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DNの謎、Give&Take

●尋問
「DNに関してか、知ってるぜ? 勿論」
 薄暗い密室の中、憎たらしい笑みを浮かべた男が口を開く。
 両手は椅子の背もたれへ縛り付けられ、椅子と彼の足が縄で束ねられている。
 身動き取れない状態の彼の向かいには、チーム内最年長の狙撃手、OwlEが座っていた。
「そうかぁ、んじゃあ洗い浚い吐いてもらおうか?」
 のんびりとした口調で自白を求めるも、男は鼻で笑う。
「ふざけんな、誰が言う……っ!?」
 人中、鼻の真下にある溝だ。
 男のそこへ、OwlEの容赦ない拳が叩きつけられた。
「分かってねぇな、言う言わないじゃねぇんだよ。言えって事だ」
 選択肢などない、従わぬなら従わせるまで。
 その態度に男は、ギリッと奥歯をかみ締める。
「いいぜ? 殺れよ! どうせテメェ等に捕まった時点で命なんかねぇんだよ! 逃げたって俺を迎えに来る予定だった奴にぶっ殺される! それならいっその事、今すぐ殺せよ! どうした? 殺る勇気もねぇのか? タマナシか!? あ゛ぁんっ!?」
 やけっぱちに全てを爆発させる男に、OwelEは腰に下げたナイフを抜き払う。
 さも当たり前のように左手の方の縄を切断すれば、力任せに男の手をテーブルの上へ乗せた。
「殺るわけねぇだろぉ? 体には聞くけどよぉ?」
 小指の傍にナイフを突き立てるとゆっくりと傾けて、刃を近づけていく。
 じわりじわりと迫る痛み、それに息を呑み、総身を震わせながらも男は口を閉ざす。
「止めろ、OwlE」
 その手を止めたのは、EEだ。
 自分よりも若い彼の命令に肩をすくめながらナイフを収めると、すれ違い様に理由が届く。
「アイツにこの事も見られたら困る」
 苦笑いを浮かべるOwlEは、EEの肩を叩き部屋を後にする。
 代わりに向き合ったEEは、じぃっと男の瞳を覗きこんだ。
「洗い浚い吐けば、そちらの命は俺達が保障する、それで情報の代価になるだろう? それに俺達が護衛を始末し、確保させてもらったのを見ている筈だ」
 こうして捕まえた事が保障の裏付けというEEに、男は小さく溜息をこぼす。
「……絶対だぞ? 嘘だったら一生呪ってやる」
「約束だ、必ず守る」
 逆にNOと言えば、OwlEが嬉々としたフリで拷問したことだろう。
 ある意味先ほどの行動自体が凶悪な脅しだ。
「その前に……どうしても頼みたいことがある、つか、これを聞いてもらえないなら俺は絶対言わねぇ。碌な人生過ごしてねぇし、例え約束してもらっても、絶対じゃねぇのは分かってる。だから、一つだけ……どうしても見たいものがあるんだ」
 悲哀を帯びた男の表情に、それが相当大切なものなのだろうとEEは思う。
 OwlEには、敵に情けをかけるなと口酸っぱく言われてはいるものの、すんなりと飲み込めない辺り、まだ若い証拠だろう。
「……出来る事なら善処する、それは何だ?」
「それは……」
 
●真面目なお話だと思いましたか?
「せんきょーよほー、するよっ!」
 『なちゅらる・ぷろふぇっと』ノエル・S・アテニャン(nBNE000223)は平常運行、兄の紳護も同様に落ち着いていた。
「きょうはね、みんなにプールで遊んでもらうの」
 どんな依頼か? 遊ぶのが依頼といわれてもピンと来ないだろう。
「みんなが遊んでるところを見たいっていう、お兄さんがいるの。それでね、見せてくれたら大切なことを教えてくれるんだよ」
 はてと首を傾げるリベリスタ達。
 そしてウキウキした様子のノエルを尻目に、紳護が補足を始めた。
「とあるアーティファクトの情報を入手するために、その情報を持った男を拘束したんだが、交換条件として要求されたものがある。その、一昔前の新人アイドル水泳大会みたいのがみたいと」
 ピンポイントだな、おい。
 それを仏頂面で淡々と説明するのだから余計シュールである。
「プラスして色々とオーダーが多くてな……とりあえず、競技は3つ、紅白チームに分かれて競い合ってもらう。勝敗でのポイントと、審査員……まぁ、その要求をした男だな、その男の追加ポイントで勝敗を決するらしい」
 別に勝敗つけなくても良いんですけど、争った方が色々と楽しいと言うオーダーという点もあるらしい。
 それはともかく、一部はドン引きしそうではあるが。
「男性はイベントのサポートに回ってもらう、色々と注意事項があるのでよく資料を確認してもらいたい」
 そういうと、次の話に入ろうとしているのだが……何故かノエルを気にしている。
 AFで誰かを呼び出すと、やってきた女性に連れられ、ノエルは一時退室。
「……待たせたな。女性陣へのお願いなのだが、男の要求としてはただ遊べば良いというわけではないらしい、まぁアクシデントが欲しいと」
 と言いつつ、大事なところを隠せそうなものを袋をひっくり返してテーブルに盛っていく。
「流石に……隠せるところは隠すということで同意は得たので、すまないが頼む」
 もういいよ、拷問でも何でもして吐かせろよと女性陣の冷たい視線がざくざく刺さり、紳護は珍しく冷や汗がダラダラと垂れていた。
「い、言わんとしている事は分かる! だが、要求を呑まないと吐かないとノエルの予知が告げているのもあるんだ」
 それに予知により、幼子へ強い精神ダメージは余り与えたくない親心みたいなものも。
 流石にそれは私情過ぎるので、公には言わないが。
 説明が終わったところでノエルが再び部屋へと戻ると、唐突に紳護の足元へくっついた。
「お兄ちゃん、ノエルも一緒に遊びた」
「駄目だ」
「遊び」
「駄目だ」
「遊び……」
「……今度、好きな海でもプールでも何処でも連れて行く。今回はノエルには危険な要素もあるから許してくれ、埋め合わせは十分にする」
「うぅ……」
 泣きそうな妹を前に、ちらりと横目でリベリスタ達を見やる。
 板ばさみの彼に同乗を抱くかどうかは別として、しぶしぶと作戦に乗るのだろう。


