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己に救いを、歪みに裁きを

●救済の終着点
「自分自身で助かりなさい」――それが『女神様(マザー)』の唯一の教えだ、とその少女は知っていた。
 彼女は賢かったので、自分が他の子供とは違うことも不幸であることも、或いは人生の行き止まりに至ったことも気づいていた。
 自分の視界は歪んでいる。父親も母親も、その事実を告げたところで信じてはくれなかった。お医者さんも認めてくれなかった。
 だから壊した。いや、壊れてしまったのか。わからない。少女にはそれが異端であることを知るすべは無い。
 両親が死んでしまって、当ても無くさ迷っていた所を助けてくれたのが『女神様』だった。そして教えてくれたのだ。否、「教えてしまった」のか。

 同じ境遇におかれていたのは、少女だけではない。
 程度の差こそあれ、『女神様』に救われた少年少女は、彼女らの言うところの「ガーデン」へ連れてこられ、その庇護の下日々をすごした。
 そんな彼女たちに危険が迫ることもあった。だが、だからこそ『女神様』の矜持が生きるのだと、少女は疑っていなかった。
 だから、両親をそうしたように、『怖い大人』もそうしてのけた。

 ある日、『女神様』が出かけたきり帰ってこなくなった。
 彼女の残したロザリオ、そして少女の新たな発現と引き換えに。

●哀しき裁き
「神様を騙る奴にロクな奴が居た覚えが無い、そうだろう?」
『駆ける黒猫』将門伸暁(nBNE000006)は、うんざりした顔でリベリスタ達を見回した。それだけで、今回の件がどれほどのものか理解できる、ともいえようか。
「ついこの間、『女神様(マザー)』を名乗るフィクサードを殲滅することに成功した」
 単刀直入な切り出し方に、空気がざわつく。当然といえば当然か、フィクサードは、善悪の別はあってもフェイトを得た人間だ。あっさりと死を告げるというのも、驚くべき話だ。そんな彼らを見て、伸暁は首を振って話を続けた。
「こいつは、革醒したてのノーフェイスを匿って、『ガーデン』と呼んでいる廃教会を根城にしていた。実際、こちら側にも多少なり被害は出ている。『女神様』自体は多少腕が立つ程度のナイトクリークだったんだが、問題は匿ってたノーフェイスの方だ。リーダー格の少女は、彼女に心酔していた為、一緒に居たノーフェイス二人を連れて街へと向かおうとしている。万華鏡は、これによる被害も予測しているが……数字なんて、意味ないだろ?」
 つまり、そうなる前に止めて来いということだ。息を呑むリベリスタを見つめ、再び伸暁は口を開く。

「最後の最後まで不幸続きだったんだ。最後くらい、綺麗な鎮魂歌(レクイエム)を聞かせてやってくれよ」


■シナリオの詳細■
■ストーリーテラー:風見鶏  
■難易度:NORMAL ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ
■参加人数制限: 8人 ■サポーター参加人数制限: 0人 ■シナリオ終了日時
 2011年05月07日(土)01:42
 救う相手さえ正しければ、『女神様』はリベリスタだったことでしょう。
 そんなわけで、今回はそんな彼女の事後処理となります。といっても、結構ホネかと思いますが。

●エネミーデータ

○救済の具現者(ノーフェイス、フェーズ2/9歳前後の少女)
・マザーズオーダー(P:リジェネレート30)
・歪んだ世界(神遠単/大ダメージ、混乱付与)-自らの「歪んだ視界」の転写能力。
・リード・ロンバルド(神近範/中ダメージ)-要は聖歌っぽいもの。


○崩壊主義者(ノーフェイス、フェーズ1/6歳程度の少年)x2
・通常攻撃(物近単/中ダメージ、出血付与)
・咆哮(全/ノーダメージ、ショック付与。発動率低め)

●戦場
 三高平市郊外、『ガーデン』(廃教会)近辺です。
 近隣に雑木林があるため、扱いによっては有利にも不利にも働きます。
 神秘の暴露に際して、最小限の対策は必要です。
 
 彼女達にもかつては名前があったでしょうが、手を汚した以上、それは些細な問題です。
 道を違えた運命に、できれば幸せな結末を。
参加NPC
 


■メイン参加者 8人■
インヤンマスター
四条・理央(BNE000319)
ソードミラージュ
★MVP
ソラ・ヴァイスハイト(BNE000329)
マグメイガス
アーデルハイト・フォン・シュピーゲル(BNE000497)
ホーリーメイガス
隠 黒助(BNE000807)
スターサジタリー
モニカ・アウステルハム・大御堂(BNE001150)
マグメイガス
風宮 悠月(BNE001450)
ソードミラージュ
片桐 文月(BNE001709)
ホーリーメイガス
鳳条 クローディア(BNE002301)

