●ダルマが筋肉質なのか筋肉質なダルマなのかによってヴィジュアルが以下略 オッサンがいた。 オッサンは人のいない裏路地をデューク更家的なぐねんぐねんとした動きで通り抜けるのが人生で唯一の楽しみだった。他に楽しいことは特にない。 「フンッ、フンッ……!」 今日も元気にぐねぐねしながら裏路地を歩いている……と。 何故か道の両脇にでっかいダルマが並んでいた。 選挙とかに出てくるあのやけにデカいダルマだ。なぜか両目も入っているし、傷や汚れもないのだが、まるで捨てられたように裏路地の端にずらっとしていた。 「フゥン? フゥン?」 首を傾げながらもぐねんぐねん通り過ぎようとするオッサン。 すると! 『ハァーとおりゃんせぇ!』 『とおりゃんせぇい!』 ダルマがいきなり一斉に叫んだかと思うと、やけに屈強な(そして毛深い)手足を生やし、オッサンを取り囲んだのだ! 「フゥン!? フゥイン!?」 ぐるぐるぐねぐねしながら恐怖するオッサン。 ダルマたちはオッサン目がけて一斉に飛び掛り、殴るけるの暴行を与えた後軽くサッカーしたりドッジボールしたりバレーに興じたりして最後にはゴミ袋につめて燃えるごみに出したのだった。 ●合体は男のロマン アイワ・ナビ子(nBNE000228)がダルマを抱いて転がっていた。 「…………ダルマって、どんだけ転んでも起き上がれるっていうじゃないですか」 「あ、ああ」 陰鬱そうに呟くナビ子。 「じゃあこれ抱っこして寝てたら、起き上がる時楽かなぁって思ったんですけど、一向に楽な気配ないんですよね」 「……そ、そうだろうな」 「ダルマ屋のおっさんめ、騙したな! このダルマ差し出して『倒れてもすぐ起き上がれる人間になれ』とか言うから期待したのに!」 「それ言葉の意味間違えてるぞ」 あと、多分おっさんの願いはかなってるぞ。 「あれは中学生くらいの頃でしたね、なんか修学旅行の一環だとか言ってダルマ職人の見学に行ったんですよ」 ナビ子の説明によると、某所の裏路地にダルマのEゴーレムが現れたらしい。 「見学のついでに自分でも作ってみろとか言われてね、なんだよ陶芸でもするのかよって思ったんですけど、出てきたのはなんとダルマ素体そのもので」 彼等は12体という群をなしており、もう場合によっては合体してデカくなるくらいのことは辞さない覚悟だという。 「実際作ってみたら素体の周りに紙巻いて顔書くだけの簡単なお仕事なんですよね! もうそれダルマつくりじゃないじゃんとか思って!」 彼等は主に殴るけるの暴行を加えてくるが基本よわっちく、最後の一体になると根性で立ち上がって残りのダルマを吸収合体。なんか凄まじくキモくてデカい人型(?)の物体になるという。 ……が、強さは一体分とあんま変わらず、寧ろちょっと弱いくらいだという。 折角なので皆でボコそう。 「でもあのダルマ、高校卒業するまでずっと持ってたんですよね。愛着ってああいうことを言うんだろうなあ……最後には燃えるごみに捨てたけど」 とまあ、そこまで強くないエリューションの退治だが、こんなんでも放っておけば人死にが出たりもする。 がんばって退治してほしい! |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:八重紅友禅 | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 9人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年09月08日(土)22:59 |
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■メイン参加者 9人■ | |||||
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●最終的に合体する筋肉ダルマが出るんだよって言われてする反応 アークのリベリスタは様々な経験によって成長するある意味人外魔境の集団である。そんな彼等の経験の違いを分かりやすく見て見よう! まず、今回のような依頼に引っ張り出されて当然抱くべき一般的な反応がこちら。 芝原・花梨(BNE003998)。 「ゴ、ゴリマッチョなダルマが一杯……か、帰りたい。でも人に悪さするエリューションをい放って置くわけにも……やるしか、ないわね!」 そして『甲虫戦士』クウガ・カシミール・ファーブル(BNE000788)。 「俺は筋肉でもダルマでもどっちでも構わないぜ! 潰す分には何も問題ないからな!」 でもって、暫く依頼を経験してきて色々麻痺してきた人の反応がこちら。 