●ある日の激震 ラ・ル・カーナ。 拠点設営も順調に続き、治安の意地やフュリエの保護も着々と進み一見平和な状態が続いたかに見えた。 だがそれは、シンプルな破壊によって破られることとなった。 高台から見えるバイデンの群衆。荒野より来た彼らが今、統制された軍隊となってラ・ル・カーナ橋頭堡へと襲い掛かって来たのである。 もはや交渉の余地はない。 彼等に拠点を制圧されてしまえばこちらの世界にバイデン達がなだれ込む危険につながる。 彼らの猛攻をしのぎ切り、拠点を防衛せねばならないのだ。 ●倉庫前迎撃チーム バイデンが塀や門を越えてくる中、あなたが居たのは東側倉庫前だった。 東側から侵入してくる攻城部隊をある程度引き付け、倉庫内に閉じ込めて撃退するという、若干ぶっつけ本番気味の作戦がとられたためである。 だがあなたの役目は引き付けでも、倉庫内での撃破でもない。 彼らが倉庫内に流れ込んだ後、入り口を塞ぎ、加勢に入ろうとするバイデン部隊を暫し迎撃しておくことがあなたの役目である。 一体何人のバイデンを相手にするハメになるかは分からない。 かなりの持久力が必要とされるのは確かだ。 バイデン達が迫ってくる。 あなたたちは出番を待ち、じっと身をひそめている。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:八重紅友禅 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 9人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年07月28日(土)23:22 |
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■メイン参加者 9人■ | |||||
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●myself war ~我が為の戦い~ 自分にできることを。 『大雪崩霧姫』鈴宮・慧架(BNE000666)のスローガンは概ねそんな所だった。 「最後の、最後まで……」 紅茶の入った紙コップを置いて、慧架は作戦用の車両を振り返った。 「本来予定していたカモフラージュはできませんでしたね」 「なに、バイデンにとっては車も建物も一緒だろう。保護色に塗れれば念が入って良いが、今回みたいな乱戦状態なら充分誤魔化せるはずだ」 「それならいいんですが……」 『リベリスタ見習い』高橋 禅次郎(BNE003527)はがしがしと頭を掻いた。 インカム越しに通信を入れる。 「そっちの様子はどうだ」 『静かなものだ。音楽が欲しいな』 「そのうち鳴るさ。待っていろ」 通信を切る。 「音楽か、優雅な奴だ……」 「ふうん? なあにそれ、男同士のナイショのラブ話的なやつ?」 『ナルシス天使』平等 愛(BNE003951)が横から首を突っ込んでくる。 禅次郎は無理矢理押し戻してやった。 「ナイショでもラブ話でもない」 「ふーん。あっ、ねえバイデンってさ、男の園なんだよね? ボクいっそバイデンのとこ行こうかな。男の園に囲まれたい」 「…………」 「うそうそっ、分かってるよーもう。大丈夫!」 腕をぱたぱたと振る愛。 禅次郎は再び頭を掻いて、作戦の準備に取り掛かった。 同刻。 「ああっ、もう!」 『ソリッドガール』アンナ・クロストン(BNE001816)はがしがしと靴の踵をならしていた。 「いつかこんなことになるんじゃないかと思ってたけど……多すぎるでしょう、バイデンの比率!」 「そうか? 巨獣だのなんだの、全体で見たらまあこんなモンだと思うぜ。フュリエが少なすぎるだけだろ」 『ディフェンシブハーフ』エルヴィン・ガーネット(BNE002792)は車両のシートの上で腕を組んで寝そべっていた。 ドアを開けてストンと降りてくる。 「それはそれとしてだ。善悪抜きにただ喧嘩ってのは俺も嫌いじゃあない。殴りがいもあるってもんだ」 「ふっふー、しかも大勢の戦力に対応するのが俺ら10人程度ってんだろ? 燃えて来たぜ!」 車両の助手席で、『突撃だぜ子ちゃん』ラヴィアン・リファール(BNE002787)が壁やらドアやらを殴り始めた。 「うわっ、おい大事に扱えよ? 俺まだ乗ってねえんだから」 「…………」 運転席でぼうっとしているエリス・トワイニング(BNE002382)。 