● ……ザザ アークの方ですか? はい、以前連絡した、三好、です……。 エリューションと交戦して、撃破しました。 ただ、ここにまた……エリューションが現れそうなんです……。 ……ザザ お願いします、必ず、倒して下さイ…… ……ザザ どうか、どうか世界を救っテ下さい。 この世界ヲ守って下サイ。 こんな理不尽ナ力に苦しム人が、出ないようニして下サい。 ……ザザ 嫌だ! 死にたくない! あんな化け物なんかニなりたくなイ! なんで、なんで、俺がコんな目ニ合わなきゃいけないんだ! ……ザザ 最後ニ母さんの作っタ、ころっけが……食べたイ……。 ……ザー ● 「みんな、集まってくれたわね? それでは、説明を始めるわ」 『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)はメンバーが揃っていることを確認すると、依頼の説明を始める。無表情な彼女の顔が、どこか悲しげに見えるのは気のせいだろうか? 「今回の依頼はノーフェイスの討伐。現れたのはフェイズ2、戦士級のノーフェイス。識別名は『ライトニングクロウ』。……生まれたてだけど、強い力を持っている。あと、部下も連れているから、決して油断は出来ない」 イヴが機械を操作すると、スクリーンには狼のような姿をした獣人が現れる。その手には、名の由来になっただろう炎を纏った爪をつけたガントレットを装備している。そして、その横には同じガントレットを装備した少年の姿が映っている。 やな予感を感じたリベリスタ達。 そして、イヴの答えはそれを肯定する。 「そう、彼は元々リベリスタ。名前は三好航太(みよし・こうた)。長い間、アークのことも知らずに1人で戦っていた。そして先日、アークのことを知って、合流の約束をしたんだけど、合流の直前で山の中で遊んでいた子供がエリューションに襲われようとしている現場に偶然遭遇。子供は逃がしたものの、その際の戦闘でフェイトを失ってしまったわ」 感情を殺して淡々と説明するイヴ。だが、明らかに悲しみがにじみ出ているのが分かる。 アークの予知で、子供の危機に間に合わないことは分かっていた。 そして、三好は運命を変えた。その代償として、三好は運命の加護を失った。 最後の通信で、そのことを伝えてきた。今も彼は山中にいるのだろう。 「彼はエリューション化の際に、精神を異界のものに塗り替えられてしまった。そのために、しばらくすれば暴力の化身と化して、目につくもの全てを破壊するわ。当然、最初の犠牲は、最後に彼が守ろうとしたもの」 重たい沈黙がリベリスタ達を包み込む。 三好が辿った運命は、決して他人ごとではない。いずれは自分達にも起こり得る結末の1つなのだ。 「新しい犠牲者が出る前に、必ず止めてあげて」 イヴの言葉にリベリスタ達は頷くと、それぞれの想いを胸にブリーフィングルームから出ようとする。そんな彼らを、イヴはせめてといつもの声で送り出す。 「……あなた達なら大丈夫だとは思うけど……一応。気を、付けてね」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:KSK | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 9人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年08月29日(水)22:07 |
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■メイン参加者 9人■ | |||||
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● 「やるせねえよなぁ」 誰かに返事を求めた訳ではなく、夜空が暗いことにも変わりは無い。 それでも言わずにはいられなかった。 何かを守りたい、よく分かる。 そのための力を運命に願うのも、よく分かる。 だが、ついさっき戦った相手は、その結果として全てを失ってしまったのだ。 「やるせねえよなぁ……」 ● 山の中腹で、リベリスタ達は「彼ら」を見つけた。 獣化因子によってエリューション化した「それ」は、最早人ではなかった。力で従えた眷属と共に、舌を出して唸り声を上げている。リベリスタ達の存在に気付いたにも関わらず即座の攻撃を仕掛けてこないのは、人としての理性がわずかに残っているからだろうか? あるいは、単に警戒しているだけなのか。 「こういうのをやりきれない……っていうのかしら」 「他人事じゃないよ」 『自堕落教師』ソラ・ヴァイスハイト(BNE000329)の幼く見える顔に、珍しく沈痛な表情が浮かぶ。