●彼女の思ひ出 ……嗚呼。 如何してあの時、貴女はわたしを連れて行ったの。 如何してあのこと一緒に逝かせてくれなかったの。 ずっと一緒だと思って居た。 一緒に逝けると思って居た。 なのに、貴女の気紛れが、わたしたちを引き離した。 あのこは逝ってしまった。 御主人も逝ってしまった。 御主人の温もりが失われてからも、わたしたちは一緒だった。 御主人と同じところへ、一緒にいけると思って居た。 なのに、何故貴女はわたしだけを連れてきたの。 貴女は御主人様と違う わたしたちは御主人様が小さな頃から一緒だった 毎日、御主人様はあのこの前に姿をうつし 毎日、わたしに温もりをくれた 少女から娘へと美しく育ち、そして嫁ぎ、わたしたちも共に連れ添った 時が過ぎ、御主人様も年を重ね、ある時姿を見せなくなった 暫くしてわたしたちは外へと出された 一緒に逝くのだ、と思って居た。一緒に逝こうね、と。 ……貴女に連れ去られるまでは。 逝きましょう。 貴女も一緒に。 貴女のした事は罪よ。罪なのよ。 そう。わたしは…… ●承前 「……リサイクル。最近はエコとかそういうの、大事って言われてるよね」 ブリーフィングルーム。 左右の瞳の色が異なる少女・真白イヴが呟いた。 「……でも、古くなってどうしても使えなくて、売るにも売れなくて。結局、砕いて、廃棄されるものもあるよね。仕方のないことだけど」 いまいち話が見えていないが、どうやら大型ごみの回収と、使えないものの廃棄について語っているようだ。 それが事件と何の関係があるというのか? 「みえたの。ある、アパートで。 部屋は1階。若い女性が一人、何かの力で地面に引きずり込まれるの。 なんとかして、助けて欲しい。人も、ものも」 まだ起こっていない、だがこれから起こるであろう悲劇。 彼女はそれを止めて欲しいといった。だが、『もの』も、とは? 「……長く使われたものには、魂が宿るっていわれるよね。愛されていたのなら、なおさら。だから、その事も覚えていて欲しいの。 時間は夜。事件を起こす『もの』は、四足の、小さなもの」 よろしくね、と彼女は告げた。 ●或る日或る時 「やっぱり可愛いわねー。こういうレトロなもの大好きなのよねー。あっちは大きくってとても運べなかったし、あたしの部屋には入りきらないものね」 いまいち冴えない風貌の女が、『それ』を満足そうに見ながら独り言。 懐古趣味が高じてか、部屋には昭和の香り漂う物品が数多く飾られている。 中にはもっと古いものもあるかもしれない。 全く趣味人の拘りは様々だ。 「ほんと、古道具屋さんを回らなくても、好みのものが手に入ってよかったわー。ゴミにするなんてもったいないもんね~☆」 彼女は『それ』をぽんぽんと軽く叩いて、奥の仕事部屋へ向かった。 これから起こるかもしれない悲劇と、『それ』の『想い』にも気づかないまま。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:紅 水晶 | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2011年06月12日(日)22:16 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●手記 其れを黙って持ってくのは、泥棒かもって事も判ってた。でも、黙って壊されるんを見るんも可哀想やったし。 悪い事すると、何処かでしっぺ返しがくるんね。反省。もうせえへんよ。 それにしても、あの人らは何やったんやろ? ……うん。忘れよう。 世の中には、知らない事、不思議な事が有るんやね。知っちゃいかん事も、有るんやね。 ●推測 「はふー。あたしは、鏡台の椅子かなって思ってるよぅ?」 ちらりと口元から小さな牙を覗かせ、アナスタシア・カシミィル(BNE000102)が云う。 「俺もそう思うよ。俺の実家にもあったなぁでっかい鏡台」 白衣のケイマ・F・レステリオール(BNE001605)。 「鏡台だけじゃ成り立たず、椅子だけでも成り立たない。一心同体やね」 「メロウちゃんもわかります」 青い夏物の清楚なドレスに身を包んだ桜坂・メロウ(BNE001645)も頷く。兎の縫い包みをぎゅ、と抱きしめ。 だいじなもの。だいすきなもの。はなればなれは、さびしい。でも、ひきはなされたからって、かってはゆるさないのです。 「いきますです。運命、くつがえすです」 各々の想いを乗せ、8人の救いの使者……リベリスタたちが動く。 ●捜索 「鏡台ね。近くのゴミ処理場を当たれば良いかしら」 未姫・ラートリィ(BNE001993)の自慢の髪に陽が射す。背に流れる金色の川が風に揺れる。 「周辺の粗大ゴミの集積所や処理施設、リサイクルセンターも調べたほうが良いかしら」 アイシア・レヴィナス(BNE002307)が、端末を見ながら丁寧に返す。 「他の皆さんも場所を割り出してますから、早く連絡がつくと良いわね」 未姫が頷いた。その時、端末が小さく音を立てる。 「アナスタシアさんから連絡ですわ。地域情報誌に大型ゴミの廃品回収場所が掲載されていたそうよ」 価値。人の数程、其々異なる価値がある。 誰に必要とされているのか。其れとも、必要とされる事に価値を見出すのか。 過去に抱かれて眠りたいなら其れも構わない。でも、今を生きる者を己の価値で縛るのは見過ごせない。 アイシアは心の中、呟く。 果たして。彼の場所には既に何も残ってはいなかった。 「既に回収された後のようですわね、若しくは此処ではないのかも」 「そうね……未姫先生。皆に連絡して、合流しましょう」 同刻。 (あのこが見つかんなかったら、別々に逝ってしまうんやな……) 自転車を漕ぐケイマ。後部にメロウを乗せ、周囲を見回しながら走る。 メロウの髪と瞳の色は、幻視により黒に見える。二人は『事件』が起こる場所の近隣を捜索していた。 「ケーちゃん、あんぜんうんてん。ちゃんと前みるです。メロウちゃんがみてますから。落っことされたらやなのです」 ケイマは苦笑いしながら慎重にペダルを漕ぐ。 「ケーちゃんすとっぷ、すとっぷです」 「何か見つけたんか?」 「かんばん。ごみ収集の時間とルール、かいてあるです」 「めろたん、よくやった!」 メロウが見つけたのは、町内会のごみ収集ルールが書かれた小さな看板と集積場所だった。集積場所には何もない。収集日ではないか、収集された後か。 「大型ゴミは指定の場所に月曜に回収って……回収されて5日くらいたってるやないけ」 「鏡台さん、もう、いってしまってるかもしれないです」 「せやな。可能性に賭けたいけど。これは期待薄かもしれんなぁ」 ケイマは眉根を寄せ、ぽりぽりと頭を掻いた。 一方。 「鏡台ねぇ。色んなゴミが山程来るから、一々覚えてらんねぇなぁ」 ゴミ処理センターの職員は、困り顔で答えた。 「特徴のある物ですから、覚えているかと思われたのですが」 アニス・シード(BNE002507)の凛とした声が響く。 彼女は手近な移動手段として、彼女目当てに声をかけてきた車の持ち主に「能力」を使った。その車で辿り着いたのがここだ。 「そうは言ってもなぁ……大体、大型ゴミは専用の破砕車で砕いて処理されるから、形が残ったまま運び込まれるこたぁ滅多ねぇんだよ」 「そうですか…」 木製の古い鏡台は、きっと容易く破砕機に掛けられ、粉々の破片に成り果てて仕舞ったのだろう。 「悪ぃね、お役に立てんでよ」 作業員は、ばつが悪そうに頭を掻いた。ここまで突き止めたのだが、余りに残念な結果。 「いいえ、こちらこそ申し訳ありません。お時間取らせました」 アニスは一言礼を述べると踵を返し、例の車に乗り込んだ。 アパートの近くで車から降り、車が走り去ったのを見届け、深い溜息をつく。 皆に連絡を取るため、端末を開く。 「……了解。時間になったらアパート近辺で待機するわ」 ●来訪・夕刻 (鏡台の方は……可哀想だけど、もう壊されてるんじゃないかな) 榊原大和(BNE000499)は、帽子を深く被り直しながら、思う。 (予想が外れててくれたら、と思うけどね) 七布施・三千(BNE000346)と大和は、件のアパートを訪れていた。目の前の扉には[203:SATAKE]と書かれた簡素なプレートが張られている。 昭和の頃に建てられたと思しき、2階建てのモダンな建築。窓枠には蔓薔薇や蔦が絡み合い、小洒落たカフェに改装しても良さげな雰囲気だ。 周囲は住宅街で、各家々に小さな庭や垣根がある。遅咲きの躑躅の香りがする。 ピンポーン。 呼び鈴を鳴らしたが、応えは無く。 「どうしましょう。ご不在みたいです」 其の時。 「あら、佐竹さんなら出かけてますよ?」 50代位の女性に、声をかけられた。 「あ、はい……ええと、あなたは?」 「このアパートの大家だけど。佐竹さんに何か御用?」 見慣れぬ来訪者に、気軽に声をかけてくる。ここが古い住宅街故か。 佐竹麻衣子。古いものが好きな子でね、と大家は世間話を続ける。