ラヴィアンは車から身を乗り出すと、近づいてくる戦火の足音に笑みを浮かべた。 「全力でやってやる。俺らがこの拠点を護るんだ!」 倉庫前の誘導チームがバイデンをおびき寄せている。 飛び出すタイミングが近いことを察して、『淋しがり屋の三月兎』神薙・綾兎(BNE000964)は息をひそめた。 「始めたらいつまで続くか分からない持久戦だ。どれだけ温存できるかが勝負の鍵だね。大変そうだ」 「それも良いじゃないですか。まるで軍記物のワンシーンですよ。この首、討ちとれるものならとってみよ、ってね。ははは」 穏やかに笑う『俺は人のために死ねるか』犬吠埼 守(BNE003268)。 二人は合図の時を待ち、武器を構えた。 「絶対に退けない戦いだよ。さ、始めようか」 「ええ――装着!」 別チームが倉庫内に飛び込んで行ったのを見て、守は車のアクセルを踏み込んだ。 ●dead of dead ~君よ、死を恐れよ~ 「閉鎖ッッ!!」 仲間の通信を受け、禅次郎たちは素早く倉庫の扉を閉めにかかった。 無論、勢いよく駆け込むバイデン達を横から扉だけで遮れるなどとは思っていない。 ならばどうするか? 簡単である。 「構わないわ、撥ね飛ばして!」 「了解!」 アクセルを目いっぱいに踏み込んだ守によって、トラックが倉庫の横から全速力で突っ込んできたのである。 正に鉄の塊。 バイデン達は七人程跳ね飛ばされ、後続のバイデンも慌ててその場を飛び退いた。 転げ落ちるように扉前に陣取り、トラックや4WD等で固く閉鎖。 アンナは外側から錠をおろして振り返った。 振り返って、青ざめた。 『よくも邪魔をしてくれたな戦士たちよ!』 『この憤り、この渇望、貴様の血で拭ってくれる!』 十数本と言う数の矢がまるで弾丸のような速度で飛んできたのである。 慌てて地面に伏せるアンナ。 頭上を通過した矢が4WDのボディを次々貫通。刑事ドラマやマンガなどで銃撃戦用バリケードとして使われがちな乗用車だが、実際の防弾性能はかなり低い。場合によっては爆発まで起こすので、本来なら盾にしてはいけないアイテムのひとつである。 まあ、神秘戦にそんな物理法則が通用するわけがなく、バイデンの放った矢が頑丈なオフロード用車体をぶち抜くのだが。 「お、俺の4WDィィィィィィィィィィィ!!」 エルヴィンは涙目になって悲鳴をあげた。 「まだ一度も乗ってねえのに、よくもやってくれたなコノヤロウッ!」 車からまろび出てジャスティスキャノンを連射するエルヴィン。 「ははは、まあそんなものでしょう。危ない刑事でもよく鉄くずになっていましたし」 ライオットシールドで矢を防ぎつつ周囲のバイデンに連続発砲する守。 勿論バイデンとて矢を射ってばかりの連中ではない。手斧や骨ナイフを構えたバイデン達が次々と殴り込みをかけてくる。 「うお――っとお!」 エルヴィンはライオットシールド(守とはタイプが違う)で相手の身体ごと受け止めると、ゼロ距離からジャスティスキャノンを発射。無理やりに跳ね除ける。 これもまた意外なことだが、ライオットシールドは銃弾を避けるためと言うより人間の突撃を跳ね返すために用いられることが多い。かつて浅間山荘事件などでは実は低かった防弾性を考慮して二枚重ねにしたとも言われている。そしてやはり、神秘戦はそんな物理法則を余裕でぶち抜いていく。 「――ッ!」 シールドを貫通して額まで迫ったナイフの切っ先。 エルヴィンは思い切り仰け反って刃を避けた。 横から銃撃をかけて跳ね飛ばす守。 「大丈夫ですか。平等愛さん、リカバーを」 「任せて!」 バリケード用車両の中からひょっこりと顔を出し、天使の歌を展開する愛。 降り注ぐ矢の雨に対して回復弾幕を張り始めた。 愛と同じようにひょこっと顔を出すラヴィアン。 「よっし今だな。強さはデカさだけじゃ決まらないってことを教えてやるよ!」 バリケードに突撃してくるバイデンに葬操曲・黒を発射。 血の鎖が飛び出し、バイデンに巻き付いた。 「よしきた、必殺――!」 魚でも吊り上げるように鎖を高く引っ張り上げる。 バイデンを軽く宙に浮かせると、そのまま地面へ振り下ろす。 「ハンマァー!」 「アンド・パイルッ」 落下してきたバイデンの腹めがけて銃剣を突き刺す禅次郎。 腹から背にかけて貫通したバイヨネットが、ぽたんと血をしたたらせる。 ただの突き刺しではない。呪刻剣による突き刺しである。 ここまで食らって無事でいられるわけがなく、バイデンは大量の血を吐いてその場に崩れ落ちた。 今日一番のドヤった顔で車から身を乗り出すラヴィアン。 