● 「坊ちゃま、例の物が完成いたしました」 一分の隙も無く燕尾服を着こなした60台後半ほどの男が、部屋の入り口には立っていた。 男は銀盆の上に奇妙な物を乗せている。一見して銃のようだが、それにしては実用的とは言い難い形状だ。 「おお、でかしたぞクラウス!」 言って、柔らかな金髪と緋眼を持つ少年はそれを取り上げる。 レトロフューチャーとでも言うのだろうか。銃身には三つのリング、スライド後方からは先端に丸い球のついた突起物が二つ。そしてぴかぴかと光ってみせる安っぽい銃を持って、少年はまるで新しい玩具を与えられたかのように微笑む。 だが、その顔はすぐに怒りに歪んでいた。 手の中で弄ぶ新しい玩具が気に食わなかった訳ではないのだろう。むしろ大事に腕の中へと抱え込みながら、少年は人として言ってはいけない言葉を口走る。 「これでヤツらに一泡吹かせてやる。……おっぱいなんてただの脂肪の塊じゃないか! それがでかいだけで顔まででかくしているヤツらに思い知らせてやるんだ! 僕がこの世界をあるべき姿に……つるんとぺたんの楽園へと作り変えてやる!」 少年の宣言を聞き、ポケットからハンカチを取り出すクラウス。執事の目には涙が光っていた。 「おいたわしやルークお坊ちゃま……幼くしてご両親を亡くされ、お母上のおっぱいを知らずに育った所為か、いつ頃からかおっぱいの大きい女性に憎しみを抱くようになってしまわれて……!」 「何をゴチャゴチャ言っている、クラウス! 車を出せ!」 「は……、はっ! 坊ちゃま、このクラウス……地獄の果てまでもご一緒致しますぞ!」 いや、止めろよぢぢい。こら。 ● 「今回の任務はアーティファクトの回収」 『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)は、どことなくうんざりとしたような顔で言う。 「そっスか……」 対するリベリスタ達もなげやりな口調で応えた。あまり褒められた態度ではないが、内容が内容である。今回ばかりは仕方が無いと言えようか。 モニターにはアーティファクトの形状が映し出されていた。それは先程少年が持っていた銃だ。 「『女子胸部縮小光発生装置』っていうんだって」 「恐ろしいアーティファクトだな。ある意味で」 「うん、ある意味で」 イヴは肯いてみせる。こいつを照射されるといかなるおっぱいであろうとも、山も谷も無い不毛の荒野へと一瞬にして変わってしまうのだ。 なお、元から不毛の荒野である場合についてはリベリスタ達は訊けなかった。 「効果時間はどのくらいなんだ。まさか永遠に、とは言わないんだろ?」 「一晩らしいね。寝て起きたら元通り。でも、一般人にこれが使われるとこの世ならざる神秘によって覚醒してしまう可能性がごくごく僅かにだけどあるから、出来るだけ使用される前に回収して」 「それはまぁ、洒落にならない話だ」 リベリスタ達は肯いていた。そしてイヴは端末を操作し、モニターに事件が起こる場所を映し出す。 「神社だね。初詣に訪れた人たちでごったがえしてる。いかな時村財閥と言えど、流石に今の時期ここを封鎖する訳には行かないから、彼――ルークがここに突入する前に押さえるのが望ましい」 その際障害となるのは執事のクラウスだ。彼はそう強くはないけれど、一応ジーニアスの覇界闘士である。リベリスタ達がルークを止めようとすれば、ルークを逃がすために全力で戦うだろう。 ルーク自身は笑えるくらいに弱いので、気をつけるべき所はそれだけ。必要以上に騒ぎを大きくしないようにとだけ、イヴは念を押す。 「彼等は黒塗りのリムジンでやって来るわ。神社前の道には入れないみたいで、そこから50メートルほど離れた大きな道に車を止めるから、そこで待ち構えて手早く取り押さえるのがいいと思う」 あとは、まぁ、適当に説教でもしてあげるといい。そうイヴは言っていた。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:RM | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年01月12日(木)23:18 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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● とある、付近では結構大きめな神社の近く。歩道は行き交う人達で賑わっていた。 年が明けてすぐの事である、人通りはその多くが初詣の行き帰りであろう。 晴れ着姿の者も多く、人々の顔には穏やかな喜びが広がっていた。 だが、彼等は知らない。