●夜中の白い影 『ワンワン』 深夜に響き渡る犬の鳴き声。 その声に道行くスーツ姿の男はふと歩みを鈍らせて周囲を見回す。 しかし泣き声の大きさの割りに暗がりのせいか声の主である犬姿は見えず、男は再び歩む速度を戻して家路を急ぐ。 今日は行きたくも無い飲み会に付き合わされて酷く疲れているのだ。 さっさと家に帰って休みたい。男の頭には今はその事しかなかった。 だがその時。 目の前を白い影が横切っていくのが見えた。 すばやくて一瞬だったが、四足の生き物のように見えた。 (さっきの声はあれか?) そんな推測が脳裏を過ぎる。 『ワンワン』 再び泣き声。今度はさっきよりも近くの……背後から聞こえた。 さすがに男が歩みを止めて振り返るとそこには――。 ●何とかのしるし 『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)は、集まったリベリスタ達を見て眉を顰める。 リベリスタ達は一瞬自分達に何かあるのかと思ったが、彼女の白いほほがほのかに赤くなっているところを見ると、どちらかといえば何かを言いよどんでいるという感じだ。 その様子を怪訝に感じたリベリスタの一人がイヴに話を促すと、彼女はようやく今回の依頼についてしゃべり始めた。 「その……ここ数日、サラリーマン達の間で急に仕事を頑張り始めたかと思うと、急に着ているスーツがはじけ飛んで、めちゃくちゃに暴れ始めてしまうという事件が多発しているのよ」 不可解な事件内容にリベリスタ達は顔を見合す。 「その原因は犬の形態で動き回るし、し……」 「し?」 「白フンドシ……のアーティファクト」 そう言ってイヴは恥ずかしそうに頬をむくれさせた。 むくれさせたといっても、表情が変化しそうになってしまうのを堪えていると言う印象の方が強いが、彼女が“フンドシ”というワードに羞恥を感じているのは確かだ。 もしかしたら“全裸”の方に反応しているのかもしれないが、彼女の様子にリベリスタ達は心密かに微笑ましさを感じた。 普段感情を表さない彼女の貴重羞恥シーンだ。 ここは密かに堪能しておくべきだろう。 「つまりそのアーティファクトに取り付かれると、やる気を出しすぎて暴走してしまうわけですね? 全裸で」 一人の言葉にイヴは頷く。 「で、全裸になった後はどうなってしまうんだ?」 「虚脱してしばらく放心状態になってしまうの。でもそれより問題なのは被害者達の社会的地位が脅かされることじゃないかしら。みんな事件の後職場を自主的にやめてしまっているし、自分の行いによる噂に耐え切れず姿を消してしまっている人も出ているの。ここは早くそのアーティファクトを破壊して、もう被害者が出ないようにしないといけないわ。フェーズはた多分1~2くらいだからそんなに難しい依頼ではないはずよ。お願いね」 イヴの言葉にリベリスタ達は頷いた。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:五葉楓 | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 4人 |
■シナリオ終了日時 2011年06月09日(木)22:54 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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■サポート参加者 4人■ | |||||
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●ストレンジ・ピープルズ 深夜のビジネス街。 リベリスタ達は件のアーティファクト――フンドシ犬撃破のための準備に勤しんでいた。 「じゃ、わしは行ってくるぞぃ」 「俺も行ってくるぜ! ぜってーアウラールより先にアーティファクト見付けてやるし!」 がっしりとした体格の岩月 虎吾郎(BNE000686)はスーツをまとって街へと消え、それを追う様に虎 牙緑(BNE002333)もスーツ姿で勢い良く街へ飛び出して行く。 宣戦布告されたアウラール・オーバル(BNE001406)は、牙緑がライバル心を燃やしている理由が理解できず小首を傾げたが、すぐに思考を切り替えて待機班に声をかけた。 「そっちの首尾はどうだ?」 「順調でございますわ」 シエル・ハルモニア・若月(BNE000650)がカラーコーンを置く先から四条・理央(BNE000319)がロープを張っている。