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女郎蜘蛛~ただし……~

●ガチムチが集まる所
 某フィットネスクラブ。
 そこは今、混乱の極みにあった。
 折りしもその日はボディビルダー達が、健康的かつ実に無駄に汗臭いトレーニングに励む日であり、ある意味においてもっとも近づきたくない日であった。
 だが、そこにソレは現れた。
 理由は単純だ。
「あらぁん。良い男がいーっぱい☆」
 好みの男が一杯居たからだ。

●ブリーフィング
 『運命オペレーター』天原和泉(nBNE000024)はとても嫌そうな顔をしていた。
 モニターに映る画像を見て、とてもとても嫌そうな顔をしていた。
 大事なので二回言いました。
 モニターに写るのは、ガチムチなマッチョメン達がやっぱりガチムチな上半身と巨大な蜘蛛の下半身を持つエリューションのオカマに縛り上げられているのだ。
 凄まじい破壊力である。
「えー、大変心苦しいのですが、皆さんにはアレの討伐をお願いします」
 嫌そうな顔のまま彼女は説明を始めた。
 要約すれば、スポーツジム内にエリューションが出現。
 トレーニングに励んでいたボディビルダー達を捕獲し、その後色々と欲望を満たそうとしているそうな。
「あの中に入り込むのは嫌だと思いますが、どうか、どうか! お願いします」
 涙目のオペレーターに見送られながら、リベリスタ達は汗臭い場所へと向かう事を余儀なくされたのだった。


■シナリオの詳細■
■ストーリーテラー:久保石心斎  
■難易度:NORMAL ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ
■参加人数制限: 8人 ■サポーター参加人数制限: 0人 ■シナリオ終了日時
 2012年06月28日(木)00:03
毎度、久保石心斎でございます。
今回はかるーいノリのマッスルギャグでございやす。

●エリューション:オカマ女郎蜘蛛
名前の通りでございやす。
全長は3m程度、広いスポーツジムの天井に張り付いて行動しておりやす。
巨大な蜘蛛の頭からムキムキだけれど化粧をしたオカマの上半身が生えた色んな意味でモンスター。
見た目通り、蜘蛛の糸を吐き出す能力がございやす。
所持スキルは
蜘蛛の糸:身体の各部から毒を滴らせた糸を投射する単体物理攻撃です。BS:毒付与
蜘蛛の巣:上記蜘蛛の糸の広範囲版です。威力は下がりますが毒は相変わらずです。BS:毒付与
フェロモン:フェロモンを放ち、単体に魅了状態を付与します。男性にしか効果がありません。BS:魅了付与。
ブチギレオカマの大暴走:キレて大暴れします。全体物理攻撃です。

●戦場
 スポーツジムです。
 ダンベルやバーベル等のトレーニング器具が大量に置かれている為、足場としてはやや悪い状態になっています。
 幸い、舞台となる時間帯はビルダー達が貸しきっているので人気は少ないですが、人の出入りは無いとは限りません。結界の使用をオススメします。

●人質
 戦いに巻き込まれない場所に転がっています。
 汗とワセリンで何とも言えない臭気を放っております。

 はてさて、この事件が解決できるかは全て皆様次第。
 宜しければどうぞご参加下さいませ。
参加NPC
 


■メイン参加者 8人■
デュランダル
四門 零二(BNE001044)
マグメイガス
シルフィア・イアリティッケ・カレード(BNE001082)
クロスイージス
カイ・ル・リース(BNE002059)
マグメイガス
百舌鳥 付喪(BNE002443)
ソードミラージュ
津布理 瞑(BNE003104)
クロスイージス
シビリズ・ジークベルト(BNE003364)
レイザータクト
ミリィ・トムソン(BNE003772)
マグメイガス
シェリー・D・モーガン(BNE003862)

