●喧嘩するほど仲がいい? 『くぇーっ!』 羽ばたき音とともに甲高い獣の鳴き声が響く。 『ぐぇっぐぇっ!』 どっどっどっどっ、という低い地響きとともに潰れた蛙のような声が轟く。 それは二羽の獣。 一方は引き締まった体躯を大空の下に羽ばたかせ威風堂々と空を駆る。 もう一方はその正反対ともいえる特徴を持ち、大地を懸命に走り抜ける。 二羽は仲が悪いのか、まるで口論するように鳴き喚く。 ……いや。よく見るとそれは口論というよりも、一方的な難癖か。 陸の獣がまくし立て、空の獣がそれを軽くいなしているように見える。 何故そう見えるのか。 答えは至極簡単だった。 何故ならば―― ●イヴのお絵描き教室 「……というわけで、あなた達にはこれを倒してきてもらうわ」 『リンク・カレイド』真白・イヴ(nBNE000001)がリベリスタ達に見せたのは、一つの絵だった。 そこには二羽の動物が描かれている。 一羽は空飛ぶペンギン。 もう一羽は大地を力強く駆けるペンギン。 クレヨンで自由奔放なタッチで描かれた、子供らしい絵の右下には「ましろイヴ」と書かれている。 どうやらリベリスタ達が集まる直前まで描いたのか、よく見ると手や頬にほんのりとクレヨンの跡が残っていた。 「空飛ぶペンギンは、イケメンさん。走ってるペンギンはぶさかわ」 たしかに、絵でも空を飛んでいる方はどことなくきりっとした表情をしている……気がする。 反対に、大地を駆けているペンギンは……お察しだ。 「……でもこのぶさかわは自信作」 「「イヴの表情がどこか誇らしげ……!?」」 ざわ。 「大プッシュ中なの」 「「しかも売り込んだ!?」」 ざわざわ。 「今から向かうと、ちょうどこのぶさかわ達は少し広めの原っぱで仲良く日向ぼっこをしているみたい」 「「ツッコミ全スルーっ!?」」 ざわざわざわ。 「……? 何をざわめいてるの?」 「「ごめんなさいでした」」 ぴた。 訝しげなイヴの表情に瞬時に静まる精鋭達。 「ちなみにこの絵はあげないよ」 「「えっ!?」」 ざ…… 「あと普段からケンカばっかりしてるくせに、片方がやられると逆上してパワーアップするみたい」 「「重要なことをさらっと流さないで!?」」 「……仲がいいのね、あなた達」 「「おかげさまでねっ!」」 「ぶさかわ、あとでどれだけ可愛かったか報告をお願いね」 「「あれ、情報これで終わりっ!?」」 「ぶさかわについてもっと語ってもいいの?」 「「今すぐ出発します、隊長!」」 「隊長じゃなくて、イヴ」 「「あいあいさー!」」 「返事はあいあいさーじゃなくてイエス」 「「イエス!」」 「ん……それじゃあ、行ってらっしゃい」 「「イエス、サー!」」 「サーじゃなくてマム」 「「イエス、マム!」」 「……ちょっと、楽しいかも」 「「弄ばれたっ!?」」 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:葉月 司 | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2011年05月05日(木)23:18 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●柳緑花紅 「ひとさんまるまる。目標補足」 イヴに指定された森を抜けた先に広がる草原。 出発の際に「これを持っていくといい」と人数分渡された双眼鏡から目を離しながら『正義の味方を目指す者』祭雅・疾風(BNE001656)が呟く。 「特徴的だからすぐわかるかなとは思ったけど……いやはや、のどかな光景ですね」 「こうして見てるオレ達も、そののどかな光景の一部になっちゃってるけどね」 ずらっと一列に並んで双眼鏡を覗き込むリベリスタ達の姿に、『鷹の眼光』ウルザ・イース(BNE002218)がやや苦笑を浮かべながらそう返事を返す。 