■シナリオの詳細■
■ストーリーテラー:常陸岐路  
■難易度:VERY EASY ■ イベントシナリオ
■参加人数制限: なし ■サポーター参加人数制限: 0人 ■シナリオ終了日時
 2012年09月12日(水)23:06
【ご挨拶】
 始めましての方はお初にお目にかかります、再びの方にはご愛好有難う御座います。
 ストーリーテラーの常陸岐路(ひたちキロ)で御座います。
 前半の真面目を全部ひっくり返してお色気です、お笑い的なお色気です。
 夏で水着でイベントでといわれて、これが浮かんだ私はきっと古い人間なのかもと。
 
 
【目標……というより、何やるか】
・紅白に分かれた3本勝負
1、スポンジ棒バトル
2、凶悪障害物競走
3、バトンリレー水泳
・男性陣はスタッフだの運営サポートだのをお願いします、女性でもサポートやりたい人がいれば可能です(何するかは後ほど)
・男の娘は女性陣側に参加してもOKです。
※因みに、水の中には男が持っていたアーティファクト、スリップストリップというものが混じっています。何かと言いますと、布と肌の摩擦抵抗をじわじわと下げる効力があります。要するに、アクシデントがおきやすいという事です。水の中に長く浸かったり、派手に被ったりすると……分かるかと。なので、隠さなきゃいけないところは何か張ったりして隠す様にお願いします。あ、男の人は多分大丈夫です、多分。
 
 
【各種目に関して】
1、スポンジ棒バトル
・プールの面に浮かぶ、端から端まで繋がった細めで不安定な足場が舞台です。
・スタート同時に両サイドから各チーム出発、ぶつかり合った場所で得物を使ってシバきあいます。
・得物はやわらかく安全なスポンジ棒(形状は棒からかけ離れなければ色々あり)、スキル等は使用不可です。
・上手く水へ叩き落せれば進めます、落とされたチームは次のメンバーを出発させます。
・辿り着くか、全滅させれば勝利です。でも、要望としては全滅するまで頑張ってください(ぉぃ
・スタッフは女子が両方とも水に落ちる様に、上手く足場を揺らしたりして邪魔してみてください。蹴られても責任は取りません(待て
・勝ったチームに20ポイント入ります。

 
2、凶悪障害物競走
・参加者一斉スタートで競争します。(多い場合は分けるかもしれません)
・1位から5位までの間でゴールしたチームのメンバーにポイントが入ります、そのポイントが多い方が勝ちです。
〔障害物〕
 第一障害:アンダーハンドとネットの板ばさみ
・ネットを潜り、水面に浮かぶ足場を進みます。足場には穴がありまして、そこからスタッフの手が伸びると言う、頑張れスタッフ!(※何かあった場合の命の保障は致しかねます)
 第二障害:全力全開スリップストリップ地獄
・ヌルヌルになった水面に浮かぶ足場を進みます。しかし、このヌルヌルはスリップストリップが更に強化されているので、肌と布の摩擦抵抗が大きく下がっていますよ、うふふ。
 第三障害:いいえ、ただのアイスです
・ケースから棒状のバニラアイスを取り出し、食べ終わったら通過です。ですが、舌でしっかりと舐めないと溶けません。溶け方も一気に溶けたり溶けなかったりと、謎の作りをしていますが気のせいです。
 第四障害:魂を見せろ野郎共!
・水面に浮かぶ足場にスタッフが立ち塞がる! スタッフは選手をガシッとホールドして、上手く水へ落としてください。その時に何かアクシデントが起きても仕方ないですよね!?(黙れ) 因みに逆に水の中へ落とされる様なダメな男子は、スカイウォーカーの面々が悪意を込めて作った特製スタミナドリンクを、ノエルが満面の笑みで『飲んで♪』と差し出しますので頑張ってください。

