●土系エリューション・エレメント 「土系のE・エレメントが三ッ池公園に現れた」 『リンク・カレイド』真白・イヴ(nBNE000001)はそう言って拡大した広場を画面に表示させた。 「現れたエリューションはフェーズ2、数は5体……だけど、微妙に個体差がある」 言いながら彼女が端末を操作すると、5体のエリューションも画面に現れる。 大まかに人型という点は共通していたが、E・エレメントたちの与える印象はかなり異なっていた。 「総じて耐久力が高いし、状態異常にも掛かり難い」 それじゃ、順に説明。 そう言って彼女は、1体目のE・エレメントを指し示した。 「これが本当に『土』のE・エレメント。体がエリューション化した土で構成されている」 5体の中で最も平均的な、能力的には特化した部分のない存在らしい。 「攻撃は殴るだけで、威力も程々くらい。ただ、このエリューションは他の4体のダメージを回復させる能力がある」 自身の一部で相手の負傷した箇所を付ける事で補修するという能力があるらしい。 個体そのものは危険とまでは言わないが、他とエリューションの事まで考えると、放っておけない相手かも知れない。 「2体目は『岩』で出来たE・エレメント」 これも攻撃は近距離の相手を殴るだけだが、威力はかなり高い。 加えて体が硬く、物理的な防御力もかなり高いようだ。 ただ、鈍器系の武器等による物理攻撃には得意の防御力が発揮できないようである。 「動きは雑だけど、攻撃する時の力任せの動きには注意して」 ありえないようなミスをしたり簡単に攻撃が命中したりすることもある反面、こちらに防御させないような凄い攻撃を繰り出したりもするらしい。 「3体目は『泥』で出来てる」 その泥、体の一部を投げつけ此方の武器等に絡み付かせ、攻撃力を奪うという戦い方をしてくる。 動きそのものは早くはないが、変な動きをするせいで戦い難い相手らしい。 「4体目は『砂』 他と比べると動きが機敏。その体の砂を爆発させるみたいに撒き散らして広い範囲を攻撃してくる」 撒き散らす砂の威力そのものは低いが、直撃を受けた者の動きを鈍らせる効果があるようだ。 「5体目は『砂利』 攻撃方法は砂と同じだけど、こっちの攻撃はかなり痛い」 ただ、こちらはダメージを与えてくるだけで特別な効果等はないようだ。 「5体は今はまだ広場にいる」 動き回ったり公園の外に出る前に、みんなの手で退治して欲しい。 イヴはそう言って、集まったリベリスタたちを見回した。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:メロス | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年09月03日(月)22:42 |
||
|
||||
|
■メイン参加者 8人■ | |||||
|
|
||||
|
|
||||
|
|
||||
|
|
●5体のE・エレメント 「三ッ池公園、安定にはほど遠い場所だ」 だからと言って敵を見逃す理由にはならない。 「これ以上の崩壊を進ませる訳にはいかないからだ」 岩や砂の防御用にとゴーグルを装着し、土や砂利に動きを阻害されないようにとマントを纏い。 泥に足下を取られない様にコンバットブーツを装備して。 『T-34』ウラジミール・ヴォロシロフ(BNE000680)は呟いた。 「久しぶりの三ッ池公園ですが、きっちり倒して静かな公園を取り戻しましょう」 雪白 桐(BNE000185)はそう言って、今回の依頼に想いを馳せる。 (似た依頼が幾つか出てるようですし) 「ここは負けたとか無様を晒したくもないですしね」 このチームの戦う相手は、土系E・エレメント5体。 「三ッ池公園は相変わらず、色々な危険に満ちた場所のままです」 『おとなこども』石動 麻衣(BNE003692)小さく呟いてから、気持ちを切り替えるように敵となるE・エレメントの事を考えた。 「いずれも耐久力に優れている以上、長期戦になりがちなところが注意点ですね」 (ですのでダメージコントロールを行うことがいつも以上に大変な気がします) 自分も回復だけでなく、必要に応じて攻撃等を行っていく必要があるかもしれない。 「三ツ池公園か。初めて入ったわ」 ここで騒がしかった頃、開店休業してたもんで。 『闘争アップリカート』須賀 義衛郎(BNE000465)はどこか柔らかを含んだ声で口にしながら、油断なく辺りを窺った。 「……エレメント……闘うのは初であるが……さて、どれほどか……」 両手にクナイを持ち、何時でも戦闘に入れる態勢を整えたまま『宵闇の黒狼』三条院・詩姫(BNE000292)が小さく呟く。 