● 「でさー、どこまで話したんだっけ? ……そうそう、思い出した。で、その博士ってのがムカつく奴なのよ」 セーラー服の少女――裏野部に属するフィクサード、牙塔・菖蒲(がとう・あやめ)はバタフライナイフを弄びながら、トラックの中の男に話しかける。全体的に体つきの幼い彼女だが、そのしどけない仕草は妙に色っぽい。 「『この研究は人々を崩界の脅威から救うためのものだ』とか言っちゃってさー。あり得なくない? 何、せっかくのチカラをいらないとか言うの? マジ、おかしいじゃん!」 勢い良く言葉を吐き出す菖蒲。 しかし、男の反応は無い。 そこで彼女は3本の指を立てると、それを指折り数え始めた。 「あたしが嫌いなものは3つ。金持ちと、キレイごと言う奴と、納豆。その内2つが揃ってたら、殺しても罪にならないってのがマイルール」 「牙塔さん、例のブツ持ってきました!」 その時、アタッシュケースを持った男がやってくる。 「ん、分かった。とっととやっちゃって。人が来たらどう殺すか考えるのめんどいし」 自分よりも年上の男を顎で使うと、菖蒲は改めてトラックの中の男に言葉を続ける。 「あんたの場合、ルール的に考えると殺しちゃいけなかったんだけどねー。ほら、あたしは罪に問われないから気にしないで? なんてったって、あたしは天下御免の未成年様だし? キャハハハハ」 ● 次第に暑さを増す7月の最中。アークのブリーフィングルームの中にはクーラーが効いており、風が心地良い。そして、『運命嫌いのフォーチュナ』高城・守生(nBNE000219)は、メンバーが揃っていることを確認すると、依頼の説明を始めた。 「これで全員だな。それじゃ、説明を始めるか。あんたらにお願いしたいのは、裏野部のフィクサードがやろうとしている作戦の阻止だ」 過激派『裏野部』、フィクサード日本主流七派の1つだ。ルールの無い無法者、外道の集団と言われている。必要とあればどんな悪事にも手を染め、必要が無くとも悪事に手を染めるフィクサード。損得や善悪は天秤にならず、言葉は通じても会話にならない人種である。 「とあるエリューション研究者から強奪したアーティファクトをばら撒くつもりらしい。アーティファクトは内服薬みたいなものでな、飲んだ人間を一定確率でエリューション化させる力を持っている。飲んだ奴がフェイトを得るかは神のみぞ知るって奴だ」 その作戦の内容にざわつくブリーフィングルーム。何とも恐ろしい作戦だ。作戦が成功したら、結果は実質的に予測不能。どのような厄災が起きるのか想像も出来ない作戦だ。 「作戦のために裏野部は、輸送用のトラックを襲った。そこで飲料の原材料とアーティファクトをすり替えるらしい。残念ながら、俺達が着く頃にはトラックの運転手は殺されている。これ以上の犠牲を出さないためにも……よろしく頼む」 守生が端末を操作すると、周辺の地図と作戦に参加しているフィクサードの写真が表示される。 「人気の無い道路の脇にトラックは止められている。トラックの中ではアーティファクトとの入れ替えが行われている。積み込みが完了して、トラックが出発したら終わりだ。確実に止めてくれ」 時村財閥とは関係の無い系列の会社だ。社会的な力で止めるのは極めて困難である。そして、確実に被害が目されている以上、ここで止めるよりほかに選択肢は無い。 「説明はこんな所だ。資料も纏めてあるので目を通しておいてくれ」 説明を終えた少年は、その鋭い瞳で睨むように、リベリスタ達に送り出しの声をかける。 「あんた達に任せる。無事に帰って来いよ」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:KSK | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 2人 |
■シナリオ終了日時 2012年08月07日(火)21:53 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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■サポート参加者 2人■ | |||||