〔ポイント表〕
1位:10ポイント
2位:9ポイント
3位;8ポイント
4位:7ポイント
5位:6ポイント
 
3、バトンリレー水泳
・25mずつ、順番に泳いで競争します。(多い場合は分けるかもしれません)
・泳ぎ終わったら一旦水から上がり、バトンを渡します。手の使用は禁止です(ぇ
・バトンは胸の谷間あたりに挟んでください。ぺったんな人は水着と体の間に挟まるから大丈夫でしょう?(黙れ
・水中にはスタッフが待機しており、泳ぐ女性陣に飛びついて行動阻害(もといハプニング作り)を行いますので、殺さない程度に成敗しても大丈夫です。
・1位から5位までの間でゴールしたチームのメンバーにポイントが入ります、そのポイントが多い方が勝ちです。ポイント表は障害物競走と同様です。
 
 
【サポート、お手伝いの役割】
・設営等のお手伝い、あまりいないと思いますが怪我や病人の対応等お願いします。後者を担当した時に、セクハラして復讐されても知りません。
・スクリーンに映像映せと五月蝿いので、カメラを回します。カメラマンはグレイトな映像を納めてください。
・障害物競走や、バトンリレー水泳のお手伝い。これは結構メインとして大きいかも?
・急に水に落ちたりするので、むせたりしてるかもしれません。そこを善人ぶってチャンスをモノに(ry
・要するに運営手伝ってますってフリして、好き勝手やってください、えぇ。但し、命の保障は致しかねます。 
 
【参加に関する注意】
※※イベントシナリオでは全員キャラクターの描写が行なわれない可能性があります。申し訳ありませんが、その時はご容赦ください※※
・参加料金は50LPです。
・予約という形が無いので、参加ボタンを押すと参加確定です。参加可能人数に限度はありません。
・獲得リソースはVery Easy相当です。
・内容は絞った方が描写が良くなると思います。
 
 
【プレイングに関して】
1行目:どの種目に出るか、サポートに回るか(ノエルの面倒を見られたい場合は、割り当てとしてはサポートです)
2行目:誰かと一緒に行動する場合は 名前(ID) という順に記載。グループの場合、グループ名を決めて 【グループ名】 を入れて下さい。誰かと一緒だったり、グループのところは自動的に同じチームですのでご安心を。
3行目:限界までプレイングをどうぞ!
 
 
【参加NPC】
ノエル・S・アテニャン:紳護に来るなといわれたけども泣き脅して(天然)着いてきてます。水に入らないことを約束させられているので、若干拗ね気味。水着姿(フリルスカートの着いた白いワンピースタイプ)でちょこんと座ってたり、ウロウロしていたり。面倒みたいと言う奇特な方がいらっしゃればどうぞ。
……あぁ、それと。変な悪戯すると、紳護が殺る気で襲い掛かってくるので、死を覚悟してください(笑
参加NPC
ノエル・S・アテニャン (nBNE000223)
 


■メイン参加者 28人■
覇界闘士
御厨・夏栖斗(BNE000004)
デュランダル
結城 ”Dragon” 竜一(BNE000210)
クロスイージス
新田・快(BNE000439)
マグメイガス
雲野 杏(BNE000582)
クロスイージス
白石 明奈(BNE000717)
スターサジタリー
リリ・シュヴァイヤー(BNE000742)
デュランダル
遠野 御龍(BNE000865)
覇界闘士
御厨・九兵衛(BNE001153)
ソードミラージュ
ルア・ホワイト(BNE001372)
ホーリーメイガス
大石・きなこ(BNE001812)
ホーリーメイガス
アンナ・クロストン(BNE001816)
スターサジタリー
雑賀 木蓮(BNE002229)
ホーリーメイガス
レイチェル・ウィン・スノウフィールド(BNE002411)
デュランダル
羽柴 壱也(BNE002639)
マグメイガス
小鳥遊・茉莉(BNE002647)
ソードミラージュ
リンシード・フラックス(BNE002684)
クリミナルスタア
タオ・シュエシア(BNE002791)
マグメイガス
ティオ・ココナ(BNE002829)
クリミナルスタア
烏頭森・ハガル・エーデルワイス(BNE002939)
ナイトクリーク
七院 凍(BNE003030)

シャルロッテ・ニーチェ・アルバート(BNE003405)
レイザータクト
伊呂波 壱和(BNE003773)
レイザータクト
ベルカ・ヤーコヴレヴナ・パブロヴァ(BNE003829)
レイザータクト
波多野 のぞみ(BNE003834)
覇界闘士
桜乃 彩音(BNE003884)
クリミナルスタア
藤倉 隆明(BNE003933)
ナイトクリーク
ロアン・シュヴァイヤー(BNE003963)
プロアデプト
ルン・フォリア(BNE003987)

