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∩<|´w`|>∩

●DEATHぞ
 空間をこじ開けて切り裂いてから降り立った。
 凶悪な棘がギラリと光る。鋭い眼光が闇夜に光る。
「フハハハハ! フゥーハハハハハハハァーー!!」
 恐ろしいその哄笑が、低く不気味に響き渡った――……。

●どっぺる?
「信じられへん!!」
 なんてゆう流暢な関西弁で『歪曲芸師』名古屋・T・メルクリィ(nBNE000209)は俯けた顔を両手で覆っていた。
 一体全体どうしたんだとリベリスタが訝しむ表情を向ければ、メルクリィは物凄く何とも言えぬ顔をしてモニターに『それ』を映し出した。
 ……!
 廃墟のビル。夜空に照らされ高笑いする『それ』は――

 ∩<│´w`│>∩ <ですぞー

 ↑これだったッ!!
 つまり、なんかデコに『757』とか書かれた悪そ~な顔をしたメルクリィだったのである!
「ウワーーー何で幻想纏いから武器だしてるんです!? 違いますよそれ私じゃありませんよマジで!」
 事務椅子でズギャッと後退しつつあんまりにも必死に言うので、まぁ、取り敢えず話を聴こう。
「これはアザーバイド『∩<│´w`│>∩』、どこかの世界の戦闘用兵器ですって。この時点で非戦闘員な私とは全くの別物……ダウトっつったヤツ誰ですか。言いなさい怒らないから。お前か。赦さん。
 まぁ、それが空間を渡る能力で無駄にこのチャンネルに来ちゃったようで。
 かなり好戦的なんですが、スゲー雑魚いですぞ。ま~適当にボコッたら自分のチャンネルに逃げ帰るでしょう。
 ハイとゆー訳でこの∩<│´w`│>∩を適当にボコるのが皆々様の今回の任務ですぞ」
 え、ホントに雑魚いの?めっさ凶悪そーだよ?
「はい」
 即答しやがった……。
「場所は先程もご覧頂いたかと思いますが、郊外の廃ビル屋上ですな。広い明るい足場しっかり問題なし。
 とゆー訳でして気兼ねなーく∩<│´w`│>∩をボコッてきて下さい。これは、あれです、人気投票一位だった私への嫌がらせというか嫉妬と妬みのコンチェルト的なアレに違いありません! 市民! 肖像権の侵害は反逆的行為です!! フフ……面白くなってきましたよ!」
 何か色々混ざってんぞお前。


■シナリオの詳細■
■ストーリーテラー:ガンマ  
■難易度:EASY ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ
■参加人数制限: 8人 ■サポーター参加人数制限: 0人 ■シナリオ終了日時
 2012年05月26日(土)23:19
●目標
 アザーバイド『∩<|´w`|>∩』の送還

●登場
アザーバイド『∩<|´w`|>∩』
 何故か外見がメルクリィそっくりなアザーバイド戦闘兵器。
 凶悪な見かけに反して、雑魚い。
 デコの数字は『757』
 簡易飛行的能力を持つ。
 異世界を渡る力がある。
>主な戦法
 ブーストパンチ:近単、ノックB
 ロケットパンチ:遠2、ショック
 レーザービーム:遠複、貫
 トゲミサイル:全体
 など。

●場所
 郊外にある廃ビルの屋上。広く、足場はしっかりしている。
 時間帯は夜。星や月が出ており明るい。
 一般人は来ない。

●その他
 757は既に廃ビル屋上にいます。

●STより
 こんにちはガンマです。
 戦闘用フォーチュナ……ではありませんが。ザコいですが。
 宜しくお願い致します。
参加NPC
 


■メイン参加者 9人■
覇界闘士
ヘルマン・バルシュミーデ(BNE000166)
インヤンマスター
依代 椿(BNE000728)
ホーリーメイガス
神谷 小夜(BNE001462)
デュランダル
桔梗・エルム・十文字(BNE001542)
クロスイージス
セリオ・ヴァイスハイト(BNE002266)
プロアデプト
エリエリ・L・裁谷(BNE003177)
ナイトクリーク
篠崎 エレン(BNE003269)
レイザータクト
カミラ・フォン・リューネブルク(BNE003794)
ホーリーメイガス
桃子・エインズワース(nBNE000014)
   

