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<六道>魔剣プリンシェイカー!

●レッツ、イメージターイム!
 買ってきたプリンを開けてみたら、ぐっちゃぐちゃにシェイクされていたとしたら。
 ……どう思うだろうか?
「クク、ハーッハッハッハ! この『魔剣プリンシェイカー』は半径1キロ以内にあるプリンというプリンをぐっちゃぐちゃにかき混ぜる能力を持つ! 代償として明日途轍もない筋肉痛に苛まれるがどうと言うことは無い! なぜなら――楽しいからだ!」
 とか言いながら路上でスプーンみたいな物体をひたすらぐるぐる振り回しているオッサンがいたとしたら。
 ……どう思うだろうか?
「ママー、あの人」
「しっ、見ちゃいけません」
 親子連れが気まずそうに通り過ぎていく。
 でもオッサンは凄い楽しそうだった。
 その様子をじっくりと観察する白服の男。
 彼はどこかに電話をかけると、ぼそぼそと報告をしていた。
「はい、所有者の意識は完全にコントロール済みです。この街の品質不安を煽り、地域経済を破壊する……フフ、子供の泣く声が今から聞こえてきそうですよ」
 電話を切る白服。
 その間オッサンは、ひたすらスプーンを振り回していた。

●レッツ、イメージターイム!
「……と言う風に、スプーンを振り回してたのです」
 和泉がスプーン片手にそういう説明をしていた。
 彼女がやれば可愛いんだけどなあ。
 オッサンがやると気持ち悪いんだよなあ。
 なんでだろうなあ。
「どうやら主流七派の『六道』に所属する人間が裏で糸を引いているらしく、狙いもどうやらアーティファクトの利用にあるようです」
 驚くべきことに、と付け加える和泉。
「見た目はこうですが、放っておけば街のプリント言うプリンがぐっちゃぐちゃになってしまいます。そうなる前に、なんとしてもこの男を止めて下さい!」

 男はアーティファクト『魔剣プリンシェイカー』の所有者であり、一般人だと言われている。
 プリンシェイカーは前述の通りスプーンが覚醒したアーティファクトで、半径1キロのプリンをぐっちゃぐちゃにかき混ぜるという能力があるのだそーだ。
 所有者の男は、六道の幹部『ホワイトマン』の部下から魔眼催眠を受け、この作業が楽しくて仕方がない状態に陥っていると言う。
 彼を殴り倒し、おかしな蛮行を止めるのだ!
 ……が、しかし、問題もある。
 アーティファクト効果により、彼は鉄壁のプリンフィールドで守られているんだそーだ。驚くべきことに。
 このフィールドを突破できるのはプリンか、またはプリン的な技のみ。
 そう……君のイマジネーションがものを言うのだ!
「厄介なこととは思いますが……どうか、宜しくお願いします」


■シナリオの詳細■
■ストーリーテラー:八重紅友禅  
■難易度:NORMAL ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ
■参加人数制限: 8人 ■サポーター参加人数制限: 0人 ■シナリオ終了日時
 2012年02月08日(水)22:28
八重紅友禅でございます。
あえて説明するまでもないとは思いますが、此処で言うプリンとは牛乳と卵から作る洋菓子のことです。
本当に説明するまでもないとは思いますが。

●プリンシェイカー所有者
ぶん殴って倒せばそのうち洗脳が解けるだろう、と言うことで殴り倒しましょう。ちなみに彼自身はアーティファクトに守られている所があるので死んだりしません。ご安心ください。

元々アクロバティックで軽快な動きを得意としていたらしく、かなりすばしっこいオッサンです。
しかもプリン技しか聞かないってんだから大変です。
プリン技の例を挙げると……素直にプリン持って殴るとかです。
無論、オッサンはこちらのプリンをシェイクしまくってくるので、大量に用意して行かないと大変でしょう。
もうそこらじゅうプリンだらけでしょう。