●拾いあげて、壊した救い
 自分自身で助かろうとした結果、私はきっと罪を重ねた。
 この子たちもそう。何度目かの祈りを首のない偶像に捧げてから、ぼんやりとした眼を向ける二人を抱きしめる。けれど私の腕は短くて、この子たちの背中には届かなくて。これから起こりうるとてもとても悲しい行為を、予感させる悲しさだった。
 迷い込んだ小鳥は、僅かな時間を置いて外へ飛び立った。幻想の青い鳥。死神の使いの黒い鳥。――歪みきった中で、どちらだったか失念してしまっていた。だから足を踏み出そう。

 あの人が被っていたヴェールは、私には大きすぎた。被ってしまうと前が見えず、少し大変な気もする。けれど、ロザリオと同じくらい大事なものだから、残さずにはいられなかった。……目の前で木々がぐらつく。不安定なんだな、と思った。何が、と聞かれれば、私自身が、と応えようと思う。

 ずずん。木々が折れ、崩れ落ちた。救いを得る為には、自分から否定しないと誰も見つけてくれないから。
『女神様』をそうしたように、怖いあなたもそうしてあげよう。
 そうだ。人一倍不遇だけれど不幸ではない。だから、恵まれた人からの救いなんて、壊してしまおう。

●残酷だが無碍ではなく
「祈りを、捧げていました。間もなくこちらへ現れます」
 教会から飛び立った小鳥を確認して、『祈跡の福音』鳳条 クローディア(BNE002301)は小さく告げた。背後には、目的と志を同じくした七人の戦友が、或いは散り、或いは固まって控えている。
「……無責任ですね」
 薄闇を更に濃く染め上げる雑木林の影の中、『星の銀輪』風宮 悠月(BNE001450)は表情を歪めた。人として優しいであろう『女神様』は、世界、そして彼女たちにとってみれば崩界を早める害悪、フィクサードの一人にしか映らない。いずれ来る終局を知りつつ決断を下せない、などと。
「倒すしか無いのは、わかってるけど……」
「救済になるとは限りませんが、私達が与えられるのは彼らへの終焉だけです」
 語尾を濁す四条・理央(BNE000319)に、『銀の月』アーデルハイト・フォン・シュピーゲル(BNE000497)は静かに告げる。別の形での救いは無いのか、と。それは理央ならずとも、誰しもが感じるものである。だが、神は平等に無慈悲である。ノーフェイスを駆逐した回数だけ、その矛盾を抱えることになる。経験を積みながらも、重い罪を背負った『女神様』とて同じこと。彼女の矛盾は誤りではない。アーデルハイトとて、似た思いは抱えている。
「神だの仏だのを現実に持ち出せば害悪以外の何物でもありません。信じる者がすくわれるのは足元だけですよ」
 そんな彼女らの思いを知った上で、『デストロイド・メイド』モニカ・アウステルハム・大御堂(BNE001150)はにべもなく言い切った。無償の愛を求めてしまった代価がこの結末だったとするなら、何より重い『無償』だったのだろう。それを同情こそすれ、刃を鈍らせるに至るはずがない。
「私は私なりのやり方で救ってあげたいと思っているわ」
 そんなやり取りに滑りこむように告げられた台詞は、『ぐーたらダメ教師』ソラ・ヴァイスハイト(BNE000329)のものだ。訝しげに自分に目を向けた数人に向けて、彼女は僅かに口元を歪めてみせた。
「教職に就く者として、心だけでも救ってあげたい……というのは、間違っているのかしら?」
 返答は、沈黙。
 可能性は否定されるものではないし、尊重されるべき事実でもある。但し、その難しさはその場に居る全員が知っている。だが、それでも。願いは願いとして、各々の胸に重くのしかかる。
「だからこそ。私達の手で、悲しい結末に終止符を打ちましょう」
 それら全てのやり取りを受け止めて、クローディアの声は固い。決意を決意として受け止める者ならではのトーンでもある、といえるか。