●戦争は始まる前から戦争インザアーク
「あぁ、やっぱり」
 妙に納得した面持ちで『レッドシグナル』依代 椿(BNE000728)が頷いた。メルクリィをじっと見澄ます。その胡乱な気配に後退するメルクリィ。だって呪印封縛する気満々なんですもの。手に目隠しとかヘッドホンとか拘束する気がアリアリアリーヴェデルチ。動いているモノなら神でも止めてみせるとでも言うの。
「いや、ほら、同系型番っぽいし、相談聞かれたら困るやん?」
「だから私はボトムチャンネルの人間ですってば! あと相談って……紅椿組たるもの煙草の煙で人を殺すまで聞k」
「そこ、作戦らしい作戦立ててないとか言わない……」
 スミマセン。目を逸らしてみれば、今度は『蒼き革命』カミラ・フォン・リューネブルク(BNE003794)の憂いを帯びた表情が。
「あの……何故でしょう……私、初めて名古屋さんを見た時から─―」
 ちょっと困った様な笑顔で彼を見上げながら。
「その肩に有る電球の様な存在(モノ)を無性に叩き割りたくなる衝動に駆られていたのですわ」
「おぉっとギャルゲ的展開に見せてバイオレンス」
「でも私、名古屋さんの電球の様な物は割りませんわ。この衝動は757さんで晴らしたいと思いますから、安心して下さって結構ですわ。だって、そんなに怯えているのですもの……」

 ――昔、メイド喫茶に758さんのそっくりさんがいる依頼がありましたね。
 『その男、機械的につき』……型番は759。非戦闘型アザーバイド。
 そして、今回は757、戦闘型アザーバイド。つまり、中間の数字である758さんはハイブリッド型だということ。

「これがせかいのしんじつ。わたしにはわかります。なぜなら、プロアデプトだから!」
 ズキュゥウーーン。『磔刑バリアント』エリエリ・L・裁谷(BNE003177)の超恰好良いポーズ。イメージ的には時を止めたりロードローラーをWRYYする感じ。が、貴様見ているなのポーズでメルクリィを指差して。
「これは保安的措置です。しかたないのです」
 拘束する気満々。皆さん容赦が無いですわとカミラは苦笑を浮かべる。哀れメルクリィ、どう足掻いても絶望なのか。

 と。

 スッ。と無言でメルクリィを庇う様に立ちはだかったのは『黒猫』篠崎 エレン(BNE003269)。影の従者まで纏っている。なんかほっとくとどさくさに紛れて肩のガラス割られたり色々しそうな気がしないでもない。なんて思ったのだ。
(フォーチュナを傷つけちゃいけないと思うのよ、やっぱり)
 何か他の人のテンションから考えると放置もできないかな、と――そんな彼女は根っから真面目でお人好しなのである。マジ天使。ということでメルクリィの護衛(?)。特に肩のアレに重点を置いて、攻撃や弄りからは徹底的に庇う心算。難易度高そうだけど。フォーチュナを縛るとか論外だよね、とか。
「エ、エレン様……っ!?」
「名古屋さん、ここは私に任せて避難を!」
「ですが――」
「いいから、早く!」
「ッ、御武運を!」
 走り出す。ブリーフィングルームから出る。足音がだんだん小さくなる。エレンは冗談のつもりで行ったのではない。倒れたらフェイト使ってでも立ち上がってみせる。あれが割れたら自分も(精神的に)困る。
「『フォーチュナの無事』もミッション達成条件にいれておけばいいのに……」
 そんな呟きを溜息と共に。かくして758の真空管は護られた。奇跡である。ぜってぇ割られるって思ってたもんマジで。
「えっと、程々にしてあげて……そろそろ行きましょうか」
 そんなカミラの苦笑いで、一段落。

●ネタバレ:ここから一方的展開
「ついに、あの真空管を割れる……!」
 『息をする記憶』ヘルマン・バルシュミーデ(BNE000166)は湧き上がる感情に拳を握り締めた。一目見た時から気になっていた。ちらちら見てたら『割ったら毟りますぞ何処をとは言いませんが』言われたりした。
「わたくしはいい子ですからだめって言われたらやりませんよ。でもね、いたずらしたい盛りの四歳児(実年齢23)に
あんな格好の餌ちらつかせておあずけってそりゃないでしょ!
 もう! ずっと割りたかった! 我慢してた! たとえ代替品だろうと……わたくしはあの真空管をカチ割ってみせる!!」
 イメージ的には「執事王に俺はなる!(どーん)」な感じ。
「目標、アザーバイドの『送還』になってますけど……抹殺とか殲滅とか、あるいは『アザーバイドが命からがら脱出』になりそうなのは気のせいでしょうか……」
 別にそれでも困らないし、それはそれでアリかもしれませんね、と『局地戦支援用狐巫女型ドジっ娘』神谷 小夜(BNE001462)は深く考えない事にした。
「それにしてもあのアザーバイド、名古屋さんそっくりですねぇ……それとも名古屋さんがアザーバイドそっくり、と表現するべきなのでしょうか」
 少し思案に耽りつつも、仲間に施す翼の加護。カミラも仲間と最適防御意識の共有を試みる。

