●笑う貌 あるところに普通の女の子がいました。ちょっと可愛くて目立ったから、それだけで、最近なんだかみんなが辛く当たってる気がして悲しんでいました。テストの点が悪かったり、昨日の夕飯が嫌いな野菜づくしだったり、そんな毎日が憂鬱でうつむいてばかりいました。 だけど今日でそんな損な日々とはおさらばです。だっていつもみたいに虐められた帰り道、綺麗な指輪をひろったからです。その指輪は魔女の指輪。女の子をお姫様にしてくれる魔女のおばさんに出会える指輪でした。 ねぇ、魔女のおばあさん、どうして私はこんなに可愛いのに不幸なのかしら。 ―――ああお姫様、それは悪い魔法使いが呪っているからだよ。 まぁ、なんて酷いのかしら、じゃあいっつも私を虐めるあの子もあの子もあの子もあの子もきっと悪い魔法使いの使い魔なのね。 ―――そうともお姫様そいつらがいるのからお姫様は不幸なのさ。 ああ、それなら。 ―――ああ、それなら。 「全員殺さなくっちゃいけないわ」 そういって笑う女の子の顔はとても楽しそうでした。 ―――そうとも私の可愛いお姫様。お前の不幸は悪い魔法使いに呪われているからさ。とっても悪い魔法使いに、さ。 女の子の後ろに立ってつぶやく魔女の口は、とてもいやらしくつり上がっていました。 ●嘆く顔 「目的はアーティファクトの回収、もしくは破壊」 物憂げな顔で『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)はブリーフィングルームに集められたリベリスタ達に簡潔に告げる。 「拾ったのは小学生の女の子、姫野林檎。彼女がはめている指輪が回収目標」 配付された資料に写っているのは何処にでも居そうなおかっぱの女の子。抜群と言うほどでもないが十分可愛い部類に入る、と言う程度が特徴だろうか。指輪はルビーのような赤い宝石がついたシンプルな物だ。 「アーティファクトの名称は『夢幻の指輪』。幻想を形にする力を持っていて所有者に語りかけるんだけど、彼女には魔女の姿でイメージされているみたい。もっともその囁きを聞き続けていたら覚醒するのだけれど」 能力は所有者にE・フォースを産み出し、使役する力を与える。その代わりに所持者の意識を他者の殺害へと固定化させる。その際所有者自身の認識はねじ曲げられているのだと、イヴはリベリスタ達に説明する。 「つまりその子はアーティファクトに操られて級友を殺そうとしていると」 「そうなる。幸い殺害前に抑えることが可能。彼女が一旦家に帰ってからクラスメイトの家に向かおうとするところで接触できる」 ただし奪おうとするならアーティファクトの産み出すE・フォースをどうにかしないといけない。そいつらが襲わないのはアーティファクトの持ち主だけだから。邪魔をするなら持ち主の意志に従い襲ってくるから。 「アーティファクトは手にしたばかり、覚醒する前に戻れる彼女を助けて上げて」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:今宵楪 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年08月18日(土)22:28 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●少女遠望 「全く悪趣味なアーティファクトです」 「ほんとだよアーティファクトの影響でクラスメイトを殺害なんてさせちゃいけないよね!」 『局地戦支援用狐巫女型ドジっ娘』神谷 小夜(BNE001462)、四条・理央(BNE000319)、の三人は道にコーンや看板を設置し、事前に人払いのため結界と工事中に見せかける工作を行っていた。 「アーティファクトもそうだけど林檎ちゃんもどうにかしてあげたい」 もう一人の人払いの担当者『空泳ぐ金魚』水無瀬 流(BNE003780)はアーティファクトの影響力をうけた少女の思考も配慮していた。 「あ、説得担当が林檎ちゃんに接触したみたい」 AFからもれ聞こえる言葉からさとり、そちらの動向に気を配る。その結果によっては自分達は戦わずともいい。しかし失敗したら自分達の力も必要になるから ●少女遭遇 残りのリベリスタ達は目標の少女の通り道付近で身を潜めていた。 「ちょっとしたすれ違いで心を歪まされて、神秘の力で殺人を犯す。それはきっと不幸せだとおもう」 幸せと不幸せ、その曖昧な定義の中でもきっとそれは確かなこと。『百の獣』朱鷺島・雷音(BNE000003)は少女を想う。