 ともあれ、彼女たちの決意を知る者は、今日その夜には現れない。偽りの楽園は、人知れず一日限りの「工事」が施されるのだから。

●伸ばした手には刃を握り
 軋みを上げて、雑木林の一端が崩れ落ちた。世界を歪める少女の呪いか、はたまた彼女を慕う少年たちの凶行か。その回答は、『紫電』片桐 文月(BNE001709)の視界が収めた、捻くれた切断痕が全てだった。その一撃が命中していれば――考えるまでもない事実が背筋を駆けるが、今はそれどころではない。
「もう、やめてよっ!」
(やめてよ、か。やるしか無いと思っても、これではまるで死神だな)
 悲鳴のような少年の声を耳に収めつつ、文月のバスタードソードは揺らぎ、少年の胴を薙いだ。直情的な彼にはその一合だけでも十分な意味を持ったのだろう、前進するよりも、目の前の相手を排除すべしと定め、行動を開始していた。
「ぅ……ぁ」
「怖がらないで、なんて言えないわよね」
 他方、元々言葉少なだったであろう少年を打ち据えたのは、ソラのマジックミサイルだ。揺らいだ姿から、おどおどと繰り出された爪は精細が欠け、彼女の身体を捉えるには至らない。不退転の決意を胸に秘めた彼女をして、少年が上回るのはその圧倒的なフィジカルぐらいのものか。だが、それも連携の前にあっては絶対優位には僅かに遠い。脇を掠めて抜ける悠月の魔力の弾丸が、その意識をより強くさせた。
「遍く力よ、我の内を巡れ」
「この手に、冥府へ誘う仮初の刃を」
 合間を縫うように溢れるのは、『二等兵』隠 黒助(BNE000807)とアーデルハイト、双方の自己強化の祝詞。ことアーデルハイトに関しては、後衛としての立場を弁えつつも、文月へのフォローへ入れるよう、既に射界へ踏み込んでいる。
「――!」
「『女神様』無しじゃ戦えないんじゃ、あの人も泣くんじゃないかな?」
 木に吊り下げられた黒助のランプと、夜目の利く自らの感覚から、既に少女はその状況に気付いていた。だからこそ一撃目を遠くに転写することを選んだというのに、次への繋ぎを、踏み込んできた理央が許そうとしない。彼女を中心として渦巻いた光がこちらを不利にする布石だということも、わかる。だが、前に足を進めようとしたところで、更に後方から放たれた火線が全員を等しく貫き、その自由を許さない。
「化物じみていても所詮は人間……心臓を狙えば、身体の何処かには当たってくれます」
 その言葉は概ね正しい。訂正するとすれば、大質量の自動砲をその身に受けた時、生身の人間であればひとたまりもない。
 文月が加速し、少年を翻弄する。闇雲に爪を振り回したところで確実なヒットは望むべくもなく、返す一撃一撃に確実に圧され、身動きを取れないでいる。足止めを担当したソラ、文月、理央の三者の被害は軽微なものではなかったが、回復を担当できる面々の層の厚さを鑑みれば、それも誤差の範囲内。
「なんで、僕達だけがこんなっ……」
「女神様とやらに、優しさも力も足りなかったのじゃ。わっちらに足りているとは、言うまいが」
 回復の隙間を縫って、黒助は魔力の矢を練り上げる。正確無比なそれは少年の指先へ吸い込まれ、爪を数本もぎ取っていく。
「私達が出来ることは、彼女の代わりに責任を果たし、貴方達に終わりを告げること。ただそれだけです」
 悠月もまた、淡々とした口調で魔弾を練り上げ、間髪入れずに放っていく。無慈悲にすら見えるが、それは感情的になって自らの道を違えないように、という精一杯の抵抗だとも捉えられる。

 強靭な爪と、不退転の盾がぶつかり合い、爆ぜる。爪を受けそこねて受けた血を省みず、ソラのレイピアは魔弾を吐き出し、口少ない少年に苦鳴を上げさせる。「全部受け止めてあげる」、その言葉を違えること無く、傷などものともせずに彼女は又一歩前進する。後ろへは行かせない、身体が動くその間。
「私は神様なんかよりも公平ですよ。何人たりとも等しく撃ち抜きます」
 モニカの言葉に偽りはない。人間を嫌うことのない彼女にとって、その生存を脅かす相手であれば細かい身分など関係ない。全て等しく慈悲もなく、終焉を与えてしまうことこそがリベリスタの義務である、と。そう信じて疑わない。
 世界を正しく導く決意と、歪みを抱えて世界を憎み、在るはずのない望みに手を伸ばす決意。その二つを天秤にかけたとき、世界は慈悲もなく前者を選び掬いとる。
 ――或いは。運命に愛されない悲劇を、少年少女が享受できるほど諦めていれば或いは、このまま終わったのだろう。

●誰が為に歌い叫ぶか
「我等は死神。迷える魂を冥府へ誘う者……そう、貴女方の女神様のように」
「そろそろ面倒なので広域殲滅といきましょう」
 先に崩れ落ちたのは、文月の対峙する少年だった。咆哮に満たぬ声で泣き叫びながらも、その爪は霞み、アーデルハイトとモニカの放った魔弾の掃射の前に崩れ落ちた。その表情は辛く苦しく、見るものの心を抉る。文月は小さく鎮魂を述べ、その足をもう一方へ向けた。まさに、その時。
 
