●いわゆる一つの入れ替わりネタ 「フ、ついに手に入れたぞ……アーティファクト『転光聖』!」 なんやら天使のわっかみたいなヤツを頭の上にのせる。 すると、わっかがふわふわと浮かんで周囲に光を放ち始めた。 「このアイテムは範囲内の人間の外見と中身を強制的に入れ替え、尚且つ自己存在を曖昧にすることであらゆる意思を喪失させることができる! 反動として私の意識が喪失しただの混沌をふりまく機械と化してしまうが、どうということはない!」 両腕を広げ、ふわりと浮かび上がる男。 「ドイツもコイツも、入れ替わっちまいナァ!」 ●カオス必至のスラップティック 「階段から転げ落ちるだけで中身が入れ替わるって……混ざるならともかく」 『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)がどことなく言っちゃいけないことを囁いている。 「ダンディな俳優と女子高生の入れ替わりかあ。凄い演技するわねこの人……あ」 どうやら何かのビデオ(VHS)を見ていたようだが、リベリスタ達が集まったのを確認して一時停止を押した。 「これは、資料だから」 経費計上をもくろむ小説家みたいなセリフを言うイヴ。 コホンと咳払いをして説明を始めた。 「厄介なアーティファクトが産まれてしまったみたい。所有者も完全に自我を奪われて、フィクサードのような状態になってるわ。皆の力で、この男を倒してほしいの」 盛大な前フリでも言うかのごとく。 イヴはキリリと顔を引き締める。 「入れ替わりのアーティファクト……『転光聖』」 ややっこしくならないように単純に言っちゃおう。 このアーティファクトは範囲内の人間の心と体をぽぽーんと入れ替え、俺がお前でお前が俺で状態を作り出してしまうのだ。 しかも入れ替わっている間は(当たり前だが)自分の身体ではないので、自分らしく、もしくは身体の人らしく動こうとすればたちまち自我が乱れてしまうんだそーだ。 「……よくわからない?」 難しいこと言わないで下さいよとぼやっきーするリベリスタに、イヴはちょいと思案した。 そして一言。 「キャラ、壊せばいいのよ」 敵となるのはアーティファクト所有者の男一人のみ。 ちょっと浮いてることを除けばごく普通のオッサンである。2DKの一階建てマイホームに住み、DVDに撮り溜めした戦隊シリーズをたまに見るのを楽しみにしている程度の奴である。 アーティファクト効果でそれなりの耐久力があるが、あくまでそれだけである。 ……ということで。 「後は、任せたわ」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:八重紅友禅 | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年03月02日(金)22:19 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●『本当に白紙が来なくて本当に良かった本当に』 「悪鬼のような暴挙、放っておくわけにはいかないわねっ(CV:中○譲治)」 『俺は人のために死ねるか』犬吠埼 守(BNE003268)が画面ドアップでほっぺをぷくーってやった。 お茶の間の皆さん、テレビの故障じゃありませんよ。 守は両方のほっぺに人差し指をぶっ刺すとキュートな角度で首を傾げた。 「愛と正義の使者、マジカル☆マモリンがお仕置きしち~ゃうゾ!(CV:○田譲治)」 そして両手を一杯に伸ばすと、内股でくるんと回った。 「さあ行くわよ皆、テヘペロ!(CV:中田○治)」 「漢祭りじゃあああああああああああ!!」 ドアをけ破って現れる褌漢。 またの名を『三高平の狂拳』宮部乃宮 火車(BNE001845)。 両手に装備したサラダ油のボトルを親指できゅぽんと開け、頭から浴びるように被った。 