●搾取される者 ドン! ガランドン! 宵闇間近の薄暗い路地裏に何かが崩れるような音が響き渡る。 だが周囲には人気は全く無いので、こんな派手な音が立っても誰かが聞きつけて駆け寄ってくる様子は無く、乱雑な音に若い少年の声が重なるように聞こえてくるばかりだ。 「もう金が無いだと? だったらそこら辺うろついてる奴から奪って来いよ」 唸るようながなり声を上げる大柄な黒髪の短髪の少年。その後ろには脱色で痛んだ髪とピアスが目立つ少年が二人立っており、ニヤついた笑みと共に薄闇の奥を見詰めている。 視線の先である薄闇の足元には、顔に痣を散らした詰襟の少年が雑多な道具と一緒に転がっていた。 「う、奪うなんて無理ですぅ……! お小遣いもお金財布から取ってるのばれてもらえなくなっちゃったし、もう何も無いんです! お願いですから、もう勘弁して下さ……がはっ!」 詰襟の少年は這いつくばったまま大柄な少年の足元に縋るが、そのまま再び蹴り上げられて薄闇の奥へと戻されてしまう。 「ったく、使えねーな。しょうがないからあと3日待ってやるよ。その間に5万で勘弁してやるから持ってこい。出来なかったら……分ってるよなぁ?」 そう言って大柄な少年はニタリと笑う。 その笑みに身体を強張らせる詰襟の少年。 詰襟の少年はイジメられ始めた頃に服を剥かれて裸の状態にされた写真を彼等に撮られていた。 それ以降それを題材に脅され、苛烈なイジメと共に、詰襟の少年はモチャのように扱われ続けている。 少年達はハッキリと口にはしないが、厭らしい眼差しが語っている。 “言う事を聞かないと写真をばらまく” パソコンで管理出来るデジタルカメラが主流となっている現在、詰襟の少年にそれに対抗する手段はほぼ皆無で、親や先生に訴えても良いが結局写真の事は露見してしまうだろう。 詰襟の少年はそれが怖くて仕方がない。 「あっ、あうっ、あっ、あっ……」 「じゃ、また3日後にな」 そう言って少年達は震える詰襟の少年を残して去って行った。 ●反逆の炎 「うう……ひぐっ……どうすれば良いんだよぉ……」 少年はすっかり宵闇に包まれた路地裏ですすり泣く。 3日後には奴等に金を渡さないと身の破滅だ。しかしこれと言って対応策は思いつかない。 どんなに痣を作っていても、制服が汚れていても、親や先生は声一つかけてきてはくれない。 彼等は少年に無関心なのか、それともトラブルに関わるのが面倒臭いのかは知らないが、少年の事はほぼ放置している。 いや、今声をかけられても困るのだが。写真の事が露見するのは怖いから。 絶望にくれるしかない少年だったが、そんな彼の視界にぼんやりとした緑色の光が灯る。 どちらかと言えばネオンの様な緑色で、炎のように揺れているのだ。 少年は不意にその炎に触れたい衝動に駆られ、恐る恐る炎の中へと手を差し入れた。 ――それがどんな意味をもたらすかも知らずに。 それから間も無く3人の少年が無残に殺され、彼等の家屋が跡形も無く全焼する事件が起きた。 数少ない目撃者の証言によると、家屋は緑色の炎によって燃え尽されたらしい。 少年達を殺した犯人についての目撃証言は上がってはいないが、彼等は全員薄汚れた路地裏で焦げた挽肉にされていたらしい。 そして、その“緑色の炎”に襲われかけたと言う人も新たに出始めていた。 ●悲しき討伐 「――と言う事件が起こっているんだけど、明らかにエリューションのしわざだよね」 『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)はウサギの髪飾りをひょこひょこさせながらため息を吐く。 「最初に襲われた人達はきっとエリューションになる前に恨みを買っていた人達ね。こういう場合って大体そうだから。もう起こってしまった事はしょうがないけど……今からこれじゃあ放っておいたら強大なバグホールになってしまう可能性だって大きいわ。そうさせないためにも早急に事態を解決してね」 そう言って彼女はにっこりとほほ笑んだ。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:五葉楓 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 4人 |
■シナリオ終了日時 2011年05月19日(木)23:44 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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■サポート参加者 4人■ | |||||