「耐久力が高くて、状態異常も効き難いとなれば長期戦必死だね」 四条・理央(BNE000319)はフォーチュナから聞いた情報を思い返しながら、自分の意見を口にした。 一方、『デストロイド・メイド』モニカ・アウステルハム・大御堂(BNE001150)は…… (火は主人公、水はヒロイン、風はイケメン、地は……) 「地属性ってなにかと不遇なイメージですよね。地味ですし」 そんな事を切々と感じていた。 (実際に今回のE・エレメント騒動の中でここの志望者が一番少なかったような気もしますし) 「しかし大地を司るというのは想像以上に恐るべきものです」 (要は陸地における自然全体を司る事と同義ですからね) 「地味ですが」 自分で盛り上げようとしてもそれを突き落とす、もう一人の自分を止められない。 いや、自分たちの戦う地属性が、それだけの凄さを持っていないという事でもあるのだろう。 つまり地属性は凄いが、今回の地属性たちは凄くないということか。 もちろん、油断する気などさらさら無いが。 「いやー、アークに来てからというもの単純なエリューション退治というものがなかなか無いもので」 (かつての自分の世界の狭さを感じさせられますねえ) 『ブラックアッシュ』鳳 黎子(BNE003921)は呟き、思いながら、双子の月をそっと撫でた。 「まあ今回はその単純なエリューション退治です、やっちゃいますかー」 リベリスタらしく、まじめに。 8人は慎重に、問題の広場へと近付いていく。 ●広場へ、戦闘開始 念の為奇襲に警戒し、黎子は岩や泥等それらしいものがないか周囲に気を配る。 桐も敵が地形に紛れていないかを警戒した。 現場にある程度近付いたところで能力を使用し、視覚と聴覚の両面で付近を調査する。 ウラジミールも能力を駆使し、土や砂の乱れ具合、混ざり方の差異等に注意を払った。 モニカも敵が地面に似たその姿を利用して、公園環境に合わせた迷彩効果を狙う可能性を考慮していた。 特に砂場などは砂のエレメントが隠れる場所として好都合である。 彼女は透視や熱感知を利用し調査を行おうと考えていた。 8人は急ぎつつも警戒を怠らず、問題の広場へと到着する。 そして、5体のE・エレメントたちを確認した。 5体は広場で、少し離れて存在していた。 砂のE・エレメントは砂場の近くにいたものの……リベリスタたちを確認すると、そのまま一行に近付き始める。 そういうのを利用しようという知性や本能がないのだろうか? あるいは、未だそこまで成長していないのだろうか? だから地味なのか。成長すればもっと派手になったり賢くなったりするのか? けど、それで利用してたら今度はセコいとかあざといとか言われるのではないだろうか? 地属性は。 どうなのだろうかと考えるモニカとは対象的に、ウラジミールは端的に告げ前進した。 「任務を開始する」 リベリスタたちとE・エレメント。 両者はそのまま、距離を詰めていく。 戦いの火蓋を切ったのは、砂のエレメントの攻撃だった。 砂嵐と呼ぶのが相応しい、一瞬視界が塞がるほどの砂が広場に撒き散らされ、再びエレメントに戻っていく。 飛び散る砂は破壊力という点では決して高いものではなかったが、そこには直撃を受けた者の動きを鈍らせる力が籠っていた。 もっとも、義衛郎、麻衣、ウラジミールらの3人はそれらへの耐性を所持している。 気に留めることなく動きを維持しながら、寧ろギアを切り換えることで速度を増しながら。 義衛郎は土のE・エレメントへと接近を開始した。 彼の序盤の役目は、その抑えである。 「補給を叩くのは戦術の基本」 (だっけ? アークに来たばっかりのときに、訓練でそんなような事を教わったわ) 思い出しながら彼は、土で出来た存在と対峙する。 「……任務を開始する……速」 詩姫も同じようにギアを切り換え、全身の反応速度を向上させた。 桐も味方の攻撃範囲に注意して移動しながら、岩のエレメントと対峙した。 「硬さ・力自慢ですか、ならその自慢を粉砕して差し上げますよ?」 語りかけるように口にしながら、生命力を戦闘力へと変換する為に。 自身のリミッターを、解除する。 土のエレメントは義衛郎に向かって土の腕を振りかぶった。 見た目以上に機敏な動きで振るわれた腕が、彼の体を直撃する。 それなりに強力な一撃ではあるが、まだ危険という程ではないだろう。 麻衣はそう判断しながら周囲の魔力を自身へと取り込み始めた。 彼女を庇えるように位置を取りながら、ウラジミールが防御のオーラを身に纏う。 続いて動いたのは泥と砂利のエレメントの2体だった。 