 ――彼は、異世界の戦闘兵器だった。
 そして偶々訪れた世界で偶然落雷に会った彼は、その日から心と、フォーチュナ能力を持った。
 かつての力を封じ己のナンバーを名前とし、彼は心を与えてくれたこの世界の為に尽くそうと誓ったのだ。
 そう、彼こそ……758、皆がよく知るフォーチュナである。

「という展開も考えたけど本当に偶然似てるだけみたいだね。神秘って不思議。色々攻撃方法あるみだいだけど、ブレストファイヤーとかもあるかな?」
 頬に指を添え『インフィ二ティ・ビート』桔梗・エルム・十文字(BNE001542)は小首を傾げる。
「ははは。メルクリィは何を言ってるんだ? 人気投票。桃子嬢が2位以下を大きく離してトップだった。そうだよな? なぁみんなそうだといってくれよ」
 『うめももの為なら死ねる』セリオ・ヴァイスハイト(BNE002266)は微笑んでいる。だが、目が笑っていない。
「我らが天使……桃子嬢がナンバー1じゃないなんて。何かの間違いだ。神の悪戯だ。あの愛らしい笑顔。慈愛の心。気品のある身のこなし。誠意のある言動。メルクリィに劣る所なんてないはずだ。
 あえて……あえて挙げるとするならば親しみやすさか。遠くのバラより近くのタンポポ……桃子嬢は高嶺の花……いや、世界に一輪しかない希少な花。一般庶民の俺達にとっては雲の上の存在。
 だとしてもだ。オレは認めない。認めるわけにはいかないこの怒りをあの偽物だか同型機にぶつける。桃子嬢は俺の生きる目的。俺の全てなんだ」

 とまぁこんな感じなのだが、

「……、」
 ∩<|´w`|>∩――757は完全に引いていた。だって皆異様に目に殺意があるし。なんか言動怖いし。なので全員へあの腕のトゲトゲをミサイルっぽく放つ。が、そんなんで全く怯まないのがぼくらのリベリスタなのだ!
「色々覚悟は完了、っと……ほないこか」
 注:仁義上等ではない。飛んでくる棘を術符の鬼人に護らせつ、椿がラヴ&ピースメーカーを向ける――狙いは寸分違わず、アレだ。割れたら結構痛いらしいしな、アレ。撃った。超速の弾丸。

 ぱりーん。

 ∩<|;´w`|>* <ギャー

「私、もう我慢が出来ませんわ……っ!」
 それとほぼ同時にカミラも地を蹴り飛び出した。苦しい様な、悲しい様な、頬を薄く染めた恍惚の表情――月を背後に目が紅い。つっかっもうぜッ 757の真空管ッ。なんていう昔懐かしの歌っぽいリズム。
「ふふ…この握り心地と軋み具合が素晴らしいですわ! 例え弱いと言われていようとも、容赦は致しませんわ!」

 ぱりーん。

 *<|;´w`|>* <ウッギャー

 ざんねん!757のぼうけんはここでおわってしま わなかった!
「肩のガラス、直るでしょうか……ちょっとやってみますね」
 小夜が紡いだ癒しの詠唱が微風となり、757の肩のアレが復活する。皆さん割りたいようなので、との事。
「治療して潰してのループって何となく残酷な気もしますが、まぁ、戦闘用の兵器らしいですし、アザーバイドですし、問題ないかな、と……」
「情けをかけてくれたと思ったらこのザマだよ!」
 泣きながらレーザービーム。それを手抜きにならぬ程度の動作で躱しつつ、エレンは同情めいた溜息を一つ。
「失策と言うのは酷かな、運が悪かった、わね……」
「全くですよ! この鬼! 爛れろ!」
「お断りします!」
 757の罵声に応えたその声は、アザーバイドの頭上から。わたくしMVPことヘルマンだ。翼の加護――もうすっかり慣れたものだ。しかしこれ楽しいな!ありがとうございます神谷さん!――で得た羽を広げつ、着陸!肩の上!

 ヘルマン757に立つ!