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●消し去られたもの 家屋と家屋の間にある黒く煤けた空間を前に、真咲・菫(BNE002278)、天城・櫻霞(BNE000469)、緋袴 雅(BNE001966)、鳳条 クローディア(BNE002301)は言葉無く立ち尽くしていた。 左右の家はほぼ無傷だというのに目の前に広がる空き地にはただの消炭しかなく、過去に建造物があったとは到底思えないほどだった。 「……私はサイレントメモリーは持っていませんが、これを行ったエリューションがどれだけこの家の住人を憎んでいたかはなんとなく解る気がします」 クローディアは痛ましげに俯いて溜息を吐く。 「他二軒も見てきたが、ほぼ同じ状態だった。死体は挽肉、家は全焼。まるで存在そのものを消したい、そんな意思を感じるな」 菫は軽く眉根を寄せると、顎に手を当て考え込む仕草をする。 「エリューションは多分、行方不明の少年だろう。ここまでする理由はいったい何なんだ? イジメか?」 「多分ね。何かをネタに脅されてた、ってところかな」 「行方不明の子、写真を見る限り気の弱そうな子でしたしね……」 「……それで、こんなところからどうやって情報を拾うって言うんだ? 難しいんじゃないか?」 「どうなんだ、菫」 雅と櫻霞の問いに菫は溜息を吐いて言った。 「出来る出来ないじゃなくて、やるんだよ。それが仕事ってものだろ?」 菫は無表情のままそう言って黒い空き地に足を踏み入れると、瓦礫に手を突っ込んでは欠片を取り出しては見詰め、戻す作業を始める。 サイレントメモリーを使って手掛かりを探しているのだ。 しかし徹底的に焼き尽くされたこの場所から情報を拾うのは相当な手間になるだろう。 「この様子だとうちらはうちらの出来そうな事やっといた方が良さそうだね」 明らかに長引きそうな菫の作業に雅は他のメンバーに声を掛ける。 「それが良さそうですね。私はファミリアーと一緒に空から様子を見に行ってきます」 クローディアは肩に留めていた小鳥を空に放って歩き出す。 「じゃあ俺と雅はこの付近の家の聞き込み調査だな。それで良いか?」 「かまわないよ」 櫻霞と雅も菫を横目に去って行った。 菫は振り向きもせず「任せた」と叫ぶと、再び手がかりを探る作業に集中し始めた。 ●噂 「フムフムなるほど。最近夜中に鬼火が出るって噂が広まっているわけね? で、鬼火が目撃された地点は?」 シルフィア・イアリティッケ・カレード(BNE001082)は街で聞き込み調査を行っている鈴宮・慧架(BNE000666)と不動峰 杏樹(BNE000062)からの連絡を聞きながら地図に印を付けている。 「はい、地点は……」 杏樹と慧架は街中の路地裏で声を潜めてシルフィアに目撃情報を伝える。 地道な活動の甲斐あってシルフィアに伝えられるだけの情報は集まっていた。 今回二人は行動が目立たないようにおとなしめの淡い白のワンピースを着ているが、おそろいなので逆に目立つような気がしないでもない。 なお、調査は他にも間宵火・香雅李(BNE002096)と十七代目・サシミ(BNE001469)、東雲 未明(BNE000340)とエリス・トワイニング(BNE002382)が各自ペアになって行っている。 エリューションが潜んでいそうな廃屋や路地裏に目算を付けて巡っているのだ。 「ふぅむ。思ったよりも範囲が広いし、手応えも無いでござるな」 地図を手にサシミが唸る。その足元ではサシミが使役する猟犬が次を指示を待つように見上げている。 今のところ彼女達や猟犬の嗅覚を使っても成果は上がっていない。 「だったら、聞き込み調査にしない? 情報からするとエリューションになる前はどうやらいじめられていたみたいだし、恨まれてそうな人を当たってみようよ先生とか、親とか、そっちの聞き込みした方が効率的じゃないかな」 「確かに。それは妙案でござるな。よし!」 香雅李の提案にサシミは勢い良く地図を閉じると意気揚々と歩き出す。 やる気のせいか足早なサシミに、香雅李は慌てて後を追った。 ●消しきれないもの 一方、菫は空き地に近い焼け跡でサイレントメモリーを繰り返していた。 すでに周囲は薄暗く、宵闇が迫った空は西が僅かに赤みを燻らせているだけだった。 今のところほとんど収穫は無い。だが菫は諦めなかった。 そしてようやく一つの残骸からメモリーを読み取ることに成功してハッとする。 「これは……!」 菫が触れていたのは歪にゆがんだ板状の、パソコンの基盤だった物だった。 耐熱式のデスクトップケースに包まれていたらしく比較的形状を保っていたのだ。 だがそこから読み取った断片的でも明らかな陰惨なイメージに菫の胸が締め付けられる。 (こんな事をされては、燃やしたくもなるか……しかし、こういった形は共感できない) 菫はしばし考え込んだ後シルフィアに今の情報を連絡すると、走って焼け跡を後にする。 事情が見えてきた以上、向かう場所はもう決まったようなものだ。 ●非情な現実 アウラール・オーバル(BNE001406)は香雅李やサシミ同様廃墟を巡って調査をしていたが、成果が得られなかったので関係者の聞き込みを行っていた。 「スッゲ……最悪だなあいつ等、あれでも教師かよ。自分のところの生徒が何人も死んだり行方不明になってるってのに、最後まで責任逃れしかしてなかったぜ……。ぴよこはああいう人間になっちゃだめだぜ?」 「ピィ」 そもそも鳥は人にはなれない。 ぴよこは彼の言葉が解ってるのか解っていないのか、小さくさえずった。 学校の校門に差し掛かったあたりでアウラールは見知った顔に出くわす。 香雅李とサシミだ。 「あ」 「おや? おぬしもこちらに来ていたとは」 「まあな。でもここは来ただけ無駄だったぜ。みんな保身に走るばっかりのチキン野郎……おっと、ぴよこは関係ねーからなー?」 アウラールはそう言ってぴよこの頭を優しく撫でた。 「そうなんだ。じゃあ今度はみんなで少年の家でも行ってみる?丁度さっきシルフィアさんから連絡あったんだ。エリューションはやっぱり行方不明の少年みたいで、その情報を元に私達は先に少年の自宅に聞き込みに行ってきたんだよ」 「それで、どうだった?」 アウラールの問いに香雅李悲しげに首を振る。 「彼は愛されてなかったみたい。だから彼が苦しんでいるのも無視していたようだね」 「その分彼の兄君が寵愛を受けているようでござった」 「そうか。じゃあ行くか」 「どこへ?」 「少年の家だ。たぶん学校より、無視した血縁の方が恨みが向きやすいだろ」 香雅李とサシミは顔を見合わせると頷き、3人で少年の自宅へと向かうことにした。 それと同じタイミングでシルフィアから今の会話と同じ情報が連絡されてきた。 ●遭遇、戦闘開始 菫は行方不明になった少年の家の前に立つと、不気味なくらい静かな周囲を見回す。 不可解な事件が多発しているのだ。誰もが怖がって外出を控えているのだろう。 そんな事に思いを巡らせている内に他のメンバーも到着する。 「ハーイ、菫。これでみんなそろったみたいね。全員が揃った以上、目算が外れたら大損害よ」 シルフィアの言葉に一同が頷く。 それから目立たない道の隅で待機し始めて数時間。真夜中に差し掛かった頃異変は起きた。 緑色の炎が幾つも周囲にともり、うねりながら集まったかと思うと180cm以上はありそうな巨大な人型が姿を現した。 エリューションだ。 緑の炎の中核には顔に幼さを残した少年が居り、憎しみに染まった眼差しで一同を睨んだ。 「来たな」 エリューションを前に一同は武器を構えて陣を組む。 「ここで大当たりだったみたいだな! 先陣はうちが切るよ!」 雅は勢い良く飛び出すと、エリューションにオーララッシュを放った。 光弾の連打に緑色の炎は散らされてゆく。だが散ったはずの炎は蛇のように大きくうねると雅に襲い掛かった! 「うあっ!」 「雅さん!」 炎に弾き返された雅を菫が受け止める。 「雅さんは私が!」 クローディアが見た目にも明らかな火傷を負った雅を抱えて行く。 「戦う場所を変えた方がよさそうだな。ここから一番近い広場はどこだ?」 「学校しかないな」 櫻霞の問いにアウラールが答える。 「しょうがない。学校に誘導しよう。ちょっと手狭だけどここよりはマシか。校舎に傷を付けないで済むと良いんだけど」 明らかに苦しい状況に菫が歯噛みする。 しかし雅は戦闘不能なため、クローディアと一緒にその場に置いて行く事にする。 「でもどうやってあのエリューションを誘導するのでしょうか?」 激しい炎による攻撃を避けながら慧架が尋ねる。 「そうだ、あの少年は脅されていたんだろ? また脅されてると思わせれば必死になって追ってくるんじゃないか?」 「あ、それならボクが! ほら、ここに君の恥ずかしい写真があるよ! 取り返さなくて良いの?」 杏樹の提案に香雅李がポケットから写真サイズの一枚のカードを取り出して掲げる。たまたま持っていたメッセージカードだったが、どうやら有効だったようだ。カードの存在にエリューションの表情が明らかに変わる。 身に纏わせた炎を触手の様に伸ばしながら香雅李の持つカードを奪おうと追って行く。 「香雅李、しっかり誘導してくれ! 他のみんなは周囲に被害が出ないように注意を!」 『わかった!』 アウラールの呼びかけに一同は頷くと、香雅李を囮に取り囲むような陣を組む。 取り囲まれて気を散らすエリューションが他に注意を向けそうになったところで攻撃を加えていく。 