『不誉れの弓』那須野・与市(BNE002759)。 「だるまさん、沢山おるのう……できるならちゃんと合体した所を見てやりたいんじゃが……」 振り向く与市。『淋しがり屋の三月兎』神薙・綾兎(BNE000964)と『虚実之車輪(おっぱいてんし)』シルフィア・イアリティッケ・カレード(BNE001082)がなんか携帯弄りながらにこやかに(しかし目は合わせずに)会話していた。 「手足が生えたらダルマの意味ないじゃん、大人しく転がってればいいのにねえ」 「え、つまりそぎ落とせってことでしょ?」 「たよねえ、ほんと、さっさと消えて欲しいよねえ!」 爽やかに笑い合う(しかし目は合わせない)二人。 与市は遠くの空を見つめつつ『ムリじゃな、コレ』と呟いた。 お分かり頂けるだろうか。 ちなみに、実戦的な場数を沢山踏んでいると次のようになる。 「12体もどこから出てきたんだろうね」 「エリューションでなければ一緒に遊びとうございましたのに」 「……何で?」 「だるまさんが転んだで」 「強そうだね」 などと言いつつ強結界を張る四条・理央(BNE000319)。『節制なる癒し手』シエル・ハルモニア・若月(BNE000650)も(意味はないが)結界を張ったりしていた。 「あ、強結界。お店壊しても『見なかったことに』で済みますものね」 「無駄だと分かっててもつい癖になっちゃうよね」 ねーと首を傾げあう二人。 お分かり頂けているだろうか? そんでもってからに、色々経験した挙句なんか半歩ズレ始めてきた人の様子がこちらの『闘争アップリカート』須賀 義衛郎(BNE000465)だ。 「デューク更家、今何してんのかな……」 大学教授になって、先月末にウォーキング本とか出してましたよ。 ……とまあ、一連のアーク的成長をご覧いただけたと思う。 では最後に、人生経験値がカンストして銀河の彼方にカッ飛んだ人の反応をご覧いただこう。 「スマトラカレーうめえ」 『第28話:あつはなつい』宮部・香夏子(BNE003035)である。 ●ここからガチの戦闘シーンですよー。とても参考になりますよー。 「お前を、火達磨ってのにしてやるぜ!」 手足を広げてダイビングアタックをかけてきたダルマ。 そのどてっぱらにクウガは全力の業炎撃を叩き込んだ。 たちまち燃え上がる炎! 命中力64で燃え上がっちゃう炎! どんだけ回避下手なんだって話だが、今回はダルマに避ける気が無かっただけである。 ピッと鼻頭を弾くクウガ。 「どうだ、火達磨になった感想は!」 『達磨を燃やすのは火にくべ煙にし天へ昇らせるという意味で縁起のよいこととされ毎年達磨供養として読経と共に』 「よし分かった黙れぇい!」 土砕掌でもうワンパンくれてやるクウガ。 ダルマは『昭和29年に始まり半世紀以上もー』とか言いながらごろごろ転がって行く。 その様子をちゃんと確認しつつ、もう一回鼻頭をピッてやるクウガ。 「どうだ、その出っ張った腹を凹まされる気分は」 『達磨の下部のふくらみは実は腹ではなく組んだ腕と脚を顕しているという説がありそもそもは禅宗の開祖である菩提達磨が』 「やぁっかましい!」 背後にしゅいんってスライドインしてきたダルマを振り向きざまに土砕掌するクウガ。 ぐわんぐわん揺れるダルマに花梨がハンマーでがっつんがっつん殴りを入れた。 といってもスキルは使わない。早いうちから攻撃力を育てすぎたためかやったらEPが低く、放っておくとすぐにスタミナ切れを起こしてしまうからという理由だったが、今回あんまり気にしなくても大丈夫なんいじゃないかと花梨は途中で気づき始めていた。 「あ、怪我したら回復してあげるからね。いつでも言って」 「う、うん……」 理央に傷癒術とかブレイクイービル(今回は必要ないスキル)を用意して貰って、その上守護結界とか翼の加護とか貰って、まあワンパンで死ぬことはないだろうなっていう状態である。 なんだか途中から農作業でもしている気分になってきた花梨だった。 「どう、いけそう?」 「まあ……一体くらいは」 「そっか、頑張るね。でもこういう依頼って……」 後ろを振り向く理央。クウガと花梨も振り向いて見た。 そこには……。 カッ!(ドゥンドゥン) 義衛郎がなんかスポットライト的なもので逆光を浴びつつ、無駄にダルマたちに背を向けて現れた。無駄に流れるベース音。 すらりと刀を抜き、無駄に刃を捻ってキラーンとさせてみる。 カカッ!(ドゥンドゥン) 一度光が瞬いたかと思うと、義衛郎はポーズを変えて立っていた。 刀を掲げてちょっと振り向いてる感じのポーズである。 特に求められても居ないのに名刺(市役所職員)を軽やかなフォームで投げつつ、シャープな感じで振り返った。 