●ガチムチフィットネス
 その手の方々に言わせると、好みとして上位に来るのがデブとガチムチになるそうだ。
 デブは抱き心地が良く、ガチムチは男性としての魅力が高い。
 余り知りたくない事実である。
 そういった意味でガチムチの集団であるボディビルダー達が狙われるのはある意味必然であった。
 某所スポーツジムの内部は非常に汗臭かった。
 ワセリンの油臭さと混じったその臭気は、一部の既得な趣味(男女問わず)の方々以外には理解出来ない異様な状況を醸し出し来る者を拒むある種の結界となっている。
 存外、と言うべきか幸いと言うべきか。
 ビルダー達はそれを外に持ち出さないのだけが救いだろう。
「どうしてこうなった」
 誰の言葉かは解らないが、リベリスタ達の心情はこの一言に尽きる。
 相手はオカマ。そして救出対象は筋肉モリモリのマッチョメン達。
 これが仮に麗しい令嬢だったりイケメンだったりすれば相応にやる気は出るが。
 相手はオカマ。
 大切なので二回言いました。
「フ……では、逝くか」
 悲壮な、それでいて何処か面白がっている様な、ハードボイルドな覚悟を決めた『闇狩人』四門 零二(BNE001044) がニヒルな笑顔を浮かべた目的地を見上げた。
「突入前にメイクしちゃうわね。こっちきて」
 『虚実之車輪(おっぱいてんし)』シルフィア・イアリティッケ・カレード(BNE001082) が物陰に『Friedhof』シビリズ・ジークベルト(BNE003364)を引っ張り込んで化粧を施してゆく。
「ああ、美人に仕上げてくれよ」
「大丈夫、シビリズちゃんかわいいからそこらの女より普通に綺麗になるわ」
 淑女然とした顔に化けさせるのは、『つぶつぶ』津布理 瞑(BNE003104) の手出す概ね苦労も無く出来た。
 問題と言えるのは、どこで着替えるかであったがその辺りも何とかなった。
 そんなシビリズが用意した衣装はフリルがたっぷりとあしらわれたドレス。
 それにしてもこのシビリズ、ノリノリである。
「オカマにマッチョに女装って。一体何がどうなってるんだい」
 頭痛がする頭を抱えながら『イエローナイト』百舌鳥 付喪(BNE002443)が呟く。
 色んな意味で予想外である。というより予想したくない出来事である。
 そんな彼女に同意するかの様に、『戦奏者』ミリィ・トムソン(BNE003772)が青い顔で頷いた。
 この後、一体どう言う光景が広がるか、予想してしまったのだろう。
 女性には、いや健全な人生を送っている(?)者には見慣れない、見慣れたくない光景なのは間違いない。
 死体が無数に転がる部屋を見るのとどちらかグロテスクか……それは各自次第だ。
「それじゃあ突入するカ」
 ぺったりと身体に塗られたワセリンが服に張り付き、何処と無く脂臭くなった『夢に見る鳥』カイ・ル・リース(BNE002059) がつぶやく。
 それに男装し、すっかり少年と化した『破壊の魔女』シェリー・D・モーガン(BNE003862) がとても嫌そうに、とても嫌そうに頷いた。
 誰もが行きたくなかったからだ。

