●絨毯とかコロコロして掃除するあのベタベタしたやつ 一人暮らしのオッサンにとって、コロコロは神の道具だった。 絨毯も布団もすぐに掃除でき、小さいやつを携帯すればエチケットブラシ要らずである。 ご家庭によってはネコの抜け毛対策にも活躍すると聞く程だ。 だからコロコロ(本家の製品)が安売りされていれば半狂乱になって箱買いするのも無理はなかろう。 そんなある日、オッサンがホクホク顔で歩いていると。 「コロコロ、するのかい?」 後ろから肩に手が置かれた。 否、肩にコロコロが置かれたのだ! 「なっ、これは!?」 振り向いたオッサンは、抱えていたダンボールを取り落した。 無理もなかろう! だって目の前にいたのは、2mを超える巨人……否! 2mを超えるコロコロだったのである! コロコロでできた腕を広げ、巨大コロコロヘッドを突き出して突撃を始める怪人。 「レッツ・コロコロタァァァイム!!」 「ウワアアアアアアアア!!」 オッサンはぶっコロコロされたのだった。 ●正式名称カーペットクリーナー……って嘘だろ!? 「あ、猫の毛が落ちてる」 『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)はコロコロを絨毯に転がした。 んべーってテープ部分が伸びた。 「あ、方向逆だった……安いのはこれだから」 苦労して引き戻し、しわになった部分を指を痛くしながら戻していく。 「粘着力強すぎる。これじゃ指紋無くなっちゃ……あ」 そんな時ふと、リベリスタ達の到着に気づいた。 「これは資料だからっ!」 今日は反応が早いようである。 『コロコロ』が覚醒し、エリューション・ゴーレムになってしまった。 小学生時代にコロかボンのどっちかで派閥が分かれたアレのことではない。カーペットや何かをコロコロして掃除するアレである。 イヴの説明によれば、彼は空きビルの並ぶ廃墟エリアを根城に力を溜めていると言う。 しかも恐るべきことに、今陣取っているのは……。 「一本道の通路よ……あんな場所で巨大なコロコロでローリングされたら一発でコロコロされてしまうわ」 「え、コロコロ?」 「ええ、コロされるの」 「ぶっコロがされるの?」 という言葉遊び。 だってリベリスタ達にとって、地面を巨大ローラーでコロコロされることくらい別に怖くなかった。 だって飛べばいんだもん。 上から好き放題爆撃すればいいんだもん。もしくは高い壁とかから。 だが、そんな顔をしていたのがバレたのか、イヴは重々しい表情でこう言った。 「ちなみに、奴の半径50m以内では飛行はおろか面接着も無効化されるわ『コロコロフィールド』によってね」 「こ、コロコロフィールドだって!?」 惜しいな、シールドだったらすごく語呂良かったのに、と一同は戦慄に震えた。 なんでも、コロコロの前では如何なる存在もコロコロされねばならぬという不条理なフィールドが展開されるのだという。 んな無茶な。 「避ける方法があるとすれば、気を付けてジャンプするくらいだろうけれど……でもきっとそのくらいは相手だって承知の上よ。皆、気を付けて戦って」 終始コロコロの話しかしてなかったが、イヴはあえて真面目な顔で締めたのだった。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:八重紅友禅 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年03月12日(月)23:26 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●コロコロのシートを剥がそうとして二枚抜きしてしまった時の絶望感、レベル1 「コロコロは、服とかについた猫毛を取るのに最適っ!」 『おこたから出ると死んじゃう』ティセ・パルミエ(BNE000151)がなんだかキラキラした顔で振り返った。この二十一歳幼女はどこの層にアピールをしているものか。肩越しにひょいっと顔を覗かせる『あほの子』イーリス・イシュター(BNE002051)。 「うちのコロコロは猫毛(にゃんもう)全然取れないのです。つかえないやつなのです! なのでいっそ猫に直接……」 「はうぅ!?」 びくっとして背中を抑えるティセ。 『重金属姫』雲野 杏(BNE000582)が後ろ髪をくるくるとやりながら呟く。 「抜ける前に抜くの精神ね……というか、実際やられたらどういう気分なのかしら」 「髪の毛を強烈に引っ張り込まれる感覚よ」 『後衛支援型のお姉さん』天ヶ瀬 セリカ(BNE003108)が経験者独特の目で応えた。 