●滅ぶ世界 『ソラに浮かぶ眼球』が現われ、ラ・ル・カーナの世界は一変した。 空は不気味に染まり、水は干上がり、大地はひび割れた。全ては狂った世界樹に因る影響だ。 その影響はバイデンにも伝わり彼らは怪物へと姿を変えつつある。更には次々と『狂った変異体』を生み続けている。 世界は破滅に向かい加速している。 この破滅を防ぐ方法は唯一つ、シェルンが『忘却の石』を用いて世界樹を『リセット』する事。そうする事により、世界樹を汚染する『R-typeの残滓』のみを消滅出来る可能性があるというのだ。 これも確実な方法かは分からない、だがこれしか打つ手が無いのだ。それならばやってみるしかない。みすみす世界が滅ぶのを、黙って見ていられるような者はここには居ないのだから――。 リベリスタ達とシェルン率いるフュリエの連合軍は『世界樹エクスィス』を目指す。どれだけの苦難が待ち受けていようとも、決して引かぬ覚悟を抱いて。 ●俯瞰する翼 シェルン率いる本陣が進む道を確保する為に、リベリスタ達とフェリエが混合した先行部隊が荒野を駆ける。 遠く、空を覆う黒い影。雨雲だろうかと目を凝らす、雲にしては速い……。それはどんどん大きくなり近づいてくる。 それは鳥の群れだった。だが鳥にしては歪な形をしている。まるで岩を削ったかのように荒々しい造詣。そして何より……目、目、目、体中に大小無数の目が生えていた。 空を覆い尽くさんと、鳥の群れが乱れ飛ぶ。地上にいる獲物を襲っているようだ。狂ったような高い奇声がノイズの様に辺りに響く。 リベリスタ達はその数に圧倒される。恐らく五十体は超えている。兵力差は倍以上、そして相手は制空権を得ている。まともに戦えば敗北は必至だろう。 だが、放っておけば安全なルートを確保出来ない。どうするかと、皆が意見を出し合う。 その結果、大部隊の駐在するラ・ル・カーナ橋頭堡まで囮となって引き付ける、という案で纏まった。 一体でも多く引き付ける為に、攻撃を加えながら移動しなければならない。道中の遮蔽物は、所々にある枯れた木々や大地のひび割れ等が使えそうだ。 フェリエ達も戦いの準備を整えた。リベリスタ達の指示に従い、作戦に協力してくれるようだ。 それでは行こう。リベリスタ達は武器を構え空を見上げた。 空を覆う敵との戦いが……今、始まる。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:天木一 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年10月10日(水)23:42 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●覆われる空 「……来るぞ! 各々戦闘準備、皆の活躍に期待する!」 使役する友である鷹と視界を共有し、敵の動きをずっと観察していた『生還者』酒呑 雷慈慟(BNE002371) が仲間達に呼びかける。 『キィィィィィィィィ!』 遠く響く奇声、空を覆う翼の大群が日を蔭らせた。目、目、目、無数の視線が矢のようにリベリスタ達を貫く。 「うわぁ……すごい数……!」 そう思わず声を洩らしたのは、空を見上げて無数の目で覆われた鳥の恐ろしい姿形に怯む『大食淑女』ニニギア・ドオレ(BNE001291)だった。 「それに気持ち悪いです、でも放っておくわけにもいきませんね」 隣で小鳥遊・茉莉(BNE002647)は十代の外見には似合わぬ、落ち着いた態度で鳥を見ていた。 「ええ、そうね。私たちが何とかしないとね」 ニニギアは自らを叱咤して気を引き締める。 「澱みきった空も水も、存在も、全て全て悪しき物から解き放つ……」 祈るように言葉を紡ぐのは『お砂糖ひと匙』冬青・よすか(BNE003661) 。 「まあ、実際に見てみると大した物だの。これは。ヒトは散々に殺めたが、ヒト以外の物をこうやって相手取るちうのは、中々新鮮だの」 異形の群れを驚いたように見ながらも、どこか老成した余裕を見せ『必要悪』ヤマ・ヤガ(BNE003943) は迎撃の立ち位置を確認する。 鳥の群れは獲物を狙うように、頭上で旋回を始めていた。 それを見たフュリエ達は、これから始まる戦いを思い緊張に青ざめ身を竦ませる。 