●公園に、現れるもの 最初にふいたのは、ただの風だった。 封鎖され憩いの場では無くなった三ッ池公園のとある広場に、涼しさを運ぶ一陣が静かに舞った。 けれど、その風はそのまま通り過ぎることなく……広場の中央に引き寄せられでもするかのように集まって、渦を巻き始める。 小さな風の渦は消えることなく、次第に半透明の……色を、形を、手に入れた。 風にあおられた葉が枝を離れ竜巻の上へと舞い、次の瞬間、無数の残骸と化して地面に落ちる。 小さな竜巻はその場を動くことなく唸りを上げ……その数を、増やし始めた。 ●風のエリューション 『リンク・カレイド』真白・イヴ(nBNE000001)が端末を操作すると、ディスプレイに半透明の何かが表示された。 デフォルメされた竜巻か何かのような……そんな風に表現すれば良いのだろうか? 「風のE・エレメント。フェーズは2」 イヴはそう言ってコンソールをたたき、詳しいデータを表示させた。 数は全部で5体。 「空気のような外見で、物理的な攻撃は極めて効き難い」 反面、神秘攻撃に対してはそれほどの防御力はないようだ。 「攻撃の命中と回避の性能は、ほどほど。ただ、速度はすごく早い」 そして、その速度を活かした攻撃を行ってくるとフォーチュナの少女は説明した。 「ソードミラージュの人の能力みたいな感じ。速度が高いと攻撃力が上昇する」 また、その攻撃は全力移動した後に行う事が可能なようだ。 「ハイスピードアタックみたいな感じ。重圧を受けたり連続攻撃してくる事はないけど」 それでも、それだけ移動しながら攻撃を行えるというのは充分な脅威である。 加えて、自分の速度と回避能力を上昇させる能力も使用してくるようだ。 「あと、もうひとつ……空気みたいな存在だから、移動を妨害するのは難しいと思う……」 ブロックができない、つまりは後衛が容易に攻撃を受ける可能性がある。 「いつもと勝手の違う戦いになるかも知れない」 充分に、気を付けて。 イヴはそう言って、リベリスタたちを送りだした。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:メロス | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年09月03日(月)22:40 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●風より生れしもの 「見えないってぇ訳じゃなそうだけど物理攻撃きかないのかぁ厄介だねぇ」 でも戦闘は面白いに越したこたぁないぃ。 『外道龍』遠野 御龍(BNE000865)は呟いた。 (なぜなら我は戦闘に生きる者) スリルの為にすべてをささげてもいい。 物理が効かないならそれ以上の物理ダメージを与えればいいことだ。 「私達が相手する風ですか~」 ユーフォリア・エアリテーゼ(BNE002672)も対峙するエレメントの事を考えながら、のんびりと口にした。 (私は速さに誇りを持つタイプじゃないですが~) 「速さを誇りにするソードミラージュなら~、誇りにかけて先手を取ろうとするでしょ~ね~」 どれだけの力を持っているのか? そして、そんな存在が当り前のように生れてしまうこの公園は……いつになったら、日常を取り戻せるのか? 「三ッ池公園は相変わらず、色々な危険に満ちた場所のままです」 『おとなこども』石動 麻衣(BNE003692)は呟いてから気持ちを切り替えると、戦う事になるE・エレメントについて告げられた情報を再確認した。 「今回の敵は風系E・エレメント5体」 速度や回避に優れ、まるでソードミラージュのような敵。 「攻撃方法こそ単純ですが、常に先手を取られやすく攻撃を当てにくそうな敵です」 (私も回復だけでなく、必要なら積極的に攻撃を行いませんと) 「情報の通りなら、アタシは比較的愛称はよさそうだけれどね」 『重金属姫』雲野 杏(BNE000582)もそう言いながら、敵の能力と自身の能力を比較する。 (攻撃するなら物理より神秘の方がよさそうだし、敵の攻撃に対する防御もアタシなら元々それなりにあるわ) 問題は敵の攻撃が何処に集中するか? 「ま、気を抜かない様に行きましょ」 気負わず、油断なく、いつも通りの様子で彼女は口にする。 「土・水・風のE・エレメントが同時に出現――?」 呟いた『運命狂』宵咲 氷璃(BNE002401)の顔には、微かに懸念の色が浮かんでいた。 (炎帝竜が原因で火のE・エレメントが現れるように、炎帝竜に近い存在が出現しようとしているのかしら?) 