「寂しかったんだろう!? 誰もお前を見てくれずに、孤独だったんじゃろう!? ぼっちだったんじゃろおおおう!?」 火車はワッショーイと叫んでジャンプ一発。オッサン(アーティファクト所有者)に腰から抱き着いた。からの高速頬ずり。 擬音で表すなら……。 めちょっ。 びちゃあああっ。 ぐちょん。 ぬるりぬるり。 めっちょめっちょ。 「だがもう寂しくなんかない! 兄貴と呼べ!」 「ワタシのことはマモリンって呼んでね!(CV:中○譲治)」 「男はみんな、甘えん坊さんじゃああああああああ!!」 一方その頃キッチンでは。 「あたしティセちゃん! 14歳の魔法少女なの、えっへん!」 『おこたから出ると死んじゃう』ティセ・パルミエ(BNE000151)が両頬に指ぶっ刺してキュートな角度で振り向いた。 でも、目が世界の向こう側を見ていた。 「もうこれデジャブ、デジャブだよね! ○○結界を越えてイエーイ! そっちのあたし元気ー!?」 「そこの君、今メタの壁を越えようとしたな?」 ティセの後頭部に筒状の鉄が突きつけられた。ぐりぐりと捻じ込むようにしながら歯『うゅうぃ~』見たいな口の形を作る『犬吠埼ちせ』御厨・夏栖斗(BNE000004)。 突きつけてるのはトンファーだったけど、なぜか無理矢理銃みたいに持っていた。 アクセスファンタズムに唇をくっ付けて喋る。 「本官ただいま風紀鎮静、綱紀粛正のために巡回中。不審者を発見したので逮捕」 「え、逮捕? 順序おかしくない?」 「そうかな」 「そうだよ」 「じゃあ射殺」 「なんでえええええええ!?」 振り返ったティセの額に銃口(トンファー)を突きつけ、トリガー(無い)を引く夏栖斗。 「安心しろジャスティスキャノン(業炎撃)だから死なない!!」 「待ってカッコの中身おかしい! 明らかに死ぬスキルだよ! 素でKILLと書いてSKILL!!」 少女の悲鳴が響く家の中、ここはバスルーム。 バスタブの中から生脚がにょきっと生えた。 次の瞬間、頭のネジを景気よく吹っ飛ばしながら『赤猫』斎藤・なずな(BNE003076)が飛び出してきた。 「やっほ~! おじゃまんぼうですぅ~!」 ちなみに着衣である。 「うわぁ小汚い屋敷! 布団も引いてあってハレンチなヨ・カ・ンッ!」 バッチーンとウィンクするなずな。 ネジが更に吹っ飛んだ。 なずなは無駄にセクシィにバスタブから上がると、キャットウォークしながら身体にタオルを巻きつけはじめる(服の上から)。 「何があっても何としてでも、わたしのカラダは護り切るので……あ、胸の辺り軽い。これ禁句? テヘペロ!」 そして最後に胸の上でこう、タオルの角をきゅきゅっと詰め込む感じで固定すると、両腕を振り上げた。 「皆でなんかぁ……あーしょーぼっ☆」 タオルは落ちた。 理由は聞くな。 一方その頃『白雪姫』ロッテ・バックハウス(BNE002454)は。 「プリンセスドロップキック!」 スカートをフルオープンにしてオッサンの顔面にキックを食らわせるロッテ。 「更にプリンセス転蓮華!」 オッサンの首を胡坐で巻き込んでからごきっと折る。 そして頭上の輪っかこと『転光聖』を奪取した。 「ゲットなのダ、これを持って帰るのダ!」 腹話術人形みたいな口パクで喋ると、ロッテは『転光聖』を持って窓から逃走。 『転光聖』はちゃんと両手が開くようにパンツの中(前部分)にしまった。 ちなみにサイズは30型蛍光灯くらいである。 「これで妻と入れ替わってやるのダー!」 ……と言うところで目が覚めた。 「はっ、夢カ!」 「アコオオオオオオオ! スキダアアアアアアアア!(CV:イ○コ)」 『夢に見る鳥』カイ・ル・リース(BNE002059)が正座して絶叫していた。 「ダイスキダアコー! ユウエンチニイクマエカラ、コクハクスルマエカラ キニナッテタンダー! ゼンブシリタインダ―!