●驚愕! 田舎町の祭に巨大蛸が現れた! 都会とは離れた地方の町。そこでは毎年小学校の敷地で新年を祝う祭を行なっていた。 それまでは百人未満の規模だったが今年は違う。大金を使いTVCMを行なったからだ。 地方の予算としてはかなり無理をした宣伝だった。だが……だが、だ。それもこれも確実に元が取れるという自信があってこそ! 鼻息荒く祭の企画運営を取りまとめる町長や役員。スタッフは皆同じはっぴを着て祭に参加していた。 年々寂れていく町に活気を取り戻す為彼らも必死だ。その彼らの背中には一様にこう書かれている。 『町に巨大蛸が現れた!』 ●大胆! ど派手なアクション活劇にすりかえよ! 「事件が起こるのは商店街にシャッターが目立ち始めた感じのやや寂れた地方の海辺の町ですが、ここで漁師がとんでもないものを釣り上げまして――」 資料を片手に『運命オペレーター』天原和泉(nBNE000024)は説明を始める。 「すごいですよ。体長9m体重273kg、まさにキング・オクトパスの名に恥じない体躯です」 小学校の校庭には特注の巨大水槽に入れられた巨大蛸、一見して怪物である。リベリスタからため息が漏れる。 「よく釣れたなこんなの……」 「釣竿で釣ったわけではないのでしょうけど……まぁそこは問題ではありません。とにかくこの蛸が町興しの大切な道具であるということです」 確かに巨大蛸の町としてしばらくは話題になるだろう。経済的にも与える影響は大きい。 「ですが……お分かりかと思うのですがこれ、エリューション・ビーストなんですよね」 和泉さん、なぜか笑顔。 「エリューションは退治しなくてはなりません。理由はお分かりですよね? というわけで皆さんには、祭に乱入し寂れた町の未来を町興しに賭ける人々の目の前で蛸を退治していただきます」 和泉さん、なぜわざわざそんな言い方を。 「まぁ仕方ないことですから。蛸はフェーズ1でたいして強くありません。生命力は高いようですが」 放っておくと水槽から這い出し人々を襲うので急ぎ退治が必要、けれどただ倒して終わりというわけにはいかない。 「なにせすでにお祭は始まってしまってますから。倒すにも一般の人達の前で戦うことになってしまいます」 「それはまずいだろう!」 リベリスタの言葉に、大丈夫と和泉は手を組み合わせる。 「そのためのアークです」 ……言いたいだけじゃないかそれ。 「アークのスタッフも全力でサポートします。衣装もたくさん用意したのでお好みでどうぞ」 リベリスタの前にドサドサと音を立て山積みにされる衣装、ヒーロー風だったりファンタジー風だったり和装だったり千差万別。 ――えーとつまりそれって? 「怪物退治のショーにすりかえてしまえばいいんですよ。うまく盛り上げて皆さんで町興しを成功させちゃいましょう」 にっこりと和泉さん、力押しで締めくくっちゃいました。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:BRN-D | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年01月19日(木)22:59 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●驚愕! 田舎町の祭に巨大……船が現れた! 「わぁすごい大きーい!」 「まじじゃんなんだこれすげー!」 歓声と写真を撮る音、フラッシュ……小学校の校庭は人いきれで充満し、この時期にも関わらず暑さすら感じる。 祭は盛況。旅館の客室も満員。元々海に面した町として魚料理のうまさには自信がある。人が集まるきっかけさえあれば、町の活性化は無理難題でもない。 ――それもこれも全てはこれのおかげ。まさに巨大蛸さまさまだ! 周辺に張られた縄の内側で、鼻息荒く町長は水槽をばんばんと叩く。その衝撃でか、巨大な水槽の中でそれは目を覚ました。 体長9m体重273kg、まさにキング・オクトパスの名に相応しい体躯。その大きく開かれた目に、観光客は沸き立ちフラッシュをたく。 その時、蛸の目が獰猛に歪められた。騒音と向けられた光に怒りを覚えた彼はその巨躯を震わせ動き出す。 巨躯はゆっくりと水面に向かい、その足を水槽のふちにかけた――目の前の小さき者達を食い千切り黙らせんと。 「お、おい! あれ見ろよ!」 そして校庭は大騒ぎとなった。 「なんだあれは!」 