●スポンジ棒バトル
 開幕の挨拶があるも、カメラはバナナ型のスポンジ棒に跨りサービスシーンを振舞う白石 明奈に釘付けだ。
「いえーい」
 満面の笑みと共にピースも欠かさない。
 そして火薬銃の合図と共にスタート。
 先鋒は白組から雲野 杏、赤組からはベルカ・ヤーコヴレヴナ・パブロヴァだ。
「同志雲野、勝負だ!」
 何時も可愛がられてばかりだが、ハメを外せる今回はと彼女から勝負を仕掛けた。
「フフフ、さあベルカちゃん、この立派な柔らかいけれど大きくて太い棒で色んな事をしてあげるわ……」
 杏は妖艶に微笑みながら濡れた切っ先でベルカのたわわに実った胸元を揺らし、はじけた水飛沫が彼女へ違和感を伝える。
 大胆な水着の生地、僅かな接地面がずれる感触。
「その膨らみを卑猥な形に歪ませてあげるわ!」
 ベルカを奇襲で封じ込めながら一気に追い込んでいく。
 勿論、水着も見る見るうちに乱され、リボンの様な水着からはみ出てしまいそうだ。
「っ!?」
 胸元を気にしつつ反撃を繰り返すも、水に滑った足で体制を崩し水面へダイブしてしまう。
 
「スタッフ! もっと気合い入れろ! 視聴者が求めている画ってのは、上に怒られそうなギリギリだ! てめえらそれで数字が取れると思ってんのか!」
 熱い叫びは口だけではない。
 急ごしらえの不安定な足場を器用に飛び、ハプニングという幸運を探りながらカメラを回す。
 そしてここでベルカが落下。
「手本を見せてやれ、DT1!」
「任せろっ!」
 竜一へ御厨・夏栖斗が呼応し、耐水カメラを片手に水中へと飛び込む。
『CQ(一括通信)! こちらコールサインDT1 わりと近距離にちかづけたどーぞ』
 大事なところは事前に渡された品で隠されてはいるも、胸元を整える映像は素晴らしい。
 司会と解説、フィクサードも大喜びだ。

 赤組の二番手はスクール水着姿の伊呂波 壱和。
「やるからには、突いて突きまくって勝ちますから! セイヤッ!」
 奇しくも彼女の作戦も突きが主体だ。
「やるわねっ」
 一撃を胸元に掠めつつも、同じく突きでの反撃を返す。
 さもフェンシングの様な戦いが始まれば、後はどれだけ数を決めるかだ。
「たぁっ!」
 戦いに適した木刀型の方が優勢を取ったか、手数が多い。
 最後の一押しで杏はバランスを崩すとプールへと転げ落ちる。
「後はワタシがふっとばーす!」
 白組二番手は、リーダーの明菜。
 今度は転倒を狙う的確な攻撃が壱和の足を攻め立てる。
「これはっ」
 大きなカーブを描く得物は木刀と違う軌道を描く為、戦いづらい。
「それっ!」
 最後は踵を引っ掛けるように得物を引き足を掬う。
 小さな悲鳴を零しながら壱和リタイアである。
 
「ロアンさん…あんたも漢ならわかるだろ!? そこに漢の夢が! 情熱の迸りがあるんだ!!」
 藤倉 隆明の前に立ち塞がるのは、お手製の看板を手にしたロアン・シュヴァイヤーだ。
「女性陣をポロリ及び不埒なアクシデントから守るのが、神に遣わされて来た僕の役目だ。ここは通せない」
 看板には『見せられないよ』の文字、これでポロリを隠そうということだろう。
「ロアンさんにだってあわよくばって気持ちがないとは言わせねぇ!」
「それは……っ」
 不意の悲鳴に振り返れば、壱和が水面へと沈んでいくのが見える。
 視線の逸れた一瞬の油断に、隆明の目が輝いた。
「まかり通るぜ!」
「させないっ!」
 隆明がスライディングで滑りぬけ、プールへとカメラを向ける。
 遅れてロアンが看板で制そうとした瞬間、勢い余って彼を突き飛ばしてしまう。
「おぁっ!?」
 隆明もとっさに看板を掴み、ロアンを道連れに水面へ沈んでいった。
 
「ふふー、今日は体調も良いデスし気合入れてシバき合いますよ!」
 赤組三番手はバット状のスポンジ棒を選んだタオ・シュエシア。
 彼女の動きも突きを主体とするも、上半身や軸を狙いバランスを崩す事では更に的確。
「そこデス!」
 バナナ棒がシュエシアのパレオを払いのけるも、クロスカウンターの如くバットを直撃させたのだ。
 胸の谷間へめり込み、押しやる様にトップを弾こうとする。
「眼福ですわ~!」
 茉莉がポロリを狙うが!
 水飛沫と言うカーテンが入り込み、大切なところは映らない。
 水着を掴もうと足が滑ったところで明奈は転げ落ち、敗退だ。
 