(CV:イン○)」 「…………」 物凄い勢いで振り向くトリ。 「キスシターイ! ダキシメターイ!(CV:○ンコ)」 そんなトリの視線の先には。 「今宵の俺は美しい……」 『合縁奇縁』結城 竜一(BNE000210)がビキニ姿でポージングしていた。 鏡に向かって。 頭の後ろで手を組んで身体を反らす竜一。 「あ、やだ。この身体で喋るとオカマみたーい! でも似合うー! ウケルー!」 何か違和感でもあるのか腰(主に股間)をくねくねとさせていた。 腰(主に股間)をじっと見つめるトリ(○ンコ)。 「ニエタギッタサケビヲキイテクレアコー!!(CV:○ンコ)」 ●『一つのゲームにつき一回でもやれば充分なネタでした』 油ギッシュな火車が両手両足を広げてダイブしてきた。 「ヌルヌル・ボディプレス!!」 「オォフ!」 「肉体言語でえええええええ!」 うつ伏せに倒れた相手に馬乗りになって首をロック。 ヌルヌル・キャメルクラッチの完成である。 「わかりあうんじゃああああ!」 乗っけた腰をひたすらグラインドしながら天高く叫ぶ火車。 「ばっちこいばっちこい! 受け止めてやるけんのおおおおう!」 「えい、プリンセスピンポイントォ!」 聖遺物を投擲するなずな。 火車の側頭部にクリティカルヒットした。 唇に指を当てて小首を傾げるなずな。 「あれぇ? 出ないですぅ~……あ、そうだ!」 よいしょと言って薄型テレビを担ぎ上げた。 「プリンセスピンポイント・セカンドォ!」 「ぎゃああああああああ!!」 火車の側頭部にクリティカルヒットした。 血を吹いて倒れる火車。 男の悲鳴をBGMに、ティセはマウスをカチカチやった。 パソコンチェアの上で胡坐をかき、片膝を立てる。 片手でビールのプルタブを開けると、画面を見つめながらぐびぐびとやった。 開いた手でキーボードを打ち込む。 『BNE_thise21 晩酌なう』 『k_cradle999 @BNE_thise21 未成年wwww酒wwwww飲むなしwwwww』 ビール缶をテーブルに置くと、ティセは魚肉ソーセージの端っこを歯で噛み切った。んぐーんぐーって口でビニールを剥いて中身をかじる。 『BNE_thise21 大丈夫だから! ティセちゃんの実年齢21だから!』 『k_cradle999 @BNE_thise21 夏栖斗より年上じゃん! お兄ちゃんじゃないじゃん!』 『BNE_thise21 アレ変態だから! 妹が13人いても熟女でもつるぺたでも何か生えててもいいし!』 『yuki_ryu1 @BNE_thise21 つるぺたの妹がいると聞いて!』 ビールをちびちびしながら缶を口の前にキープさせるティセ。 そして、思い出したように呟いた。 「あ、これ発泡酒じゃん」 とそこへ! 「つるぺたの妹ぉぉぉぉぉ!」 竜一がきりもみ回転しながらティセに飛びついて来た。 「あれ!? 手が勝手に、何かが流れ込んでくる!? これが男の本能っ、沈まれあたしの両腕ー!」 「え、ちょ、素肌は駄目! ちょっとって!」 と言いながら竜一の手はティセのシャツとパンツの間にねじ込まれ、土を進む蛇のように服の下を這いついには――。 「アコオオオオオオオ!(CV:イ○コ)」 突如カメラの前にトリがドアップで出現した。 画面を完全に占領しただけでなく音声まで占領した。 「イライデイッショニナッテカラ、バカップルエヲエンジテカラ! オマエガキニナッテシカタナカッタンダー! カレーヲツクリニイッテアコヒトリデキョロキョロシテタトキモユウエンチニイッテコクハクサレタトキモバレンタインノカワイイキシュウモセントウチュウノリリシイアコモゼンブスキナンダー!(CV:○ンコ)」 一通り叫びきったのか、トリはすごすごとカメラから退く。 さて漸く竜一とティセによるドキワクカーニバルが……。 