カカカッ!(ドゥドゥッジャカッジャジャカジャカジャッジャジャジャーン) 無駄にスマートな感じで駆け出し、空気を呼んで黙って立ち塞がるダルマたちを切っては捨て切っては捨て、最後にかちんと刀を納める一連の動作をして、義衛郎は停止した。 後ろにかかっていた暗幕が下りる。 照明係の人が撤収していく。 AD風の人が義衛郎から茶封筒を受け取って帰る。 義衛郎はどうもお疲れ様でしたーと手を振って、背後から転がって来たダルマたちに纏めて轢かれた。 一方その頃。 「だるまさんが……」 電柱に額をくっつけ、小声でなにやら呟くシエル。 若干のタメを挟んだ後、髪が翻る程勢いよく振り返った。 「転んだっ!」 迸る効果線。 弾ける背景。 自力で放つ神気閃光。 テロップに走る『強いられているんだ』の文字。 シエルはテロップを丁寧に消し、編集さんへクレームの電話をかけ、『やっちゃったんだぜ』とかテンプレなセリフを言われて携帯を逆向きに圧し折り、それが自分の携帯だと気付き、『やってしまったんだぜ……です』と呟きながら地面に両手をついた。 ……とかやってる間に、ダルマの腕がぴくっと動いた。 「あっ、今動きましたねダルマ様! 聖なる光よ動いちゃってるダルマ様に裁きを!」 びしりと指をさすシエル。 迸る効果線。 自力で放つ神気閃光。 吹き出しに走る『異議あり』の文字。 シエルは吹き出しを丁寧に折り畳み、編集さんへクレームの電話をかけ……ようとして携帯圧し折ったことを思い出しがっくりと地面に両手をついた。 そしてダルマに轢かれた。 今更なことかもしれないが、世の中やったもん勝ちという言葉がある。 「ダルマってさあ、縁起物じゃない?」 綾兎や前髪を指でくるくると巻きながらそんなことを呟いていた。 足元には黒ひげ危機一髪かってくらいナイフを刺されまくったダルマが転がっている。 しかもそれを、まるで当たり前のように踏みつけていた。 足元をみやる綾兎。 「それが何を間違ってこんな不幸じみたものに成り下がったのさ」 『達磨に手足が生えた妖怪は鳥山石燕の古典百鬼夜行にて付喪神となった達磨が』 「喋って良いって言ってないよね?」 顔面にナイフを追加する綾兎。 その様子を、シルフィアが前屈みになってぱしゃぱしゃ写メっていた。 膝を曲げるような感じで前屈みになっているのでスカートの中とかアレなのだが、ダルマが空気を呼んでカメラさんとの間に挟まっていた。 「え、このダルマ赤いの? まじウケるんだけど! ダルマは青でしょ、赤とかオワコンす・ぎ・るぅー!」 カメラを向けて撮影ボタン、オン。『だっちゅーの』とかいう意味の解らない撮影音と共にサボテンみたくなったダルマが映り込んだ。 これがソっさんに並ぶ三平高のエロ女教師らしいのだが、あのガッコーは大丈夫なのか? 教育とかそういうの以前に、ガッコー組織として大丈夫なのか? ――などと。 「ね、皆フリーダムでしょ?」 「…………」 「…………」 どこまでも自由なベテランリベリスタ達を見て、花梨とクウガは無言を貫いた。今何か言ったら負けになる気がした。 コホンと咳払いする花梨。 「でも、流石に戦闘行動で手いっぱいなんだけど」 「二人とも、あと二百文字くらいAPPEAL(好き放題)できるから、それを使えばいいんだよ」 「はあ……」 分かりましたとはちょっと言いたくない花梨である。 シルフィアが『はっ、その手があったか!』みたいな顔したからである。 「ただ、その、いくらなんでも遊びすぎじゃない? 仮にも私達戦闘してるわけだから……」 「ああ、それなら」 別方向をくいっと振り向く理央。おなじく振り向く一同。 「達磨のう……供養を思い出すのう。両目を入れた達磨は供養されるんじゃが、この子らは忘れられておったのかのう。まあ、そう言ってもわしの炎じゃ当たらんじゃろうし、供養にもならんのじゃが」 「あー、いいんじゃないですかねえ。香夏子的にもあんまり働きたくないというか、病院カレーを地で行きたいというか、そういうプレイに憧れると言うか、ブラックカレーまじうめえ……おかわりー」 与市と香夏子がダラッダラしながらゲヘナの火とバッドムーンフォークロアを連射していた。可哀そうになるくらいの火の海だった。全弾命中とかそういう問題じゃなかった。 『ぐあああああああ達磨供養とは本来祈願成就に対する感謝の気持ちが』 『うおおおおおおお付喪神として練り歩く姿は滑稽であるとしてジブリ映画にも』 『あひいいいいいいデュークズウォークは気功やバレエや武術の動きをミックスした後にも先にも斬新な歩行式エクササイズで主に和歌山では彼の功績を高く評価し』 あんだけ沢山転がってたダルマたちが一斉にメラメラ燃えていく。 