白服はもうその場に居ないそうなので特に考えなくても良いですが
アーティファクトとオッサンは確保しておいて下さい(確保した後のことまではプレイングに書かなくて大丈夫です。きっと文字数食うし面倒なので)。
参加NPC
 


■メイン参加者 8人■
クロスイージス
アラストール・ロード・ナイトオブライエン(BNE000024)
覇界闘士
ティセ・パルミエ(BNE000151)
ソードミラージュ
ソラ・ヴァイスハイト(BNE000329)
マグメイガス
ラヴィアン・リファール(BNE002787)
ナイトクリーク
六・七(BNE003009)
インヤンマスター
小雪・綺沙羅(BNE003284)
ダークナイト
蓬莱 惟(BNE003468)
ダークナイト
赤翅 明(BNE003483)

●プリンって食べ物考えた人はもっと褒められるべき
「――プリン」
 『祈りに応じるもの』アラストール・ロード・ナイトオブライエン(BNE000024) はハンドルを指で叩きながら呟いた。
「甘く美しい絡めると、なんぞ黄色い下八割のハーモニー……甘味のワンダーランド」
「そんなプリンで遊ぶなんて許せないよっ!」
 『おこたから出ると死んじゃう』ティセ・パルミエは身を乗り出して拳を握った。
「そう言えばあらすとーるちゃん、運転できるとかすごいねー」
「フ、18歳を舐めないで下さい」
 世の中デタラメばっかりだ。
 そんな彼女達の頭上で、お行儀悪く(どころじゃないが)足をぶらつかせて座る『突撃だぜ子ちゃん』ラヴィアン・リファールがいた。
「プリンはあの形だからいいんだ。なるべく形崩さないでスプーンですくうのが最高なのに……かきまぜたらプッチンできなくなっちゃうだろ!」
「それだけじゃない」
 剣の柄を鳴らす『ナイトオブファンタズマ』蓬莱 惟。
「不良品混入による企業へのダメージは計り知れない。地域経済を破壊し崩界を加速させるつもりだな――」
「「許せないっ!!」」
 どことなくベクトルがズレてはいたが、彼らの皆の気持ちは一つだった。

 一方。
「ぷりんの食感を楽しみに開けたらぐちゃぐちゃになってるなんて、ゆるせないよね」
 『本屋』六・七はキリっとした顔でこちらを向いた。
「で、このアーティファクトなに?」
 ……なにと言われましても。
「このままではプリンの未来が危ない。世界の平和は私が守る!」
 同じくキリッとした顔をこちらに向ける『自堕落教師』ソラ・ヴァイスハイト。
「とか、言っておけばいいの?」
 ……いいのと言われましても。
 二人は社会の現実を噛みしめた女特有の表情で窓にもたれ掛った。
「正直、味は変わらないわよね」
「いっそそういう楽しみ方もあるけど」
 でも流石に世界中のプリンが全部ぐちゃぐちゃだったらカオスだな、とは思っていた。
 そこへ首を突っ込む『K2』小雪・綺沙羅。
「脳味噌かき混ぜるなら実用レベルだろうに……まあ脳味噌もプリンみたいなもんか、食感とか」
「やめて!? 今日のおやつピンポイントでプリンなんだからやめて!?」
 『三つ目のピクシー』赤翅 明は高速で首を振った。
「だだだだから、これ以上先に進ませるわけにはいかないよ。おばあちゃんの手作りプリンは――明が守る!」