目の前のノーフェイスは、自分達自身だ。今は運命の加護によって生きながらえている自分達も、運命の加護を失えばああなってしまう。『食堂の看板娘』衛守・凪沙(BNE001545)が答えたのも、その事実をこの上なく分かりやすく、まざまざと見せつけられる形になってしまったからだ。 「あたしがノーフェイスになったら同じ気持ちになるだろうな」 自分も目の前の少年のように殺してくれと願うのだろうか。 自分も目の前の少年のように死にたくないと願うのだろうか。 そんな相反する願いの中で苦しむのだろうか。 だからこそ、願う。 「アークのみんなが終わらせてくれるよね?」 三好自身が最後に何を思っていたのかは推測でしかない。 それでも、彼は伝えた。 自分に出来ない何かを託すために。 「一体、どんな気持ちでアークに依頼したのか……本当にヤな話だ」 『孤独嬢』プレインフェザー・オッフェンバッハ・ベルジュラック(BNE003341)の声色は明らかに不機嫌だ。と言っても、連絡をしてきたことに怒っているのではない。普段は物事に頓着しないように見える彼女も、実際の所は誰かが辛い目を見ることを嫌っている。だから、怒っている。 何よりも、本来殴るべき相手がいないことに。 そもそも、誰を殴れば良いのかすら分からないことに。 そして、リベリスタ達が様々な思いを巡らす中、『バトルアジテーター』朱鴉・詩人(BNE003814)は冷笑的な表情を覗かせる。余計な要素を取っ払って、研究者が科学の視点で分析すれば、所詮これは1人のリベリスタがフェイトを失ってエリューション化を止められなくなったという事態に過ぎない。 「ありふれた末路、ってヤツですねぇ。世界に愛され世界を守って其の末に世界の敵になるってか。ホント救われねぇなぁこの仕事。ま、後始末と行きましょ」 詩人はせせら笑い、「ノーフェイス退治」の開始を促す。 リベリスタがアークからノーフェイスの退治を依頼されて、この場を訪れただけなのだから。 だが、詩人はアーク本部から現場に来るまで、1本の煙草も喫っていない。 「戦いに身を置けば、此度の一件は避けられぬ事。せめて、速やかに討つ事がわたくし達に出来る慈悲だろう」 「顔無しか、勿体ないな。戦場では良い奴から死んでいくらしいが、惜しいものだな?」 ヒルデガルド・クレセント・アークセント(BNE003356)も『普通の少女』ユーヌ・プロメース(BNE001086)も、その表情を崩さずにそれぞれの武器を構える。これはよくある話。ボトムチャンネルの住人である以上、誰にだって革醒の可能性はある。むしろ、運命の加護を得る事無くエリューション化してしまうものの方が多いのだ。 崩界はボトムチャンネルを縛る呪いであるが故に。 「介錯してくれる相手が居るのは幸せだな? 死に様で上等な部類だ。なにせまだ人として殺され死ねるんだ」 ユーヌは突き放したような言葉と共に、ナイフを抜き放つ。 「『彼』は未来のわたくし達だったかも知れない人……守りたいものの為に命を削って、運命も使って……戻れなくなってしまった人」 しかし、ユーヌの言葉は迷いを断ち切れなかった仲間達の決心を促す。慰めるばかりが優しさではない。 『歌姫』宮代・紅葉(BNE002726)も目の前の戦いに精神を集中する。 あの日、手に入れた黒い翼。それは、自分を籠の中から飛び立たせた祝福であり、自由と言う名の混沌を与えた呪い。この場に立っていることを悔いてはいない。だが、この自由の果てに、翼が動きを止めた時に破滅が待つのは事実。 「明日はわが身かも知れない、だからこそここで終わりにしてあげよう」 「終わらせる……いえ、違うわね」 ソラは首を振って、改めてノーフェイスに、目を背けたい現実に目を向ける。 「あなたの想いを引き継いであげる。願いやら悔しさやら、全部私たちが背負ってあげる。私がいつか倒れて、誰かに想いを託す時まで」 もちろん、ソラだって死ぬつもりはない。 だから、代わりに背負っていこう。 「お前が守ろうとしたものは俺達が守ってやる……だからさ」 『仁狼』武蔵・吾郎(BNE002461)はその巨躯に合わぬ優しい声を掛ける。 三好が考えたことは手に取るように分かる。 だから、倒さなくてはいけない。 吾郎の全身の筋肉が膨張する。これから始まる戦いに向けて、身体能力のギアを上げているのだ。 そして、ノーフェイスもさすがにその気配に対して、戦いの姿勢に入る。巨大な爪を構え、全身から放電を起こす。既にリベリスタとしてエリューション能力を制御できなくなった証だろう。 そんなノーフェイスの姿に、『立ち塞がる学徒』白崎・晃(BNE003937)は目を見開いて、拳をかち合わせる。 「あれが終着点だろうと止めることだけ考えればいい」 自分に言い聞かせるように言う。 