 続けて白組三番手、烏頭森・ハガル・エーデルワイス。
 手にするスポンジ棒は方天画戟、分かりやすくいうであれば中国版ハルバード。
「あははっはっは、その水着もらった!」
 横薙ぎから引き寄せる様な動きは返し状になったパーツが脇腹や胸元の傍を掠める。
 狙いは水着を剥ぎ取る一点。
「取った水着はスタッフにでもプレゼントしてあげるね♪」
 雄叫びを上げる野郎共、その心は一気にエーデルワイスへと傾いた。
 水面から伸びる手は、シュエシアを水中へ引きずり込もうと魔手と化す。
 だが。
「わっ! 謝謝、お顔踏んづけたデス!」
 近づいたスタッフの顔面を踏みつけ、更に踏み込んで距離をつめる。
 懐に入り込めば後は上半身狙いのラッシュだ。
「ば、馬鹿! 何で敵を助けてるのよ!?」
 振り払おうとしたところをひょいっと避けられてしまい、けたたましい水音を響かせ落下。
 ここで赤組がリードを取り返す。
 
 そして白組最後の砦は、リンシード・フラックスが勤める。
 剣型のスポンジ棒を手に素早くシュエシアへと迫ると、突きを潜り抜けて切っ先が救い上げる様に胸元を狙う。
 その軌道にトップが捲り上げられ、宙に舞い上がるそれをシュエシアは必至で掴みつつ転倒。
 まだ水中へは落ちていないのだが、先程踏みつけられた仲間のお返しとスタッフが迫り、水の中に引きずり込まれると脇腹に二の腕に首筋、そして腰元と擽る様に無数の手が揉みくちゃに撫で回っていく。
「は、羽根を狙う人は許さないデスからね! 敏感なんデ……ひぃっ!?」
 振り払い、水中で水着を元に戻そうとするのだが微妙に滑る。
「もう、ほんと何てアーティファクト作ってるんデスカ!」
 仕方なく胸元を隠しつつ、岸へと逃げていくのであった。
 
 赤組ラストのルン・フォリアがリンシードへと迫り、ラストバトルが勃発する。
「このっ、このっ!」
 作戦は攻撃あるのみ、スポンジ棒を振り回し、とにかく叩きのめそうとするルンの攻撃を持ち前の回避力で潜り抜けるリンシード。
「今のは残像です……」
 目に姿を焼き付けさせるようなフェイントを仕掛けてから、再びトップを引っぺがそうと狙い済ました攻撃が迫っていく。
 強引に避けようとしつつ、同じく救い上げるスポンジ棒。
 今までと軌道がガクリと変わり、不意打ちに近いそれにリンシードも反応しきれず、同時にトップが弾け飛んだ。
 対照的な女性の象徴が、倫理制限の際まで露となっていく。
 今は休戦と宙に舞う水着を互いに掴むと、素早く隠そうと紐を結い直す。
「ふぅ、き、危機一髪です……見えてませんよね?」
 しかしながらこの状態、つまり早く準備できた方の勝ちだ。
「……って、見るな! 撮るな! 近寄ってくるなぁ! 殺すわよっ!」
 一方、ルンの大揺れな胸元を収めようとだらしなくにやけたカメラマンと、お零れに求めて足元に群がる男達。
 彼女も胸元を隠しつつスポンジ棒を叩きつけていた。
「……」
 何か思うこともあったかもしれない。
 大丈夫、筆者は小さい方が好きですから。
 でも世間一般は大きい方が好きだから仕方ない。
「えぃ」
 横薙ぎに全力でたたきつけたスポンジ棒に流され、ルンは野獣の沼へと落下。
 リンシードの力強くが空へ拳を突き出したところで、終了のホイッスルが鳴り響く。
 
●凶悪障害物競走
 第一関門はネットとスタッフの手による二重奏攻撃。
「これ、とても絡んで……んっ」
 早速罠の餌食になっているのは大石・きなこだ。
 色気溢れる丸い起伏が網に引っ掛かり、胸や尻を強調するような絡み方は、縛られているようにも見えなくも無い。
(「素早く抜ければ問題ない!」)
 強行突破を狙う草臥 木蓮ではあるが匍匐前進でひしゃげた胸元やらを狙ってところどころの穴から男達の手が迫る。
「は、腹をくすぐるな! あと器用に指を引っ掛けるんじゃ、ないっ!」
 湧き出す手を叩き落としながらとにかく進む。
 一方、桜乃 彩音は少々ローペースな動き、理由はネットより足場に出来た穴に胸が引っ掛かる事。
「もう、邪魔したらだめよ」
 男達の掌が、穴にもたつく彼女の胸元へと到達。
 しかし、色気溢れる声と共にゆっくりとその手を引き剥がせば、再び進む。
(「主よ、どうかご加護を」)
 更に慎重に進んでいるのはリリ・シュヴァイヤー。
 直感を研ぎ澄まし、警戒しながら進む為歩みは遅い。
「ひゃんっ!?」
 不意に太股を摩る掌に素っ頓狂な悲鳴を上げつつ、ネットエリアを潜り抜ける。
 
