●ケロケロ、それは緑色のボロいゴミ箱 電信柱に無許可のチラシが貼られている。 「粗大ゴミ、汚部屋、産業廃棄物、なんでもケロケロ清掃会社にお任せください お客様が目を閉じている間にあっという間に片付けてご覧に入れます。 XXX-XXX-XXXまで」 ケロケロ清掃会社。この胡散臭い名前の会社はとある雑居ビルに事務所を構えていた。 「いやあ、困りますよ。いくら上からの命令とは言え、そういうのは私どもの職務ではありませんので……」 電話にて、はきはきと受け答えしているのは、社長の矢崎健三。フィクサードである。 「……はい、分かりました。まあ確かにこいつも大分育ってきて、ちょっとやそっとの餌では物足りないみたいなので、はい……」 社長のデスクの横には、緑色のボロいゴミ箱が置いてあった。蓋にはひょうきんなポーズをしたカエルの絵が描かれている。 そのカエルの目が一瞬、光ったような気がするが気のせいだろう。 数日後、近くの工場から材料、ごみ、製品、機材などの全てのものが無くなるという怪事件が立て続けに数件起きる。 「強盗らしき人影の目撃証言もないっていうし、何なんだろうなあ……」 閉店後のとあるショッピングセンターの中で、見回り中の警備員がつぶやいた。 カチャカチャ……バリバリ……グシャッ あるはずのない物音に警備員が立ち止まる。音はフードコートから聞こえるようだ。 「も、もしや、強盗か……?」 警備員はゆっくりとフードコートに近づき、広場の中を懐中電灯で照らす。 そこにいたのは人ではなかった。ボロい緑色のゴミ箱が、逆さになって椅子やテーブルを飲み込んでいる。 「う、うわあああっ!?」 警備員は驚いてその場に倒れこんでしまった。 ●アーク本部 「どうも、おかしい。フィクサードの事件は毎日起きてるけど、一度にこれだけ感知されたからには……何か事情がありそう。今、アークの方でも調査をしている所なんだけど」 『リンク・カレイド』真白イヴ(ID:nBNE000001)が顔をしかめている。 「ああ、今回の目的はこれね」 リベリスタたちに気がついたイヴはモニターに写った緑色のゴミ箱を指す。 「このE・ゴーレムは見たとおりのゴミ箱。食欲しか無くて何でも食べてしまう。矢崎健三っていうチンピラが飼い主なんだけど、彼はフィクサードのようね」 矢崎自身は、これまではこのゴミ箱で死体や武器、産業廃棄物などを不法に処分して、私腹を肥やしていたくらいの小悪党であった。なのだが、最近どういうわけか工場などに忍び込んであらゆる資材をゴミ箱に食べさせているのだという。 「というのもこのゴーレム、食べれば食べるほどお腹が減って大食いになっていくの」 「それで、ゴミだけでは餌が足りなくなって、こんなことを……?」 リベリスタの一人がイヴに問いかけるが、彼女は複雑そうな表情だった。 「そのはず、なんだけど、なにか引っかかる……」 彼の今までの手口に比べて、妙に動きが派手というか……どうも、なにか別の目的があるようにも思える。 最近フィクサードの起こす事件が増えている事については、現在アークが調査を進めているということだ。とにかく今は、このE・ゴーレムを何とかしなければならない。 「もう一度言う。今回の目的は『E・ゴーレムの撃破』ね。とはいえ、矢崎とその仲間たちが邪魔をしてくると思うから、十分気をつけて」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:青猫格子 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 2人 |
■シナリオ終了日時 2011年05月28日(土)01:49 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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■サポート参加者 2人■ | |||||
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●荒ぶるゴミ箱 暗い広場内に咀嚼音だけが響く。唯一の目撃者である警備員は気を失って倒れ、懐中電灯が床に転がっていた。 バタバタバタッ…… そこへ、複数人の足音が急速に近づいてくる。 「たしかに、ここのようだな」 『むしろぴよこが本体?』アウラール・オーバル(BNE001406)が暗い広場内を見渡して言った。もっとも、懐中電灯のわずかな明かりだけで視界は悪い。 「音がするから、間違いないと思うよ」 というのは、神代 凪(BNE001401)。彼らが思案している間にも、広場内に標的の音が響いていた。 