●マッチョの園
 結界によって隔離されたそこは臭かった。
 腐臭や血臭とは違う、人工物と自然物の混ざり合った臭い。
 それを際立たせる熱気は、人工物の中に溜まった人間の熱。
 クーラーは動いて居るはずなのに、外よりもその建物の中は暑かった。
「ふふ、これで今夜は楽しくなりそうねぇん♪」
 そんな中にそれは居た。
 思わずキレてます! と叫びたくなる程のカット。
 ナイスバルク! と賞賛を送りたくなる程のバルク。
 何で下半身だけバケモノやねん! と突っ込みたくなる程に巨大な蜘蛛の下半身。
 それが天井に張りつたまま、頭を床に向けて妖しく笑っている。
 目の前には蜘蛛の糸で縛り上げられ気絶しているブーメランパンツのマッチョ達5人。
 異様だった。
 異様過ぎて、ミリィの意識が飛んでいた。
「ハッ!? お、思わず意識が飛んでいましたと言うか、ずっと飛んでいたほうが幸せだったんじゃ…とか、思ったけど私強い子我慢の子。……お、お家帰りたい。だ、駄目ですか……?」
 可愛らしくミリィが周囲のリベリスタ達に聞くと、ただ周囲の目は無言でただ一言語っていた。
『ダメ!』
 解っていた。だが、それでも逃げたかった。
 臭いはもう感じなかったが、視覚的核兵器は勘弁して欲しかった。
「逝くか」
 つぶやきと共に零二がネクタイを解き……勢い良く服を脱いだ!
 覚悟完了、ブーメランパンツ一丁になった零二が肉体を誇示しながら突き進む!
「フ……この身体、どう思う……?」
 言うまでもなく美しい筋肉を強調しながらオカマに話しかける。
 当然、オカマは気づく訳で……
「ウホ、良い男」
 舌なめずりをしながら零二、いやリベリスタ達の方に向かって移動した。
「あら、あんた達リベリスタね。何よ、あたしの邪魔をしようっての!?」
 ぷんすかぷん、と怒りを見せるオカマ。一応、状況把握は出来ている様だ。
「うハー…なぜにオカマなのダ」
 至極穏やかな声でワセリンの臭いを放ちながらリースがぼやいた。みんなそう思った。
「何よ! オカマだって生きてるのよ! オカマ差別だわ!」
 キーキーと何やら喚く。解っていた事だが説得は無理そうだ。
 じたばたと地団駄を天井に向かって踏みながら、オカマが襲い掛かってきた。
「とりあえず良い男は捕まえるわよ! アモーレ!」
 しれっと愛してますなどとほざきながら、オカマが糸を放つ。
 紫色の妖しい液体が滴って居る。体内に入るとどうなるか考えたくも無い。
 オカマの糸が零二を狙い伸びる。
「こちらの意図通りだ」
 糸だけに。
 ともかく、その糸を紙一重で避ける。髪が数本飛び散ったがそれだけだ。
「女のくせに、もう少し恥じらいをもったらどうだ!」
 バチバチと右手の中に放電する魔力を溜め込みながら、シェリーが鼻をつまんで叫んだ。
 彼女にとってはこの臭気は耐え難い物様だ。
「ビリビリとしびれるといいよ」
 ついに臨界に達した電撃を開放し、文字通り光の速さで放射される。
 流石はバケモノの反応速度か、それを腕を十字に組んで防御するオカマ。
 しかし、裸体な訳で。
「アババババババババッバハァ!?」
 当然、これ以上無い程にモロに食らって床に落ちた。
 ぴくぴくと痙攣してる様は、どうみても昆虫だった。生理的嫌悪感が倍増した。
 その隙に各自が己の力量高める神秘を発動する。
「し、しび、痺れるわねぇ! もう、オカマだから恥じらい何て無いのよ!!」
 全国のニューハーフの方々を敵に回す様な事を吐き出しながら起き上がり、ついでに糸を広範囲に吐き出した。
 やっぱり紫色の妖しい液体が滴っている。
 ネットリとした蜘蛛の糸が降り注ぎ、それでも切断の神秘が付与されているのか周囲の物体を切り裂きながら糸が進む。
「うわぁ」
 ドン引きになりながらも、リベリスタ達はそれを軽減する。
 幸い、毒にかかる事は無かったがまずまずの被害を出してしまった。
「たぁぁぁぁぁ!」
 精一杯の女性ボイスを出しながら、吐き出した糸に足を取られない様に女装したシビリズがドレスの裾とマフラーを翻して走る。
 何やら精神的な逆境に立たされているせいで、精神的にハイなのかこのシビリズノリノリである。
 手にもってヘビースピアに込められた聖なる力が大上段に振り上げられ、異様なテンションと色んな気持ちを込めて叩きつけられた。
 学習したのか、堅い蜘蛛の前足でガードしようとしたオカマだが、目測を違えたのか丁度顔面にヘビースピアが叩き込まれて吹き飛んだ。
「へぶっ! か、顔はだめぇ!」
 顔を覆ってそんな事を言う。まるでアイドル気取りだ。
 そうやって意識が完全にリベリスタ側に向いた隙に、付喪がすっかり人質、と言うかオカマの餌の救出を完了していた。
 零二がその筋肉を見せ付けた時からじりじりと近づいていたのだ。
「さあさあ、あんた等のその筋肉が飾りでない事を証明しな。逃げっぷりでね。相手の視界に入りさえしなければ、安全だよ」
 そう言ってボディビルダー達に逃走を促す。
「「「ありがとうございます、姐さん」」」
 大声で礼を言う訳にはいかないので、小声でそう言って頭を下げると無駄に訓練された隠行の技で逃げ始めた。
 きっと彼らには誤解を避ける為に世を偲ぶ技があるのだろう。
 だが、そんなマッチョ達の背中にオカマが気づいてしまった。
 吹き飛んだ体勢から即座にリカバリーをすると追いかけようと足を動かす。
 だが、その時……!
「クロスアウッーー!」
 リースが飛んだ。
 その顔の様に、まるで美しい鳥が空を舞うかの様に。
 飛び上がったリースは、ライトを背にしオカマの目の前に飛ぶ。
 そして
 そのまま来ている服を
 脱ぎ捨てた―――!
「う、美しい……ハッ!?」
 ヌルヌルと光を照り返すワセリン、後光の如く輝くライト。
 そして鍛え上げられた筋肉。
 全ての要素を兼ね備えたリースの裸体が目の前に現れたオカマの動きが止まった。
 そう、その時リースは確実に輝いていた。
「フ……負けてはいられないな!」
 破壊のオーラを纏ったブロードソードを振りかぶりながら、零二が駆ける。
 何を、とは聞いてはいけない。
 ブロードソードとバックラーのまるでバーバリアンの様な出で立ちの零二の連撃がオカマを捕らえる。
 しかし、オカマも負けられない。
 主に充実した夜の生活の為には此処で倒れる訳にはいかないのだ。
 素手と剣の打ち合いは数度打ち合わせた所で零二が圧倒した。
 だって、武器と素手なんだもの。勝つのは武器だ。
 オカマの腕はズタズタになった。ついでに身体もズタズタになった。
「お、オカマパワーを舐めんじゃないわよぉぉぉぉぉぉ!!」
 傷だらけになった身体を起こしながら、それでも負けじとオカマは立つ。欲望の為に。
 実に根性の入ったオカマである。
 だが、それでもリベリスタの追撃は止まらない。
 何せ此処に居たくない物が大半なのだ。
「女郎蜘蛛ちゃん、強引なのは男の子に嫌われちゃうわよ? 自分を磨いて自分で振り向かせるの。わかるわよ、だって私達同じ乙女ですもの」
 瞑が優しくオカマに語りかけながら、人間の部分の急所を貫いた。
 目にも留まらぬ早業だった。口調が優しいが、行為はドSの極みだった。
 流石のオカマも、これには「解ってくれるの?」とは言えなかった。
 ついでにオカマボディも動かなくなった。
 瞑が内臓を傷つけたせいだった。
『離れろ! 纏めて焼き払うぞ!』
 シルフィアからのテレパスを受けて、瞑が即座に反応しオカマから離れた。
 手にもった魔道書が輝き、ルーンを描く。
 描かれたルーンが力を解放し、魔術の業火が召喚されオカマだけを火に包み込む。
「あっっっっっつぅぅぅぅぅぅぅぅい!?」
 業火に焼かれながら、それでもオカマは生きていた。
 だが、今までのダメージが重なったオカマの生命力はあと少しだ。それが見て取れる程にボロボロだった。
「は、はやくお家に帰りたいので……ここで倒れてください!」
「同意だな」
 色んな意味で精神が限界に達していたミリィと、己の矜持である魔道をこんな事に使ってしまったシェリーが、己の持てる全力を込めて魔力の弾丸と真空の刃を放つ。
 ミリィの真空の刃がガードに入った蜘蛛の脚ごとオカマの上半身と蜘蛛の下半身を切断する。
 その一撃だけで、彼女の正気度が大変なことになりつつあるのが解ってしまった。
「せ、せめてそこの良い男達を誘惑したかっ……タワバッ」
 そして、怒りを燃やしたシェリーの魔力の弾丸が完全なトドメとなった。
 彼女の一撃はナニか言いたげだったオカマの上半身を打ち砕き、魔力の塵へと変えたのだ。
 頭脳を失った下半身は暫く痙攣し、ズンと音を立てて倒れた。
 そして完全に動かなくなると、高速で風化して行き……ワセリンの臭いを残して消え去った。
 消え去る時ですら、異臭を放っていたのは最悪だった。