「ペンギンは可愛い……そこは真理じゃ。こうなってしまうのも仕方あるまい」 持って帰りたいのぅ……などとやや不穏当なことを呟きながら、未だ双眼鏡から目を離さず力強く断言するのはレイライン・エレアニック(BNE002137)。 「ペンギン……ペンギンだペンギンだペンギンだ。……可愛いなぁ!」 好きなタイプの異性はペンギンだと言って憚らない『傷顔』真咲・菫(BNE002278)はそんな皆の会話を聞いているのかいないのか。どちらかといえば落ち着いた表情の多い彼女にしては珍しく、声を弾ませてペンギン達を凝視している。 「あのイヴさんをああまで滾らせ、しかもこんな物まで用意させちゃうペンギン……しかとこの目に焼き付けたわ」 汗を拭う仕草をしつつ、『月光花』イルゼ・ユングフラウがいい物を見させてもらったという表情をする。 「って皆、ペンギンの美醜なんて見分けがついてるのか?」 草原で寝そべるイケメンペンギンとぶさかわペンギンを見比べては、何度も首を傾げているのは『Digital Lion』英・正宗(BNE000423)。 「……そう思っていた時期が私にもありました」 「……わかるのか?」 「えぇ。ほら、あのぶちゃっとした顔、ぷにぷにっとしたお腹、あの短い足。どれをとっても決して美しくないくせに魅力を感じさせる、あれこそぶさかわだわ……!」 感動の為か、笑いを堪える為か。ぷるぷると震えながら『ソリッドガール』アンナ・クロストン(BNE001816)が正宗にそのぶさかわいさを一生懸命アピールする。 「あ、あぁ……わかった、わかったから。ここからじゃ、オレにはちょっとわからないが、近づいたらもうちょっとよく見てみることにしよう」 だから落ち着いてくれ、な? 「んっ……こほんこほん、失礼。ちょっとエキサイティングし過ぎたわね」 「というか皆、ぶさかわだけじゃなくてイケメンの方にも注目してあげて。どっちもすっごく可愛いよ……!」 菫がうっとりと陶酔の声でイケメンもアピール。 「んー、たしかに体型はすらっとしてるけど、あのドヤ顔はちょっと頂けないかしら」 「そこがまた可愛いのに……」 菫がしょんぼりとする。 「……よ、よしお待たせしました。ようやく描き終わりました……!」 スケッチブックをぱたんと閉じて、『対人恐怖症』四鏡・ケイ(BNE000068)がようやく顔を上げる。 「ぶさかわさんの勇ましいお姿、ばっちりと記憶に納めさせていただきました」 スケッチブックを大事そうに胸に抱えながら、満足げに頬を弛ませる。 「あとでイヴさんにぬいぐるみを作ろうと思いますので、希望される方は一緒にお作りしましょうか?」 「なんと、それは素敵なご提案。……っと、こっちも結界張り終わりだよ」 「こちらも抜かりなく」 菫とアンナが二人でやや広めに結界を張り、リベリスタ達の準備は整った。 「よし……では行くぞ、ペンギン!」 そして疾風の号令に8人は駆け出す。 その気配にようやくペンギン達も反応し……戦闘の幕が開いた。 ●がんばるでよ 風のように駆け抜けるリベリスタ達を前に、草原に寝そべっていた二羽のペンギンは即座に反応した。 『クェッ』 『ぎにゃっ』 それは野生の本能か。リベリスタ達の殺気に対し、イケメンとぶさかわは確認するように鳴き合い頷く。 『ぎぇぴーっ!』 まずぶさかわが一歩前に出て仁王立ちする。 『キィ――』 続いてイケメンが澄んだ高い声を響かせて羽ばたきを始める。 「……ペンギンのくせに、本当に飛ぶんだな」 ああ、エリューションだから仕方ないのか。 ようやく至近に見えてきたペンギン達の美醜は相変わらずわからないが、どうやら対象を間違えることはなさそうだ。 