「善意に感謝を、悪意に鉄拳で応える、俺はアークに来た時からそうしてきた」 だが、口に出した言葉は現実となり、力を与えてくれる。 「今回もそうするだけだ」 ● 「アォォォォォォォォォォォン!!」 月の下で狼が咆哮を上げる。 ノーフェイスと狼達は、一斉にリベリスタ達の元へと攻め寄せてきた。 怒涛の如き勢いで迫り来るエリューション。 その中をふわりと1人の影が飛び上がる。 「ああ、恨み辛みや嘆きがあるなら出すと良い。なに駄々を捏ねさせないほど薄情ではない」 気が付くと、ノーフェイスの前にはユーヌがいた。 月が雲に隠れ、ノーフェイスの光に揺らぎが走った、その間隙を突くように。 そのまま無造作に拳が繰り出される。 別に強い力は必要ない。彼女にとっては当てるだけで十分だ。 「せっかくだ。毛皮もあって暑かろう? 存分に涼め」 ユーヌが触れた端から、ノーフェイスの体が凍り付いていく。身体と精神の構造が変わって、並みの行動封じに耐性を持ってはいるが、外部から動きを封じる手段には対抗策を持たない。 ソラはノーフェイスの動きが封じられたことに好機を見出す。 「まだ余裕がありそうね。なら攻めさせてもらうわね」 ソラの手の中にあるのはごくごく一般的な形状の出席簿。 だが、最後のページには魔術式が刻まれた、立派な魔術書だ。彼女は、その魔術式からスキルを構築すると、雷として顕現させる。 現れた雷は戦場に広がり、エリューション達を焼いていく。 (もっと早く助けに入れれば、なんて考えは無駄ね) ソラも全ての迷いを断ち切った訳ではない。考える暇を作ると、迷いがひょっこり顔を出す。だから、必死に「やるべきこと」を探し出す。しかし、それでも迷いは追いついてくる。 (想いを継ぐなんてなんかえらそうだけど、私に出来る事なんてそれ位しかないのよね……。彼がいたこと、彼がやろうとしたことを覚えてくらいしか……本当に不甲斐ないやりきれないわね) そして、その迷いは戦場においては隙となる。 「……ッ、まずい!?」 電光に焼かれながらも、エリューション達はリベリスタ達に向かって飛び掛かる。 リベリスタ達の抑えを突破してきたのだ。 「相手の数が多い上、攻撃も苛烈ですからね。防御大事」 その時だ。 リベリスタ達の中で、戦場のイメージが、そして敵の戦い方が共有される。 「こうしないと私がヤヴァいですから。ん、こういうのはお任せを。攻撃は任せますよん」 必死にエリューションとの距離を取ろうとする詩人。こういう直線的な攻撃をするタイプと相性が悪いことなど分かりきっている。 それでも、戦場の中を掻い潜りながら、詩人は考えを巡らす。彼の頭脳は神秘の宝庫。人を救えずして、何の知識か。 詩人はどちらかと言うと、世間の枠に囚われないタイプの研究者。平たい言い方をすると、マッドサイエンティストと言われる類の人間である。だから、幸せな結末を求める。 彼にとって、物語は救いがあるからこそ楽しいもの。 あくまでも自分のために、三好が救われることを求める。 そのためだったら、自分の知識は惜しみなく投入しよう。 ● ノーフェイスは氷の束縛を逃れて、再びリベリスタ達に襲い掛かろうとする。 しかし、その前に同じ狼の姿をした男が立ち塞がる。 「余所見とは余裕だな、痛い目見るぜ」 派手に血飛沫が上がる。 振り下ろされた刃は見えなかった。 吾郎は自分と同じ獣の姿をした少年を見据える。 その視線に気づいて、ノーフェイスも睨み返してくる。 「そうだ、お前の相手はこの俺だ!」 電撃を纏った爪と、吾郎の剣が激しくぶつかり合う。 剣戟が幾度となく繰り返される。 吾郎は自分と似た姿をしたノーフェイスを見ながら、自分自身と戦っているような錯覚に陥る。 いや、それは間違いではない。 目の前にいるノーフェイスは、いつの日かフェイトを失い、大事なものを手に掛けようとする自分自身だ。それゆえ、吾郎は全力で剣を振るう。 この戦いは、いつかあり得る自分自身への抵抗なのだから。 そして、2匹の獣人がお互いの血肉を削り合う後ろで、晃は狼に向かって拳を振り下ろす。聖なる力を帯びた拳によって、狼の足元がふらつく。 それでもさすがに数が多い。何よりも攻撃力が高い。 「……俺が倒れたら誰が守る」 その身を灼かれ、身を引き裂かれながらも、晃は立ち上がる。こればかりは譲れない。誇りの問題だ。 自分の怪我もひどい。だが、仲間の怪我はもっとひどい。さらに、三好というリベリスタの怪我はこれどころではないのだ。地面に倒れるにはまだまだ早い。 「今、そっちに行くよ!」 敵の真っ只中で戦う晃は、戦場に一筋の光の矢が飛び込んでくるのを見た。 いや、違う。 雷を身に纏い、風よりも疾く、凪沙が戦場に躍り込んできたのだ。 