「ぅ……っぁ……ぁぁあァアアァ!!」
 ソラと対峙していた少年が、全身を弓なりに仰け反らせ、叫ぶ。先程までの有様とはまるで違う、感情の爆発としか思えない咆哮――黒助、クローディア、モニカの三人は辛うじて耐え切ったものの、他のメンバーはとっさの反応に遅れが生じ、全身を叩くその音波をもろに受け止める形となってしまった。そこに折り重なる様にして放たれる、救済の聖歌。救いと呪いを混沌に放り込んだそれに対し、理央は全身全霊の防御をもって応える。当てることも躱すことも困難だろうと、受け止めてあげることは出来るとばかりに。そうだ。彼女が研鑽した力は、護りは、今この時を待って歓喜の声を上げている。

「『女神様』は……っ、不幸にするためなんかじゃなくて」
 少女の悲痛な叫びが響く。悠月と黒助の魔弾が少年を貫き、崩れ落ちる姿に小さく謝罪を告げ、ソラが駆ける。
「私達に希望を与えてあげるって、ずっと、ずっと一人で……なのに……!」
 叫ぶように歌を唄う。希望を切り拓こうとして、救ってくれない神を括り、来るはずのない運命の救済を待たずして歩き出した、それが世界を歪める悲劇。
「歌は癒しを齎す心の支え……決して傷付ける為の道具ではありません!」
「誰も『女神様』を支えてくれなかったじゃない、糾す前に勝手に死んじゃったじゃない……!」
 クローディアの言葉も、その具現たる癒しの歌も、少女の積み上げた「ありきたりの悲劇」を前にしては説得も難しい。世界にとってはありきたりだが、一期一会の悲劇には変りない。幼い少女が達観するほどに、その悲劇は重く辛い。
「傷つける歌と、癒す歌、どちらが勝つかのぅ? たら、ればと思わずには居られぬ。だが貴殿には同情はしても加減は出来ぬ!」
 文月、ソラ、理央の三名が少女の間合いに入る。聖歌が等しく彼女らを叩こうと、黒助の歌がその傷を間髪入れずに癒していく。似通った過去があったとて、手を加えるのは優しさではない。自分を鏡に映したようで、辛く苦しく心を絞めつけても、優しくなんてなれはしない。己の全てをさらけ出してぶつかり合うことこと、言葉を超えた救世の道だと、彼女達は知っている。 
「貴方は賢そうね、私の生徒にしたいくらい」
 終わりが近いなら、誰かを道連れにしてしまおうか――少女の魔眼に篭った悲しみを見抜き、敢えて受けながらソラは微笑む。紙一重で混乱へ至る道を避け、優しく腕を伸ばし、レイピアを突き出す。軽く振り上げられたそれが長く長く少女を貫き、皮肉且つ愚直に行われる再生行動と共に、深く埋もれていく。バックラーを放り、ソラは大きく腕を広げた。
「あなたがしたことは、決して許されない事。言い逃れできないこと。でも……痛くて辛くて、それでもここまで耐えてきたあなたは、頑張ったわ。最後にお名前、教えてくれないかしら?」
「――、――」
「そう、いいお名前ね」
 そのやり取りが全てだった。そのやり取りが最後だった。
 鎮痛な「ごめんなさい」が反響し、宵闇の中、傷だらけの道は断ち切られる。
 墜ちるだけの道ではなく、救済の階段がその先にあることを願い、笑いながら少女は、逝く。

●知る者は語らず
 主を失い、子を失い、『ガーデン』には沈黙だけがあった。
 アーデルハイトは自嘲を携え十字を切り、クローディアは鎮魂歌を唄う。各々が祈り、願う。倒すことしかできないけれど、それが不幸だっただなんて思って欲しくはないのだと。だが、首を喪った神に祈りを聞き受ける耳など無い。彼はその日も等しく、世界を見ていないのだ。

「彼らも気の毒でしたね。私も同情しなかったわけではありません。――女神様なんてモノを信じたのが運の尽きだったのでしょう」
 モニカは、告げる。決して全ての非が少女たちにあったわけではなく、全ての業を『女神様』が背負ったわけではない。自分たちがそう思わなくて済むように、死力を尽くした勝利だったのだ――と。

■シナリオ結果■
成功
■あとがき■
 本当にお疲れ様でした。
 回復の層が厚かったのは大きかったですが、それでも回復が追いつかなかった部分も多々ありまして、全力で救済具現者の足止めを行った理央さんと彼女の最後の一撃を受け止めたソラさんは重傷判定となってしまいました。
 しかし、胸を張っていいと思います。私としては割と本気で、全員のフェイトを削る気満々でシナリオに挑みました。事実、もう少し長引けば重傷者はもっと多かったのではないかと思います。
 ですが、それを差し置いても皆様のプレイングには価値があった。大成功に限りなく近い成功だった、ということです。
 また機会があれば、お会いしましょう。