人払いのための作業だが、立花・花子(BNE002215)が強結界を展開しているので一般人避けと言うよりはフンドシ犬をより逃げにくくするためだ。 「それは良かった。では俺も行ってくる」 アウラールは肩に乗せていたぴよこをパンクな髪型が目立つ頭に乗せ直すと、皆と同様街の闇へと消えて行った。 アウラールを見送り理央がポツリと呟く。 「………なんかさあ、誰一人としてスーツが板に付いてる人が良無い気がするんだけど」 「気にしては負けですわ。主も人々の気持ちを知るために時に人の身を借りて姿をお現しになる事があると言います。しかしどんな姿を取ろうとも元々のオーラは隠せないものです。そんなものなのでしょう」 分るような分からないような事をおっとりと言いながら、クライア・エクルース(BNE002407)は手にしていたライトのスイッチを入れる。 すると路地裏の薄闇にニタリと笑う顔が浮かび上がり、女性陣は各々に小さく悲鳴を上げた。 中には戦闘態勢をとる者も居り、その様子に謎の顔は慌ててそれを制止した。 「ま、待って下サーイ! ミーデスヨ! It’s Me!」 笑い顔の正体はウルフ・フォン・ハスラー(BNE001877)だった。 「ウルフさんだったのね。作戦中なんだから紛らわしい行動は控えてよね! 何なのその格好は……てっきりエリュ―ションが現れたのかと思ったじゃないの」 攻撃態勢を解いた空音・ボカロアッシュ・ツンデレンコ(BNE002067)が苛立たしげに唇を尖らせる。 「アーハン?」 ウルフは自覚が無いようだが、頭左右に懐中電灯を巻き付け、襟合わせは正しいものの死に装束のように白い着物を纏った姿はまるで八●村だ。 「ウルフ様、申し訳ありませんが衣装を変更していただけないでしょうか。とFLM-X006MMアイリス・アリシア・リターナ(BNE002441)は要求します。分析の結果あなたの衣装はメンバーの集中力を乱してしまうものと判断しました。潤滑なる連携のためにご協力下さい」 「OH……しょうがありませんネ。フンドシと言えばキモノと思ったノデスガ……」 アイリスの指摘にウルフは残念そうに羽織っていた着物を脱いだ。 「コホン」 ウルフ相手に騒ぐ一同の様子を眺めつつ、百舌鳥 九十九(BNE001407)が存在を主張するように咳払いを一つする。 しかし今のところ彼等の注意が九十九に向く様子はなさそうで、彼は寂しげに星がぼやける夜空を見上げた。 すっかり騒ぎの蚊帳の外である九十九が(昼間なら私の方が目立つのに)、と思ったかどうかは知らない。 とまあ、そんなこんなで戦闘に備えて準備を進める待ち伏せ班であった。 ●やばいやばいマジやばい 「ふむ……」 虎吾郎はふと足を止めて周囲を見回す。 (おかしい。何かがおかしい) 深夜とはいえビジネス街。まばらに灯るビルの窓明かりは深夜残業でもしているのだと思われる。 少し歩けばサラリーマン向けの飲み屋街もあるので稀に人の気配を感じる事があるのだが、直ぐに消えてしまう事に気がついたのだ。 (何故だ。まるでわしを避けているかのように気配が消えている。それとも例のフンドシ犬の現れる前兆か?!) 思わずカッと目を見開きスーツの下に身に付けたフンドシに意識を集中させる。 人気が消えているのは一般人が単に虎吾郎の姿に怯えて逃げているだけなのだが、彼は気付いては居ないようだ。 (アーティファクトとは言え所詮犬コロ……現れたらこのふんどしを見せて注意を引き、ボールを投げて“取って来ーい”とやればきっと寄って来るかもしれないな) 虎吾郎は厳めしい表情で手に持つボールをニギニギすると、イヴから聞いた出没地点を再び注意深く巡り始めた。 「あーだるい。変装するのは良いけど、スーツって本当に動きにくいのな」 アシエト・リービングスター(BNE001050)は軽く溜息を吐くと、自分が纏っているアーク本部から借りたスーツを改めて見てみる。 本部には変装用としてスーツはいくつかサイズも用意してあったが、長身で細身のアシエトにぴったりと合うサイズは無く、丈が足りない割に妙にだぼついていて正直着心地は良くない。 しかしふと思う。自分がリベリスタじゃ無かったら、一般の人間としてサラリーマンになっていたりする事もあったのだろうか? (……いや、無いな。チビどもを養うのにこんなお固いお仕事のスズメの涙じゃやっていけやしねぇ) そもそも社会の常識とか誰かが決めた規則に縛られたりだの何だのはあまり性に合わない。 やはり自分の事は自分で決めたいものだ。 何にせよ既に生きるか死ぬかの瀬戸際と言う綱渡りの人生に慣れきったアシエトには、そんな刺激のない退屈なルーチンワークに耐えられそうには無かった。 (やっぱり俺はリベリスタが一番性に合ってるのかもなぁ) そんな事を考えながら路地裏中心に不審な気配が無いかを調べてみるが、今のところ怪しげな気配は感じられない。 「イヴとアークの情報だとこの辺りで特に被害者が出てるって言うけど、動きまわるアーティファクトにいきなり遭遇しようと思って遭遇できるものなのか?」 アーティファクトに関わる事件には過去にも幾つか関わってきたが、数日がかりの捜索などざらだった。 どれだけ準備を万全にしても、今日確実に見付けられる確証は無いのだ。 だがその時。 『ワン』 どこかで犬の鳴き声がしてアシエトは慌てて周囲を見回すが、声の持ち主らしき姿は無い。 『ワンワン、ワン』 再び鳴き声。それと同時に瘴気を伴ったエリュ―ション特有の気配が周囲に満ちて行くのを感じてアシエトは顔をひきつらせた。 間違いない。これはきっと例のアーティファクトだ。 「おいおい、このタイミングでご登場かよ……」 急いで仲間に連絡しようとアクセスファンタズムに手をかけるが、微かな物音に素早く振り返ると闇色の路地に真っ白い柴犬が爛々と目を光らせて佇んでいた。 「あ……」 ●男の戦い 囮班が街に散って数時間。 「連絡、無いわね……」 「空音様、物事には地道に待つ事も重要ですよ」 あまりの退屈さにイライラし始めた空音をクライアが諌める。 「アイリスは長時間の放置プレイでも耐えられるよう訓練された優秀な愛玩用メイドであると申告します」 (愛玩メイド……) アイリスの言葉に九十九は心密かにときめきを覚えたとか覚えなかったとか。 「でも、確かにそろそろ何かあちらから連絡があってもいいころ合いですわね」 と言う訳でシエルから皆に指示を兼ねて各自に連絡を取ってみる事にした。 だが連絡を取ろうとするシエルの袖を不意に引く者があり、振り向くと九十九が慌てた様子でビル街の方を指差した。 指の先には胸に星のニプレスを付けたフンドシ一丁のアシエトが猛スピードで向かって来るのが見え、シエルは息を飲んだ。 「皆様、どうやらアシエト様が取り憑かれたみたいです。待機場所に来てますので直ぐに戻ってきて下さいまし!」 空音がシエルを後方に下げるのと同時にアイリスがハイスピードでアシエトに急接近し、容赦無く股間へ幻影剣を連続で叩きこんだ。 「ぐわッギャイン! ギャンぎゃあああああ!!」 アシエトと犬が混ざったかの悲鳴が周囲に響き渡り、九十九とウルフは思わず股間を抑えた。 「ア、アイリス様。殿方の股間にそんな容赦無く攻撃しては……」 相当な激痛なのだろう。身悶え逃げようとするアシエトに追加攻撃を加え続けるアイリスへシエルは思わず止めに入る。 「私が攻撃しているのはアーティファクトです。そしてミッションには二次被害は付き物です。諦めて下さい」 「シエルさん。付喪神に容赦は禁物よ。神道的には白い布は清らかさを表すんだけどね。こいつにはもったいない色よ。さっさと昇天させた方が世のため人のためなのよ!」 空音はそう言って飛び出し、アイリスと一緒に攻撃を加え始める。 時々ゴリッとかグシャとかいう音が聞こえ、あまりの痛々しさに男達は道の隅で震えるしかなかった。 『ギャインギャイン!』 ついにフンドシ犬がアシエトから離れて逃げようとするが、同時に虎吾郎とアウラールと牙緑が駆け付け、フンドシ犬の退路を塞ぐ。 「アシエトー! くそっ、まさかこんなことになるなんて」 「オゥマイガーーーー!!」 アシエトは九十九とウルフが丁寧な仕草で介抱している。二人とも言葉にならない涙を流していた。 シエルも介抱に参加しようとするが、アシエトの丸出しは刺激が強すぎるのか距離を取っている。 「これがフンドシ犬か。こいつのせいでアシエトは……」 アウラールが気絶しているアシエトと歯を剥いて唸るフンドシ犬を交互に見て眉を顰める。 「くっ……俺が先に見付けていれば!」 「そんな事言ってる場合じゃないだろ。倒すぞ。ぴよこは下がってろな?」 牙緑が歯噛みする横でアウラールはブレイクフィアーを撃つが、フンドシ犬はそれを避けると一番近くにいた牙緑に襲いかかった。 「いけません!」 と、不意に牙緑の前にクライアが全裸で飛び出して来た。 「「のわああああああ!!?」」 突然のうら若き女性の裸体に驚く男達。 「これ以上殿方の未来を潰させる訳にはいかせません! さあ、とりつくなら何も付いて無い私に……!」 「はいはい~~~、シスターさんは少し落ち着いた方が良いわね~~~~。お邪魔しました!!」 理央が素早くローブをクライアにかけて回収する。 幸い彼女を前から見たのはフンドシ犬だけだったが、流石に予想外の展開に固まっている。 男達も後姿だけとはいえ動揺を隠すのに必死だ。 