この平穏を乱す騒動の種が現在この場へ向かいつつある事を。 ……まぁ、実際ンな上等なもんじゃねぇんすけど。 「許さない! 絶対に! 勝手に女子の胸を小さくするとか大きくするとか、どうして男子ってこうなのーっ!」 今回起こる事件がどんな物であるのかは、『臆病ワンコ』金原・文(BNE000833)の言葉を聞けば大体理解して頂けるだろうか。 でっぱいに恨みを抱くボウヤの仕業。 単に笑い飛ばして済ませないのは、彼がそれを実現する術を持っているという事と、それにより極々僅かな確率ではあるが一般人がエリューション化してしまう可能性がある事だ。流石にそれはリベリスタとして看過出来ない。 「せっかくここまで大きくなったのに、小さくされるなんて絶対ヤだよ~」 自らのごく標準的な膨らみに手を遣りつつ、『おこたから出ると死んじゃう』ティセ・パルミエ(BNE000151)。 「おっぱいおっぱいって、どうして男はそんなにおっぱいが好きなんだろう」 『蜂蜜色の満月』日野原 M 祥子(BNE003389)は理解出来ない、というような顔で言っていた。 「確かに脂肪のかたまりだけど、あるとないではその後の人生までも変えてしまう。侮れないなぁ、おっぱい」 男だってそうなのである。 今回のルーク君にしても、このままでは成人してから典型的な三次ろりと化し、人生の裏街道でヒッソリと幕を閉じる結末しか用意されていないのは確定的に明らかだ。どうでも良い事この上ないが。 さて、文を除いてこの二人が普通乳の面々ではあるが、祥子のみは見た目上巨乳であった。 元のちちを寄せて上げた上にブラを重ね、詰め物をして偽乳を作り上げている。 如何にも硬そうではあるが遠目には多分、問題ないだろう。 「おっきなのだとまったいら。……ん? ちっちゃいのだとえぐれる?」 『うさぎ型ちっちゃな狙撃主』舞 冥華(BNE000456)はコワい事を言っていた。 「えぐれてたまるかぁ!」 反射的に言い返すのは『敬虔なる学徒』イーゼリット・イシュター(BNE001996)である。 「彼等がお金持ちであるように、世の中には持つもの、持たざるものが居て。体型だってそう。私だって努力してるのに……、この格差社会!」 ぐぬぬと拳を震わせながら彼女は続ける。「しょーらいにきたいちゅ」と言う冥華は確かに未だ11だが。 ええっと、イーゼリットさんもう17歳ですよね。うわぁ。 でも、今回のアーティファクトに対し完璧な耐性を持つ特殊技能者とか言えばかっこ良く、ならんか。正直すまんかった。 「あはは♪ まだ10代そこらのガキが何を言ってますですか。まったくどうしようもないますですね」 若干日本語が怪しい『FunKelnAlbtraum』フィルシーユ・ツヴァイル・ライゼンバッハ(BNE003289)は余裕の態で言っていた。 意外と言うべきか、今回唯一の天然巨乳持ちである。胸と余裕の大きさはこの場においては完全に正比例の関係を作っており、イーゼリットさんがなんかもう凄い目でこっちを見てますぜ、姉御。 「ちっちゃいおっぱいを愛してくれるのは大歓迎だけど、だからって巨乳憎し! ってゆーのもなぁ」 そして『ビタースイート ビースト』五十嵐 真独楽はここまでの騒ぎというかお約束というか、そういった物を他所に涼しげな顔をしている。 彼は――そう、彼は『彼』である。しかし容姿にしろ内面にしろ、男性的な要素は欠片もない。 多分このまま成長するとパスポートを見た相手が『male』の前に『fe』が付いて居ない事に気付いて愕然とするような生き物に育つのだろう。いや既にか。 何だかもう、今からこの依頼が終了した後にルーク君がどういう性癖に矯正されているのか不安になって来ましたよ? だが、真打は未だ現れていなかったのである。 胸元の大きく開いた巫女装束を纏い、ゆっさゆっさとオパイを揺らして『それ』が現れる。 さあ皆で名を呼ぼう。『レッツゴー!インヤンマスター』九曜 計都(BNE003026)だ。 「そう……、あたしは乳神の巫女。英語で言うとオッパイゴッデス!」 名乗りをあげるオッパイゴッデス。片方しか英語じゃねぇし。 だが周囲の通行人は彼女の姿に気付かない。活性化した『一人ぼっち』が彼女を好き放題にさせていた。 「この戦いは、まさしく聖戦、ジ・ハード! 無知蒙昧な淫祠邪教の徒に、偉大なるオッパイの威信を遍く知らしめるのだ!」 オッパイ! オッパイ! もう誰だよこいつ呼んで来たの。 ● リムジンの後部にある個室でふんぞり返るルーク。その手にはレトロな銃が握られていた。 それは『女子胸部縮小装置』と呼ばれる、名前からしてアレな恐るべきアーティファクトである。 