「こう、ね。電話とかしながら前屈みになってコロコロするでしょう? あたしこの通り髪長いから、進行方向上に髪が垂れて来てうっかり轢くのよ」 「轢っ……」 頭をおさえて固まる杏。 「まあ、今日はそんなコロコロのエリューションにコロコロされるんだけどな」 いつもの二割増しくらいに面倒くさそうな顔をする『日常の中の非日常』杉原・友哉(BNE002761)。 「それにしてもいつまでも同じところをコロコロするとか……面倒くさがりなんだろうか」 「同じところ、だと?」 『ラースフルライト』梅本 瑠璃丸(BNE003233)が怒気と共に振り返った。 サングラス越しなのでいまいち分からないが、瞳孔はかっぴらいてるんだろうなあ対応面倒だなあと思う友哉。 「コロコロは使いでのあるシロモンだ。一家に一本はある……だがな、間違っても人を傷つけるもんじゃあ、まして同じところを何度もコロコロするために生まれたモンじゃねえ!」 もはやどこに向けているのか分からない怒気をさりげなく避ける友哉。 「お前もそう思わねえか、田中ぁ!」 「田中言うなっ!」 流れ弾ならぬ流れ怒気を受けて背筋を伸ばす『黄昏の魔女・フレイヤ』田中 良子(BNE003555)。 「大体コロコロ怪人などコロコロが怪人になっただけのコロコロに過ぎないコロ! あ、今語尾間違えた、リテイクリテイク!」 杖をシャキーンと構え髪をふぁさぁっと靡かせ目をキラーンとさせる田中。 「黄昏の魔女であるフレイヤ様の敵ではな……おい誰だ名前の表記田中にしたのは! 我はフレイヤだから、田中は世を忍ぶ仮の名前だから。間違えるなよ? フリじゃないからな! コホンッ、と言う訳で……相手が」 「相手が悪かったな、怪人コロコロクリーナーッ!」 『誰が為の力』新城・拓真(BNE000644)がセリフもカメラも丸被りでスライドインしてきた。 顔の前で剣を水平に構え、もう一本の剣を手首クロスするように垂直に立てると言うヴァチカンのヴァンパイアハンターみたいな計算され尽くされたポーズだった。 「こちらにはコロコロを知り尽くした精鋭が揃っているぞ。俺が何かを知っているわけでは――ないがな!」 漆黒の輝きとか闇の光とかそういう単語が似合いそうなカットだった。 とりあえず見栄を切っておけば格好良くなると言う実例が、そこにはあった。 「望む未来の為に、全力を尽くそう」 ●剥がしたてのコロコロが一瞬で粘着力を失った時の絶望感、レベル2 「うおおおおおぶっコロしてやるぜええええ!」 「コロされるのはテメェだ! コロコロ工場のおじさんに謝れぇ!」 突然だが瑠璃丸とコロコロが激突した。 瑠璃丸渾身の業炎撃が炸裂し、相手のコロコロへ命中。 抉り込むように放たれた拳は綺麗に接着面へ押し込まれ、手首から肘、ひいては肩に至るまで流れるように巻き込まれた。 要約するとコロコロされた。 「うおおしまったああああああっ!」 「瑠璃丸ぅー!」 物体としてはかなり厚みのある瑠璃丸を巻き込んだにも関わらずなぜか接着力を失わずに転がってくるコロコロ。 「マジでうごけねえしっ! ぶざけっ……剥がれろコラァ!」 「な、何あれ……」 「漫画みたいに平べったくなってるのかしら」 同じようになるのは御免だとばかりにジャンプで避けるセリカ。 コロコロがそれにつられてジャンプしたのを見計らって杏は下をスライディング。 セリカは上空からライフルを。杏は地面に背を付けたまま魔曲を打ち込む。 「くっ、避けられたか!」 「何とかね」 急にバックしてくるのを警戒して油断なくターンするセリカと杏。 じゃりりとアスファルトを踏みしめて二人同時に武器を構える。 巨大なコロコロ避けてるだけなのに何故こんなスタイリッシュシーンになるのか。 「コロコロは過去を振り返らないッ! 次の奴を巻き込むまでよ! ウオオオオオッ!」 檜山修之みたいな声で勇ましく加速するコロコロ。 巨大なコロコロ避けてるだけなのに以下略。 次の獲物はどうやらティセと拓真のようで、二人は油断なく身構える。 コロコロに、ではない。 「貴様がコロコロ怪人だな。リベリスタ、新城拓真だ。行くぞティセ」 「にゃははっ、ここ掘れにゃんにゃーん!」 二人は地面に向けて土砕掌とデッドオアアライブを同時に叩き込んだ。 呼んで字の如く土を砕く掌底と、やはり読んで字の如く命がけの掘削作業である。アスファルトは激しく粉砕した。 「何ッ!?」 「剣でこういったことをするのは初めてだが」 「上手くいったね、じゃあ穴に隠……あ」 素早くスライディングして穴に潜り込む拓真。 