「ちょっとそこの君、強制ワイセツだよねそれ」 竜一の股間に銃口(トンファー)が突きつけられた。 「え、また逮捕とか」 「うおおおお撃たせろおおおおおおお!」 「決断早い!?」 「ジャスティスキャノン(土砕掌)!」 「内部破壊ィ!」 転げまわる竜一。 夏栖斗はそんな彼を足で固定すると、銃(トンファー)を突きつける。 「ああっ、警告射撃だけでも問題になるのに……でも撃っちゃう、バキュンバキュン!」 「ぎゃああああああああああ!!」 一方その頃ロッテちゃんは。 「こんな所にイヴちゃんがいたのダー!」 ミサイルの如く抱き着くと高速で頬ずりをする。 「イヴ! イヴ! イヴ! イヴぅぅうううわあぁああああああああん! あぁぁああ、ああ、あっあっー! あぁああああ! イヴイヴイヴぅううぁわぁあああ! ああクンカクンカ、クンカクンカ! スーハースーハー! 良いにおいだなぁくんくんんあぁっ! 真白イブたんの銀色プラチナブロンドの髪をクンカクンカしたいノダ! 間違えた、モフモフしたいノダ! モフモフ、モフモフ、銀髪モフモフ! カリカリモフモフ、きゅんきゅんきゅい! オープニングのイヴたん可愛かったよぅ! あぁぁぁあ、あああ、あっあぁあああ! ふぁああああん! バレンタインイベントあってよかったねイヴたん! あぁあああかわいいイヴたん、かわいい! あっああああ! ぐあああああああああ! 依頼なんて現実じゃない!! あ……BNEも良く考えたら……イヴたんは現実じゃない? にゃああああああああん! うわああああああ、そんなああああ、いやぁああああああ、はぁあぁあああああん! アークぅああああ! この、ちきしょーやめてやる! 現実なんかやめ……て……え!? 見、てる? TOPのイヴちゃんが僕を見てる? TOPのイヴちゃんが僕を見てるぞ! 見てるぞ! ステシのイヴちゃんが僕を見てるぞ! 依頼説明のイヴちゃんが僕に話しかけてるぞ! よかった、世の中まだ捨てたモンじゃないんだねっ! いやっほおおおおおお! 僕にはイヴたんがいる! やったよトリィ、ひとりでできるもん! あ、依頼のイヴちゃあああああん! いやあああああああ! あっあんああっああんアン様ぁ! リ、リンクゥ! カレイドォああああ! フォーチュナぁあああ! ううっううう! 俺の想いよイヴへ届け! アークのイヴへ届け!」 ……と言うところで目が覚めた。 「はっ、夢か!」 目を開けたロッテの真上。 彼女の頭を両足で跨ぐようにして守が立っていた。 あと内股だった。 「あのわっかのおじさまは錯乱状態なのね、酷いわっ!(CV:中○譲治)」 肘を内側に寄せたようなファイティングポーズをとる。 「あ、やだ……ちょっと浮いてて天使の輪のせてるおじさま神々カワイイ! でも私の方がもっとカワイイんだからっ!(CV:○田譲治)」 胸の谷間(谷間だってば)からマジカルステッキ(ニューナンブM60)を抜き放つ。 「さ、変身よっ!(CV:中田○治)」 ●『明日の自分がきっと死ぬ気で謝ってくれる。だから今は考えない』 ロッテの頭上でのことである。 「マジカル☆モリリンパワー、めいくあっぷ!」 背景に流れるキラキラ。 守るは片足の踵をちょっと上げて両腕をいっぱいに伸ばしたような態勢でくるくると回り始める。 着ていた服が虹色の光になって消え、煮しめた肌色の身体が露わになった。 虹色リボンが巻き付き、レオタードのようなものが形成される。 そして胸のリボン。パンツ(上から穿く)。ミニスカート。その他諸々が作られ、最後に足を肩幅に開いてポージングした。 ……と言うアバン映像がテレビで流れてる間に守るはせっせと着替えた。ロッテの頭上で。 「マモリンの正義の鉄槌よ!(CV:中○譲治)」 テレビの前の皆に投げキッスを送る守(と、画面内の守)。 そしてオッサンはと言うと。 「こっちこぉい! ばっちこぉい! 