 そして徐に足を上げ――真空管へ向けて踏み下ろす!もう片方の足も上げ!また下ろす!そう、真空管の上で足踏みをするかのように!土砕掌!土砕掌!
「ギャアアアアア死ぬアアアアア」
 当然死ぬほど痛いらしい757は滅茶苦茶に暴れたり殴ったりレーザーしたりする訳だが、ヘルマンだって負けてはいない。
「わたくしにはやりたいことがあるんだ!」
 どっさいどっさい!( ゜∀゜)o彡°
「ああなにこれ楽しい……頼りないガラスが靴底で割れる、まるで寒い朝に水溜まりに張った氷を踏み潰す時のような、そんな快感……!」
 癖になりそう。

「あ、ぱりーんってなった。おおお、めるくりー(偽)がすくらっp……じゃない。前衛的かつ名状しがたい様子に……!!」
 一方、桔梗はあまりの超展開にぽかーんと観戦していた。
「おお、回復スキルで肩が治った。あ、またパリーンされた、今度はキックだぱりーん……!!」
 なんて戦闘の事をすっかり忘れて実況中だったが、空中から757が叩き落とされて来たので。つい。慌てて。地面に叩きつけられる前にメガクラッシュでコンビネーション。ギャー。
「あっ…つい、条件反射で……!!」
 ウッカリ。やりすぎた。あまりの惨状にほろりと涙をこぼしつ視線を逸らす。
「ふふ、色々砕ける音が聞こえるよ。めるくりー南無南無……!!」
 合掌。悲鳴が聞こえる。

 そんなこんなでフルボッコ、遂に757が倒れ――る事は無かった。いや出来なかった。椿が呪印封縛で呪縛ってポイズンシェルで毒・猛毒って陰陽・氷雨で凍結って仕上げに吸血で出血付けて。あ、途中で逃げんよぉに鴉で怒りも付けとくな?(微笑み)だそうです。13代目マジ13代目。というわけで757は瀕死状態で縛られなう。白目剥いて痙攣なう。
「え、なんでこんな執拗に攻撃するかって? ほら、コレだけ拷も……厳しくあたれば、何かポロっと言うてくれるかもしれへんやん? たとえば、某フォーチュナとの関係とか、肩の真空管の意味とか、棘棘の存在意義とかやね……」
 爽やかな悪い笑顔。

 さて、尋問のお時間やよ★

 *<|;;´w`|>* <ウギャアアアー!

 だがまだ終わらんよ!倒れた757をエリエリはトラップネストで縛ってロープでふん縛って飛行できないように端っこをしっかり持って。
「さあ、洗いざらい吐いてもらいましょうか!」
 椿の質問に加え、生まれた上位世界がどんな所か。同型がいくら存在するか、758番もあるのか。759番に心当たりはないか。その体内に内蔵された面白兵器の詳細などなど。
「答えを渋るようなら容赦なく肩のアレをピンポイントでパリーンします。ホリメさんに回復してもらって何度でもパリーンします。覚悟しろ。そのお粗末なメモリーに残った情報を余すことなくさらけ出すがいい!」
「えぇー……は、話しますけども」
 蒼い顔で757は言う。曰く、

 上位世界? ここと似たような所。
 同型? 757はオンリーワン。758、759?誰それ。
 内蔵兵器?棘棘? 戦闘で見せたので全部。棘は発射したら生えてくる。
 肩の真空管の意味? 桃■イさんに聞いてくれ。

「成程!」
 言いながらパリーン。ギャー。
「え? 約束と違う? こっからはただの趣味です! やだなあ! あ、ついでにももこさんの伝家の宝刀をお土産にもってけばいいのです」

 れっつ! はらぱん!

●ももこのおねがいv ~真打登場、闇の魔王~
「あの人が何するか結局聞けへんかったけど……ほんまに支援やんな? 支援だけしてくれるんやんな?」
「やですねぇちゃんと(気が向く程度に)天使の歌を歌ってたじゃないですか」
 天使の歌とか金髪美少女にピッタリですし。と、椿の肩に手をポン……と置いたのは『清廉漆黒』桃子・エインズワース(nBNE000014)その人である。予約前から予約してたり参加者決定してから8人枠を9人に歪めたりしたあの御方である。とりあえず何か不穏な空気を感じたので椿はスっとその場から離れておいた。まぁ、桃子さんはセリオさんが接待しとってくれそうやし、全面的に任せよか!
「桃子嬢の仰せのままに」
 当のセリオは桃子の傍ら、恭しく首を垂れて付き従う。全力でパリーンに参加したいのをぐっと堪えて全力で庇っていた。
「傷つくことに恐れなどない。桃子嬢が微笑んでくれるだけでオレは生きていける」
 擦り傷一つ負わせるわけにはいかないだろ?と。視線の先。エリエリに拘束されてる757。さて割るか。
「桃子嬢の御手を煩わせることもあるまい。オレが代わりに潰してくる……まかせて下さい桃子嬢。不肖セリオ・ヴァイスハイト、命にかえてもあの不逞な輩を成敗してきます」
 振り向いた先の桃子さんは――微笑んでいらっしゃった。あ、これ黙って待機してないとコロサレルわ……そう誰もが直感したので、まぁ、桃子さん出陣です。