それは水槽から巨大な足を突き出し動き出した巨大蛸への驚きの声……ではなく。 それは海の方角――掲げられた大漁旗、船体には海魔討伐隊の文字、帆には威風堂々と描かれた獅子のエンペラー。海に面したこの学校へと突き進む、この大きな海賊船に対してだった。 突然の事態に騒然としつつも、客の一人が目ざとく船の右舷に記載されたTOKIMURAの文字に気づいて声を上げた。 知らない者はいないであろう世界的大企業、時村グループの船であるならばこれからサプライズの何かが起こるのだ。観光客は喜び大声で騒ぎだした。 もっとも慌てた者達もいる。この祭の主催でありながら時村の介入など聞いていないという町長達だ。 そんな鳩が豆鉄砲を食らったような彼らを尻目に、揃いのジャンバー姿で水槽の周りに機材を運び設置する集団がいる。手馴れた動きで機材を組み立て、人の列を整然と並べ水槽からたっぷり20m距離を広げる。 「おい! 一体どういうつもりだ!」 町長はそのうちの一人を捕まえ怒鳴るが、カーキ色の地味なジャンバーを着込んだ女性はあれぇと素知らぬ表情。 「ショーの話伝わってないんですかぁ?」 『孤独嬢』プレインフェザー・オッフェンバッハ・ベルジュラック(BNE003341) はトボけて見せ、危ないからとさっさと押し出してしまう。 (チンタラ説明しててこじれんのも面倒臭えし、とっとと終わらせなきゃな) 水槽周辺に仕込みをし、音響等整えていく。人前に出るのは抵抗があると裏方に回った彼女の指示で、アークスタッフ達はショーの準備を完了させる。 沸き立つ観客の中で、押し出された町長と置いていかれた巨大蛸だけがポカーンとしていた―― ●刮目! 海の悪魔を退治せよ! 船が止まると、人々の目線は船首近くに設置された玉座に座る人物へと集中する。褌とマントのみといういでだちで見事な体躯を見せ付ける野性的で威風ある姿に観客は見とれていた。 十分人目を引いた辺りで、玉座の横に控えていた大男が高らかに宣言する。 「大海原に幾多の船を沈めた海の悪魔よ、今日が貴様の命日だ!」 勇ましく剣を抜き叫ぶバゼット・モーズ(BNE003431)に観光客はショーが始まったと大喜びだ。 (エリューション退治にエンターテインメントも行えとはアークも言ってくれる。宜しい、やってみせよう) 衣装に身を包んだバゼットの巨漢はまさに熟練の剣闘士のようでその迫力に観客がどよめく。 一方で、玉座を挟んで反対側に立つ『黒姫』レイチェル・ブラッドストーン(BNE003442)はワンピース水着風の戦闘服でこちらは涼やかな格好。 (町興しの邪魔をするのは心苦しいけれど……) 代わりにショーで盛り上げれば良いと、剣を構えた彼女はマントを翻しバゼットに続く。 「Devilfish退治に来たわ! この黒姫の技、とくと見なさい!」 スタイル抜群の少女の水着姿に男性客から喝采が送られる。 次に後方から前に出てきたのは討伐隊の副官らしい制服の女性だ。両腰の二刀が勇ましい。 「右舷弾幕! てー!」 『十徳彼女』渡・アプリコット・鈴(BNE002310)が刀を振りかざせば、備え付けられた大砲から爆音が轟き水槽付近が爆発した。もちろんアークスタッフの設置した火薬である。 派手な砲撃に興奮する観客の視線を受け、鈴も若干興奮気味だ。 (モデルも憧れやったけど、女優も痺れるもんがあるねぇ) 盛り上がり観客の叫び声が充満する校庭。それが急に静まったのはそれまで微動だにしなかった玉座の人物が突如立ち上がったから。 人々の注目を絶対的に集めたのは、この海魔討伐隊の船長である『百獣百魔の王』降魔 刃紅郎(BNE002093)その人である。 会場中の視線が集まった時、彼は重々しく口を開いた。 「往け! 戦士たちよ!」 ときの声をあげ船を飛び降り巨大蛸に突撃する戦士達。刃紅郎はその後ろに続き、不敵に笑みを浮かべる。 ――この町を政令指定都市にまで押し上げてくれるわ!―― リベリスタ扮する海魔討伐隊が駆け抜けると観客達は大いに盛り上がり手を叩く。様々な衣装に身を包んだ彼らに老若男女問わず声援を送っている。 一方、巨大蛸はいつの間にか水槽から抜け出し彼らを迎え撃たんと足を器用に使いその体躯を持ち上げた。 巨大蛸退治、ヒーローショーの始まりだ! 「蛸デカッ!」 こんな大きな蛸見た事ないと『怪力乱神』霧島・神那(BNE000009)は楽しげに叫んだ。 エリューションに生まれたのが何より残念な所よね―― 言うや否や、神那は闘気を高めパイルバンカーを蛸に叩き込む。