「明かりはどこだろうな……?」 アウラールはフードコートの明かりを探す。しかし、懐中電灯だけではなかなか見つからない。 「これじゃないかしら?」 主婦の勘、というのだろうか。『サイバー団地妻』深町・由利子(BNE000103)が近くの柱の影にあったスイッチを見つける。 彼女がスイッチを押すと、カチ、という音と共に、広場の明かりがついた。 「!?」 そこには予想以上の惨状が広がっていた。 すでにフードコートの椅子やテーブルなどといったものが三分の一ほど無くなっていた。ぽっかりと開いた空間には、僅かな残骸が残るのみ。 しかし、それよりも目を引くものが、広場の中央にいた。 「あれが、『ケロケロ』か……」 『蒼炎の吸血鬼』ルシウス・メルキゼデク(BNE000028)が、「それ」を確認して怪訝な表情になった。 それは一見、ごく普通のボロい緑色のゴミ箱だった。しかし普通でないのは、生き物のように動いて、椅子などを飲み込んでいる所である。 自らより大きなテーブルなども、蓋と本体でかじるようにして粉砕し、あっという間に飲み込んでいってしまう。 (どこかに矢崎がいるはずじゃが、今のところ、分からないのう) 『白面黒毛』神喰 しぐれ(BNE001394)がキツネの耳を立てて、周りを警戒しているが、まだそれらしい気配はない。 「まあ、どこに誰が隠れているか分からないけど……ようするに、まずはこのゴミ箱を片付けるのが先決ってことだね」 『三高平の肝っ玉母さん』丸田 富子(BNE001946)が得物を構えて言う。相手を威圧する目的でモルぐるみを着てきているが、ゴーレム相手では効果はなさそうだ。 その間にもゴミ箱はまた一つイスを飲み込み終わり、リベリスタたちの方に蓋を向けた。 「なに……?」 『三高平の韋駄天娘』十 刈穂(BNE001727)は嫌な予感がした。 予感は的中する。ゴミ箱は蓋を開いて、大量のゴミをまき散らしたのだ。 「うわっ、汚い!」 『蒸気機関式肉食女子』シルキィ・スチーマー(BNE001706)が飛び退きながら嫌そうに言うのも無理はない。砕かれたテーブルや椅子の破片が頭上に降りかかってきたのだ。 もっとも、生ごみや産廃でなかった分良かったのかもしれない…… 撒き散らされるゴミを、しぐれたちは必死に避けていく。 「とにかく警備員を」 『正義の味方を目指す者』祭雅・疾風(BNE001656)は倒れていた警備員を引っ張って、ゴミの届かない柱の陰へと連れていく。 警備員はすっかり気絶しており、まだ当分目は覚まさないようだ。 ●邪魔する者たち 「矢崎たちが何を考えていようと、とにかく今はこいつを叩くのみってことね」 ゴミ攻撃を避けつつ、刈穂たちが戦闘態勢に入る。 「エリューションを退治するのが私たちの役目だからね、いくよ!」 凪も同時に、目標に向かって飛びかかる。 凪の炎をまとった拳がゴミ箱に命中し、円筒形の本体が大きくゆがんだ。 「うう……」 一方そのとき、由利子はルシウスが頭を抱え、わなわなと震えているのに気がついた。 「ルシウスさん?」 「この私が、ゴ、ゴミまみれになるなんて……」 由利子が声をかける。ルシウスは頭からゴミをかぶってしまい、汚れてしまったことにショックを受けていた。 すでに大部分のゴミは振り落としていたが、フロックコートにちらほら木屑などが残っている。 「とにかくこれで元気を出してください。盾がいないと富子さんたちを守れませんしね」 由利子が手をかざし、集中するとルシウスの治癒力が向上していく。これで精神まで良くなる訳ではないが、彼が倒れてしまうよりはずっとましだ。 「イスなんかより、こっちにいいエサがあるよ!」 刈穂がゴミ箱に向かって空き缶を投げる。ゴミ箱はゴムボールのように飛び上がると空き缶を飲み込もうと蓋を開ける。 「かかったね!」 刈穂がゴミ箱に向かって蹴りの斬撃を繰り出す。斬撃はゴミ箱に見事に命中し、フードコートの端まで吹き飛ばされた。 コロコロ……コロ。 と、ゴミ箱が何者かの足先で止まった。 「誰じゃ!?」 しぐれが声を上げると、フードコートの隅に寄せられていたテーブルの影から、隠れていた男たちが立ち上がった。 「おやおや……気づかれてしまいましたね」 五人の男の中央にいた細目の男が言った。 全員武装しており、中央以外の四人は服装や装備などでスターサジタリー、マグメイガス、覇界闘士、インヤンマスターであると見て取れた。 「ということは……お前が矢崎か」 ルシウスが言った。先ほどゴミを浴びてしまったショックからはすでに立ち直っていた。 細目の男と、他のリベリスタたちとの間に立ってハルバードを構える。 「おっと、名前まで知られているとは……よく分かりましたねえ」 矢崎がほくそ笑む。