E能力を有するリべリスタがうっかり注視でもしてしまえば、大変なモノが視界を汚すのだろう。 その憂いを吐き出すように、『蜥蜴の嫁』アナスタシア・カシミィル(BNE000102) は哀愁を滲ませた吐息を「はふー」と漏らした。 結論から言えば、『きまぐれキャット』譲葉 桜(BNE002312) のテンプテーションは効果を得すぎていた。 多数の一般人男性客の口から次々と「桜ちゃんハァハァ」と陶酔めいた吐息が漏れる。 『お客さんの大半は男の人か家族連れだと思うです。受付は女の子の方が安心すると思うですよー』 そう提案し受付に立候補した桜。 「知ってます? 猫の眼には魔性が宿るんですよー? 自分がぐらぐらな力士さん何て自滅しちゃえば良いです。にゃーん」 氷のような妻達の視線が自制心を失った旦那のだらしのない表情に突き刺さる。ぐらぐらなのはむしろ彼らの暖かな家庭の基盤ではあるまいか。 「お客様相撲ファンの方ですか? 格好良いですよね力士さん。素人相手じゃ1対3とか4とかじゃないと盛り上がる前に勝負が決まっちゃいそうです」 言葉の裏には、一対一で行われる相撲のルールの変更を許容させる暗示が含まれている。 それに対して、がっくんがっくんとまるで鳩が歩むたびに揺らす頭のような首肯で認める男達。哀れかな、その背中に突き刺さる妻達の視線の温度が絶対零度にまで冷え込んだことを彼らは知らない。 「それでは相撲ショーをお楽しみ下さーい」 ともすれば頬が桜色に染まったこの男達はいつまでもこの場に留まっていたことだろう。 受付としての言葉に桜が結びを付けると同時に、その傍らで煙草の白煙を燻らせていた『Not A Hero』付喪 モノマ(BNE001658) が威風を放ちそれを散らす。 名残惜しそうに肩を萎ませる男達。だが、それは続く桜の一言で一層強い活力で漲ることとなる。 「あ、桜ちゃんも前座に出ますので、目一杯楽しみにしてて下さいねー♪」 ● 『ワシが土俵に一番近い席で桜ちゃんを応援するんじゃぁああ』 『その席は俺のもんに決まってんだろがぁああッ』 『桜ちゃんハァハァ』 『桜ちゃんハァハァッ』 「なんと言うか人の思念って怖くね?」 我先にと会場に飛び込んできた男達は血走った目をぎらぎら輝かせながら、力の限り特等席争奪戦を繰り広げ始めていた。 『Last Smile』ケイマ F レステリオール(BNE001605) は遠巻きにその様子を眺める。 きっかけが何であれ、その光景は男たちに溜まったフラストレーションを争いを吐け口として発散しているように見えなくもない。 やがて、男達は何かをやり遂げたような満ち足りた表情で同時に崩れ落ちる。 かくして勝者なき戦いは、ここに収束した。 『シャーマニックプリンセス』緋袴 雅(BNE001966) の美肌を締めるさらしが艶を一層引き立たせる。 色白できめ細かな肌とその美貌は、神職の立場に相応しい洗練された優雅といえるだろう。 「うちは雅。行司役です」 男女を問わずに観客の口から陶酔の吐息が漏れた。 視線が注がれる中で凛とした声を響かせるのは、烏帽子をかぶり弓を手にした巫女装束姿の雅である。 「諸山(もろやま)さん。弓取り式を披露してもらえませんか」 ここに至るよりも以前に、リべリスタは村人が贔屓としている力士、諸山という四股名をもつロシア人と接触し協力を仰いでいた。 雅の声に導かれたように観客達の視線が客席に坐する一人のロシア人に集中する。 「……」 諸山は村人の期待に背くことを嫌う。悠々と歩を進め、雅から差し出された弓を受け取り土俵へ上がった。 「はいはい皆さんお立会いアル!」 弓取り式の余韻が残る中、ケイマと桜、まわしを付けたモルぐるみ姿のモノマが土俵に立つ。 「これから相撲のいい取り組みの仕方と悪い取り組みを実演するアル」 ケイマの言葉を歓迎するように客席から拍手が送られた。 「……えっと、凄い恥ずかしいです」 豊かな胸をさらしで拘束し、まわしを佩いた桜は観客からの視線を逃れるようにモルぐるみの後ろに隠れる。悲しいかなその光景を目に収めるための戦いを繰り広げた男達は未だ目覚めることなく、客席の向こうに伏していた。 「まずはいい取り組みからアル!」