爆発でも起こったかのように撒き散らされた砂利は、少し前の砂とは比べものにならないだけの破壊力を持っている。 その威力は未熟な新米リベリスタであれば一撃で倒されかねない程に強力だった。 幸いというべきか、この場には未熟なものは一人も居ない。 とはいえ連続で受ければ、耐え切る事が難しいのも事実である。 続く泥のエレメントは義衛郎を攻撃し直撃させたものの、そのダメージは決して大きくはなかった。 武器に纏わりつき力を封じようとする泥を、彼は耐性を用いて排除する。 先ず、敵の数を減らすために。 「ちょっとくらい硬かろうが、私には関係ありませんねえ」 嵐のように、周囲に無数カードを舞い踊らせるように浮かべながら、黎子は土のエレメントへと接近した。 「存分に踊らせてもらうとしましょう!」 その内の一枚から、死の運命を選び取る。 理央は中衛的な位置を取りつつ、味方へと守護結界を展開した。 直後、岩のエレメントがその逞しく硬い腕を振るって桐を殴りつける。 「地属性だけあって中々に堅そうですね」 モニカはそんな感想をもらしながら虎殺しを、自身の開発した対物重火器をエレメントたちへと向けた。 「神秘攻撃に切り替えた方が良いのかもしれませんが、そんな面倒私はやりませんよ」 可能な限り多数を巻き込む為に。それだけを意識して位置を取りながら……能力を発動させる。 動体視力が急激に上昇し、戦いの風景がまるでコマ送りにされたかのように変化していく。 準備は整った。 後は敵を。 我らが牙に、かけるのだ。 ●両勢、譲らず 回復はさせない。 土のE・エレメントと対峙しながら義衛郎は鮪斬と柳刃を構えながら幻惑するように自身の動きを変化させた。 エリューションがその動きに引き付けられた所で隙を突くようにして鋭い斬撃を放つ。 その間も、敵の動きから気は逸らさない。 他のエレメントに近付くそぶりを見せたら直ぐに妨害できるように。 (まあ最初にこいつに攻撃を集中させて潰す手筈なので、大丈夫でしょう) そう思いつつも、警戒は怠ることなく。 速度を高めた彼にやや遅れて、再び砂のエレメントが爆発させるかのように砂嵐を巻き起こす。 攻撃に耐えつつ詩姫は敵の動きに集中する。 斬撃が効き難いと聞いた桐は、攻撃の仕方を変化させてみた。 剣の腹を使って、まんぼう君を鈍器の様に使用して攻撃を行う事にしてみたのである。 もっとも、籠める力は今迄の戦いと変わりない。 全身の闘気を爆発させながら、一撃をエレメントへと叩き込むのだ。 本来とは異なる使い方故に武器は従来通りの破壊力を発揮できなかったが、エレメントの守りの力を減じる事には成功しているようだった。 少々ではあるが、そのまま斬撃を浴びせるよりは効果的のようである。 黎子が土のエレメントの攻撃を絶妙の動きで回避するのを確認しつつ、麻衣は詠唱によって癒しの福音を響かせた。 「油断するな」 ウラジミールが邪気を退ける光を放ち、皆の異常を回復させる。 泥のエレメントは義衛郎への攻撃が効果が無さそうと認識したのか、予測し難い動きをしながら後衛達へと近付き始めた。 それを確認したウラジミールは理央へと連絡する。 一方で砂利エレメントの方は砂とほぼ同じ位置で再び周囲へと全身の砂利を爆散させた。 攻撃に怯むことなく黎子は再び死のカードに手を伸ばすが、引き方に納得がいかずに再度選択からやり直す。 命のやり取りがある場面でも、或いはだからこそ、彼女は自身の主義を覆さない。 理央は泥のエレメントの移動を妨害するように位置を取りながら、癒しの福音を響かせた。 岩のエレメントは既に桐しか目に入らないとでも言わんばかりに岩の拳を彼に振い続ける。 そしてモニカが、銃撃を開始した。 広場の一角に銃弾の雨が降り注ぐ。 吹き荒れる嵐のような猛撃は、消耗に相応しい破壊力を持っていた。 それでも……エレメントたちもまた、地の属性らしき高い耐久力を持っていたのである。 攻撃力ではリベリスタたちが、耐久力ではエレメントたちが勝っていた。 もっとも、リベリスタたちの耐久力とて低い訳ではなく、エレメントたちの攻撃力も充分な破壊力を持っていたのである。 幾人かが予想した通り、戦いは長期戦の様を呈し始めていた。 ●戦いの趨勢、そして決着へ 「……初撃が浅いなれば……次撃を穿てば良い……連」 連続で二つの攻撃を同時に放ち手応えを確認すると、詩姫は一旦距離を取った。 そして苦無で牽制するように砂利のエレメント攻撃していく。 黎子と義衛郎が土のエレメントを攻撃し、桐は岩のエレメントを抑えていた。 そしてモニカが出来る限り敵全てを狙える位置を取りながら、消耗を厭わず攻撃し続ける。 ウラジミールは砂のエレメントを牽制しつつ邪気を退ける力を振るって味方の異常を回復し続けた。 