受け止めてやる、受け止めたるけんのう!」 火車がごま油を頭からかぶりながらオッサンにドロップキックをかましていた。 べちゃんと倒れるオッサンにごま油をふりかけ、ヘッドロックで固定する。 そして相手を四つん這いの状態にするとパンツの紐を掴んで持ち上げ、ひたすら尻を叩きまくった。 「もっと腰じゃ、腰を入れるんじゃああああ!!」 「プリンセスフレアバーストォ!」 なずなが百円ライターを着火した。 そして殺虫剤を撒いた。 無論火車たちに引火した。 「ぎゃあああああああああああああ!!!!」 燃え盛るオッサンと火車を背にDVDラックに火をつけるなずな。 「熱いかぁ、熱いかコノヤロォ~! 元気ですかぁ~!」 「放火犯発見、動くな! 動かなくても撃つ!」 トンファーを構えて夏栖斗が飛び出してくる。 「ジャスティスキャノン(業炎撃)!」 「ぎゃあああああああああああああ!!!!」 殴り飛ばされ油の海に転がるなずな。無論引火した。 あと守とロッテにも引火した。 入り混じる悲鳴をBGMに、ティセはパソコンデスクの前へ腰を下ろした。 「梅酒ー、うめうめー、うめえからうめしゅー」 片手でプルタブオープン。 どっこいしょーいち、と言いながら椅子に座るととりあえず半分くらい一気飲みした。 スカイプ立ち上げて名前の後ろに『@梅酒うめえ』と書き込む。 「仕事の後のいっぱいマジ天国っすね! いやマジほんと!」 ビーフジャーキーを口に咥え、んぐんぐと甘噛みしながらキーボードを叩く。 そこでふと何かを思って立ち上がった。 「あ、トイレいきたい」 「君も妹にならないかぁぁぁい!?」 竜一が部屋の出入り口に立ちふさがった。 「うわあまたか!?」 「さあ抱きしめてあげるよ!」 「いらないし! 両腕広げて通せんぼするなし!」 「愛さえあれば性別なんて関係ない、男だって構わない……ならないか」 「良い声で言ってもダッ……う、と、トイ……」 「トイ(玩具)!? いいじゃないか買ってあげよう! もう君はオレの妹だからね! ね!」 竜一がティセをぎゅっと抱きしめてホールドした。 内股をしきりにこすりあわせるティセ。 「だから、ト、トイ……レ!」 一方その頃ロッテは。 「コマネチ! コマネチなのだ!」 路上で訓練されたコマネチを披露していた。 「手のV字とパンツに詰めた30型蛍光灯が奇妙に融合してるけど、落ちないように注意するのだ! コマネチ!」 ……というところで。 「はっ、夢じゃない!?」 通り過ぎる近隣住民を目の当たりにしてロッテはすごすごと家(戦場)へと戻って行った。 玄関に入った途端額に突きつけられる銃口(トンファー)。 「ワイセツ物、陳列罪だね」 「コ、コ……コマネチ!」 「ジャスティスキャノン(斬風脚)!」 「ギャアアアアアアアアアア!」 「アコスキダアアアア! タトエナニガジャマシヨウトモスベテウチヌイテカチトッテヤル! ジャマモノガイルナライマスグデテコイヨ、ブッツブシテヤルヨ! ソシテアコヲダキシメテ、ダキシメテダキシメテ、ヨロコビヲワカチアエルナラドンナコトダロウト! オレハ、オマエト、ソイトゲタインダー!(CV:○ンコ)」 「騒音公害、ジャスティスキャノン(業炎撃)!」 「ギャアアアアアアアア!!」 「そして本官自体にジャスティスキャ」 パーン。 パーン(エコー)。 パーン(エコー)。 そして。 アーティファクトは無事回収され、正気を失っていたオッサンも一部の記憶障害を覗いては無事で済んだ。 だがオッサンが目を覚ましたその時には。 「……あれ、家がない」 一軒家は全焼していたという。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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