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● 物も言わなくなったトラック運転手相手のお喋りに飽きた菖蒲は、ウォークマンから流れる曲に合わせて鼻歌を歌いつつ、爪の手入れをしていた。自分の仕事は基本荒事。それが終わったのなら、後は気楽なもの。面倒な力仕事は男連中に任せておけば良い。 そして、なんとなく数トラック先に入っているお気に入りの曲を聴きたくなり、早送りをかけようとした時のことだった。 ヒュッ 風を切って何かが飛んでくる。 油断し切っており、常人なら反応出来る速度ではなかった。しかし、菖蒲にとっては何と言うことは無い。素早く腰に下げたナイフを抜くと、目にも映らぬ速度でそれを叩き切る。 「うぇ……なに、これ……」 菖蒲が顔をしかめる。切った箱の中からは何かが腐ったような、凄まじい臭気が漂ってきている。 「牙塔菖蒲! 納豆は、好きですかーッ!?」 投げてきた方向を見ると、そこにいるのは眼帯の少女――『骸』黄桜・魅零(BNE003845)――だ。手には何故か納豆のパックを持っている。 「黄桜は納豆好き、後はもっと好きであろうヘルマンさんに任せるよ、いひひ」 「分かりました、魅零さん。さて、牙塔菖蒲さん、貴女が納豆をお嫌いだという噂をお聞きしましたので、勿体無いなあと思いまして……」 すると、風下から長身痩躯の青年――『息をする記憶』ヘルマン・バルシュミーデ(BNE000166)――が姿を現わす。 「しかし、貴女みたいなド外道のためにわたくしの愛する納豆を浪費するなど愚の骨頂。だからほら、消費期限が二年前の納豆持ってきたんですけど……美味しそうでしょう? 貴女には少し高級すぎる味かもしれませんが、遠慮せずに、どうぞ」 紳士的な態度で淡々と語るヘルマン。慇懃無礼とは、まさに今の彼のためにある言葉だろう。 その様子は菖蒲の神経を逆撫でし、先ほどまでのくつろいでいた様子とは打って変わった怒りの表情を浮かべさせる。 「明日の朝刊載ったよ、てめぇ!」 菖蒲の声に合わせて、付近に待機していたフィクサードが姿を現わす。 だが、姿を現わすのはフィクサードだけではない。他のリベリスタ達も姿を現わす。 「アークです! 大人しくお縄につきなさい!」 『空泳ぐ金魚』水無瀬・流(BNE003780)が空中から、紅白模様の翼を羽ばたかせて、凛とした声を響かせる。 「大人しくしろって言われて、大人しくする奴はいないよ! むしろ、事を起こす前の景気付けに、派手に血飛沫飛ばせてやろうか?」 「飲んだ人をエリューション化させるアーティファクトですか。これは絶対に阻止しなければなりません」 魔力杖を片手にフィクサード達を睥睨する『子煩悩パパ』高木・京一(BNE003179)。思っていた通り、それなりの人数が姿を見せている。予定通りだ。ならば、自分としてはこのチームを支えるために全力を尽くすだけである。 「ふふ、お久しぶりです菖蒲さん。安い悪事を砕き皆様の平和を守る為に今日も止めさせて頂きます」 マントを翻して構えるのは『幸せの青い鳥』天風・亘(BNE001105)。以前、裏野部に襲われそうになったリベリスタを保護した際に、菖蒲と交戦した経験のあるリベリスタである。思わぬ再戦の機会に心も踊る。だが、今回に限ってはそれだけではない。強い意志を秘めた瞳で菖蒲を睨みつける。 「へぇ、アンタもいたんだ? ちょうど良いや。前の時は納得行かなかったからさぁ……」 ブンッとぶれるように菖蒲の姿が掻き消える。 その直後、一足飛びにヘルマンの頭上に現れ、ナイフを振り下ろす。 だが、ヘルマンはその動きを読み、斬撃を蹴りで受け流す。 「今度は納得行くまで切り刻んであげるよ! キャハハハハ!」 ● シューコー シューコー ガスマスクから怪しげな音を立てつつ、『合縁奇縁』結城・竜一(BNE000210)は戦場の様子をうかがっていた。そして、フィクサード達の気配が動き、剣戟の音や銃声が響いてきたのを確認すると、ガスマスクを外して端正な顔を覗かせる。 「あれだけ釣れれば十分かな?」 「だねー、それじゃそろそろ行こっか」 『つぶつぶ』津布理・瞑(BNE003104)は竜一の言葉に頷くと、スラリと二刀のナイフを抜き放ち、トラックの裏手へと回る。すると、その時フィクサード達が声を上げる。 「何か来たぞ、作業はいったん中断だ!」 拳銃を握ったフィクサードが気配を察知する。 しかし、様子は微妙に浮き足立っている。 こちらに残っていたのは、スターサジタリ―が2人だけだ。リベリスタの気配に気付かず、大半を囮の側に回してしまったのだろう。 「気にすることはねぇ。リベリスタとは言え女が2人、後はただのガキが1人いるだけじゃねぇか。この程度だったら、後のお楽しみもあるってもんよ」 女性のリベリスタに好色な視線を向けるフィクサード。 竜一の実力に気付けなかったのは最大の不幸であろう。 そんなフィクサード達に、『銀騎士』ノエル・ファイニング(BNE003301)は嘆息を漏らすと、白銀の騎士槍を構える。 「アーティファクトは勿論ですが、貴方達も全員ここで倒れて頂きます。フィクサードを生かす道理はありませんのでね」 銀色の槍が、月の光を受けて鈍く輝いた。 ● キィン キィン キィン 空中で幾つもの光が瞬く。 亘も菖蒲も、その動きは最早目で追いきれるものではない。 空を走る光の軌跡を追うことで、ようやく刃を交えていることが推察できる程度だ。 「ったく、うざったいんだよ、あんた! あたしの領域にズカズカ入ってきて!」 「殺せるなら殺してみなさい。死力を尽くし一分でも十秒でも長く貴方を止める。それがここにいる自分のやるべき事です!」 単純な速度だったらほぼ同等。ひょっとしたら、まだ菖蒲の方が速いのかもしれない。 しかし、亘には支えてくれる仲間の支援があり、それ故に追いつき、時には敵の速度をも超越し得る。 そして、亘が菖蒲を引き付けている間に、ヘルマンは自分を囲む有象無象のフィクサード達に鋭い蹴撃を放つ。 「過ぎた力は必ず身を滅ぼします、求めてもいない人間に力を与えるなんて間違っている!」 裏野部が手に入れたアーティファクトは、それ単体でなら、単に「人をエリューション化させ得る可能性を持つ」という程度の代物でしかない。だがしかし。 (飲んだ人が確実に革醒するわけでもなく、また革醒者になったからと言ってその人がその運命を甘んじて受け入れるかどうか……) このように無差別に人が摂取するように仕向けると、完全に意味を変えてしまう。ノーフェイスが、フィクサードが、どこかに生まれ、結果が予想できない故に混沌を呼び込む。新たなリベリスタが生まれる可能性もあり得るが、それも新たな戦いの火種。混乱の一部でしかないと考えているのだろう。 その「事態の想定が出来ない」という点に対して、いや、それを許容し望んで行う裏野部という組織の非常識さに対して、京一は恐怖を感じる。だからこそ。 「これは絶対に阻止しなければなりません」 決意と信念を込めた呪印がホーリーメイガスの身体を捕える。さらに、アルフォンソ・フェルナンテ(BNE003792)の真空刃が不幸な癒し手を切り裂いていく。その最中、魅零の放つ暗黒の瘴気がトラックのタイヤを焼く。相手の方が数に勝るというのに、大人しく支援を放置させてやる程、リベリスタ達に余裕は無い。 実際の所、裏野部の攻撃は苛烈だった。 ちゃんとした指揮官がいるわけではないものの、全員が暴力を使い慣れており、それが一気呵成に襲い掛かっているのだ。数の差もあり、それはまさにリベリスタ達を飲み込まんばかりである。 一進一退の攻防が続く中、菖蒲の様子が変わる。 「そろそろ積み込みが終わっても良い頃なのに……ひょっとして、あんたら!」 戦いにのめり込んでいたが、菖蒲もこのチームを任されるフィクサード。積み込み班の動きが遅いことに気が付くと、そちらに部下を向かわせようとする。しかし、それはリベリスタ達も見抜いていたことだ。……彼女の性情も含めて。 「そうそう、気付かれたみたいだから言うけど、とらが嫌いなものはぁ、貧乏とバカと巨乳よ♪ 菖蒲は……巨乳だけ違うわね、キャハハ☆」 菖蒲の口調を真似して、『白詰草の花冠』月杜・とら(BNE002285)が笑う。誰にとっても明らか過ぎる挑発。プラスアルファがある分、性質が悪い。普通の相手には通用しないかも知れないが、菖蒲にはこの上なく的確に効果を発揮した。 「うるさい! うるさい! それは言うな!」 アーティファクトのこととか、部下へ命令しなくてはいけないこととか、菖蒲の頭の中から全て吹き飛ぶ。 そんな彼女の様子を見て、流がくすくすと笑い声を立てた。如何にも目の前の様子が面白かったので、我慢出来なかった、そんな風に見える。演じているのか、素なのか。それは本人以外に分かるまい。 「上司が単純なら部下も単純なのでしょうね。こんな作戦が本気で成功すると思っているんです?」 流も幼いとは言え、レイザータクト。 戦いの様子、かわされる会話を眺めていれば、自然と相手が何を怒るか、そしてどう言えばその効果が大きくなるかというのは分かる。フィクサード達は見事に釣られてしまう。 その時、妙な声が戦場に響いた。 「セーラー服とか好きです! 未成年の少女とか好きです!」 あまりにも恥ずかし過ぎる……というか、問題ある主張だ。しかし、その声は妙に誇らしげ。 「けど、悪いことするならお仕置きするのが大人の役目! 俺が、きっちり躾けてやんぜェ……けっけっけっ!」 声の主は結城竜一。アークのリベリスタだ。 続けて、ノエルと瞑も姿を見せる。 先ほど出来た隙はフィクサード達にとって余りにも致命的だった。この戦闘において重要なのは、敵を全滅させることではない。 リベリスタ達はそれを見失わなかった。 フィクサード達はそれを見失わされた。 そして、その差が勝敗を分けたのだった。 ● 戦況は一変した。 