「きゃっ!?」
「うわっ!?」
 第二障害、全力全開スリップストリップ地獄へ足を踏み込んだ木蓮ときなこが同時に足を滑らせる。
 濃度が上がったそれはジェル状にヌルヌルとしている。
「水着が……」
 胸を包むオレンジ色のトップがべろんと捲れるも、絆創膏が隠すべき場所をカバー。
 鈍行状態の四人、ここで木蓮が一つの妙案を思いついた。
(「……あれ、これ滑ってけば楽なんじゃね?」)
 寧ろ利用してやれと、スライディングの要領で床を滑走するのだが、一つ忘れていることがある。
 ツーピースの彩り鮮やかな水着は一気に肌の上を滑り、大きく育った胸元が一気に弾けそうなところで強引にブレーキを掛ける。
「……」
 一位をもぎ取った代償は大きい、顔を真っ赤にしながら水着を押さえ第三障害へと向かうのであった。
 
 第三関門は見た目的には優しく思えるだろう。
 何せ、クーラーボックスに入ったアイスを食べるだけ。
 中々溶けないアイスに四人が揃ってアイスを溶かしていると、きなこの口に含んだアイスが唐突に溶けては口元から溢れ、ぼたぼたっと胸元を汚していく。
「体べとべとですね」
 ヌルヌルになった事で光に肌がテカり、挙句に零れたアイスで口元から胸元までが白く汚れ、すかさずカメラにおさめようと竜一が接近する。
(「むっ……なかなか溶けませんね」)
 なかなか溶けぬアイスに訝しげに思うリリであったが、見透かしたかのようにアイスが一気に溶けていく。
「けふっ!? え、急に溶け……ひゃんっ、冷たいです!」
 むせて離した瞬間にアイスが溶け落ち、胸の谷間や、頬、寧ろいたるところに飛沫となって張り付いた。
「ぜ、全部舐め取らないといけないのでしょうか……」
「全部ですよぅ、全部~」
 茉莉がさも当たり前と言わんばかりにリリへと吹き込む。
 勿論、その間もカメラは回り続け、大胆な水着姿が白く汚れた姿は映像として焼きついていく。
(「これは重要な任務、やるしか!」)
 どろどろのスリップストリップと混じったバニラクリームを指で掬い上げると、口へと運ぶ。
 色んな場所へと指を這わせる度、くすぐったい感触に身震いしながらも気恥ずかしさに頭が焼け落ちそう。
(「何があっても意思を強く持って、強く持って……」)
 真っ赤になりながらもリタイアであった。
「んっ……んんっ……」
 各々手間取っている最中、ハイペースに突き進むのは彩音。
 舌を絡めるように舐めとり、激しく削るかの様に口の中を何度もピストンさせていた。
 結果としていきなり溶けることがあっても口の端から零れる程度で、殆ど害が無いのだ。
 全てを溶かし終えれば、視線は下から舐める様にカメラを向けていた夏栖斗のほうへ。
「ふふ、美味しかったわよ。ごちそうさま」
 咎める事も無く妖艶に微笑むと、彼の足元へ棒をコツリと落としていく。
 指先で口の端に付いたクリームを掬い取り、ちゅぷんと舐め取ると最後の関門へと向かうのであった。
 
 第四関門、スタッフが立ち塞がる最後の砦。
 既に彩音は突破しており、1位確定。
 後は残った木蓮ときなこの2位、3位決定戦なのだが、木蓮が揉み合いになっている。
 相手はレイチェル・ウィン・スノウフィールドだ。
「ちょっ、こら、離せ~っ!」
「やだー、絶対振りほどかせないっ!」
 背後に回りこみ、腹部へと両腕を回して絡みつく。
 流石に女の子に肘鉄をかますわけにも行かず、予想外の伏兵に木蓮はジタジタもがくばかりだ。
「んー、柔らかい……。ずっとこうしていたい」
 更に両手は遠慮無しに胸元の水着の下へ入り込み、直接肌と肌が触れ合う。
「この、落ちろっ、落ちろ!」
「落ちたりしないし、でも……もし落ちるときは一緒だよ」
 無理心中か。
 恍惚としながら囁かれる言葉に妙な身の危険を覚えた木蓮は最後の賭けと総身を捻って振り払おうとする。
「ぁ」
 レイチェル落下、しかし眼鏡も吹き飛び、手に引っ掛かった水着も彼女と共に沈んでいく。
「え、ちょ、両方どこいった!?」
 目が見えず、胸元を隠しながら右往左往する様がスクリーンに映し出されてた。
 これでは探しようがないと、泣きべそをかきながら健気に木蓮はゴールを目指す。
「う、うわーん! 龍治ー!」
 ゴール、第二競技も終了である。
 