●魔剣って名前つければスプーンだって武器に……武器に……。
 ざざっと。
 アスファルトの小石を革靴が踏む。
 鋭く振り下ろされるスプーン。否、魔剣プリンシェイカー!
「ククク、次はこのコンビニに売っているプリンを全てかき混ぜてやろう。先週お茶買いに行ったら対応悪かったからな、いっそゲル状になるまで徹底的に……」
「待てぇい!」
 と、そこへトラックが突っ込んできた。
 オッサンは素早くプリン型のバリアを展開。ぷりぃんとトラックの衝撃を受け止めた(良い子、良いリベリスタは絶対にマネしないように。返り討ちに合うから)。
 ブレーキを踏み、ギアをパーキングに入れ、サイドブレーキを引き、ちゃんとエンジンを切ってからシートベルトを外すアラストール。良い子の見るBNEだからちゃんと一時停車になるよう運転席から5m以内に陣取った。
「これ以上好きにはさせないぜ」
 運転席の上で仁王立ちするラヴィアン。良い子だろうがなんだろうが絶対マネしちゃいけない。
「アラストール、プリン貰っていいか?」
「ああ……あんまり無駄にしないでくれれば」
「よっし、暴食のプリンイーター! こいつでこのプリンを喰い尽くすぜ!」
 とか言って幻想纏いを展開。トラック一杯に積んでおいたプリンを一気に吸い上げた。
「何してくれてんだ!?」
 今回トラックを用意し、大量のプリンを買い込み、颯爽と現れたアラストールの努力が一瞬で収容された。何してくれてんだ。
 今すぐ出せ返せと掴みかかるアラストールと、吸い上げたもんは返せんと意地を張るラヴィアン。
 でもアーティファクトでもないアイテムをよくもまあこんなに吸い込めたもんですね。他の依頼でやっちゃ駄目ですよ。
「お、お前たちは一体……」
 スプーンを構えて後ずさりするオッサン。
 颯爽と降り立ったソラがプラスチックスプーンをびしりと突きつけた。
 もう片方の手にはプリンが乗っていて、ソラはストローでちゅーちゅー吸っていた。ぷはっと口を放す。
「これ以上プリンへの冒涜は許さないわ。プリン……いえ、世界の平和は私達が守る!」
 キメる所はキメておく女。それがソラである。
 貰えるものは貰っておくとも言う。
 明が武器片手に突撃する。
「この怪人プリン男(編集部注:語弊があるのでは?)め! 三時の守護者、明が成敗してやるぞー!」
「スウィーツ(甘いわ)!」
 てやーとダイブする明の攻撃を、オッサンはスプーン一本で受け止めた。
 プリンフィールド展開。ぷりぃんという独特の感触と共に弾かれる明。
「なっ、なにこの新感覚。も……もう一回!」
 わーいと言ってボディタックルを続ける明。
 そんな彼女をフル無視して七は素早く接近。
 黒いオーラを生み出す。
 プリンの蓋を開ける。
 眼鏡が光る。
 スプーンでプリンを掬い上げる。