佐竹はこのアパートに一目惚れしたらしく是非借りたいと即決。大層喜んでいたらしい。大家も満更ではないらしく、以来懇意にしているとの事。 「昼間は街の古道具屋さんで働いててね。夜はパソコンで品物を売買してるそうよ」 「へぇ、ネットオークションかな」 大和の一言に、まさか椅子も売る気かと三千は思う。三千は自己紹介し丁寧に頭を下げ、恐る恐る例の「話」を。 「ええと……実は鏡台の椅子を探して。僕の姉が使っていた椅子です。変な話ですけど、椅子を手にした人は皆死んでるんです」 「あらまあ、鏡台の椅子? 覚えが有るけど、不思議ねぇ」 「其れ、呪いの椅子なんです。僕の姉も気づいて捨てたみたいで。僕は其れが呪いで戻って来るんじゃないかって……もし壊したら、持ち主が呪われるんじゃないかって心配になって……」 「気持ち悪い事言ってると思われるのは承知の上です。僕の彼女、彼の姉の為にも、被害を出したくなくて」 大和が話を合わせる。大家は少し怪訝な顔をしたが、 「そうねぇ。ご近所のお宅で、鏡台やら箪笥やら、粗大ゴミに出してたわ。遺品整理かと思ったんだけど」 桜の花が彫られた鏡台と椅子。使い込まれた鏡台、天鵞絨張りの猫足の椅子。年季の入った美しい家具。 だが昨今の住宅事情もあるのだろう。古い家具は過日、回収されるのを見かけたと大家は続けた。 「遺品整理?」 「ええ。噂だけど、持ち主は元良家のお嬢様でね。年取ってからは息子夫婦と一緒に住んでたらしいけど」 「それで、其の方は」 「残念なことに何ヶ月か前に亡くなられたのよ……まさか呪いの家具のせいなんてないわよねぇ」 大家は軽く笑ったが、あらごめんなさい、と謝った。 「ああ、そうそう。佐竹さんね。いつもは夜の9時ごろには灯りが点いてるから」 「有り難うございます。機会を見て又来ますね」 二人は頭を下げると、その場を立ち去る。 「仕方ありません。夜に出直しましょう」 「うん。もし見つかったなら新しいご主人の元で第二の人生? を送って欲しいと思ってたけど……」 大和は表情を曇らせる。 彼らは皆の合流を待ち、佐竹の部屋を再訪する事にした。 悲劇を止められるか。すべてを救えるか。 宵闇が、押し迫る。 ●来訪・夜 「はふ。三千殿、今何時?」 「そろそろ21時です。大家さんの情報だと、もうじきだと思います」 目立つ風体を隠す為にフードを被ったアナスタシアが、念のため周囲に強結界を張る。 時折、街燈の灯りがジジ……と音を立てて明滅する。一同の注意は1つの玄関に向けられていた。 丁度隠れるに都合良い垣根の裏で作戦を練りつつ、時を待つ。 ケイマは集音装置を用意。佐竹が帰り次第、三千と大和が話をつける手筈だった。 21時を回り、人影が件の部屋へ入るのが見えた。常夜灯に照らされた影は、20代そこそこの女性のようだ。佐竹麻衣子か。 「帰ってきたみたいだね。行こう、三千くん」「はい」 だが其の時、件の部屋から甲高い悲鳴が聞こえた。 「!」 彼らに躊躇はなかった。 古いアパートの扉。三千が鍵をこじ開け、アナスタシアの一蹴りで容易に破られた。8人のリベリスタがすぐさま中に飛び込む。 「! これは……!」 床が歪んでいた。一点を中心に、ぬかるみが広がるように。 果たしてその中心には、沼に沈むように引きずりこまれる人の姿があった。 腰から下が、飲まれている。ゆるやかに。蟻地獄のように。 「佐竹麻衣子さんですね! 今助けますから!」 三千が叫ぶ。其の声に女は振り向いた。 「えっあんたら誰!? あわっ、誰でもええわ、助けてぇ! 頼むわ!」 赤茶けた癖毛に黒縁眼鏡、雀斑の浮いた顔は驚愕と恐怖に染まり、恐慌状態にあった。両手をばたつかせ、目に涙を浮かべて懇願する。 「床…椅子が! 何が起こってるん? 何やのこれ!? 助けて!」 「待ってろ!」 ケイマと三千、メロウが駆け寄り、佐竹の腕を掴む。アナスタシアは魔氷拳の構えを取ったが、其の手を止めた。今能力を使うと、皆巻き込まれる。椅子本体が見えない以上、此処は佐竹を引きずり出すより他無い。 足元が覚束無いながらも、皆が手を取り、佐竹の腕を捕らえて渾身の力で引き上げる。重い泥水から人を引き上げるような感覚。 「暴れないで! 大丈夫ですわ」 未姫の声に幾分落ち着きを取り戻したのか、佐竹は小さく頷く。 「せーの!」 大和の掛け声と、沼から全てが吐き出されたのは同時だった。 ●彼女の思ひ出 静まった室内。 臆せず三千は、椅子をことり、と目前に置く。 