「あ! 今の内に!」 フンドシ犬が固まっている内にアシエトの介抱をシエルと女性陣に任せたウルフと九十九が1$シュートで戦闘に参加をする。 『ギャン! ギャイン!』 「こら! 不用意に攻撃などしたら……!」 頭に来たのかフンドシ犬は一直線に九十九の方へと走って行く。 1$シュートを二人で撃つも、フンドシ犬は俊敏な動きでそれを避けると九十九に飛び付いた! カッ! とまばゆい光が周囲を包んだかと思うと「キャストアゥッ!」という叫びと共にふんどし姿の九十九が姿を現した。 見事にふんどし一丁だが、不思議に仮面だけは脱げてはいない。 何かの力の計らいだろうか? またも素早くアイリスが股間を狙うべく構えを取るが、ウルフが必死になってそれを止める。 「ノゥノゥ! ユーの攻撃はメンズの未来を奪いマース! 少しは加減して上げて下サーイ!」 「未来とは子孫の事ですか? 現在、人類の生殖は科学的にも行われるようになっており、必ずしも一つの方法に縛られる必要はないと判断します」 「それだけではありまセーン! オィマイガー! トゥーシャイシャイボーイなミーにこれ以上詳しい説明をガールにするのは難しいデース! ユーに人に対するラブは無いのデスカ?!」 「研究所で生産されたモノに愛を始め感情などという不要な存在はインストールされておりません」 アイリスとウルフがそんな掛け合いをしている頃、フンドシ犬に取り付かれた九十九と、スーツを脱ぎ捨てて自ら白フン一丁になった虎吾郎が対峙していた。 動かない九十九の隙を突こうと幻影剣の構えを取る空音だったが、それをアウラールと牙緑が同時に制止する。 「女は行かない方が良い。ここから先は男の戦いだ」 アウラールはそう言っていつの間にか取り戻していたぴよこの頭を撫でる。 「悔しいがそいつの言うとおりだぜ。あいつも無闇に動かないのもそれが解ってるからだ」 二人の言葉に空音は息を飲む。 言われてみれば虎吾郎と九十九の間には独特の空気が流れているように見えた。 空気と言うよりは二人の間には闘気が満ち、その異質な感覚に空間さえ歪んで見えるような気がした。 「これはヘタしたら耐久戦だな」 「ああ。先に動くか後に動くかで戦局が変わるぜ……」 その時だった。 九十九の筋肉が膨張したかと思うと、跳躍して虎吾郎に襲いかかった! 普段の九十九からは考えられないような力強い動きは予想外だったのか、虎吾郎は防戦一方だ。 ひねりの入った正拳突きを前腕の裏で防ぐと、そのままフンドシ犬が取り憑く九十九の股間に膝蹴りを打ち込む。 「許せ、九十九さん!」 「させぬ!」 「な?!」 九十九はそれを向う脛で防ぐと、虎吾郎の首を掴んでそのままコンクリートの壁に叩きつけた! 「ぐっ!!」 急所である首を掴まれたまま背中を強打し痛みに身体を貫かれるも、虎吾郎も負けてはいない。 (仕方が無い、ここは……!) 最初は九十九を想って爪を控えていた虎吾郎だったが、九十九から逃れるために腕を振り上げた。 その時。 九十九の頭をアイリスの膝蹴りが吹き飛ばした。 「えっ……?!」 突然の事にポカンとする虎吾郎を他所に、地面に叩きつけられた九十九の股間にアイリスと空音の容赦無い攻撃が加えられて行く。 「男の戦いとか良く分かりませんし、今回はもう尺が無いのでお遊びはここでおしまいにしましょう、とアイリスは提案します」 「付喪神系は嫌らしいと同門から噂は聞いてたけど、本当最悪ね!」 幻影剣が撃ち込まれるたびに九十九の身体が魚のようにビクビクと跳ねる。 そしてその様子を花子が楽しげに写真に撮っている。 「え、あ……え?!」 男達はそれを何も出来ぬまま見ている事しか出来ず、その恐ろしさに身を寄せ合うしかなかった。 東側から明け始めの夜空に九十九の悲痛な叫びが響き渡り、フンドシ犬も無事撃破された。 ●戦い終わって……。 「激しい戦いでした……」 「そうですわね……」 シエルとクライアが明け行く空を眩しそうに眺めて呟く。 「仕方が無かったのよ。戦いには犠牲が付き物だわ」 「小さな犠牲の上に大きな世界が成り立っていると解釈してもよろしいのでしょうか?」 空音の言葉にアイリスが問いかける。 そんな彼女達に牙緑が突っ込んだ。 「全然小さい犠牲じゃねーから!!」 悲しい犠牲に男達は血涙するしかなかった。 ちなみに二人はちゃんと治療を受けて回復しましたのでご安心ください。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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