守るために力を使いたい雷音にとって、今回守りたいのは少女自身と少女の心であったから。 「性悪な魔女って皆同じような感じよね。純朴な子を騙して意のままにしようとして」 ――そんなの、魔女でも魔法使いでもなくただのペテン師だわ。そう件の魔女を断じ、蔑むのは普段纏うローブを脱ぎ捨てた制服姿のリリィ・アルトリューゼ・シェフィールド(BNE003631)である。幼いことから魔術を学んだ彼女にとって悪辣なだけの魔女なんて許せないのだろう。 「純粋だから騙されるが、妄想とも馬鹿にもできんのう」 どんなに空想妄想でも、本人にとってソレは現実なのだから、と。そうつぶやいたのは退屈嫌いで孤独な魔人『火炎の魔人<イフリート>』アレクサンドル・ヴェルバ(BNE000125)その人。説得で少女自身にアーティファクトを外させたい仲間もいる、その手助けくらいは吝かではないと少女の来る方向を見つめていた。 ●少女妄想 ああ、なんてなんて今日は清々しい。そんな気分でその手に指輪の光る少女が歩く。夕焼け空のなか、昼とも夜ともつかない時間が過ぎていく。 「ねぇ魔女のおばあさん、私は幸せになれるかな!」 「あぁなれるともなれるとも。魔法使いを殺したらね」 そっか、そうだよねと呟き少女は歩く。その幸せがどんなものかも考えず。ただただ幸せという形だけを求めて。 あるいは誰にも出会わなければ、破滅の坂道まっしぐらであっただろう。されど少女は出会うのだ。少女の本当の幸せを守りたいと想うリベリスタ達に。 「こんにちは、今から君は何処へいくつもりかな?」 突然に道を遮るようにして話しかけてたのはどこか安心する雰囲気を纏う、林檎よりも少し年上の雷音。一緒に居るのはリリィとアレクサンドル。少女二人に長身の男性という少し不思議な組み合わせ、と思うも林檎は脚を止める。 「リンゴ。ヒメノリンゴ。怖がることはない。儂らは貴様に害をなすことはない。まったく心配はいらない。良いな?」 「え?あ……。私、はこれから魔法使いの使い魔達を殺しに行くんです、幸せになりたいから」 答えようとした矢先、アレクサンドルの瞳にどこか心を奪われ、素直にその言葉を受け入れてしまった。一瞬ぼうっとしたあと、笑顔で林檎は狂気を口にする。だってその対象は本来彼女の友達達なのだから。 「それは本当に君の心からの気持ちだろうか? 沸き立つ思いは作られたもの、そんな気はしないかい? 人を殺すということは正しくない、それはわかっているだろう?」 その言葉に少し悲しそうにしながら雷音は必死に言葉を紡ぐ。破世器に心を歪められ、利用されることが、利用する破界器が許せないから、声を上げる。 「ねぇ、林檎ちゃん。お友達は好き? お友達居ないと寂しいよね? なんで、悪い魔法使いから助けようとしないで、殺しちゃわないとダメなの?」 「私の気持ち? だって私は幸せに、成りたいから……人を殺すことが正しくない事も、知っていますけど……みんなは、人間、じゃない……じゃないんだっけ?」 雷音の言葉に、続くリリィの言葉に林檎の表情がだんだんと曇り、混乱したようにあれ? あれ? と呟く。林檎の歪められた思考に当たり前で、正しい言葉が届いたようで、リベリスタ達も少しほっとする。「その指輪に閉じ込められた魔女が、林檎ちゃんからお友達を取っちゃおうとしてるの。その指輪を渡して頂戴?」 しかし、アーティファクトに完全に支配される前にとリリィが指輪を渡すように告げたところでその様子が一変し、友好的だった目線が難い敵を睨むようなものに変化する。魔術の知識に長け、指輪を観察していた雷音はその原因に気付く、アーティファクトが林檎の精神に干渉したのだと。 「いけない、みんな、説得は失敗、E・フォースが出てくる!」 「嘘つき嘘つき嘘つき! 傷つけたくないんじゃない、貴方達も悪い魔法使いの仲間なんだ、だから私から指輪を取り上げようとするんだ! あんた達なんか死んじゃえば良いんだ!」 「そうともお姫様、この魔女らが悪い魔法使いなんて退治して上げようね」 雷音がAFを通じて仲間に連絡を取ると同時にE・フォースが出現する。林檎の前にはお姫様を守る兵隊と王子様、そして奸計の言葉を囁く魔女が林檎の後に。そして林檎が宣言する、敵はリベリスタ達と。その言葉に従い人形が、人形如き王子様が、魔女がリベリスタ達を狙い、襲い掛かってきた。 ●少女闘争 「出たわね、悪い魔法使い…いえ、ペテン師」 「ペテン師とはひどいねぇ、私はお姫様のための魔女なんだよ」 出現した魔女に狙いを付けてリベリスタの魔女、リリィが後退しながら四色四属性の魔術の連打を放つ。