ケイマはエセ中国語を駆使し「ワタシ中国から来たアル! ニホンリキシのパワー見せてもらうアルネ!」 駆け出したケイマの体はモルぐるみに衝突し、両者はまわしを掴み合う。 「あーれー」 べしゃっ。 だが掴み合っていたのも束の間、ケイマは軽々とモルぐるみに投げ飛ばされた。 『きゃー。モルちゃーん』 その快挙に客席から子供たちの歓声が沸き、モノマは手を挙げてそれに応えた。愛くるしいキャラクターは子供達の正義である。 「こうなれば手段は選ばないアル!」 立ち上がったケイマは鎖付き鉄球を取り出すと、ぐるんぐるんと振り回し遠心力を得た鉄球を放つ。 その一撃はモノマの腰を擦過し、まわしのみを落とす手筈だった。だが――、 「アイヤー」 ぐしゃっ。 精密さが要求された狙いは逸れ、モノマのまわしのど真ん中に鉄球は叩きこまれた。 言葉にならない苦悶の声をあげ、両手で股間を抑えたまま土俵に膝をつくモルぐるみ。 『きゃぁー! モルちゃーーん!』 客席から悲痛な叫びが響いた。 ● 神楽を舞う雅の流れるような黒髪が土俵を踊る。 雅は凛と響く声でした声で顔ぶれ言上と、より興行らしい内容に変更した独自のルールを客席に伝えていた。 紹介に応じたように、リべリスタの力士姿が土俵に現れる。 「はっふっふっ、声が高いとナヨッとして見えるからねぃ! コレは相手を油断させるためだよぅ!」 性別を悟られないよう超裏声を自称する謎の相撲取り「盛山(モルやま)」。だがそれはモルぐるみに身を包むアナスタシア・カシミィルの力士としての四股名である。 「ワシの四股名は愛苦椎名(あいくるしいな)じゃ。……何か問題かの?」 いっそ清々しいほどに客席に向け愛くるしさをアピールする九兵衛(81歳) 「猫じゃないです、チーターですよー」 そうビーストハーフとしての因子を主張するのは先の四股名で「猫の山」と呼ばれた桜田 国子その人である。 突然、土俵の上空に映画の字幕のような文字が浮かび上がった。 『とある力士の半生を語ろう』 E能力を持つものであれば、それがシルキィの操る幻影によるものだと気付けただろう。 幻影は一人の力士の物語をダイジェスト映像のようにして魅せはじめる。 『移民として幼き頃に異国へ渡り、数々の辛苦を味わったひとりの少年。 そんな彼を救ったのは、武者修行にてかの地を訪れた一人の力士であった。 あの人のようにならんと努力し、青年となった少年を、不慮の事故が襲う。 しかし! 大英帝国の誇る超技術により、青年は蒸気仕掛けの力士として、あの諸山にも匹敵する無双のパワーを手に入れたのだ!!』 締めのスタッフロールには「蒸機海(じょうきのうみ)」の四股名がほぼ独占し、ひとつだけぽつりと「スペシャルサンクス 諸山」の文字が流れる。 その内容に全諸山が泣いた。 輝きはその直後に現れた。 もはや目まぐるしい展開に狼狽する者もいない。観客はそれをショーを彩る演出と捉え、リべリスタはそれがまとわりつくように会場全体を覆っていたE・フォースの現出であることを察していた。 「さぁ、闖入者諸出を神聖な土俵から叩き出さんと、力士達が次々と挑んで行く!」 雅は神聖な土俵に現れた闖入者としてE・フォースを観客に説明した。敵の四股名を「諸出」と命名し、これを叩き出すという形でリべリスタに挑ませる。 「SUMOU! ジャパニーズスッパルターンッ!」 弾幕のような連続張り手をE・フォースに展開するのは燃えるような紅の色を持つ髪と、その同色のまわしを佩いたシルキィの姿。 「修練の末、あた……わたしのつっぱりは氷の如き鋭い冷たさを得るようになったのだぁ! だよぅ!」 たどたどしい男性口調とは裏腹に猛烈な一撃を叩きこんだのは盛山の中の人(アナスタシア)である。 「えっと……、敵の姿に目を背けずがんばらないとっ」 まわしの奥にある諸出の不浄を視界に収めまいと敵の後ろに位置取り味方の援護を行う国子。しかし、 「おっぱいがワシを呼んだんじゃーーーーーーーー!!! ……じゃなくって。敵さんがボクを呼んだんだよ!」 その胸に抱きつかんとするように、九兵衛は「><」の表情で飛び掛かる。 土俵の上は今、複数の力士が入り乱れての混戦となっていた。