こう書いておくと格好良いのだが、深さにして50センチ未満の浅い穴がやや横広に開いただけだったので、今の拓真は穴に入ってひたすら土下座しているようにしか見えなかった。 それを見下ろすティセ。 脳内に『ごめんなさい穴があったら入りたいです』というテロップが流れた。 そしてコロコロされた。 「うわにゃああああああ!」 瑠璃丸同様ぺったんこ(バストサイズのことではない)になって転がって行くティセ。 次の得物は友哉だったのだが……。 「避けるの面倒だしな。一人で穴掘れる気もしないし……ここは壁かな」 やけに緩慢な動きでビル壁にハニーコムガトリング打ち込んでみる友哉。 外壁の塗装がぼろぼろと落ちた。 だけだった。 「ま、それはそうか」 面倒くさいよなあとか言いながらコロコロされていく友哉。 今回本気でやる気が無かった。 日本語としておかしい。 「くっ、既に三人もやられたか……ただのコロコロかと思ったが中々にやりおる」 別に何されたわけでもないのに口元を手の甲で拭ってみる田中。 「しかもこうする理由が『面白いから』とな、実に良いぞ! 敵ながらあっぱれだ、褒めてやろう!」 別に何があったわけでもないのに胸を張る田中。 「ふっ、だが甘いなコロコロ怪人よ、楽しむことに関してなら我の方が上だ! なにせ華の女子中学生! 貴様のコロコロも――!」 靴をきゅっと鳴らす田中。 指をびしりと向ける田中。 不敵に笑って見せる田中。 「全力で楽しんでやむぎゅう!」 キャッキャウフフだばかめーと言いながら転がって行く田中であった。 正直何もしていないに等しい。 そしてどんじりに控えしは。 「ジャンプも掘削もしないのです、ゆーしゃたるもの真っ向勝負!」 イーリスは槍を真っ直ぐに構えると、おしまいの壁に背中をくっ付けた。 「なぜなら、おもしろかっこいいからです!」 「いいだろう、見せてみるがいい勇者王の力とやらを!」 「その声でソレ言っちゃ駄目です!」 狙い充分。意気込み充分。 イーリスはコロコロの中心めがけてランスを思い切り突き出した。 「ここ一番の大勝負、真・イーリスストライぎゅむん!!」 おおっとこれはどうしたことか! 様子をスローモーションで見てみましょう! ランスの先端刺さる。 ランス下がる。 イーリス持ちあがる。 イーリス挟まれる。 イーリスむぎゅんって言う。 コロコロ、シート剥がす。 「うう……押し負けたのです……」 シートからむくりと起き上がり、やけにべたべたした髪を乱暴にわしわししながら首を振る。 コロコロはまだまだ行くぜーと言いながら暴走を再開したのだった。 ●コロコロに髪が巻き込まれた時の絶望感、レベル100 エリューションというのは厄介なもので。 「ぶっコロがしてやるぜえ!」 たまに常識を超えると言うか、妙なタフさを見せると言うか。 「コロコロだぜぇ!」 かれこれ八往復目の暴走にさしかかっていた。 「一度砂利食わせたくらいじゃ粘着力が落ちないのね」 「相当粘着力の強いタイプだったのかしら」 「粘着質のコロコロか。確かにしつこいな……おおうまい、うまい事言ったぞフレイヤ様!」 「田中良子さん次は穴入ってていいわよ」 「田中ってゆーなー!」 涙目になって叫ぶ田中。 それを軽やかにスルーしつつ、杏は短く息を吐いた。 ちなみにヌーブラとショーツだけだった。 なんでも、抜けられないなら服から抜ければいいじゃないというあざといアントワさんみたいなことを言ってコロコロから離脱していたのだが、二回使う頃には服が無くなっていたのだ。 「ヌーブラしてるから恥ずかしくない」 「そんなウィッチみたいなこと言われても」 そろそろ誰かがコロコロされる、とか言葉遊びするタイミングを、思えば最初から逃していたセリカが眼を反らした。 もしかしてアークの特性なのかもしれないが、彼らはどんな依頼にも隙さえあればエロチズムを挟み込んではいまいか。 コロコロに脱衣要素があるなんて誰が想像できただろうか? 安いエロゲに『ハギートッターと魔法のコロコロ』とかいうタイトルが並ぶ日もそう遠くはなさそうだ。 ……と、そう言えば彼女等が今どんな状況なのか説明していなかった。 杏とセリカ。回避に失敗して絶賛コロコロ中である。 「髪ややめて髪は、痛、痛い!」 「ロングヘアだと大変ね。田中良子さんも気を付けなさいね」 「田中ゆーな!」 田中は穴に潜ってやり過ごそうとしたのだが、半端に知恵をつけたコロコロが微妙に端っこをねじ込む感じでほじり取ったおかげで土下座態勢のままめっちょりくっついていた。 シートごと剥がされ、その場に蹲った態勢のまま復活する田中。 「大丈夫田中良子さん。