その表情からは、余裕なのか慌てているのかすらわからない。 「どうも分からないね、あんたたちの目的は何だい? 他のフィクサードの事件も、関係ないってことはないんだろう?」 富子の質問に、矢崎は黙って首を横に降った。 「フフフ……それは教えられません。もっとも、私らはただの駒なので、具体的なことは知らないんですよ」 「ふん、聞いても無駄そうだな」 アウラールが吐き捨てるように言う。 「ああ、そうだな!」 シルキィも同じ気持だった。もとより彼らから真相が聞けるとは期待していない。 敵のスターサジタリーが銃を抜き、矢崎が動く。 ルシウスもそれを見て矢崎に向かって走りだす。 「俺達はこっちをなんとかしないとな」 アウラールが飛び掛ってきたゴミ箱を見上げる。蓋が開き、彼の頭を飲み込もうと飛び込んでくるが、間一髪のところで避ける。 (すばしっこいね……確実に命中させるために、よく狙わないと) シルキィはスパナを持ってゴミ箱の動きをじっと見つめている。標的に確実に当てるためのチャンスを狙っていた。 凪や刈穂たちの攻撃もあり、元からボロいゴミ箱はすっかり歪んでしまっていた。心なしか動きも鈍くなった気がする。 「………!!」 ゴミ箱はびょん、ととび退くと後方にあった椅子やテーブルを次々に飲み込んでいく。 あっという間に大量の機材を飲み込むと、メキメキと音を立てて歪みが治っていく。 「回復していく!?」 凪が叫んだ。無生物の回復なので見た目はよく分からないが、動きも俊敏になり、おそらく元気になったのだろう。 「今だっ!!」 シルキィがスパナを核に作った黒いオーラを放つ。オーラがゴミ箱の中心に突き刺さる。 「!!……!!?」 ゴミ箱は声を発しないが、衝撃をうけた様子は伝わった。 「その様子だと、イイ所を突いたみたいだな?」 ゴミ箱が再び蓋を開き、シルキィたちに向かってゴミをばらまいてくるが、彼女たちはなんとかそれを避ける。 「いい加減、ゴミ箱なのに、周りを汚すのはやめろよ!」 アウラールが邪魔なイスやテーブルを蹴って避けながら、ゴミ箱へと突進する。そして剣を振るうと、十字の光が現れ、ゴミ箱を斬りつけた。 その衝撃でゴミ箱は再び大きく歪んだが、そのままアウラール目がけて転がりながら突進する。 ●悪党は逃げ足が早い 一方、ルシウス達と矢崎たちの決着もまだ終っていなかった。 ルシウスは矢崎を相手にしていた。まずはリーダーを倒すことが先決だと考えたからだ。 「刈穂たちの邪魔はさせないぞ!」 「威勢がいいですね……」 矢崎が拳を繰り出す。ルシウスはハルバードで受け流しながら、反撃のチャンスを狙う。 だが、その拳からは矢崎があまり本気でないのが感じられた。手加減をしているというよりは、あまりやる気がない様子だ。 (たしか駒と言ってたな……命令に仕方なく従っているというわけか) だが、説得で戦いをやめさせられる相手でもない。何しろ相手は矢崎だけではなかった。 彼と戦っている間にも、マグメイガスの魔弾やスターサジタリーの銃弾が飛んでくる危険がある。 マグメイガスたちが攻撃の準備をしているのを見て、富子が叫ぶ。 「遠距離の敵はアタシに任せなさい!」 富子が得物を振りかざすと、マグメイガスたちの周囲で炎の大爆発が起こった。 「っておい~! 室内なのに大丈夫なのか~」 ゴミ箱と戦いながら様子を見ていたアウラールが慌てて富子に声をかける。 「何言ってんの、どっちにしろ放っとくと全部ゴミ箱に食べられちゃうんだからね! それに敵の数が多いし、手加減なんてしてたらこっちがやられちまうよっ!」 「こいつ……ふざけた格好して、よくも!」 爆発をかろうじて逃れたインヤンマスターは富子に向かって式を放つ。式は富子の着ぐるみに命中するが、衝撃が吸収されて大したダメージは与えられず、ぽとり、と落ちた。 「なに? さてはその服に何か秘密が……?」 「いやないから」 アウラールが小さな声でツッコミを入れる。単に当たり所が悪かっただけだと思われる。 「それは単に、お主の式がたいしたことがないだけじゃー!」 今度はしぐれがインヤンマスターに向かって式を放つ。 「ぐはあっ!?」 式はインヤンマスターの急所に命中したらしく、うめき声を上げてその場に膝を付いた。 「わらわの式はひと味違うのじゃよ」 特に根拠はないが、自信たっぷりにしぐれが微笑む。 その間にも、ルシウスと矢崎の攻防は続いていた。ルシウスは攻撃を受け流しつづけていたが、徐々に追い詰められ、大きな柱が背後に迫っている。 「逃げるばかりでは能がありませんね」 「違う、このチャンスを待っていた!」 一瞬の隙をついて、ルシウスが矢崎に突進する。