そして麻衣と理央は仲間たちの癒しに専念する。 それでも、敵の攻撃は2人の回復量を上回っていた。 特に砂利のエレメントの全体攻撃は強力だった。 加えて前衛たちはそれぞれ対峙する敵からも攻撃を受けていたのである。 特に桐は、自身の持つ高い再生能力を駆使して何とか前線を支えていた。 岩のエレメントの攻撃は強力だったが、大振りな為か完全に空振りする事も少なくなかったのである。 それらの隙を利用して桐は癒しを受けながら自分の身を再生させ……それでも負傷は蓄積していたが、何とか戦闘を続行していた。 (まずは1体でも倒すことにより段々と戦闘におけるバランスを私たちの方に天秤が傾くように削ることが大切です) 麻衣はひたすら詠唱を続け、周囲の魔力を吸収しながら清らかな存在へと呼びかけ続ける。 一方で理央は、対峙した泥のエレメントによって窮地に陥っていた。 攻撃力そのものは大した事のないその敵は、結果としてチームの継戦能力を大きく減じさせようとしていたのである。 投射された泥によって攻撃力を減じられた結果、理央の回復能力も結果として減退してしまったのだ。 詩姫は理央を援護すべくと泥のエレメントを攻撃したが、今までの攻撃で限界に近かった彼女の身体は、新たな負荷に耐え切れなかった。 攻撃を避け切れず、そして耐え切れず……ついに力尽き、膝折れ、彼女は地に崩れ落ちる。 だが、それによって僅かな間だが理央は本来の回復力を取り戻す事ができた。 そしてその間に、義衛郎、黎子、モニカらの攻撃によって、最初の目標である土のエレメントが撃破されたのである。 次の目標である砂利のエレメントへの攻撃が開始された。 できるだけ早く、岩のエレメントと戦う桐の援護に向かえるように。 義衛郎は幻惑の動きからの鋭い斬撃を繰り返し、黎子も死のカードでエリューションの運命を削り取っていく。 その間も桐は岩のエレメントと対峙し続けた。 敵の動きに充分注意を払い、蹴りや体当たり等も警戒する。 そして自分を巻き込むように飛んでくる砂や小石等は、剣を利用して顔や急所への直撃を可能な限り避ける。 だが、この状態で回復の一端を担っていた理央の力が限界に近付き始めた。 麻衣はマナコントロールによって消耗してはいても多少の余裕はあったが、二人の内の一方が欠ければ……半減とまでは行かないが、回復力は大きく減少する。 負傷は蓄積し、前衛たちは運命の加護によって限界を超え戦い続けた。 そして理央も、加護によって身体だけではなくリベリスタとしての力も振り絞って、限界を超えて癒しの力を行使する。 ギリギリの戦いの中で桐は闘気を爆発させた一撃で、ついに岩のエレメントを打ち砕いた。 組み合わさっていた岩の塊たちは結合力を失ったようにバラバラになり、個々の岩も砕け散るように……粉々になって、地に落ちる。 けれど、桐の力も……ほとんど、全て、使い果たされてしまっていた。 砂利のエレメントの嵐のような攻撃に耐え切れず、少年の身体も大地に横たわる。 だが、続くモニカの銃撃、義衛郎の剣技、黎子の操る死のカードが、砂利のエレメントの力の全てを奪い取った。 これによって戦局は、大きくリベリスタ側に傾いたのである。 残るエレメントは、砂と泥。 どちらもやっかいな存在ではあるが、戦局をひっくり返すような戦力は持っていない。 そして、リベリスタたちに油断はなかった。 義衛郎は仲間たちと声を掛け合う事で、意志の疎通を行いながら戦闘続行する。 麻衣が変わらず回復に専念する一方で、ウラジミールが攻撃に加わった。 時間そのものは、そこに至るまでに近しい時が流れたかもしれない。 だが、戦況に変化は訪れなかった。 「さあ、ジョーカーが配られるのは……貴方です」 黎子の放ったカードによって、最後まで残っていた泥のエレメントも力を失い……広場に泥溜まりとでも呼ぶべきものを残して、消滅する。 こうして長い戦いは、リベリスタたちの勝利によって幕を閉じた。 「普段、気に留めていない物でも、エリューション化すると厄介だな」 義衛郎が呟き、詩姫が軽く頷いてみせた。 「……土だけありタフな相手であったな……」 傷の痛みを堪えながら、彼女も静かに呟く。 撃破後も直ぐには構えを解かず周囲を警戒していたウラジミールは、残骸達に変わりがない事、別の存在が現れない事を確認すると、ようやく構えを解いた。 「任務完了だ」 短く、確認するように口にする。 お疲れ様でしたと義衛郎は皆へと声をかけて、麻衣も残った力で仲間の傷を癒して。 戦いを終えた8人は、三ッ池公園を後にした。 新たな任務に、備える為に。 |
■シナリオ結果■ | |||
|
|||
■あとがき■ | |||
|