田中好……じゃなかったわね、田中良子さんは田中さんなんだから、体力には気を付けないと」 「田中じゃないもん、うっううっ……」 土下座態勢でガチ泣きする田中。 見下ろすセリカの脳内に『勘弁して下さいもう悪いことはしません』というテロップが流れた。 とはいえいつまでもコロコロされっぱなしと言う訳にはいかない。 「力技でもいいからあのコロコロを止めて集中攻撃をかけられないかしら」 「そうだなあ、もう帰りたくなってきたし……カレー食べたい」 いつからコロコロされていたのか、むくっと起き上がる友哉。 「コロコロされてれば楽なんだけど、そろそろ痛いし」 今日のやる気の無さはハンパ無かった。 こんな方向でばかりマンパワーを発揮する友哉である。 と、その一方。 「今度は貴様だ、コロコロの接着力を思い知れ!」 「フン、ただ力任せの攻撃などたかが知れている!」 剣をローラーで言う所のブレーキのように押し付け、力技で相手のスピードを殺しにかかる拓真がいた。 イメージとしては暴走するワゴン車を力ずくで止めようと正面で押し留めている青年に近いのだが、実際はコロコロだった。 ぎゅいーんと言うエンジン音(?)と共にアスファルト片を跳ね上げ、徐々に身体を押し込んで行くコロコロ。 拓真も負けじと両足を穴の淵に引っ掻けて身体事態をつっかえ棒にしていた。 とは言え相手はロードローラーの如きパワーで自らを押し込んでくる。 「どうしたどうしたぁ、パワーではこの俺に叶わないのか!? 猿人間ンッ!」 「その声でそういうセリフを言うな!」 額に脂汗を浮かべる拓真。 背後で瑠璃丸とティセが同時に構えた。 「そのまま押さえとけ、できればシートが切れるようにな!」 「何っ!?」 「シートに変な切れ目がついたら困るからね。ざくざく切るよーえい、にゃあ!」 瑠璃丸とティセの斬風脚が炸裂。横一文字に走った斬撃によって変な所に切れ線が入ってしまった。 慌てた声を出すコロコロ。 「なんてことをしやがるッ! シートをはがす時常に途中で一回とれちゃって『あれっ?』てなるだろうが! このストレスがどれ程のものか貴様分かっているのかぁ!」 「だからやってんだろうがオラァ! この程度で諦めるような生半可なコロコロなら、最初から使わねえ筈だ、違うか!」 「あなたは確かに凄いコロコロだよ。でも間違ったコロコロだった。役に立たないコロコロは、コロコロじゃない!」 「もう何を言っているのか分からない!」 三人のパワーがどこか変な方向に働き、コロコロのシートに縦横斜めに複雑な切れ目をいくつも作ってしまった。 「お、おのれええええええっ!」 コロコロがフルパワーで拓真を轢きにかかる。ティセと瑠璃丸も一瞬で轢き潰される。 そして端っこの壁まで全力疾走……と思ったその時! 「さあ来るのです、改良されたイーリスの技を見せる時」 壁にお尻をつけた状態でイーリスが身構えていた。 「パイクを気取った小娘か。諦めて光になれええええ!」 「だからそう言うセリフ言うなです!」 槍の先端がコロコロに突き刺さる。ここまでは一緒である。 しかしイーリスは石突(突撃槍なのでこの場合は柄頭と言う)を壁につっかえた。 「これはお前が作った壁。砕けまいなのです!」 「しまった、シートをはがして離脱を……うおおお細かい切れ目が入り過ぎていて剥がせない!」 シートを必死に剥がそうと爪(?)をひっかけたりこすり付けたりするコロコロ。 友達の家に行って何か地味な嫌がらせをしたいなら、こうやってコロコロに縦向きの切れ目を複数入れてやるとよい。後日電話の向こうでブチ切れるから。 「しかし槍が無ければ貴様は丸腰、どうしようもできまい」 「舐めるなですっ!」 最初背中ではなくお尻をつけていたのにはこんな理由がある。 イーリスは頑丈なつっかえ棒となった槍を鉄棒のようにして身体を持ち上げ、両足でもって壁を蹴った。 コロコロの頭上へ跳躍。 そして拳を派手に引き絞った。 「イーリスストライク・改!」 「ば、馬鹿なアアアアアア!!」 ある意味ピッタリの声で断末魔をあげると、両端の壁もろともコロコロは爆発四散したのだった。 かくして! 怪人コロコロクリーナーを撃破したリベリスタ達。 彼らは路上に不法投棄された廃品コロコロを拾い上げると、とても清々しい顔で近隣のゴミ捨て場へと投げ入れた。 そして、こんな思いを胸に立ち去ってゆく。 「コロコロの取り扱いには、注意」 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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