ならば敵に向けたぶちかまし(抱き付き)の狙いが逸れて味方に直撃しても、それは致し方のない事故。合法で済むのではあるまいか。 誤算があったとすれば、国子には死角からの不意打ちにも対する備えを有していたことだろう。 流れるような動作で国子に躱されたことさえ気づかず、勢いもそのままに九兵衛はE・フォースに抱き付いた。 「ええのう……こりゃええのう……」 それが肉付きの良い力士姿であるE・フォースであることを知らず、感触を愉しむように九兵衛は顔を胸に埋めたまま離れない。 『力士さ~ん、ジャンプしてー!』 客席から飛ばされたケイマの声に応えるように、その背面に大きな翼が生まれる。E・フォースは羽ばたき高く舞い上がった。 ぷらーん。 だが天井際まで飛んで尚、九兵衛の頭がE・フォースの胸に挟まれたまま外れることはない。それは彼自身の執念じみたバランス感覚によるものだった。 『回転して振り落とせー!』 グルグルグル……。 再度飛ばされたケイマの声に応じ、E・フォースの胸部は独楽のように回転を開始する。そうして遂に、九兵衛は肉壁の間から弾き出された。 ひゅーーん。 ぐしゃっ。 それは物理的なダメージか、精神的なダメージによるものかは定かではなかったけれど。地に叩きつけられた九兵衛はそのままピクリとも動くことはなかった。 「おおっとぉ! 試合を楽しみにしすぎで前日の夜に眠れなかったツケがココでッ!」 アナスタシアはヨロリとよろめく勢いで大気の奔流を蹴り放ち、E・フォースの体躯を大きく仰け反らせる。 やがて、E・フォースは四股を踏む構えをとった。 ブリーフィングルームのモニターに映された諸出の大技。それが今、ここに放たれようとしている。 「たたたたた、たぁすけてー!」 敵の身体に佩かれたまわしが力を失うように形を崩し、大気に溶けていく。その様子をもはや直視する事さえできず、国子は力なき声を上げた。 「へへっ、そそるねェ」 胸部のメーターは遂に↑↑↑を示している。シルキィは神経を研ぎ澄ませ、静かに攻めに転じるタイミングを待つ。 危険を察知したように風が唸る。 諸出は悠然と、その巨木のような片足を持ち上げた。 「まわしが無い? (放送禁止用語)がモロ出し? 関係ないね! 裸の猛者が肉体言語でSUMOUファイト! ヒーハーッ!」 されど、押し込まれての返し技こそが蒸気機関式スモウレスラーの真骨頂。 渾身を込めたシルキィの一撃が放たれるのと、四股を踏んだ諸出の股間から破壊的な力の奔流を生まれたのは同時だった。 落雷のごとき振動と轟音に、土俵が揺れた。 ● 「フジョウマケ! フジョウマケ!」 試合の決め手がシルキィによる上手出し投げであることに諸山が異論を挟まずにいられなかったのは、敗北の決まり手にこだわりをもつ彼なりの矜持からであろう。 だが、それには斟酌に値しないとばかりに、 「まわしが取れたら不浄負けなんてぇのは普通の相撲の大前提だ! ましてや、自分から外すなんて真似は愚の骨頂だ!」 モノマによる一喝が諸山の巨体を揺るがした。 「鍛えた技と力で白星を目指すのが相撲であるべきであり、取組で黒星が刻まれたとしてもそれを受け止め糧にし次の白星を目指す! それこそが日本の国技である相撲において目指すべき姿なんじゃねぇのか!!」 うなだれ、唇を震わせる諸山には返す言葉もない。 モノマはその背中に向けた語調を和らげ、 「相撲ショー続けろよ。まぁ、そのなんだ、相撲でもなんでも本気でやってるのが楽しいんだよ。本気で勝ちに行く姿ってのを見んのが俺は燃えるぜ」 そう語るモノマの言葉は友愛を帯びている。 客席に視線を転じれば、観客は力士に向けアンコールを発していた。 「のこった、のこった!」 凛とした雅の声が響く。 土俵に立つのは村人からの期待を一身に背負う、諸山の四股名を持つロシア人力士の姿。 その腰には決して外れぬようにと誓いを込めて、 きつくまわしが、締められていた。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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