「どうやら、これ以上は入れないようですな」 ハンドルを握りながら言うのは老執事、クラウス。 「ええい、この国の道はなんでこう狭いんだ! もういい、ここから歩くぞ! ついて来いクラウス!」 路駐とか知った事じゃねぇとばかりにルークは扉を開け、その後に老執事は続いてゆく。 だが、幾らも歩き出さないうちに、めぎすととてもイヤな音を立てて式神の鴉がルークに突き刺さる。 「うおぉぉぉぉ……」 「坊ちゃま!?」 体をくの字に折るルーク。駆け寄るクラウス。 「よっしゃあ!」 「おお、いい当たりしたますですね。後は逃げるますです」 そして隠れていた計都と隠れてすら居なかったフィルシーユが顔を見せ、ぶるんぶるんと一目散に逃げて行く。擬音がおかしい気がするのは多分気のせいだ。 「おのれ……おっぱいの手の者か」 怒りに駆られてか、訳の分からない事を口走るルーク。 彼は苦痛を精神力でねじ伏せて、毒でふらつく足取りのままに二人を追いかける。工事中の看板が立てられた路地へと。 あとは文が道の前にトラックを止めれば目隠しは完了だ。 「ぬっ……!」 ようやく冷静になったルークの前に、現れるのは祥子である。 詰め物で膨れた偽乳を強調し、彼女はルークを挑発する。 「ねぇ、キミのおっぱいが憎い気持ちは愛の裏返しなんでしょ? ホントは触ってみたいんでしょ?」 「ンな訳があるかぁ!」 ルークは即答していた。例え内なる欲求がそうだったとしても、自分ではそれに気付かない。 更にこういう言われ方をしてはヘソも直角にひん曲がるのがこの年頃の少年というものだ。 彼はアーティファクトを引き抜き、銃口からはリング状の光線が迸った。 必死に避ける祥子。更には文が駆け込み、祥子に光線が当たらないよう庇いに回る。 「ちっぱいがどうして邪魔をするんだ!」 「ちっぱいとか言うなー!」 そして誘い込みは成功と見たリベリスタ達は次々と彼等の前に姿を現していた。 「ぬう、坊ちゃま、これはまずいですぞ。ここはこのクラウスに任せてお逃げ下され!」 上着を脱ぎ捨てるクラウス。更に全身に力を込め、パンプアップされた筋肉がシャツを内側から引きちぎる。 そのままむきゃっとサイドチェストのポーズを取る老執事。お前絶対この状況楽しんでるだろ。 「こんな寒い中でシャツ破いても意味ないでしょーっ!」 「いや、意味はありますぞ! 私のマッスルバディを誇示するという意味が!」 なんかもうダメな掛け合いをしながら打ち合いを始める文とクラウス。 傍らでは時折ぱかっとダンボールが開き、冥華が顔を出しては九九式狙撃銃をぶっぱなしている。 「あはは! そんな光線、私に効くわけないじゃない!」 既に乱射を始めているルークに言い返すイーゼリット。なんか鼻声っぽいけど大丈夫っすか? 「これ……大丈夫だよね? 元に戻るんだよね?」 そして祥子は詰め物の下、自分の胸を眺めながらちょっとばかし震えた声でそう言い、ティセは自分の胸に手を当てながらしくしくと泣いていた。 「どうしてこんなことするの? そんなんじゃ女の子に嫌われちゃうよ……」 「り、理想の前には必要な犠牲だ!」 うなる自意識、中二力。ルークは若干うろたえながらもそう言い返す。 「……これって全部クラウスさんが悪いんじゃないの? クラウスさん、実は独りじゃないですか?」 「わ、私ですと? 私には子宝こそ恵まれなかったものの、良く出来た妻がおりますが……」 あ、意外と普通だ。しかしティセは怒りに任せて、クラウスに攻撃の矛先を向けていた。 ● 「くそう、どうして効かないんだ!」 ルークは目の前に迫る最強の兵を前にして、もはや戦意を喪失しかけていた。 だって、計都の胸って元々ちっぱいだもの。スタイルチェンジで無理やりダイナマイツにしてるだけで。 「小僧……、性根の歪んだ貴様に武器などいらぬ。この拳とオッパイだけで十分ッス!」 あなたさっき凄い勢いでスキル叩きこんでなかったっすか? という突っ込みは要らないだろう。 というかクラウスの方も手加減してるの真独楽だけなんですけど。えらい事になってるっすよ、もう。 「(オッパイを)愛する心を失ったら、そんなのもう、人じゃない……目を覚まして!」 拳(とオッパイ)がルークには炸裂していた。 「断崖絶壁にもアシュレイ級にも、等しく夢と浪漫と愛が詰まっている。オッパイに貴賤無し!」 拳(と言うよりはオッパイ)が唸り、宙を舞うルーク。 「母なる大地、豊穣たる双丘を讃えよ! 無限ッ! オッパイパーイッッ!!」 ――あぁ……これがおっぱいか。でもなんか釈然としない物を感じるのは何故だろう。これで心を動かされたら人として更に間違った方向へ行くんじゃないか的な。 ともかく、鼻血を撒きながらルークはスローモーションで吹き飛んでゆく。 