「願わくば、私の考え過ぎであって欲しいけれど……」 呟く彼女の傍らで、『エターナル・ノービス』メイ・リィ・ルゥ(BNE003539)も不安げな表情を浮かべていた。 「竜巻って怖いよね。」 (家を壊したり、大きなダンプとかも巻き上げちゃうもんね) 「普通の竜巻でもそんなに凶暴なのにエリューション化してるなんて、ガクブルだよね」 口にすると、かえって怖さが増してしまったような気分になる。 そんな彼女を守ることを任と決めた、『騎士の末裔』ユーディス・エーレンフェルト(BNE003247)も、エレメントについて想いを馳せていた。 「風は何事にも縛られない」 (自在に駆け行く竜巻く風……エリューション化した自然現象か) 「確かに厄介な相手ですね」 従来の戦い方が通用しない相手……戦いはどのような経過を辿り、決着を迎えるのか? 「三ツ池公園か……」 かつての決戦の跡。 「俺はあの作戦には参加していなかったが……」 未だに残るあの大穴がそれだけ大きな戦いであった事を教えてくれる。 『閃拳』義桜 葛葉(BNE003637)は大穴を見通すように向けていた視線を、現実へと戻した。 「さて、今回の敵は風のE・エレメントか……」 呟く、拳に力を籠める。 同じように、言葉にも力を籠めながら……青年は語りかけるように、誓うように。 未だ見ぬ敵に、宣言した。 「その速さ、我が拳にて捉えてみせよう!」 ●風刃 「単純な正面からの殴り合いになる、か」 葛葉は静かに呟いた。 地力で負けている心算はないが、敵は物理に対しての抵抗が高いと聞いている。 (ならば……こちらもそれなりの対応をせねばならん、か?) フォーチュナから聞いた情報を基に既に対策は考えてある。 それを如何に上手く活用するか。 「敵の動きを阻めないなら、乱戦で戦うだけよ」 (神秘攻撃がメインなら大した脅威では無いわ) 氷璃は広場に到着すると、奇襲を警戒しつつE・エレメントの姿を探した。 渦巻く風の姿というのであれば、その音は遠くからでも聞こえる筈。 考えながら視線を向ければ、隠れる様子も無く、広場中央付近に半透明の竜巻のような何かが存在している。 8人はある程度散開するようにそれぞれ位置を取った。 通常の前衛後衛布陣は効果が薄そうと考えてのことである。 敵が全力移動後にそのまま攻撃できることも踏まえ、リベリスタたちは充分に距離を取った状態で陣形を整えた。 皆で確認し合いながら複数攻撃に巻き込まれない程度の距離を取る。 氷璃は多くの敵を射程内に収められるようにと中央付近に位置を取った。 8人は接近を開始し、E・エレメントたちも距離を詰めながら、その速度を増す。 それに続くようにして8人も動く。 先陣を切ったのはユーフォリアだった。 敵が自身より速度で勝ると判断した彼女は、ただちに攻撃を開始する。 移動してそのまま攻撃可能な一体を標的に定めると、彼女は踏み出しながらチャクラムを構えた。 「物理に強くても~、神秘に弱いならなんとかなります~」 惑わすような動きから生み出された幻影を利用してE・エレメントに鋭い一撃を見舞う。 氷璃は射線を確保するように低く飛びながら複数の魔方陣を展開し、自身の魔力を増大させた。 葛葉は先ずはといつでも動ける態勢で状況を観察し、麻衣は周囲の魔力を吸収する事で自身の力を高めていく。 ユーディスも全身のエネルギーを防御に特化させる事で完全なる防御態勢を取り、杏もE・エレメントたちの動きを確認しながら自分を中心に魔方陣を次々と組み上げ魔力を爆発させた。 (あれ? よく考えると、とことん戦う依頼って初めてだった) 「……なんか足ががくがくしてきた気がするかも……」 (でも、神秘攻撃に対する防御は大した事ないって言うなら、ボクの攻撃も役に立つかも知れないって訳で) そう自分に言い聞かせ、メイは手の中に聖なる光を創り出した。 厳然たる意志を籠め放たれた光はエリューションたちを包もうとするものの、風のエレメントたちは機敏な、高速な動きでその輝きを掻い潜る。 時間をかけて狙いを定めるべきだろうか? 考えを巡らすメイに続くように動いた御龍は、全身に破壊の闘気を漲らせた。 状況を確認した葛葉は、ユーフォリアが攻撃したエレメントへと狙いを定める。 (奴らの纏う風ごと俺の拳で打ち砕く!) 「……義桜葛葉、推して参る!」 強引な踏み込みで相手の間合いを奪いながらクローを振るい、気迫を籠めた一撃で相手の態勢を崩す。 直撃を受けたエリューションは、速度と動きを鈍らせた。 もっとも、それも一瞬のことである。 E・エレメントは機敏な動きで間合いを取り戻すと、葛葉に、リベリスタ達に向かって風の刃を振るい始めた。 ●渦巻く風たち ユーフォリアと葛葉に攻撃を受けたE・エレメントの1体がその場で音を立ててカマイタチを引き起こし、もう1体も吸い寄せられるように移動して唸るような音を立てる。 葛葉は鋭い斬撃によって出血したものの、ユーフォリアは機敏な動きで風刃の直撃を回避した。 もっとも、流石に完全には避け切れない。 残りの3体も緩やかに弧を描くような軌道で氷璃、ユーディス、御龍へと襲いかかった。 風は空気を切断するような音と共にリベリスタたちをも切り裂き、その身から血を流させる。 速度を増した風の刃は、本来以上の鋭さで一行を傷付けた。 ダメージは大きい。だが、即座に戦闘に支障を来すほどではない。 「今日は張り切って~、いつもより多めに分身しちゃいますよ~」 対峙する2体に向かって、ユーフォリアは速度を上げながら無数の幻影を展開させた。 それに隠れるようにして刃を繰り出し2体のエリューションへと斬撃を浴びせていく。 攻撃してくるE・エレメントと対峙しつつその先に2体を確認した氷璃は、敵に狙われるのも構わず3体を捉えられる位置へと移動した。 高速詠唱によって時を置かず、自身の血を触媒に黒の鎖を創り出す。 (そんなモノを得なければ自由なままで居られたのに) 「色を得た事、形を得た事、その不幸を呪いなさい」 放たれた黒鎖が半実体のような風達へと襲いかかり絡み付く。 「随分と頑丈な様子だが……さて、これならばどうだ?」 攻撃した1体の纏った風を打ち砕けたことを確認した葛葉は、拳を捩じり込むように命中させると破壊の気をエリューションへと叩き込んだ。 物理攻撃の効果を減じる不完全なその実体も、放たれる気に対しては無防備な姿を曝け出す。 直撃を受けたE・エレメントは一時的にその動きを封じられた。 麻衣は邪気を退ける光によって仲間たちの傷を浄化し、ユーディスは対峙した1体に注意しつつメイを庇えるように位置を取る。 敵の数が減るまでは彼女の護衛を優先するというのが彼女の方針だった。 攻撃はあくまで、メイが狙われなさそうな時のみである。 一方で、高めた魔力を基に強力な雷を創り出した杏は、それを周囲一帯に拡散させるように解き放った。 風のエレメントたちは機敏な動きで直撃は回避するものの、それでも無視できないだけの破壊力を維持した雷撃が、荒れ狂いエリューションを打ち据える。 続くメイは攻撃も考慮していたものの、味方の様子を見て本来の役割を果たすべく詠唱を開始した。 ユーディスちゃんがかばってくれるけど、やっぱりへっぽこで。 (よわよわな自分が堕ちないように) 「役たたないだけならまだしも、すぐ堕ちたらただの足手まといだモンね」 倒れずに、最後まで味方を回復し続ける。 それが癒し手の役割だから。 巻き起こった、E・エレメントたちとは違う力を秘めた存在が、癒しの微風が、氷璃の受けた傷を癒す。 御龍は全身の闘気を爆発させ一撃を繰り出したが、その攻撃を風は高速で回避した。 簡単には直撃させられないと踏んだ彼女は、己の武器である巨大な鉄塊を構えたまま敵の動きを、機を、窺うように意識を集中させる。 1体は黒鎖に封じられたままだったが、残りの風たちは再び唸るような、引き裂くような音を立てながらリベリスタたちに襲い掛かった。 絶えず移動しながら暴れ回るようだったその攻撃は、すぐに幾人かの対象に集中するように収束されていく。 能力を使用するまでも無く氷璃はそれが何なのか理解できた。 恐らく複数を攻撃してくる相手を脅威と認識しているのだろう。 E・エレメントたちの攻撃は、次第にユーフォリア、氷璃、杏の3人へと集中し始めたのである。 ●流れの先 (俺の拳は、一つの物しか殴れん) 「……ならば、こうすべきが正しいだろう」 葛葉は最初に攻撃を集中され始めた氷璃を庇うように位置を取っていた。 「悪いが、早々うちのメンバーを叩かせる訳には行かないな……どうしてもというなら、推し通れ」 意識を周囲に向けながら、エリューションと氷璃の位置を確認する。 攻撃は一時中断する事になるが、全体へのダメージを考えれば。効率を考えれば。 とはいえどれだけ頑張っても、彼が庇えるのは一人が限界である。 「ちょっと、こっち庇ってくれないと持たないわよ!」 防御に専念しながら呼び掛けつつも、それが難しい事は口にした杏本人が充分に理解していた。 (ま、事前に打ち合わせして無い事だから対応できなくても仕方ないわね) 葛葉とユーフォリアの攻撃で弱っていた1体を仕留めた辺りで、自分への敵の攻撃が増え始めた気がする。 麻衣とメイは回復に専念してくれているが、それでも速力を増した風たちの攻撃は強力だった。 神秘能力による攻撃に対して高い防御力を持つ杏にしても、負傷の蓄積は免れない程である。 (この場合は、アタシが囮になるのがいいかしらね) 正直厳しいが、味方が攻撃する隙が作ればそれが突破口になるかもしれない。 「アタシがひき付けている間に皆は攻撃を!」 決意し、運命の加護を信じて、仲間たちに呼びかける。 杏とは対象的にユーフォリアの方は、直撃は受けないものの攻撃の威力を減じられずに負傷を蓄積させていた。 もっとも、危険な状態になっても彼女の醸し出す雰囲気は変わらない。 運命を手繰り寄せ危機を凌ぐ状態になっても彼女は流れるような動きでチャクラムを揮い、投射し、エレメントたちへダメージを蓄積させていく。 麻衣とメイは味方の回復に専念していたが、負傷の蓄積を止める事は難しかった。 2、3人に攻撃が集中するというのは、癒し手たちにとって微妙に難しい状態なのかも知れない。 それでも、ふたりは仲間たちを信じ自身の力を癒しの風へと、福音へと転化させ続ける。 いつでも庇えるように位置を取りつつ、ユーディスも十字の光でエレメントを攻撃した。 直撃を受けたエリューションは彼女に意識を向けはするものの、意志を取り戻し元の対象の周囲を暴れ回る。 そんな風たちに御龍は闘気を籠めた一撃を叩き込んだ。 全身の闘気を爆発させた強烈な一撃は、物理攻撃の効果が薄い風のエレメントたちに対しても充分な威力を発揮していた。 「風に言葉が通じるかわからぬがな。物理が効かぬというが、我は物理専門でな。この攻撃ならどうだ?」 破壊の一撃を浴びせながら彼女は不敵な笑みをエリューションらに向ける。 戦を好み闘いに狂う彼女ではあるが、戦況を見る目は冷静だった。 攻撃によって敵を引き付ける事はできないようである。 それならば自分にできるのは、出来るだけ早く敵を減らすことだけだ。 だが、只々攻撃を繰り出しても回避されるだけである。 彼女は再び冷静に、敵の動きに集中する。 風たちは荒れ狂い、それでも執拗に杏やユーフォリア、氷璃を庇う葛葉を攻撃し続けた。 それでも、運命の加護も加え耐えながらの攻撃が続けられ、更に1体が消滅する。 残りは3体。 リベリスタたちの負傷も一部は危険な状態まで蓄積しているその状況で……戦局は、一気に動いた。 ●嵐の終わり エレメントたちの攻撃を凌いだユーフォリアが、再び無数の幻影を生みだしながら高速の連続斬撃を繰り出した。 続くように氷璃が3体全てを狙える位置を取り、高速詠唱で生み出した血の黒鎖をE・エレメントたちに叩きつける。 負傷の蓄積した1体が、風がほどける様に拡散し……彼女の記憶に留まるように消滅した。 対峙していたエレメントの消滅を確認した葛葉は、他のエレメントへと距離を詰め間合いを奪うように攻撃を仕掛ける。 それによって動きを鈍らせたエリューションに、ユーディスは重槍を振りかぶった。 破邪の力を帯び輝きを纏った穂先の直撃によって、更に1体が消滅する。 攻撃から解放された杏が、生み出した雷を最後の1体へと叩き込んだ。 そして御龍が続くように、真・月龍丸を振りかぶる。 彼女の闘気を帯びた巨大な斬馬刀は、叩き潰すようにE・エレメントを引き裂き、消滅させた。 その激しさと危険さを思えば呆気ないほどに。 風のエレメント達は消滅し……広場に舞っていた風が、木の葉や砂埃が……治まり、地に落ち始める。 しばらく警戒したものの、変化はなかった。 寧ろ広場は穏やかさを取り戻し、風が止んだことによって夏の暑さが周囲に戻り始める。 完全にエレメントたちが消滅した事を確認すると、リベリスタたちは緊張を解いた。 あれだけの存在を誇示していながら、すでに此処にはもう……何も無い。 あるいはそれこそが、風らしさ、とでも言うべきなのだろうか? 「さて、他の場所にも似た様な物が現れたというが……」 (何か関連性があるのかどうか……) 一息つけた葛葉は、公園の他の場所にも現れたというE・エレメントたちについて考えてみた。 「ところで、雷のエレメントって出ないのかしら」 ほら、水と風が合わさると発生しそうよね。 そんな事を言いながら、杏がウフフと笑みをもらす。 冗談に聞こえないところが、この公園が未だに日常を取り戻せていない証とでも言うべきか。 それでも、ひとつの事象は解決を見た。 今回は、そしてこれからも。 戦いは続くことになるだろう。 この公園が日常を取り戻す日まで。 ひとつの任務を達成したリベリスタたちは、次の任務へと向かう為に。 仲間たちの待つ場所へと足を向けた。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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