今までフィクサードを優位に立たせていた要因は数。 しかし、リベリスタの側に増援が現れたことで、その優位は奪われた。そもそも、フィクサード達は多かれ少なかれ傷ついているのだ。 そこにほぼ無傷に近いリベリスタが入って来れば、結果は知れている。ましてや、フィクサード達はさらにここから「アーティファクトを取り戻す」という難題をこなさなくてはいけないのだ。 「そう言う押しつけがましいのが、エラそうだって言うんだよ!」 「いや、俺に善悪なんざねえけどな」 竜一は手に握られた2振りの刃を旋回させる。すると、巻き起こる激しい烈風が、フィクサード達に襲い掛かる。 「無関係なトラックの運ちゃんを殺したのが気に入らない。俺が此処に立つ理由はそれだけだ」 先ほど、セーラー服だの未成年だの言っていたとは到底思えない真剣な瞳で、竜一は菖蒲を睨みつける。その鋭い眼光には、彼女もたじろいでしまう。 そんな様子を見て、魅零は思わず声を掛けてしまう。 「菖蒲、作戦を中止して撤退して!! ……出来るなら、降伏を願うよ。その方が、戦わなくて済むから」 「へぇ? 正義のアーク様がフィクサードを許すって言うの? ちゃんちゃらだね!」 魅零の言葉を鼻で笑い飛ばす菖蒲。 しかし、魅零は揺るがない。 「黄桜はアークで、戦わなくて良い世の中を作るのが目的」 だからこそ、魅零は力を欲する。 成すために、沢山人を殺すし、手を血に染めるだろう。 辛いだろうし、痛いだろうというのは分かっている。 「それでもやり遂げてみせる。そうすれば皆幸せになれるもの。やるって決めたら、最後まできっちりやり遂げるのが、マイルールだ!」 魅零の言葉に菖蒲が舌打ちをする。ただの綺麗ごとよりも、ある意味よっぽど悪質な、現実を見た上で綺麗ごとを言う奴だと悟ってしまったからだ。 ナイフでデュランダルを切り伏せながら、瞑はそんな菖蒲に笑いかける。 「皆嫌いになろうと必死だけど、うちは菖蒲ちゃんに好きよ?」 ふざけたような雰囲気がが、瞑は真剣。 「貧乏だし、部屋は汚いし、納豆だって好きでは無いわ。だからほら、いいのよ? うちの事好きになっても。ちゅーしてあげる」 そう言って投げキッスを飛ばす。菖蒲はそれにたじろぎながらも、ナイフを振るう。 「気は合うかもね。だったら、薬も返して欲しいんだけど!」 「そればかりは出来ません、ここにはもう1人分、そうさせるわけにはいかない理由があるので」 亘はナイフを受け流し、カウンター気味の一撃を放つ。 菖蒲は大きく体を捻って、無理矢理かわそうとする。 しかし、肩口を切られ、袖の一部が宙に舞う。 そこにすかさず、ノエルが踏み込んでくる。 速度では菖蒲に勝てない。 だから、機を測っていたのだ。 自分の槍が、信念が、フィクサードを捕える瞬間を。 「いたずらにエリューションを増やすような行い、みすみすと見逃すわけにはいきません」 全身の闘気を集中させて、自らも貫くものに変える。 「世界の為にここで全て潰します!」 裂帛の気合と共に放たれた一撃は、菖蒲の身体の芯を捕え、生と死の狭間へと吹き飛ばすのだった。 ● 「次に会う時は捕まえてやりますからね!」 算を乱して逃げ出すフィクサード達に対して流は叫ぶ。 場を仕切っていた菖蒲を倒されたフィクサード達の士気は崩壊し、彼らは逃亡を選択したのだった。 同様に、変に追撃をしてアーティファクトを奪取される危険を冒すよりは、とリベリスタ達も無理して追うことは無かった。別の場所で同じ事件を起こされる可能性があったことを考えると、妥当な判断だろう。フォーチュナの情報でも、裏野部に奪われたものはすべて回収出来ている。 そうして、戦いを終えたリベリスタ達が本部と連絡を取ったりする中、ヘルマンは勝ったというのになぜか涙を流していた。 「うう……ごめんなさい……」 愛する人を亡くしたかのように悲しそうな顔で。 執事としての商売道具であるため、極力汚さないようにしている「手」を泥に塗れさせて、必死で何かを拾っている。 それは、最初に菖蒲に投げつけた箱の中身。 「帰ったらお墓作ってあげますからね……」 お墓を作ってあげる必要がある代物であるかは何とも言えない所だが、ヘルマンにとって大事なものであることは確か。 まぁ、食べ物飲み物を漫然と口に運ぶより、ちゃんと自分が何を口に運んでいるのかを意識するのは大事なことなのではないだろうか、ということで。それが1本147円のペットボトル飲料だろうが、納豆だろうが、とても大事なことなのである。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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