「死ぬ必要がない人に死なれると寝覚めが悪いから、あまり無理しないでね」 その緊張を解こうと、『翡翠の燐鎖』ティセラ・イーリアス(BNE003564)が何でもない調子で声を掛ける。 「余り突出するなよ! 勇敢と無謀は違う、君達には君達の戦い方がある!」 雷慈慟もフュリエを心配して、無理をしないよう声を掛けた。 少しは落ち着いたのだろうか、フュリエ達の表情から硬さが抜け、緊張が和らいだようだった。 『おかしけいさぽーとじょし!』テテロ ミーノ(BNE000011) のキツネ耳が緊張にピコピコと動く。 「くんくん……じぃー……みんな、くるよっ!」 研ぎ澄まされた五感が、いち早く襲い来る敵の動きを察知し、仲間に警告を出すと印を結び、防御結界を展開する。 「囮、とは言わん。此処でお前達を叩き潰す気概で望む。この弾丸の境界に飛び込む覚悟があるなら、掛かって来い!」 突き刺すような獲物を狙う無数の視線を迎え撃つように、仲間の最前衛に立った『誰が為の力』新城・拓真(BNE000644) が覚悟の篭った気迫を放つ。 その気迫に触発されたように、もっとも近い鳥の一群が一斉に地上へ向けて急降下を始めた。 ●迎撃 闘気を漲らせた拓真が、迫り来る十体程の群れに先制の一撃を放つ。射程に入った一群に向かって、手にした自動拳銃が目にも留まらぬ速度で弾丸を吐き出し、次々と鳥を撃ち抜く。それはまるで弾幕による結界だった。 だが、仲間の影に身を潜ませ、その弾幕を掻い潜り抜け出た一体の鳥が拓真に迫る。 「想定内の動きだ」 それを向かえ討ったのは拓真の横に立つ雷慈慟。放たれた気糸が正確に頭部にある目を貫いた。鳥は悲鳴のような奇声を上げて向きを変える。 弾幕に被弾した他の鳥も反撃に驚き、一度攻撃を止め散開して上昇しようとする。 そこを、雷慈慟の後ろに姿を隠していたヤマが、全身から気糸を放ち軌道の重なった三体の鳥を襲う。 「そうだの、目を一々狙うても効果は薄かろうが……翼をもらおかの」 機動力を奪おうと気糸が翼を貫く。だが鳥達は少し軌道をずらしただけで血を流したまま空へ昇る。 「ふむ、図体がでかいだけあってタフなようだの」 茉莉もまた自分の頭上を飛び去ろうとする鳥の群れに向けて攻撃を行なっていた。魔方陣を幾つも展開し、自らの血を黒鎖と化して、鳥の群れを幾重にも取り囲み呑み込んでいた。 「少しくらい間引いてもいいですよね」 「よすかが頑張らないと……」 そこに、よすかが追い討ちを掛ける。周囲に魔力の篭った雨が降り注ぐ。血の濁流から逃げる鳥達に当たるとその部分が瞬間的に凍結した。驚く鳥達の頭に響くような奇声が鳴り響く。 「ふゅりえさんたちっ! えんごをおねがい、なのっ」 ミーノ指示にフュリエ達は一斉に矢を射掛けた。一本は外れ、三本は皮膚に弾かれたが、四本は目を貫いた。 襲撃に失敗した鳥達は射程外へと逃げると、上空の仲間と合流し一際高い怒るような奇声を上げる。 『キィァァァァァァァ!』 その声を聞いた上空にいた他の群れも、地上へと高度を下げながら旋回し始める。 それをティセラはコマ送りになった自分だけの世界の中で、両手剣を用いた大型銃剣をライフルのように構え、正確に鳥の軌道を読んでいた。 「――当たる」 息を止め、魔弾が放たれた。その軌道は鳥の動きも、風も、全てを読み切り、高く舞う鳥の頭部に直撃した。 鳥は怒りに声を高める。上空の全ての群れは、その殺意を地上に居るリベリスタ達へと向けた。 「もう良い頃合だわ、誘導しましょう」 空を見上げて、敵の動向を見ていたニニギアはそう皆に声を掛ける。皆も目配せをすると当初の予定通りに動き出す。目標はラ・ル・カーナ橋頭堡。長い行軍が始まる……。 ●進軍 「また、くるのっ!」 素早く拓真と雷慈慟が襲撃の来る方へ移動する。迎撃して追い返すの繰り返し。 もう何度目の襲撃か、十までは数えたが、気が滅入りそうになるので止めた。 「傷のある人はこっちに来て」 射程内に入ったのを確認するとニニギアが詠唱する、福音が響き皆の傷が癒えていく。 既に全員が何かしらの傷を負っている。敵の数が多すぎて攻撃を捌き切れないのだ。 ミーノが小さな羽を皆に付与して飛行能力を得ているが、飛行中に襲われるリスクを考えると飛んで移動するわけにもいかず、地上を歩き続けていた。もう何キロ歩いただろうか。