傷つける魔力が、蝕む毒が、動きを止める雷が、不吉を呼ぶ呪いが許されざる嗤う魔女につきつけられ、自由を奪っていく。好きにはさせない、言葉以上にそう魔術が言っていた。 「少女一人救えなくて、何がリベリスタよ! 糞魔女、よく聞け。これ以上弱い子を唆すなら、黄桜は貴女を斬って滅す!」 『骸』黄桜 魅零(BNE003845)がその言葉ともに飛び出し全てのE・フォースに自らの命から産み出された暗黒をぶちかます。暗黒へと手を染めた自分の手でも誰かを救えると信じて、自らの正義を貫くと魅零は言う。言葉では上手く言えなくても、正面からぶつかって助けるために。 「その通りだ、助けてやろうじゃないか」 続くように『てるてる坊主』焦燥院 フツ(BNE001054)が路地に飛び出し兵隊を抑える。夜に傾きかける時刻、暗くなる道をフツの体から発せられる光が照らしていた。人間を一人でも多く守りたい、その気持ちをこめて人形の兵隊を押しとどめていく。 雷音の降らす呪の雨がE・フォース達を打ち据え、フツの抑える兵隊を凍結させていくが、反撃に残った一体が雷音を槍に巻き込み動きを乱す。そしてその隙を突いて白馬に乗った王子様が剣を振るって切りつけていく。しかし、避けきれない状況で大きなダメージを受けても雷音もまだまだ倒れず踏みとどまっていた。見据えるは敵、そしてその向こう側にいる少女を。 「遅れたけど、きっちり王子は止めさせて貰うよ」 そしてリベリスタ達へ翼の力が、守りの力が飛んでくる。人払いに行っていた小夜、流、理央が合流したのだ。小夜と流は味方の補助に回り、理央はその身の回りに刀を浮かべ王子を抑えにかかる。全員が合流し、体勢を立て直したリベリスタ達にもE・フォースは怯えないが、林檎自身は別だった。 「なんで、なんでこんなに、いっぱい…やだ、やだよ…」 「これが『人喰い魔女の灯篭の炎!』しかしリンゴよ、よく気付いたな。儂は悪い魔法使いじゃ、フゥーハハハ!」 「ひっ!いや、いやー!」 「安心させるようなこと最初に自分で言ってたの覆したっ!」 怯えた林檎を爆炎もって王子をなぎ払うアレクサンドルの言葉が打ちのめす、怖い怖い魔法使いなのだと力を持つのは恐ろしいことだと。もっとも最初に害を加えないとか言ってたのにと、範囲ついでに巻き込まれた理央に突っ込まれていたが。 ●少女回復 E・フォース達の攻撃は数が少ないのを補うほど苛烈にして熾烈。兵隊の一撃が、王子の剣が雷がリベリスタ達を襲い、特に抑えに回ったフツ、雷音、理央は回復を伴ってなお一度は地に伏せるほどのダメージを与えられていた。それでも彼らは運命に愛されたリベリスタである。フェイトの力を借り、立ち上がり即座に反撃を打ち込む。そうやってお互いの身を削っていたのだ。 何よりリベリスタ達の強みは行動を阻害する能力の高さであった。速度に長けるリリィがE・フォースの中でも高い能力をもつ魔女を魔術により行動させない状況におき、雷音が凍てつく雨をもって敵全てを時に封じる。どちらも常に効くわけではなくとも、決定的な危機を避けるには十分だった。しかしその中で魔女も受け止め、敵を回復させてしまうがために戦いが長引いていたのだ。 そしてギリギリまで追い詰めながら押し切れないそれはリベリスタ達が危惧していた物を引き起こす。すなわち、もうぼろぼろになっていた王子様の体からあふれ出る光が戦場を照らしたとき。王子様に見せられ、リベリスタ達の半数が味方へ刃を向ける。翼による回避の上昇を込みでも、全員が巻き込まれてクリーンヒットを避けるのは難しかった。 敵味方が判別できず、アレクサンドルの炎は自分すら巻き込んで周囲の仲間に向けられ、味方を流の風斬る居合い斬りが小夜を切り裂き、小夜は弓を打ち返す。そして魔女を抑えるはずのリリィもまた味方を狙っていた。前衛の抑えに回っている組が回避に優れ、前線の決壊をぎりぎりで維持できたのが幸いではあった。そしてその中にその魅了を癒せる理央がいたことが、リベリスタを救ってくれる。 「これ以上はやらせないよ」 その言葉と共に戦場を満たす神気が魅了された味方達の精神を正常な状態に戻す。それによって正気に返ったリリィの打ち込んだ魔力弾がぼろぼろの王子様の存在をかき消していく 「あ、あ……の王子様が……」 「林檎ちゃんソレをもっていても幸せにはなれない。ボクたちは君を、君の心を救いにきたんだ」 雷音は凍てつく雨を降らせ、残る兵隊を氷付けにしながら優しく林檎へと声を掛ける。