「なんとまあ。ご都合よくボトムにホイホイ現れた何処かで見たような変なの!
 やっとももこさんの出番です。中国製名古屋とか認めません。757とかパチモンにも程がある!
 ほんとにもう、ですぞとか言って可愛いつもりなのか!
 ろんがいだ! 広島辺りの高校でピッチャーやって甲子園優勝してそうなアザーバイドが!
 びしょうじょとか美少女とかももこさんとかうめことかを抑えて!
 てーか第一どうしてこのデカイ凶悪な夜道であったら子供が泣きそうな男が人気トップとかなんですか」
「えぇ~っ……取り敢えず私パチモンじゃないですしデスゾは中の人の趣味で元ネタはゆう■まの魔王でニ■ムラ選手は偶然の一致っていうかあと人気投票一位だったのは本人が一番びっくりしてるんですマジで」
 メタっぽい?いやいや、コメディだから……ね?ギャグ補正ね?華麗にスルーがソークールね?
 そんなこんなで757を始め誰もが口を噤んで、シンと静寂。
「……しずまりかえるな! 何とか言えです、この真空管。
 まー、良く考えたらももこさんこのアザーバイドには縁もゆかりも恨みもないのでした。
 えーと、そんな事より名古屋さん、喉とかかわきませんか?」
「名古屋じゃなくって757なんd「そんな事より名古屋さん、喉とかかわきませんか?」ハイ乾いてますハイ」
「そんなあなたに――ジャーン、ももこさん特製ももじるしのミルクティー! 水筒に入れて持ってきたのでどうぞ。一気にごっくんと。どうぞどうぞ。大丈夫ですよ、何も入ってませんから。いいから飲みこめ」
「飲んだら死ぬ未来しか見えないんですが」
「いいから歯を食いしばれ! その真空管割ってやる!」

 EX メフィストの抱擁!

「スキルが見えない? 見るんじゃなくて感じるといいですよ!」


 ~しばらく美しい花々の映像をお楽しみください~


「桃子さんから何かとても憎しみめいた思いを感じられますわね……」
「ひぃっ!? ももこ、まさかそんな割り方が……!!」
 カミラ、桔梗は衝撃の映像につい目を逸らしたとか。


●これで次はももこさんが人気一位間違いなしですね!
 くににかえるんだな おまえにもかぞくがいるだろう。
 と、『二度とこの世界に来ないよう、仲間も寄越さないよう』念押ししてエリエリは757を解放した。
「また割られに来て下さってもいいのですよ……!?」
「もうこの世界に来るなよ。色々と面倒だから。な」
「もう二度と来るかこんな鬼の住むチャンネル!」
 ヘルマンの満面の笑み、エレンの溜息に捨て台詞を吐いて757は帰って行く。お達者で~と小夜も手を振り見送り(?)。奮戦に敬意を表して……だって、奮戦ですよ、ね?

 そんなこんなでアークに戻ってメルクリィに会ったヘルマンはちょっと熱っぽい視線で真空管を見てしまったりカミラは見るからにスッキリした様な感じだったり小夜は天使の息の準備してたりするのだがまぁ別のお話って訳で。

「きっとガトリングを背負った756とか赤く塗装されて通常の3倍の性能の759とかいつか出そうだなー、と思えてならないんだよ」

 そんな桔梗のフラグな言葉で、一先ず閉幕。



『了』

■シナリオ結果■
成功
■あとがき■
メルクリィ:
「ノーコメントで(ほほえみ」

 だそうです。お疲れ様でした。
 如何だったでしょうか。とりあえず私は腹筋崩壊しました。もう色々と腹筋のフェイトが0です。
 これからの依頼も頑張って下さいね。
 お疲れ様でした、ご参加ありがとうございました!