全身の力をハルバードに込めて、矢崎の腕を砕いた。 「ぐっ……」 腕の骨に直接くる痛みに、矢崎が顔を歪める。 その隙にルシウスは矢崎の拳が届かないよう、距離を置く。 「どうする? まだ続けるか?」 「いや……」 といって矢崎は仲間たちに視線を向ける、インヤンマスターが一番ダメージをうけており、マグメイガス、スターサジタリーたちの傷も大きい。 「俺はまだ平気だぜ!」 覇界闘士がガッツポーズをして見せる。 「あら、よそ見しちゃだめよ~っと!」 由利子が覇界闘士の隙をついて、剣を振るう。彼女の義手から生まれる強力な衝撃を受けて、覇界闘士は吹き飛んだ。 「ぐおっ……!!」 覇界闘士は地面にたたきつけられて泡を吹く。その様子を見て矢崎はやれやれ、とため息をついた。 「ここは無理して戦うのは愚策ですね。皆さん、一旦退却です」 矢崎が声を上げると、フィクサードたちはうなずいて立ち上がる。 「おいまてよ!」 アウラールが追いかけようとするが、『イノセントローズ』リゼット・ヴェルレーヌ(BNE001787)が彼の方に手を置いて首を横に振った。 「深追いは禁物です」 「でも……」 そうしている間に、矢崎たちはフードコートの中央にある階段を飛び降りるようにして下階の闇の中に消えて行った。 「まあ、仕方ないか……一応捕まえて今回のことについて聞いてみたかったんだが」 それより、いまは残ったゴミ箱を片付けるほうが先決だった。ゴミ箱はゴロゴロと転がって富子、しぐれたちに向かって突進してくる。 「危ない!」 ルシウスがゴミ箱の前に立ちはだかり、ハルバードでゴミ箱の突進を食い止める。 「アタシたちが束になってかかれば、こんなゴミ箱、たいしたことないよ!!」 富子が武器でゴミ箱に殴りかかる。 「そうね。ここは一気に、片付けるわよ!」 由利子、しぐれ、シルキィたちも力を合わせ、ゴミ箱に最後の一撃を放った。 めきめき……とゴミ箱にひびが入り、ついにゴーレムは粉々に破壊された。 破壊の瞬間、目を閉じていたルシウスがおそるおそる目を開く。 「ゴミが撒き散らされるんじゃないかと思ったが……その心配はなかったようだな」 ゴーレムの破片以外は、僅かなテーブルの残骸らしきものしか見当たらない。 だが、周りを見渡せば、半分以上のテーブルが無くなり、戦い中に撒き散らされたゴミの破片も残っている。 言ってしまえば、目茶苦茶な状況であることに変わりはない。 とにかく、ゴーレムを退治することには成功したのだった。 「うまく使えば、ごみ問題解決に役立ちそうなのに……でも、エリューションだから、やっぱり倒さないといけなかったんだよね」 刈穂が粉々になったゴーレムの残骸を見て言った。 「そうだねー、ゴミを撒き散らさせても、迷惑だしね」 凪が周りの惨状を見て肩をすくめる。こうしてフードコートの脅威はとりあえず、去った。 ●敵は倒され、そして… 夜明けまで時間があったので、リゼット、凪、富子たちなどが中心となり、ゴミを片付けていく。 テーブルや机は半分以上食べられてしまっていたが、どうしようもないので瓦礫だけまとめて、広場を綺麗にしておいた。 「そういえば、警備員はどうなったんだ?」 シルキィが疾風にたずねる。 「向こうに寝かせてますが、特に怪我もないので、そのうち目が覚めるでしょう」 「そうか、それは良かった。俺達もそろそろ帰らないとな」 アウラールが片付いた広場を見渡して言った。 「何言ってるの! せっかくショッピングセンターに来たんだから、開店まで待ってショッピングに行くのよ~。ねえ富子さん?」 「そうだね! ひと仕事して疲れたし、たまには料理を買って帰るのもいいねえ」 由利子と富子は買い物に行く気満々だ。 「……ま、まあそれなら別にいいが。とにかくここで解散だな、私は帰ろう」 ルシウスたちは苦笑して、帰ろうとするが、富子に捕まってしまう。 「ほら、あんた達も荷物運ぶの手伝うんだよ」 「ええーっ……」 「たぶんそうなるんじゃないかと思ったんだよ……」 シルキィは富子たちに引っ張られて食品売り場に連れていかれるアウラールたちを見て苦笑いを浮かべるしかなかった。 そしてしぐれ、凪、刈穂たちも笑いながら彼女についていくことにした。 フィクサードたちの真の狙いは分からなかったが、ゴーレムを無事倒し、ショッピングセンターに平和が訪れた。 そしてまもなく、いつも通りの営業を開始する予定であった。 目茶苦茶になって一時閉鎖されたフードコートを除いて。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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