「おう、俺はアークのラヴィアン! てめーら全員ぶっとばしてやる――ぜ!?」 そして、大量に跳んできた矢を見て首をひっこめる。 『手強いな。まずはあの邪魔な物体から押し退ける!』 巨大な鎚を担いだバイデンが突撃をかけてくる。 こんなハンマーを叩きつけられたら流石に車体が潰されてしまう。 が、ハンマーが車へ振り下ろされる時は訪れなかった。 今まさに下されたバイデンの腕。その付け根周辺を、慧架の両手ががっちりと抑え込んでいたのだ。 『貴様は一体……』 「鈴宮慧架、参ります」 相手が腕を引く動きをそのまま利用して掌底を叩き込む慧架。 バイデンは盛大にひっくり返り、ごろんごろんと群衆の中へと押し戻された。 「…………」 じっと腰を落とした構えをとる慧架。 『面白い。俺がやろう……』 腕に固い毛皮を巻きつけたバイデンが、軽やかなステップを踏みながらじりじりと接近してきた。 間合いを詰められる前にと足を慧架が踏み出したその時、バイデンが凄まじい速度で跳躍してきた。 たったの一足で10mという距離を詰められ、強烈な膝蹴りが慧架の顔面に突き刺さる。 反動で若干浮き上がるバイデン。その間に身体を捻り、踵と肘を連続で叩き込んでくる。 それらをモロに喰らってよろめく慧架。 『面白そうだ。俺にもやらせろ!』 別のバイデンが二本の骨ナイフを握って飛び込んでくる。 が、それは空中で遮られた。 「それ、俺を倒してからにしてよね?」 『……上等!』 空中でナイフを打ちつけ合ったまま、綾兎とバイデンは額をがつんとぶつけ合った。 反動で1mの距離が空く。 両者、残像が生まれる程の速度でナイフを繰り出し合う。 大量の火花が取り散る剣戟。余人に入り込む隙などはなく、別方向から飛んできた矢すらも弾き落とされる程であった。 そして戦いは、激しい持久戦へともつれ込んで行く。 ●world endless ~限りある世界の果てまで~ 出来上がり過ぎたショーと言うものは途中から見たくないものだとは、一体誰のセリフだったかとエルヴィンは考える。古い映画のワンシーンだったように思うが。 「全くキリがねえな!」 バイデンを蹴倒して毒気づくエルヴィン。 彼等に興味を示して襲ってくるバイデンは沢山いたが、その多くは別の場所に別の敵が居ることを知って兵舎や地下牢へと流れて行った。 この場に残っていたのは執念深くエルヴィンたちを狙い続けるバイデンと彼等に特別な興味をもったバイデンたちだけになった。 それでも十人以上の数があるのだから、恐ろしいものだった。 「ちょっとそこどけ、俺がやる!」 盾で防ぐのにいい加減限界が出てきたエルヴィンを押しのけ、ラヴィアンがバイデンへと殴りかかる。 「いいかバイデン。魔力が切れても人間には拳がある!」 拳を叩きつけ、ゼロ距離フレアバーストを発射。 バイデンが炎をあげてぶっ倒れる。 そんな彼女達の脇を抜け、巨漢のバイデンが倉庫へとりつこうとする。 「っとぉ、ちょっと待てそこのヤツ!」 振り向いてジャスティスキャノンを撃ちこむエルヴィン。 タワー・オブ・バベル越しに語りかけてみる。 「『こそこそしねぇで真っ向から挑んで来いよ。ほら!』」 盾を片手に持ったまま、くいくいと手招きをするエルヴィン。 『ほう……言葉の通じる奴もいるのか。丁度いい』 巨漢のバイデンは円形の手斧(と言う割には凄まじく大きい)を振り上げて襲い掛かってくる。 エルヴィンは彼の強烈な打撃を、頭上に翳した盾で受け止めた。 「おい、楽しそうだな。俺も混ぜてくれ」 そこへ銃剣を構えた禅次郎が突撃。 バイデンの脇腹に思い切り剣を突き立てる。 が、しかし。バイデンは痛がるどころかかえって面白そうに目を光らせ、禅次郎の頭を鷲掴みにした。 『どれ、貴様等がどの程度で壊れるか試してやろう』 思い切り振り上げ、上下を反転させる。そのまま禅次郎は顔から地面に叩きつけられた。 一度ではない。二度三度の連続である。 そして高く振りかぶり、後方の4WDへと投擲。窓ガラスを突き破って車内へと転がり込んだ。 「おっ俺の4WDィィィィィィィィィ!?」 「痛うっ……車より俺を心配しろ!」 ドアをけ破って身を乗り出す禅次郎。 にやりと笑い、身体から黒いオーラを湧き上がらせる。 『貴様、何を笑っている?』 「じいちゃんが言ってた。辛い時こそ笑えって」 見れば、禅次郎の片足はあり得ない方向へ拉げていた。 車のシートに腰掛けたまま、銃を構える。 「喰らえ」 ペインキラー発射。 