●いんたぁばる
「子供用プールを持ってきたのっ!」
 ノエルとルア・ホワイトが順番にビニールプールへ空気を送り込むところへ黒い影が。
「うおおおお! アテニャン! アテニャン! L・O・V・E! ア・テ・ニャン!」
 現れたのははっぴ姿で団扇を手にする七院 凍。
「はじめましてだなアテニャン! 私はキミの存在に心奪われた男だ!」
 ノエルはともかく、ルアの笑顔が引き攣っている様にも見える。
「えぇっと、お兄さんはノエルが好きってことなの?」
「あぁ! この気持ち、まさしく愛だ! それとボクは変態じゃないよ紳士だよ」
「誰がどうみても変態だ」
 フリーダムな凍へ背後から紳護が突っ込みを入れる。
「義兄さん安心してください、ボクはメイド服でしか発情しませんし水着には興味無いんだぜ? YES! ロリコン! NO! タッチ! の精神でアテニャンを応援しているだけだぜ。ボクが人畜無害とわかったところで続きおk?」
「誰が義兄さんだ。発情云々いっている時点で信用なるはず無い上、どう見ても有害に感じるが?」
 やれやれと言うように溜息をこぼす凍は、にやりと紳護を見やる。
「あえていおう義兄さん、あんまりボクに絡みすぎるとボクとフラグが立つぜ」
 紳護は初めて身の毛がよだつと言う言葉を理解した。
「……手を出したら、覚悟しておけ」
 警告を告げ、立ち去ろうとする紳護の手をルアが掴む。
「紳護さんも遊んでいって?」
 
 ビニールプールの中で水の掛け合いが始まり、紳護はしゃがみこんで二人の様子を眺めていた。
「キラキラしてとっても綺麗でしょ?」
「うんっ」
 日の光に煌く水の粒は美しく、ノエルはここに来たときの事が嘘のように嬉しそうにはしゃぐ。
「シンゴさんもやってみて~っ!」
 紳護もプールの水が無くなりそうなほどの勢いで水を掬い上げ、二人へと浴びせていく。
 波が落ち着いたところで、ふと、ルアはノエルをぎゅっと抱きしめた。
「ノエルちゃん、いつもありがとうなの。偉いねっ」
「ありがとう~、ルアお姉ちゃんも、今日遊んでくれてありがとうなの」
 撫でられるとノエルは嬉しそうに目を細める。
「アテニャーン! 俺だー! せんきょーよほーしてくれー!」
 その様子に堪らず、凍からリクエストが届く。
「えと、せんきょーよほー、するよっ」
 今日の戦況は晴れ晴れとしてそうだ。

●リレー水泳
『スカイウォーカー、こちらDT3。応答願う、どうぞ』
『おぅ、どうしたぁ?』
 通信に反応したのはOwlE、マイペースな声に快の口角がゆっくりと上がる。
『視聴率アップのためにもうひと押し欲しい。たとえば、競技者だけでなく、競技が終わって応援している女の子や、サポート役の女の子にハプニングとかあると、盛り上がるよな?』
『くぁ~っ、良く分かるやつだぜ! いいよいいよ!』
 司会を務めていたBunEが割り込み、快を褒め称える。
 かくして最後の宴もハイテンションで幕を開けた。
(「泳ごうかとも思ったけどぉ、なんというかあたしの第六感が告げてるぅ。泳ぐなとぉ。」)
 遠野 御龍は、こんなたくらみを察したのだろうか?
 唐突に手伝いに回ると掌を返し、シャルロッテ・ニーチェ・アルバートとプールにブイのレールを敷いていく。
 快はそんな二人を狙って水に入ると、手伝いをしつつも、片手に握ったカメラはこっそり二人の美しいボディラインを収めていた。
「ちょ、ちょっとぉ!?」
 スクリーンに映った映像に御竜が気付く。
「おっと、すまない」
 さも偶然を装い、カメラを下げる。
「俺達はただ、スカイウォーカーの指示する場所へ向かってカメラを回すだけさ。ユーハブコントロール」
 DT三人はサムズアップを重ねた。
 