飴色の小さな、足に繊細な彫刻が施された天鵞絨張りの猫足の椅子。咲き誇る桜の枝が足に絡みつく美しい意匠。 大和は椅子に近寄り、ふと椅子を撫でた。時代を感じさせない、天鵞絨の手触り。 「聞いて欲しい事が有るんだ。聞こえるかどうか判らないけど」 椅子は応えない。物が応えるはずはないのだが、それでも彼らはその「モノ」に語りかけた。傍目には不可思議な光景だ。 「新しいご主人を恨んでいるの? それは間違いよ。彼女はあなたを連れ去ったのではないの。一緒に生きたいと思ったのよ。判るかしら?」 アニスは諭すように語り掛ける。 「どうしてあなたが『意思』を持ったのかは判らないけど……意思を持ったあなたは、もう道具ではいられない。生き方は自分で選ばねば…いえ、決められるわ」 何故『心』を持ち得たのか。恨みか、愛か。アニスは『哀』の感情を、それとなく思った。 (はぅん。無理やり引き離されるのは、辛いよねぃ……あたしの双子の弟たちも、無理に引き離されたら辛いだろうもん。可哀想って、思うねぃ…) アナスタシアも思う。 「残念ですが『あのこ』もご主人も、先に行ってあなたを待っていますわ。共に逝きたいのであれば、願いを叶えて差し上げます。逆恨みをして、大切にしようと思っている方に危害を加えるのは間違っていますわ」 未姫の優しい囁き。 「……この人はきっと、君を大事にしてくれる。それでも『あのこ』と一緒に逝く事を望むかい?」 大和が、囁いた。 一瞬。 椅子の形をしたモノが、ゆらり、陽炎のようにゆらめいた。刹那、鈴のような音と共に、ぱぁん。と弾ける。 「!?」 それは、白い、白い。大量の花弁となって、その場に舞い散った。 アニスが眼を見開いた。皆が感じていた。心に直接、浸み込んで来る感覚。 「これが……この子の『想い』なの?」 ……桜、咲くら。舞い散る花は。御主人の髪に良く似合う。 あのこの鏡に映る御主人は、御年を召しても少女のままで。 桜は散って、また咲ゐて、いつまでも、いつまでも咲ゐてくれると思ってた。 ……御主人様はもう居ない。桜の花も散ってしまった。あのこももう居ない。 わたしはひとりでなんとしょう? ……もう一度会いたい。御主人様。一緒に過ごしたあのこ。わたしのつがいの鏡台に。 「だいじょうぶ、きっとあえます。だから、あんしんしていくとよいのです」 メロウが、降り注ぐ花弁を見上げながら、言い聞かせるように。 ……あえるのね?……ねえ、また、桜は咲くのよね? 「うん、きっと、また会えるよぅ」 アナスタシアが、ふわりと微笑みながら。 「桜はまた咲きますわ」 アイシアも微笑む。 ……ごめんなさい。有り難う。さやうなら。 はらはらと雪のように舞い散る花弁は、初夏の夜に溶けるように消え。 ひらり、と。一枚。花弁が残された。 静かに瞳を閉じ、大和は合掌した。 偽善かもしれない。でも、善である事には変わりはないだろう。 沈黙の帳が下りた。 ●終章 「はぁ……何やったの……?」 腰を抜かしてへたり込む佐竹を、アイシアが助け起こす。床は、何事も無かったように元通りだ。 「椅子の座り心地ぃ~て、ふうってしたら椅子が急に……腰捕まれて引っ張り込まれて」 何とか無事助けられた佐竹は、動悸収まらぬまま状況を語る。 「彼女は『還った』んだよ、在るべき場所に」 大和は帽子の位置を直しながら、安心させるようにニカっと笑って見せた。 「…へ?? あの、その。よう判らんけど、助けてくれてありがとな、おおきに」 「これに懲りたら、もう二度と迂闊な拾い物はしないでね」 アニスの言葉に、ぺこぺこと頭を下げる。 「判った。堪忍してや。あんたらのことも忘れへんから」 「いや、悪いけど忘れてくれん? 何も無かったことになぁ。な?」 ケイマが念を押した。 「『想い』は厄介ですわね。でも、今はあの品物達の気持ちも解る様な気がしますわ」 未姫は呟き、部屋を見回す。 漣の様に。古きものたちの声が唱和したように思えた。 季節外れの桜の花弁、一片。アイシアは、それを丁寧にハンカチで包む。 「この子。ご主人様のお墓を探して、連れて行ってあげたいですわ。きっと近くに居たいでしょう」 一同、それぞれの想いを胸に、帰路に着く。 ……有り難う。さやうなら。 何時か何処かで、又、逢えると良いね。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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