襲撃を警戒しながらの行軍は速度が落ちて、疲労ばかりが溜まっていた。 「どこかで少し休みたいですね」 「流石にこう続けて襲われてはの、どこかで一息入れねば……」 茉莉とヤマが心配するのは一団の中でも最も疲労の溜まっているフュリエ達と最年少のよすかだった。息が切れ、体がいつ根を上げても可笑しくない状態なのが見れば分かる程だ。 更に続く襲撃。その迎撃の中で、拓真の視界に人が入れる程の大きな大地のひび割れが目に入った。 「あそこに大きな割れ目がある。身を隠せそうだ!」 「ほんとなの、あそこできゅうけいにするの!」 襲撃の中ひび割れへ向けて進む。休める、そんな希望が気の緩みとなったのだろうか、フュリエの一人が襲撃に遭い大きな爪で太股を抉られる。動けなくなったフュリエに止めを刺そうと鳥が狙いを付けて群がる。 「きゃああ!」 すぐさま駆けつける拓真と雷慈慟。他の皆は襲い来る鳥からひび割れへの道を確保する為に鳥を追い払う。 「ふゅりえのみんなは、そのままこっちにくるの!」 「自分達が助ける、行け!」 動揺から陣形が崩れるのを恐れたミーノは大きな声で指示を出す。仲間を助けようとしていたフュリエ達は一瞬迷いながらも、雷慈慟の言葉を信じてミーノの元へと走って逃げる。 倒れたフュリエを押さえ付け、一体の鳥が嘴を突き立てようとしていた。 「させないわ」 ティセラの魔弾が正確に振り下ろされる嘴を貫く。横からの力に嘴は方向を変え大地を貫いた。 拓真は刀を抜き、圧し掛かっている鳥に全身の力を込めて斬り付ける。 「シッ!」 重く鋭い一閃を受けた鳥は吹き飛ぶ。拓真と雷慈慟が一瞬視線を交わす。役割分担は決まった。雷慈慟は倒れたフュリエを担ぎ上げると仲間の下へと駆け出す。その背後を右手に刃、左手に銃を持った拓真が護る。迫る鳥を刃で、弾丸で、近寄らせない。 「悪いが、させる訳にはいかない!」 護るべき存在を、誰にも手出しをさせぬと気迫を漲らせて、獅子奮迅の働きを見せる。 ひび割れにたどり着いた味方は、塹壕のように半分身を隠すようにしながら援護射撃を行い、道を確保する。無事にフュリエを連れた雷慈慟も中に入った。最後に残った拓真も敵の攻撃を転がるように回避し、そのままひび割れへと落ちるように逃げ込んだ。 ●つかの間の安らぎ ひび割れの幅は一メートル、長さは五十メートルにもなるだろうか、底に到ってはどこまであるのか深すぎて分からない程だった。飛行能力がなければ転落の危険もあっただろう。 鳥達は体が大きくこの場所には入ってこれない。時折、嘴を突っ込んで攻撃しようとしたが、顔に向かい茉莉がヘビーボウガンで矢を撃ち込むと退散していった。 ニニギアが傷ついたフュリエの傷を癒す。幸い思ったほど深い怪我ではなく、すぐに癒す事ができた。その間にミーノ、雷慈慟、ヤマが力尽きている者にエネルギーを分け与えていく。 「とってもとっても、ありがとう……」 よすかの顔に生気が戻る。フュリエ達も同じように、この一休みで生き返るように表情が明るくなった。落ちていた士気も多少は戻ったようだ。 「そろそろ出ないと、逃げるかもね」 ティセラが射程内に入った敵を狙撃しながら言う。敵は攻撃できない状態に襲撃を諦めたのか、少しずつ距離を離しているようだった。 「一息ついたしの、そろそろ戦に戻ろおか」 「そうですね、もう大丈夫みたいですし」 年長者二人は元気になった仲間を見て外の様子を伺う、今ならば近くには敵は居ないようだ。 「それでは、まず自分と――」 「俺が出よう」 前衛の雷慈慟と拓真が先に出て注意を引く間に、他の者が続いて出る。 「冷たい冷たい、氷の雨。ほら、凍って?」 出てきた獲物に遅い掛かる鳥に冷たい雨が降り注ぐ。雨を嫌い散ったところを仲間が叩く。上空に離れていた鳥達も、こちらの戦闘に気付き高度を下げてきている。 「みんなっ! さぁふぁいとなのっ!」 ミーノの元気な声と共にまた歩き始める。ラ・ル・カーナ橋頭堡まで後少し。 ●照らす光 同じような攻防の繰り返しに、皆は少しずつチームワークが練られ、戦いに無駄が無くなっていく。その結果、敵の攻撃に着実に対応し、少ない被害でやり過ごしていた。 そんな折、ようやくラ・ル・カーナ橋頭堡が視界に入った。まだ距離はあるが、とうとう見える位置までやってきたのだ。 「もう少しだわ、みんな元気を出して!」 