その手を離れたアーティファクトをフィルシーユがつかみ、足元に落として踏み 「潰したらだめだー!」 全員から突っ込みが入っていた。回収だから、任務。多分踏んだくらいでは壊れないと思うけど。 「あはは♪ 分かってますですよ。ちょっとした冗談ますですね」 さて、とルークを振り返るフィルシーユ。 「どうしますですか。頼みの綱の執事ももう、あっちで伸びてますですね。浅知恵でどうにかなる程甘くないますですよ」 確かに伸びていた。縛り上げられた執事の上には真独楽が乗り、足をぶらぶらさせている。 だが、あと笑いながら武器をチラつかせるフィルシーユも十分怖いが、ルークはむくれっ面を横に向けるだけだ。 「よし、それじゃお説教タイムね。あっちの執事も起こしてきて」 「天誅! 天誅! 14才にもなって何やってんのよーっ!」 イーゼリットが言う。文は戦闘終了の勢いで、ポカポカとルークを殴りつけていた。 「いい? あなたたちね、なんなわけ? ねえ、おじいちゃん、あなた66歳ですっけ。 そんな歳になって、やっていいことといけないことの区別もつかないわけ? ねえ、なんとかいったらどうなの? 涙なんか流しちゃって、泣きたいのは私にきまっているでしょう? う、くっ……」 「いや、確かにこの歳になってこうまでガチに説教されるとは思いませなんだなぁ……」 二人は地面の上に正座でイーゼリットの話を聞いていた。 最後の方は涙声になったイーゼリットに、クラウスの目には別な意味での涙が光る。 「それで、なに? 坊やのほうは、おっぱ……胸の大きい人が、悪い? 生まれもっての才能の何が悪いの?」 「や、それは……」 「私? 私は、見ての通りだけど、何?」 「……分かった、つまり君は君の希少価値が失われる事に憤っているんだな!」 何も分かってなかった。 リーディングを行っていた冥華が首を横に振る。特に「じょーじょーしゃくりょー」とやらの余地はなかったらしい。 「わざわざ大きいとか、小さいとか、そうやって人を見かけで判断するから! いい? 小さくたって怖いの! 覚えときなさい」 すぱーんと平手打ちをかますイーゼリット。目を白黒させるルーク君。 だがちゃんと分かったのかどうかは依然疑問である。 二番手、祥子。 「おっぱいは生まれたての赤ちゃんに栄養をあげる大切な器官です。 そんな機械で小さくしたり、えぐれさせたり、オモチャにしていいモノではありません」 「授乳だったらちっぱいでも出来る筈だ!」 やおら立ち上がり、異議ありとばかりに指先を突き付けるルーク。まだまだ元気有り余ってるなぁ、こいつ。 「母の愛に飢えているなら年上のカノジョ作って甘えさせてもらいなさい!」 「嫌だ! 僕は年下で折れそうなほど華奢でつるぺたな彼女がいいんだ!」 ああもうダメだ、こじれた。病気が。 三番手、真独楽。 「まこもね、物心ついた時には、ママはいなかった。顔も名前も生きてるのかも、何も知らない。 でも、おっぱいが憎いなんて思ったコトはないよ。まこには、いっぱい甘えさせてくれる、パパや仲間がいるもん」 「…………」 あ、静かに聞いてる。なんかヤバいんじゃないかと思うんだけど。 「ルークにだってクラウスがいるじゃない」 「クラウス……?」 ルークは老執事を振り返っていた。 「ココまでつきあってくれるほど、ルークのことを大事に思ってるんだよ。ホントのパパ以上にかも?」 優しげな笑みを浮かべながら両腕を開くクラウス。いや開くな、やめてくれ。 「今は雄っぱいって言葉もあるし、この素敵な筋肉の固まりにおっぱい……違った、いっぱい甘えてみたらどぉかな」 「いやそんな事はどうでもいいんだが、まこさん僕と付き合ってくれ」 イイ顔で言い放つルーク。 ゑ? という顔をする真独楽。 「最初見た時からヤバかったんだ! 僕のストライクゾーンにド真ん中だったんだ! 付き合ってくれぷりぃづっ!」 「え、いや、ちょっとそれは……」 「まぁそんな事こそどうでもいいんスけどね」 あ、マモノが来た。 四番手、オッパイゴッデス。 「邪教徒として今ここで脳髄を撒き散らすか、オッパイ星人として悔い改めるか。 あなたの道を選びなさい、ルーク」 計都は慈愛に溢れた母の微笑みで詰め寄っていた。 そして、路地裏にはルークの長い長い悲鳴が響き渡る。 「それにしても、むなしい戦いでした……。ルークくんの将来が心配です」 お空を見上げながら、言うティセ。 本当にね。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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