 準備運動をするティオ・ココナの姿は、大変けしからん事になっている。
 スリングショットの際どい姿で体を解す運動をするのだから、隠すべきところも零れてしまいそうだ。
「……は? なんなの。嫌がらせなの。おかしいでしょ」
 バトンは胸の谷間に挟めと言うルールに、わなわなと羽柴 壱也が震える。
(「ううう……ば、ばかじゃないの!! や、やるよ! やるけどさぁ!」)
 ぺたんと掌を胸元に当てた。
(「あ、あからさまに胸……控えめなのわかるじゃない……」)
 こちらは別の意味で納得行かないアンナ・クロストン。
「救護班で来たんだけど……どういうことよ!?」
 気付けば水着姿で選手として登録されていた。
 重要な情報が得られるとあって、無碍にも出来ず、しぶしぶ戦列に並んでいく。
 準備が終われば、レースはスタート。
 トップバッターは白組からアンナ、赤組からは波多野 のぞみが水へと飛び込む。
(「光景だけでも極楽浄土じゃのに、密着なぞできたらワシ昇天してしまうかもー!!」)
 見た目と年齢がまったくかみ合わぬ、御厨・九兵衛はコースの途中でのぞみを待ち構える。
「えいっ!」
 距離が詰まれば、のぞみへ子供っぽい声と共に飛びつき、手足を絡める。
 逃さんとしがみつきながらも、柔らかな感触に点へ召されてしまいそうな九兵衛をのぞみは優しく振りほどこうとする。 
 そこを水に潜ったカメラマン達が多アングルから撮影し、マルチ視点の映像がスクリーンへ。
 どうにか九兵衛を振りほどいたのぞみだが、彼の手が掴んでしまった水着は取り残されてしまう。
 だが水着を取り返すどころか、先に進むアンナへ追いつこうと全力のクロールで追いかけ、ちらちらと水面から見え隠れしてしまう。
 ここでバトンタッチへアンナがプールサイドへと上がる。
「んんっ! キツっ、くて、抜けなっ……!」
 胸の間に挟まったバトンを銜えて引っ張るも、水着で狭められた谷間に密着したバトンは手強い。
「こら、滑るなっ! 今度は下まで……っ!」
 ぐいっと胸の谷間を広げたところ、ストンと下に沈んでしまい、更に状況は悪化。
 どうにか谷間を寄せ合わせ、ぐいぐいと上に押し上げることで口元まで運び、壱也の胸元に押し付けていく。
「な、なによ?」
 終始その映像を見せ付けられた壱也の表情は、何処と無く憂いを秘めている。
「なんでもないわよ、って!?」
 ぐいっと押し込まれたバトンにより、確かに胸元に収まりはしたが、別の弊害が発生する。
「うわあやだこれええ! ……ないから挟んだら水着浮くじゃない!」
 つまり、彼女の胸の厚みはバトン以下という事だ、何とも大胆な暴露である。
「こ、こうなったら1位で帰ってやる!! 絶対!! 水の抵抗も少ないから早いんだからね!!」
 最早ヤケッパチと、綺麗に水へと飛び込む壱也。
 一方、赤組の方はティオの水着の形状では挟むには容易いが飛び込めば簡単に落ちてしまう。
 ゆっくりと水の中に入り、ティオも優雅な背泳ぎで追いすがる。
 そしてカメラの向かう先は……これ以上言うのも野暮というものか。
(「極少数のマニア向けの撮影もやっぱニーズに応えないと、だよね」)
 ありがとう御座います。
 唯一カメラを向けていたのは夏栖斗なのだが、悲壮な表情を浮かべながら彼女を見上げるようにして潜水して追いつき、揺れる事の無い胸元を捉える。
 壱也に沸き立つ憤怒の炎はさながらエンジン内で爆発する業火の様、既にそれは殺意の領域にまで押し上げられながら加速は留まらない。
 双子島を浮かべて泳ぐティオとかなりの距離差をつけ、一気にゴールへと飛び込むのであった。
 
「おいこら御厨ぁっ! 今日こそ潰す!」
「な、泣くなよ!?」
「泣いてなんかないわよ! 殴る!」
「ぐぶぁぇっ!?」
 人間が水切り石の様に水面を五回跳ねたり、バックに明菜から新曲のエンディングテーマを提供されつつ閉幕。
 今日も三高平は平和です。

■シナリオ結果■
成功
■あとがき■
 大変長らくお待たせしまして、申し訳御座いません。
 如何でしたでしょうか?
 初めてのイベントシナリオということもあり、緊張しました。
 皆さん思い思いのプレイングで溢れていたので、繋ぎ合わせて一つのストーリーにするのはとても楽しかったです。
 もっと早く整理出来る様にしたい所存ですが……、で、出来る様になりましたら、こんなイベントシナリオもやるかもですね。
 ところで一つだけ気になったのは、夏栖斗さんのCQという単語です。
 無線用語だと全局一括に通信を行うような行動の略称にもなるし、HQの間違いだったのかとも思ったのですが、前者と言うことで描写させていただきました。
 因みに、スカイウォーカーの人たちが言うHQ(ヘッドクォーター)とは本部という意味だったりします。
 さて、DNについて聞き出せた情報はまた次のシナリオで明らかにしたいと思いつつ、締めくくりたいと思います。
 ではでは、ご参加いただきありがとう御座いました!