これまでの舐めプレイは何だったのかという完璧なジェノサイドであった。 しかも撃ってる二人がやけにやる気なさげなのが悔しさエメラルドマウンテンであった。 ……さて。 最後に残った一匹のダルマが立ち上がり、仲間になりたそうにこちらを……間違えた。合体するべくダルマたちを召喚した。 『よくも我等をコケにしてくれたな。だがそれもここまで。我等の実力を解くと見るがいい! ダルマ・友情合体!』 両手両足を大の字に開いて跳躍するダルマ。 何処からともなく飛んできたダルマがその手足にがしっとしがみ付き、更にもう一個、またもう一個と連なりまくり、最後にはグラグラする中心達磨の上でバランスとりながらラストだるまが乗っかった。 『完成、キングダル――』 「クウガバックブリーカーァ!」 『ババァ!?』 そっと背後に回ったクウガによる容赦のないバックブリーカー(首の後ろで抱えて背骨ボキィってやる技である)が炸裂。ダルマたちがバラッバラに分裂した。 ころがったダルマに義衛郎がすかさず激励。 「出来る出来るやれれる気持ちの問題だ頑張ってみろって応援してる人の事考えてみろよナビ子だって頑張ってるんだから!」 『ありがとう……ではもう一度! 友情合――』 「えいっ」 「うざいっ」 綾兎のナイフとシルフィアの銃弾がダルマの額をぶち抜いた。 『………………』 血をダラダラ流しながらこっちをガン見するダルマ。 地面をバンバン叩いて激励する義衛郎。 「大丈夫、どうにかなるって。ドンウォーリー、ビーハッピー!」 『そ、そうだな。ではもう一度! 友――』 「まあどうせ当たらんじゃろうし……」 「軍艦カレーのレシピぱねぇです……」 召喚しようとしたダルマたちが消し炭になった。 あと香夏子は火で鍋あっためてカレー食ってた。 地面に両手両足を投げ出して『いじけ』のポーズをとるダルマ。 ガッツポーズで呼びかける義衛郎。 「諦めんなよ! どうしてそこで諦めるんだそこで! 俺だって依頼28本の中MVP(二本しか)取れなくて頑張ってるんだから! ダメダメダメ諦めちゃ、もう一度頑張ってみろって! ネバーギブアップ!」 『意外ととってるな……だがこれがラストチャンスだ。最終合体!』 突如発光するダルマ。光に包まれ服とか脱げてくるくる回るどうでもいい演出を挟みつつ、ダルマはずしーんと地面に降り立った。 『完成、ファイナルデラックスキングダルマ!!』 「…………」 「…………」 花梨は無言で額を抑えた。 ダルマは、消し炭になったダルマ三つくらいをくっつけて、遠い空を涙と共に眺めていた。 『さらばだ……戦士たちよ……』 さらさらーっと灰になって消えていくダルマ。 「合体は浪漫、なんですけどね……」 シエルは悲しげに手を合わせる。 理央もまた両手を合わせ、心の中で鈴(りん)を鳴らした。 いわゆる、『チーン』というやつである。 ●ダルマの筋肉要素がもはや微塵も出て来ていない件について 「筋肉質の肉体美を誇るダルマ様……強敵でございました……」 最後にこう言う決まりでもあるのかってくらいなテンプレセリフだが、一応敵の健闘を称えるのも一流リベリスタの務めというやつである。 シエルはぱんぱんと手を叩き、あの筋肉の盛り上がりをしっかり頭と胸に焼き付けていた。 理央たちは消し炭になったダルマ(の残骸らしきもの)を片付けつつ、端っこに寄せて供養っぽいお祈りをささげてあげた。この場合読経が正しいのだが、その辺は気持ちの問題だった。 合わせた手を開き、与市は顔を上げる。 「家にあるダルマも、供養してやらねばのう。愛着があるし、しっかりとした所に持って行こうかのう……」 立ち昇る煙を見上げながら、クウガは腕を組む。 「しかし、屈強な手足もダルマだと台無しだな!」 「だよねえ」 達磨の消し炭を足蹴にして笑う綾兎。ドSである。 義衛郎はそんな彼を極力視界から外しつつ、遠い空を見上げた。 「これでもう、ダルマが現れることはないだろう。というかもう絶対ネタが無い筈だし、出てもしょうがない筈だし、そうだよな?」 「言われても困るって言うか……」 「やっぱりボンさんはカレー界のロングセラーですよ……」 消し炭になったダルマを残念そうに見下ろすシルフィアと、カレー食ってる香夏子。 そんな彼らを眺めつつ、花梨は無表情で呟いた。 「なんなの……アーク……なんなの……」 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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