激しい痛みに巨大蛸が足を振り回して暴れ回るが、その点でも彼女は負けていない。 「エリューション退治……もといUMA退治といくわよ!」 豪放磊落な彼女らしい言い方で、神那はショーという名の大暴れを開始した。 皆が表情を引き締め戦う中、頬を緩ませる者が一人。 (ふふふ……初任務から思わぬ収穫でした) 有名人のサインを欲しがる追っかけ気質のユーキ・R・ブランド(BNE003416)は、今回の任務につくにあたって手に入れた王様こと刃紅郎のサインを見やりホクホク顔。 っと、浮かれてばかりも居られませんね――つぶやいて気を引き締めなおし、大切にサインをしまい代わりに抜くのは大太刀。かなりの高身長であるユーキに黒いロングコートの剣客姿はよく似合っていた。 そのまま校庭に飛び込んだ彼女はアクロバティックな動きで巨大蛸に斬りかかる。 「闇黒示現一刀流、祐希・御剣、参ります」 ……やりすぎましたかね? 内心で照れながらも蛸の足を避け、踏み、蛸の身体を華麗に駆け回る彼女の動きに観客から声援が飛んだ。 ショーに見入る観客の前に、超ミニスカのゴスロリ少女がぺこりとお辞儀をする。 「みんなー! ナナは悪いタコさんを退治しに来たの! 頑張るから精一杯応援して欲しいの!」 『Unlucky Seven』七斜 菜々那(BNE003412)はショーであることを観客によく印象付けさせ、場を盛り上げた。 頑張って、応援してる……観客の反応に手を振って無邪気に笑ってみせる。 この方が神秘もごまかせるの――菜々那はくすりと笑みをこぼし、二刀ショーテルを一体化し弓に変化させて戦場へと向かって行った。 巨大蛸はレイチェルに墨を吹き、足を振り回してリベリスタ達を迎撃する。 「闇の衣よ!」 瞬間、墨とは違う絶対的な黒のオーラがレイチェルの身を包み神秘の墨を弾き飛ばした。派手な演出に観客からため息が漏れる。 同時に振り回された多数の足を多くの者が身をかわしなぎ払う。足の一つを避け切れなかった菜々那と神那も、鈴の張った守護の結界によってたいした被害を受けずに戦線復帰した。 (やれることはあんまり無いと思ってたけど……これならいけるの) 見た目こそ派手だが大雑把で威力もさほどない、巨大蛸はまさにヒーローショー向けの怪物であった。 「キングってすごい名前だけどミズダコなの」 その通り。このキング・オクトパスこと巨大蛸、元はいわゆるミズダコであった。記録されているかつての巨大なミズタコもまたエリューションであったのかもしれない。 ●逆撃! ライガーエンペラー! 鈴の指先より放たれた毒の魔弾は巨大蛸に突き刺さりその巨躯を蝕む。後には残らんけん問題なかとは本人の談だ。 「魔眼よ、撃ち抜け!」 苦しげに身を揺るがす巨大蛸に、レイチェルは己が左目の義眼に指を添えあたかも瞳から閃光を出したかのように演出。魔法や閃光は裏方のスタッフがその都度音響効果やスモークもつけています。 後方支援を受け、巨大蛸の右側からバゼットが、左側からユーキが立ち回り切り込んでいく。 派手な大立ち回りで豪快に『魅せる』バゼット。足を使い立ち回りカウンターで華麗に『魅せる』ユーキ。異なる二者の剣技はそれぞれを引き立て観客を魅了した。 「貴様を討つべく身に着けたこの力、とくと味わえ!」 「ふふ、覚えの無い有象無象なれど、仇敵とあれば助太刀せざるを得ますまい」 装具を赤く染め蛸を全力で切り刻むバゼットが叫べば、ユーキは答え戦場を所狭しと躍りかかった。 「ぐああっ!」 小学校の校庭に響き渡る苦痛の叫び。刃紅郎に蛸足が巻きつきその身体を締め付ける。苦痛に歪められたその表情に観客から悲鳴が上がった。 ――そろそろか? どこかのんきな声をだし、プレインフェザーは事前に手渡されたCDの再生準備だ。 その時女性の悲鳴が響き渡り、指を止めそちらに目をやる。 「ヤバイの! ナナぱんつはいてないからひっくり返されるとヤバイの!」 細い足を引っ張り上げられ、逆さまに吊るされた菜々那は必死にスカートを抑えて叫んでいる。 「うわぁ……やっぱ裏方で正解だったぜ」 表情を歪ませしみじみ言う彼女。その肩をアークのスタッフが慌てて叩き指で示す。 「え? あ、うわやばい」 見ると、蛸足に巻きつかれながら刃紅郎はちらっちらっとプレインフェザーを見ていた。 「慌てさせんなって……ええと、こいつだ!」 ♪巨悪の影に 怯える人々 儚き願いに応える戦士(ソルジャー) 大義を胸に 剣を執る 校庭に響き渡る歌声。