●後片付け。
「こ、こんな部屋にいつまでも居られません。私はお家に帰らせてもらいます!」
 撃破を確認した後、ミリィはまるでミステリーの被害者の様な事を言い出した。
 気持ちは良く解った。
 だが、瞑がミリィの首根っこを掴んで引き止める。流石はソードミラージュ、早業である。
「まーまー、大掃除してからにしましょ。片づけない方が良いって人もいるけど片づけた後にその良さに気付くものよ」
 何か釈然としないものを感じながらもそれに同意したリベリスタ達は掃除を始める。
 相変わらず酷い臭いであるが、いい加減鼻も慣れてくる。
「あー、まあ色んな意味で大惨事だね。全く……取りあえず、化粧を落とせ、服を着替えな、写真を撮るんじゃないよ! 掃除は私らがやってくるから、リースとシビリズ、後零二は向こう行ってな!」
 最年長の付喪がぼやきながら男達の有様を戻す様に言う。
「人は何かを得るとき、ナニかを失うものなのかも、な……フ」
「ハァ……嫌な汗かいたのダ……」
「うむ、実に酷い敵だった」
 男性陣は更衣室に向かいながら、それぞれ心情をつぶやいた。
 酷い敵、この一言に全てが集約される。
「実に割に合わない仕事だった……」
 シェリーの一言が消えて、ジムは綺麗になった。
 それぞれがジムのシャワーでこびり付いた臭気と汗を流し終えた所で、シルフィアの提案本部に帰る前にお茶をする事になった。
 こういう酷い話は甘い物とブラックなコーヒーを飲んで忘れるに限るのだ。

■シナリオ結果■
成功
■あとがき■
お待たせ致しました。
『女郎蜘蛛~ただし……~ 』完成と相成りやした。

冒頭のそちらさんの好みの話でやすが、実際にあっしがそっちの方々と酒を飲んだ時に話してくれた事でございやす。
(誤解なき様に言っときますがあっしはノーマルでございやす)
これが、ガチムチが多い真実の一旦ではなかろうかと。

さておき、今回は如何だったでしょうか。
笑っていただければ幸い。
これからギャグ物を増やしていけたら良いかと存じます。

さてさて、それではこのお話はコレにて幕引きでございます。
次に皆様との縁がある事を祈りまして……