それはもはや語るべくもない獰猛さで、バイデンの頭部を弾き飛ばしたのだった。 戦況は厳しかった。 補給や休憩を挟むことなく長時間の戦闘を強いられる疲労感、一発一発が大きいバイデン相手に回復を追いつかせなければならないと言う切迫感と、ここを破られたら後ろの仲間たちが確実に潰されると言う恐怖感。そして何よりバイデンの強力な戦闘力に、リベリスタ達はどうしても押されていた。 それ故に、本来攻撃を受けてはならない愛にまで、バイデンの攻撃は及んでいたのである。 「ふう……ふう……はあ……はは」 愛は疲れ切った顔で笑った。 肩に刺さった矢が抜けない。 自慢にしていた綺麗な顔も、血でべっとりと汚れている。冷静に考えてみると、頭を軽くかち割られているらしい。よく死なないものだと我ながら笑えた。 仲間を絶えず回復してきたが、そろそろエネルギーも尽きるだろう。 あと何回『天使の歌』が使える? その限られた回数で、仲間たちをリカバーできるか? 「でも……大丈夫かなあ。だってさあ」 視界がぼやける。 目を伏せ、愛はバリケード用の車から降りた。 ゆっくりと羽ばたき始める。 いい的だ。翼を矢が貫通し、バランスを崩して4WDのボンネットへ落下した。 「だってさ、ボクは可愛いもの。天使は吐息を漏らし、讃美歌を歌うもの。そうだよ……そうだ、ボクそのものが、『天使の歌』なんだよ。そうだよ、ねえ!?」 むっくりと起き上がり、愛は壮絶に笑った。 その姿を見たバイデンの一人が驚きに目を開く。 片手を挙げ、指揮棒のように指を立てる。 「さあ吐息を漏らして天使たち。賛美せよ天使たち! ボクの愛しい――全てを癒せェ!」 その時発生した広範囲型回復が、『天使の歌』であったことは間違いない。 強敵に追いやられた仲間たちをほんの僅かに回復する程度のスキルであったことは、間違いないのだ。 だがどうだ。 「これは……」 愛がその時弾きだした回復力は、天使の歌で想定される回復力のおよそ倍を記録していた。 それゆえに、起き上がれた者もいる。 たとえば。 『楽しめたぜ、未開の戦士たち』 二人のバイデンが相手を見下ろしていた。 胸を十字に切り裂かれ、仰向けに倒れる綾兎。胸には自らのナイフが突き刺さり、おびただしい量の血が地面に堪えずしみこんでいた。 その隣では、目から光を失った慧架がうつ伏せで倒れている。口の端からは血が一筋漏れていた。 既に勝負はついた。バイデン達はそう確信して背を向けようとする。 その時だった。 「まだ、俺は此処にいるでしょ? 勝手に倒した何て、決めつけないでくれない?」 「ええ、もう少し……もう少しだけなら、やれますから」 『…………』 言葉は分からない。だが気迫は通じたのだろう。バイデンたちはゆっくりと振り返った。 「ここは抜かせるわけにはいかないんだ。絶対に、絶対にね。だからさ、通りたいなら……今度こそ俺を倒してからにしてよ。できるならねっ!」 跳ねるように起き上がる綾兎。自らの胸からナイフを抜き放つと、高速でバイデンに接近。喉をすっぱりと切断した。 ひゅうひゅうと喉を笛のように鳴らして崩れ落ちるバイデン。 『貴様……!』 腕に毛皮を巻いたバイデンが鋭く肘打ちを繰り出してくる。 が、その先端を慧架の掌が受け止めていた。 そのまま絡め取るように引っ張ると、素早く足を払う。自ら飛んだかのようにひっくり返ったバイデンの額に片手をあてると、慧架は全力で地面に叩きつけた。 ごしゃりという音が鳴り、血の池が広がっていく。 その様子を見ていた守は、笑顔で銃弾をまき散らした。 「やりますね。では仕上げと行きましょうか!」 『……っ!』 バイデンを薙ぎ倒すハニーコムガトリング。 一部のバイデンは素早く屈んで回避。反撃に出ようと頭を上げたその時。 「はい、終わり!」 アンナが神気閃光を発射。 バイデン達を片っ端から打ち払い、その場に押し倒したのだった。 そして訪れる静寂に、アンナは肩を下す。 「私の神秘力を、舐めるな……」 アンナはうわごとのように呟くと、その場へ仰向けに倒れたのだった。 バイデンの強襲から数十分後。 彼らはなんとか誰一人欠けることなく、拠点防衛をまっとうした。 戦う過程でかなりの怪我を負ってはいたが、それはむしろ勲章のようなものだとある者は語る。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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