それは刃紅郎が執事と共に作った彼のテーマソングであった。 (……本気でヒーローショーじゃんか!) プレインフェザーの驚きは観客のクライマックスへの期待の叫びでかき消された。 「負けるわけには…いかぬ!」 刃紅郎の叫びに子供達の応援が重なる。 ♪幾度倒れても 運命燃やし 立ち上がる 猛き背中に 問いかけた 「ラーーイガーーー!」 その時刃紅郎の身体が輝き出した。巻きついた蛸足を千切り飛ばし、AFが起動されその身体に衣装がまとわれていく。 周囲に爆発が起こり煙が巻き起こる。それはまさにヒーローショーさながら。 煙がはれたとき、そこに立っていたのは気高き衣装をまとった威風高き王その人であった。 ♪『貴方は 何故戦うのか』 観客のボルテージは最高潮。ひるむ巨大蛸に対面して戦士達は並び駆け出した。 「一気にいくわよ! 合わせなさい!」 レイチェルが叫び巨大な剣を構え。 「おう!」 「任せて!」 「負けないの!」 バゼットが、ユーキが、菜々那が声を合わせる。四者の剣が合わさって暗黒のオーラは巨大蛸以上の大きさとなって押し包んだ。 ♪ライガー ライガーエンペラー 愚問と微笑む 獅子の王 闇の瘴気に苦しみのたうつ巨大蛸は新鮮な水に逃げ込まんと水槽に足をかける。 その足を真空の刃が切り落とし、バランスを崩した巨大蛸は地面に転げ落ちた。 「まだまだ甘いんよ」 鈴は微笑んで憎きビーストに別れを告げた。 ♪ライガー ライガーエンペラー 煌く銀光 悪を討つ 地に伏せた巨大蛸に王と鬼が迫っていく。刃紅郎と神那は互いにトドメの一撃をくわえんと全速の速さで駆け全力を蓄え走る。 巨大蛸はそれを阻止するべく足の一本を突き出しブロックするが……横からの衝撃に阻害された。 観客の誰も気づいていない。スローイングダガーを投げた態勢のまま、プレインフェザーはめんどくさげに言葉を紡ぐ。 「ヒーローの見せ場だ、大人しくやられな怪物」 ♪暗雲切り裂く正義の一閃 差した光が民への答えさ 「おおおおお――!」 二人の叫びが共鳴し響き渡る。獅子王の煌が、パイルバンカーが巨大蛸の体躯を押し貫く。 「――っらあああ!」 そのまま巨大蛸は吹き飛び地を削り……水槽に激突した。 ピシピシと大きく音を響かせ……水槽が砕け散り派手に水しぶきを撒き散らす。 動かなくなった巨大蛸の前で振り返る戦士達を、観客達の盛大な歓声が迎え入れた。 ●見事! 町興しの大団円! 「どうでしたか皆さん! これが私どもが考えたショーでございます!」 大盛況の観客に答える町長にくすりと笑いながら、鈴は刃紅郎が捌いた蛸を観光客に配っている。 「はーい並んで、いっぱいあるから慌てないで――記念撮影? あーうんコホン。こんな感じやろか?」 長蛇の列にはにかみ笑顔を見せる鈴。この暖かさこそが彼女の魅力だろう。 忙しく働く彼女の後ろで、プレインフェザーと菜々那はタコの唐揚げをパクついていた。初陣の仲間達を労う鈴の心遣いである。 「ま、ド派手なショーに美味いタコ。十分町興しになったんじゃねえの?」 「タコさんいただきますなの。んー美味しいの!」 ――聞いちゃいねぇ。ため息をこぼし自分もタコを口に放り込む。 「あ、お持ち帰りしてイイ?」 一方で、離れた場所にも人だかりがある。その中心には神那の姿があった。 切り取られた巨大蛸の足の一つに跨り、焼いた蛸足を口に加えセクシーポーズでダブルピースサイン。 沸き立つ観客(男性客)にウィンク一つ。 「蛸脚よりも私の脚はどうかしら?」 周囲はカメラのフラッシュとシャッター音がこだましていたとか。 「これで町興しが上手く行くと良いが……結果は神のみぞ知るか」 つぶやき、一足先に帰ろうとするバゼット。 「あら、お祭は見ていかないのですか?」 色紙台帳を手入れしていたユーキがその背中に声をかける。 「そうよ、せっかくだから見ていきましょ」 衣装を着替えたレイチェルはお祭会場へと歩き出す。どこか楽しげに足取り軽く。 「屋台とか出てるのかしら? 日本のお祭って初めてだからとても楽しみよ」 町のあちこちで楽しげな声が響く。今日はお祭、皆が楽しむ日なのだ。 そして彼女達は祭囃子へと消えていく。 お祭の思い出はそれぞれに…… |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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