 そして食べる。
「せっ」
 そしてややぞんざいにブラックジャックで殴った。オーラ殴りだった。両手が塞がっていても殴れる便利な技だった。
 オッサンはそれをスプーンの一閃で撃ち弾き、空中で無数に生み出したプリンオーラで七を弾き飛ばす。
「甘い、カラメルのように甘いぞ。俺がこの程度でやられるようなら……この依頼はイージーに」
「おいそれ以上言うな」
 どこかからかかるストップ。
「ここはあたしに任せて!」
 両足で軽くスライディングして叫ぶティセ。
 両手のお皿にプッチンしたプリンを乗せた。ぷるんと揺れるプリン。本来なら何らかのサービスカットがあってもいいが、趣旨が違うので省く。
「ぷりんかたぱると!」
「スウィーツ(甘い)!」
 オッサンはスプーンをぐるんと回す。すると。
 何と言うことでしょう。急過ぎて足腰を痛めていた階段が岩の転がり落ちるトラップに……じゃなくて。飛来したプリンが空中でぐちゃっと砕け、あられもなく墜落したのだった。
「ならこっちだよ、ぷりんしぇいくすとらいく!」
「スウィーツだと言っているだろう!」
 再びスプーンを回すオッサン。
 しかし、飛来した者はプリンはプリンでも……プリンジュース(スチール缶)だった。
「はうあ!?」
 額に激突。思いっきり仰け反るオッサン。
「今だ、バケツプリンダンクッ!」
 往年のバスケ漫画が如き勢いでバケツプリンをオッサンの頭にスパーキングする綺沙羅。
「……っは、何コレ楽しい!」
 懐(?)から凍ったバケツプリンを取り出す。
「次はコイツだ、アイスバケツプリンダン――」
「させるかあ!」
 バケツ被ったままスプーンを高速回転するオッサン。綺沙羅の手の中でアイスバケツプリンが砕け散った。
 ぐあーという感じの声をあげて吹き飛ぶ綺沙羅。演出である。
「人の頭にプリンを被せるとは……貴様それでも人間か!」
「お前が言うな!」
 やんややんやと盛り上がるコンビニ前。
 通りがかった主婦や子供がとても可哀そうなものを見る目で遠ざかって行った。コンビニ店員は既に見なかったことにしている。
 そんな中、惟は一つのカップを掲げて見せた。
「……それは!?」
 両目を剥くオッサン。
「これの生命力を暗黒の瘴気に変え、カラメルの入ったプリンに流し込む……そう、禁じられし儀式『暗黒プリン』」
「『暗黒プリン』だと!?」
「『暗黒プリン』!?」
「『暗黒プリン』ですって!?」
「『暗黒プリン』……って何?」
「……さあ」
 素朴な顔で振り向くティセ。
 怪訝な顔で目を逸らすアラストール。
 惟はフルスロットルな様子で剣を構える。
「我等が魔剣、冥界の女王よ、あのふざけた魔剣に劍の本分をしらしめてやるがいい」
 正直、惟の攻撃(暗黒プリン)がどんな成果を出しているかは、ちょっと分からなかった。