それはリベリスタ皆の気持ち。難いんでも、不幸にしたいのでもない、ただ少女を救いたいという願い。優しいまなざしが向けられる。 「そうですよ、本当に殺すことが貴方の望みなのですか? 落ち着いて、ゆっくり考え直してください」 「不幸なのは誰の所為でもありません。生きてれば、みーんなそういうことがあるんです。そこにあるはずの幸せに気付けないのは魔女が林檎ちゃんは不幸だって思わせてるからなんです。だから、その指輪を外してください!」 そこに小夜が、流が言葉をつなげる、本当に悪いのは誰なのか。何なのかを伝えるために。元凶を立つために。 「ああ、駄目だよお姫様、あいつらは魔法使いさ、全部全部嘘なのさ」 そういって嗤う魔女の言葉にも、だんだんと林檎は耳も傾けなくなり、目の前の光景をただ見つめ、震えていた。その様子にどこかいらだたしげな雰囲気の魔女へと魅零の大太刀が突きつけられる。そして魅零は背後に庇う林檎へと笑い、声を掛ける。 「指輪に呪われた、可哀想な林檎ちゃん。貴女の感じている不幸は、全て貴女の力で幸にしなきゃ。だって、貴女の人生じゃない貴女の手で彩るべきよ」 振るって突きつけるは暗黒の力。魔女とは違う、誰かを救うための魔。そして救いたがり乃リベリスタ達はその勢いのままに魔女をなぎ払う。いかな魔法をもってしても、これ以上には覆せない。 悪い魔女なんて、誰も許さないから。 ●少女結末 戦いの後も理央の張った結界は維持され、リベリスタ達はその中で今回のアーティファクトの所持者、姫野林檎と対峙していた。 「もう分かっておるじゃろ、リンゴ。おとぎ話ではのう、子供を殺すのは悪い魔女のすることだよ儂は人喰い魔法使いバーバ・ヤガじゃ。好きな人間に力を貸して、悪い継母をやっつける化け物じゃ。ではお前は何だ?」 貴様は家に悪い継母もいじわるな姉もいない幸せな子、そう林檎に告げたのは魔法使いのアレクサンドル。好きこのんで神秘なんていう深い森に迷い込む事なんて無い、もう良いんだよ、と。 「もう悪い魔女は居ないわ。大丈夫。またお友達と仲良くできるわ」 「そう、ボクたちが、君を助けにきたのは真実だ。もう怖くないから、その指輪を外して欲しい。ボクらは君から奪うことはできる。けど違う。君にソレを外してもらいたいんだ」 リリィが声を掛け雷音は持つべきでないもつ少女を抱きしめながらそう願う。リベリスタの他の皆も同じ。自分で外して欲しいと見守りながら告げていた。 「……うん、大丈夫もう、これがよくないものだって分かってますから。これは、お姉さん達に渡します」 そういって林檎は指輪を外し、差し出す。もうこんな物はいらないから、自分にはもてあます物だから。 「ありがとう林檎ちゃん、こんなの、壊しちゃうからね」 回収したって何にも成らないから。と心中で呟きながら魅零が受け取り壊してしまう。所有者から離れたからか、力を使った上でE・フォースを退治されたからか、ソレはたやすく砕けて散った。 「なぁ嬢ちゃん今見たこと、俺たちのこと忘れさせるぞ、いいな?」 「……ソレは嫌、です。皆さんが頑張ってくれたの分かります、それを見て、何ていうか私のために頑張ってくれる人も居て、私が一人不幸せなんじゃないって、思えたから。忘れたくないです」 にらみつけ、厳つい雰囲気で恫喝するフツに怯えながらも林檎は必死で首を横に振る。不思議な体験だけど、嬉しかったこと、忘れたくないからと。 「ハッハッハ肝座ってンな、この嬢ちゃん。いいぜ、忘れんなよ。忘れたくないって思ったその気持ちを」 忘れなければどんな日もいつか想い出になる、そう笑いながらフツは林檎の頭を撫でる。小さくとも立派なレディを褒めながら。 人よけのコーンを片付けた後様子を見守っていた小夜は少し複雑そうな表情であったが、納得もする。何も知らないで居るのが多分一番幸せだけれど。本人の意思をねじ曲げてまでそうするのは違うと思えるから。 少女を救ったリベリスタ達は帰っていく。その後ろ姿を見つめ、手を振りながら林檎は何度もありがとうと言う。間違いそうになった、恐ろしいことも考えた。ソレを知って、止めてくれたあの人達、自分のために頑張ってくれる人が居る、その幸せを感じられたから。 不思議な人達で、きっと魔法使いな彼らにありがとうを。 魔法使いなんて――大好き。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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