周囲はまだ住宅地。燃え移れば大惨事だ。 「もうすぐ学校に入ります。エリスさん、強結界を!」 「わかった……」 学校に踏み入れるのと同時に慧架の合図でエリスが力を発動する。 凛とした、解る者にしか解らない空気の変化が周囲に広がる。これで一般の人間が戦闘区域に入って来る事は無いだろう。 エリューションを校庭の中心部に追いやるようにシルフィアがマジックミサイルを放つ。 「あははははは! 泣け! 喚け! そして…死ぬがいい!」 そして挟み込むように香雅李もマジックミサイルを放った。 挟撃にエリューションがよろめきつつ動きを止めたところでサシミがギャロッププレイで拘束を試みるが、放たれた糸はエリューションの核に届く前に炎で焼け落ちてしまった。 「くっ……」 「その糸は炎とは相性が悪かったようだな」 「サシミ、トラップネストもある! 同時に行くぞ! 逃がすな……絡め取れ、不可視の糸よ!」 歯噛みするサシミの背中を櫻霞は叩くと、二人同時にエリューションを気で練った糸で取り囲む。 だがそれもあっという間にちぎられ、エリューションの放つ炎が香雅李に迫ってゆく。 エリューションとなった少年の執念も相当だ。変化前に受けていた仕打ちが偲ばれ、皆の胸が痛む。 「くそ、往生際が悪い奴だな……行くぞ慧架!」 「はい!」 慧架を先陣に杏樹が背後に回る形で陣を組むと、慧架は業炎撃を放ってみる。 別の炎でエリューションの炎を吹き飛ばして核に迫れないかと考えたのだが……。 エリューションの業炎が慧架を包んだ。 「きゃあああーーー!!」 「慧架!!」 杏樹は思わず負傷した慧架に駆け寄りそうになるが、それを堪えてアーリースナイプを放った。 その攻撃に今度は明らかに動きを鈍らせるエリューション。 『やった!』 にわかに一同は歓声を上がるが、余り喜んでいる暇は無い。体勢を立て直される前に追撃しなくては。 マナブーストで魔力を高めていた香雅李は四重奏のための詠唱を始め、サシミがハイアンドロウの爆弾をエリューションに放つ。 爆弾はすぐに爆発し、よろけたところで更なる隙を突くようにシューティングスターで集中力を高めていた菫がピアッシングシュートを放ち、それがエリューションの胸を貫いた! ――オオオオオオオオオ――……。 声にならない声を上げて身悶えるエリューション。追い討ちをかけるように杏樹のアーリースナイプとアウラールのジャスティスキャノン、詠唱を終えた香雅李の四重奏が叩き込まれる。 攻撃から逃れようと這いずり威力を増す緑色の炎が辺り一帯を照らし出し、猛威を振るう業炎が一同の肌を舐めようとする。 だがエリューションが確実に弱っているのが見て取れたので、シルフィアは怯まずマジックミサイルをしこたま撃ち込んで核を覆う炎を吹き飛ばしていく。 「今ね!!」 東雲 未明(BNE000340)は炎が消え去った部分を狙ってソードエリアルで切り刻んでいく。 他の攻撃も加わって完全にエリューションの動きを抑えると、業火だった炎が徐々に威力を落としていくのが分かった。 「あと一息だ!」 一同で総攻撃をかけると最後の炎が吹き飛ばされ、エリューションの核だったモノが地面に崩れ落ちた。 恐る恐る皆で近寄って見ると、黒く煤けた少年がズタボロの状態で事切れていた。 慧架は青と赤の瞳を潤ませながら少年を抱きかかえると、震える声で語りかけた。 「もう、良いんですよ? 辛かったでしょう? お休みなさい」 彼女の声に反応はないが、静かに瞳を閉じた少年の表情は眠っているかのようでもあった。 「……良かったな、これで静かに眠れるだろう。虐めにも嫌な現実にも煩わされることはない。精々次はまともな人生を送れる事を祈っておけ」 そう言って櫻霞もそっと少年の頭を撫でると溜息を吐いた。 時を同じくしてそんな物悲しい光景を洗い流そうかとするように曇天の夜空から雨が降り始めた。 「出来ればもう、こんなエリューションには出会いたくはないな……」 「そうだな、出来れば……ね」 杏樹の呟きに菫は頷くと、頬を濡らす空を見上げた。 ●戻らないもの その後少年は謎の焼死体として親元に帰され、不可解な死因を巡ってしばしの間メディアを騒がせたのは言うまでも無い。 事件について言責を持つ気がないコメンテーターが当てずっぽうな推測を語り続けているのを、画面越しに見つめる事しか出来ない事を少年の鎮圧に関わったリベリスタ達は悲しく思った。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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