ニニギアの癒しの雰囲気も合わさって皆の士気が上がる。 道中にある大きな枯れ木を背にして敵を迎撃する。ここを凌げば目的地はもう目の前だ。 「ここで油断するな!」 拓真の一喝に皆が気を引き締める。 「まだ作戦は終了していない! 迎撃するぞ!」 雷慈慟はここまで引き付けた敵を、一体でも多く誘導しようと気糸を次々と放ち、引き撃ちを行なう。 「ふゅりえさんたちっ、はなって!」 ミーノの指揮の下、フュリエ達が矢を放つ。迫り来る鳥の群れは矢を嫌い方向を変える。 横を向いたところを茉莉とヤマがお互いに協力して広範囲に渡り攻撃する。血の黒鎖と気糸が無数に飛び交い、鳥達をを絡め取る。 違う方角から迫る別の一群にはティセラがまるで蜂の群れの襲撃の如く、撃って撃って弾幕を張り、近寄らせない。掻い潜ろうとした敵にはよすかが式神の黒鴉を放ち、射抜いた。 一歩、一歩と着実に前に進む。皆の強い意志と覚悟が力となって敵を押し返す。 最後の木から離れ、大きく見え始めたラ・ル・カーナ橋頭堡に向かう。そこを狙って三十を越す鳥の群れが一斉に襲い掛かる。 「きをつけて、なの!」 あまりの数に混戦となり、迎撃の手が足りない。波状攻撃によすかが膝を突く。 「痛くても、泣きたくても……大好きな人が、待ってるから……」 気力を振り絞り、立ち上がる。こんな所で負ける訳にはいかないのだ。脳裏に過ぎる大切な人の笑顔が力を湧きあがらせる。 フュリエ達もまた苦戦の最中だった。射っても射っても、敵は群がってくる。そんな時、一頭の馬が突然戦場を横切る。それに無数の目が一瞬奪われた。それは拓真が空隙を作る為に呼び出した馬だった。その隙を逃さず飛び込むと、銃を撃つ。撃って撃って狙いも適当に撃ちまくる。タイミングを合わせたようにティセラも銃を撃ちまくる。二人で弾幕を張り少しでも仲間の被害を抑えようとする。 ニニギアとミーノは敵の攻撃を受けながらも仲間の回復を続ける。それを護るように雷慈慟は立ち回る。 茉莉とヤマも一体でも多くの敵を討とうと広範囲への攻撃を気力の限り放ち続ける。 皆の奮戦に鳥達は攻勢を諦め一度空へと戻ろうとする。その瞬間、空に軌跡が走り爆音が鳴り響く。見ると、舞い上がったはずの鳥が落下していく。 『キィィィィィァァァッ』 悲鳴のような奇声を上げたまま、地に叩きつけられぐちゃりと潰れた。無数の目だけが開いたまま、帰れなかった空を見上げていた。 何かが飛翔して来た方を向くと、そこにはラ・ル・カーナ橋頭堡があった。いつの間にか目的地へ到達していたのだ。戦闘に夢中で誰も橋頭堡の攻撃射程内に入ったのに気付いていなかった。続けて飛び交う橋頭堡からの砲撃に皆の顔に安堵が浮かぶ。作戦は成功したのだ。 フュリエ達が安堵にその場に崩れる。既に体力は尽き、気力だけで立って戦っていたのだ。 「なんとかなったの」 「はい、犠牲者も出なかったし良かったです」 ヤマと茉莉は仲間の無事を確認して息を吐いた。 「作戦成功ね、これで世界を守れるといいのだけれどね」 「よすかたちに、出来ることは……したから……」 ティセラとよすかも作戦の成功に安堵し、撃ち落とされる鳥を見ていた。 「一先ず、俺達の戦いは終わりか」 「任務完了だ、皆の奮闘に感謝を!」 拓真と雷慈慟はまだ周囲を警戒しつつも、緊張を緩めていた。 「皆さんありがとうございました。それと、お疲れ様です」 ニニギアがフュリエ達にそう言うと、フュリエ達はこの勝利はリベリスタの皆さんのお陰ですと、逆に感謝の意を返してきた。 「みんながじぶんにできることを、せいいっぱいやったからなのっ」 ミーノが元気一杯に皆が頑張ったからだと褒める。 空を見上げると、翼の覆いに穴が開き、日が漏れ始めていた。 「せかいも、こんなふうにはれるといいねっ」 皆がその言葉に頷き、この世界の未来を掛けた戦いの行く末を想う。 ここに居る者は皆、諦めない覚悟と勇気を持った者達だ。 それはきっとこの世界の希望。今はそう信じられる。 世界を救うために、運命に抗おう。 次の戦いへと、皆は歩み始めた。その先に待つのが光だと信じて――。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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