●一口にプリン型と言ってしまったがプッチンするヤツなのかそれ以外なのかで若干形が変わってくるのではないか?
 さて、序盤トラックで突っ込んで以来出番を溜めていたアラストールとラヴィアン。
 ここにきてようやく――。
「俺のターン! くらえプリンタイダルウェイブ!」
 収納していたプリンをここぞとばかりに放出した。
 なんたってトラック一杯のプリンである。オッサンのプリンバリアを素通りして大量のプリンがオッサンを襲う。
 ラヴィアンは翳した手の甲で顔の半分を隠すと、キメにキメた声で言った。
「プリンの海で溺死しろ!」
「だから無駄にするなって言ったでしょうが!」
 全力のドロップキックをかますアラストール。
 ラヴィアンはきりもみ回転して飛んでいく。ホント、他の依頼では絶対やるなよ。
「くっ、凄まじい攻撃だ……流石は……ええと……」
「いやいい、名乗りとかいいですから」
 この戦いを歴史に残すのはどうかと思ったアラストールは、とりあえずその辺のプリンを手に取って、剣でもってヘビースマッシュを叩き込むことにした。
 ぷりぃんと弾かれる剣
「忘れたのか? 俺への攻撃はプリン以外効かない」
「くっ、プリンを美味しく頂いたプリン・ザ・パワーが通じないとは……なら!」
 剣を一旦しまう。
 そしてプリンを顔の前に掲げた。
 なんか湧き上がるオーラ。
 オッサンとアラストールが睨み合う。
 背景にプリンとプリンが浮かんだ。さっきのプリン滝といいもうプリンだらけだった。
「プリンは山上のアレもしくは器に入ったソレを自分で切り崩し食べることに意義がある。他人が勝手にペースト化など許されざる暴挙。故に――(プリンへの)愛と(オッサンへの)怒りと(プリン流された)悲しみの!」
 アラストール単身突撃。オッサンのプリンバリアを破って凄まじいアッパーカットを炸裂させた。
「ディエスイレ・ザ・プリン!」
「ぐああああああああ!」
 のけ反って跳んでいくオッサン。
「なるほど、それでいいのか」
 七はぽんと手を打つと、両手にプリンを取り出した。
「昔ながらのカスタードプリンもいいが、最近よくあるとろっとしたのも捨てがたい……届け、わたしのプリン魂!」
「ぎゃあああああああ!」
 なんかオーラが出てなんか当たってなんかオッサンが吹っ飛んだ。コンクリートの壁にクレーターができた。
 できてたまるかと思ったけどできた。
 それを見ていた綺沙羅は冷凍プリンに護符をぶっ刺し、式符・鴉を放った。
「いけ、プリン・クロウ!」
「ごはあああああああ!」
 飛んで行ったのは嘴にプリンぶっさしたカラスだった。
 そんなの当たってたまるかと思ったけど当たった。
 世の中デタラメばっかりだ。
 でもって、そっと近づいて行った惟がプッチンするプリンのビニール部分を叩いてプリンをぴちぴち吹きかけていた。
「魔閃プリン」
「あふうん!」
 何故か色っぽい声を出してプリンを浴びるオッサン。
「よし、畳みかけるわ!」
 両手にプリンを掲げ、ソラが何かエフェクト的な光を放った。
 多分超必殺技の発動エフェクトなんだと思う。
「ツインプリンストライク!」
 両手のプリンを素早く投擲。
「プリンミサイル!」
 もう一個投げる。
「プリン・ア・ラ・モォォォォド!」
「ぐはああああああああ!!」
 更にホイップクリームをねりねりし、アイスクリームとフルーツをふんだんに乗っけて甘ったるくした。
 なぜかやられるモーションをするオッサン。何のダメージが入ったのかさっぱりわからないが、何か効いている気はする。
 して、その硬直タイミングを逃さずティセがジャンプ。
 手には樽プリンを持っていた。
 樽プリンて。
 絶対作ってる途中で崩壊するだろ。
「たるぷりんぼんばー!」
 まるで最初っからそういう技があるかのように、ティセは華麗なスイングでもってオッサンに樽を投げつけた。
 ぶっちゃけもう樽投げつけてるだけで、プリン関係ないのだが。
「バブリシャアアス!!」
 オッサンにはクリーンヒットした。
 見ようによってはかなり深刻なイジメだった。
「とどめは明がっ」
 スピアを構えてにじり寄る明。
「プリン、ぷるぷる揺れる……影響を受けて形を変えたり、かと思えば立ち直って元通りになる。柔軟さと脆さを併せ持つ……そう!」
 かっと目を開く明。額の窓がキランと光った。
「人はみなプリンなんだよ!」
「「なんだってー!?」」
 一斉に身を乗り出す一同。
「そうと解れば大丈夫。明自身がプリンなんだよ、いくよぉぉぉ!」
「い、いや流石にその理屈では効かないだろ」
 ミサイルもかくやという勢いで頭から突っ込んで行く明。
「プリン頭突き」
「ビブリボオオオン!!」
 オッサンは血を吹いて倒れた。
「効いたぁぁぁぁぁ!?」

 一方、日本のどっか。
「……ほう、事象を強制的に同一化させたか。認識型の能力はこじつけに弱いからな。奴等、案外やるじゃあないか」
 白いスーツを着た男は盗聴器の電源を切って言った。
「だがこじ付けはいつまでも通用しない。俺が回収した他の魔剣も、お前たちに倒せるかな?」

●プリンうまい
 オッサンをふん縛り、掃除機やらなんやらで道路をお掃除し、一同はトラックで撤収した。
 色々思うところはあったのだが……まあ大体気持ちは一つだった。
 ある者はハンドルを握り、ある者は窓の外を見やり、ある者はスプーンを咥え、ちいさく呟いた。
「「プリンは、大切にね」」

■シナリオ結果■
成功
■あとがき■
プッチンするプリンのハッピーサイズは夢がありますが、夫婦で食べるには大きすぎます。
一家三人を超えてからですねあれは。

え、あとがき?