凪沙は常人では捉え切れない速さで、空を舞うように、狼達を蹴り倒していく。そして、そのままの勢いで、ノーフェイスへと肉薄する。 凪沙とノーフェイスの視線が交錯する。 凪沙には何故か、その瞳が泣いているかのように見えた。 「コロッケ……もらってくる方法、思いつかなくてごめんね」 少しでも彼の心に救いをあげたかった。しかし、そのためにはあまりにも自分は無力だ。そして、今はそれを嘆くことすら出来ない。グッと唇を噛み締めて、蹴りを放つ。 2発、3発。 だが、異界の力で旺盛な生命力を手にしたノーフェイスは倒れてくれない。 幾度となく戦場を神秘の光が照らす。それでも、リベリスタ達の行く手までも照らしてはくれない。 だから、ついさっきリベリスタだった少年がそうしたように、自らの運命の炎を燃やして戦い続ける。この世界はボトムチャンネルと呼ばれている、もっとも崩界に近い世界。どう足掻いても遠い未来に滅びることは約束されている。出来ることは、その崩界の日を1日でも遅くすることだけだ。 結局の所、どこにも行き場所なんかないのかも知れない。 頑張った所で、自分が滅ぶ日を早くするだけ。 その矛盾の中でリベリスタ達は戦い続ける。 「たとえ、そうだとしても……」 狼の放つ火炎弾に身を焦がしながら紅葉は杖に力を込め、ヒルデガルドは周囲に気糸を張り巡らせる。 「こまでして守ろうとしたモノを『彼』自身に壊させない為に……!」 「力無き者の為に全てを賭して戦いし者よ、安らかに眠れ」 解き放たれた魔力は雷となって、拘束されたエリューション達に叩きつけられる。 しかし、そこでお返しとばかりに放たれた火炎弾により、紅葉の体は地面へと落ちる。 それでも、リベリスタ達は戦う。 それぞれにその理由は違うだろう。だが、それは一様に運命に抗うため。運命の加護を受けたからこそ得た、運命に抗う権利。いずれ訪れる破滅に抗するべく、戦い続ける。 だから。 「オマエの分まで世界を守ってやるくらい、どって事ねえさ」 プレインフェザーの声は優しい。 「こんな事になっちまったけど、オマエが人としての最後の最後まで、誰よりもリベリスタで、誰よりも正義の味方だったって事は……あたしがずっと覚えててやるよ」 相手が自分達と同じ細い細い蜘蛛の糸を歩いてきたことを知っているから。 運命も、自分の顔も、人生すらも失ってしまったノーフェイス。 それが「ライトニングクロー」という怪物などで無く、「三好航太」という仲間だったということを知っているから。 「明日は俺達が守ってやるさ」 晃の拳が振り下ろされ、1体の狼の頭が潰れる。 今はこれだけしか言えない。明後日のことなど分かりはしないから。だから、明日のためにプレインフェザーは、共闘することの無かった仲間と約束をする。 「『人』としてのオマエから受けた、最初で最期の依頼……『エリューション』退治の依頼。必ず、果たす」 狼達のど真ん中で、凄まじいまでの思考の奔流が渦巻いた。 ● 「やるせねぇよなぁ」 怪我の手当てを受けながら、吾郎は誰にともなく呟く。 現場にはまだ、倒したエリューションビーストの死骸が転がっている。しかし、そこにノーフェイス――「ライトニングクロー」のものはない。形勢が不利に傾いたのを見るや、生じた隙を利用して逃亡を図ったのだ。ビーストの猛攻を前に、それを阻止する余力をリベリスタ達は持たなかった。 「フン、大凶か。笑えない冗談だな」 ユーヌは不機嫌そうに占い用のカードを捌く。処理班が来るまでの手慰みにカードを弄ったが、こうも同じカードばかり引き続けると気が滅入る。 その内に現場の処理班が訪れて、リベリスタ達は引き上げる。 そして、先に重傷者が帰還する中、詩人はノーフェイスが去った方向をじっと睨んでいた。 詩人の結論としては、今日戦っていた相手は、元となったリベリスタからは程遠い。おそらくは脳の器官などがエリューション化の影響で、人外のものに変わってしまったのだろう。だから、あのノーフェイスの持つ、暴力衝動は素体のものとは別。 そして、毀れた水を盆に戻すことが出来ないように、時間は不可逆。 変わってしまったものを戻すことは出来ない。詩人の頭脳はそれを理解してしまった。 「貴方は最期までリベリスタでした。Badend。悪い夢は、此処で終わりです。ご安心下さい」 カーテンコールで挨拶するように、丁寧に闇へ一礼すると、詩人は嗤う。 しかし、誰もいなくなった時、詩人の仮面が外れる。 「感動的でいいセリフだ。だが、無意味だ。……クソッタレが」 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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