「あぁ、持って帰りたいのぅ。持って帰りたいのぅ。ふふ……!」 わずかに胸をなで下ろす正宗の隣を、いよいよ間近に迫ってきたペンギンにテンションが上がってきたレイラインが追随する。 ――と。 ぶさかわの後方で上昇を続けていたイケメンが突如降下を始め、ぶさかわのやや下がり気味な撫で肩を思い切り鷲掴みする。 『ぎゃっ!?』 背後からの不意打ちにぎょっとするのも束の間。ぶさかわは暴れる間もなく上空へと舞い上がる。 「早速か……! 後方、空からぶさかわが落ちてくるぞ、気をつけろ!」 その速度と角度から落下予想地点を予測し、疾風が後衛に注意を促す。 『ぎぇぴーーーっ!?』 ぽいっ。ずとーん。ごろごろ。 「わ、わ……ぶさかわさん。間近で見るとさらに、いい……!」 狙われたのは前衛陣のやや後方を走っていたケイだ。 とっさに横へ飛び直撃を避けるが、その衝撃波とぶさかわの手がかすかに掠り、皮膚や頬に傷を付けるケイ。 だがそんな自身の傷も省みず、瞳を輝かせて転がっていくぶさかわを見つめるところを見ると、本当に大した怪我ではないようだ。 「というかこれ、ぶさかわへのダメージの方が深刻なんじゃないの?」 一気に草や土でぼろぼろになったぶさかわを見て、うわぁっと声をあげるイルゼ。 「いや、そうでもないみたいじゃぞ」 くるりと向き変え、再びぶさかわへと接近しながら、ほれ、とレイラインが指差した先ではぶさかわが元気よく跳ね起きていた。 『ぶぎゃ、ぶぎゃーーっ!』 ぶさかわの抗議めいた叫び声。だがイケメンはつーんと無視モード。 「仕事なのに……仕事なのに、可愛いなぁ!」 菫が女性陣やケイの心の声を代弁するかのように叫ぶ。 「だが可愛いと言ってばかりでは終わらんからな……ほら、お前の相手はこっちだ!」 イケメンへの抗議を続けていたぶさかわの前へと一歩進み出た正宗がハイディフェンサーの光を帯びながらぶさかわの目を引きつける。 『ぶけ?』 だがそれが仇となったか。ぶさかわは目に留まった正宗を指のない両手でぎゅっと挟んで持ち上げ、悠々と飛びつつぶさかわの方を伺っていたイケメンに向かって投げつけた。 「ちっ……!」 ひょいっと避けるイケメン。 一気に後衛まで押しやられた正宗は悔しげに舌打ちを漏らす。 「ケイ君もあなたも傷は浅そうね。それじゃあ、少しだけ我慢しててね。まずはチャージ優先で……!」 ぶさかわの行動一つ一つにこみ上げてきそうになる笑いをなんとか抑えつつ、深呼吸して精神を落ち着ける。 ――ここから先は真剣勝負。回復一つで戦況が覆ると心得よ。 アンナは心の中で念じ、最悪を想定して常に自らができる最良を考える。 「なんと。あんなところまで投げ飛ばされるとは楽しそ……いや、羨まし……いやいや、なんと危険な技じゃ……!」 正宗の抜けた穴を塞ぐように、ハイスピード化したレイラインが躍り出る。 それを確認してから、疾風は己が敵の方を見据える。 「さぁ、どこらへんがイケメンなのか、とくと見せてもらおうじゃないか!」 闘気を纏い、風を従わせ、その脚が鋭く空を切る。 その技が顕現させるのは鎌鼬。その行き先全てを切り裂く超常。 『ケェッ!』 だがイケメンはその行き先を全て見切るかのように、空中アクロバティックを見せつけて回避する。 「なかなかスタイリッシュな動きだね。だけど……最初からそんなに見せつけちゃっていいのかな?」 コンセントレーションによる脳の活性化を行い、ウルザがその動きを冷静に分析する。 「私も、辛いけど攻撃に集中しなくちゃね……!」 射撃に特化させた全神経。菫もまたイケメンを狙うための準備を始める。 そんな二人が感知した、イケメンの動きの些細な変化。 「飛翔乱舞が来る……皆、気をつけて!」 ウルザの声と同時にイケメンが大きく羽ばたき、その羽にも似た不思議な何かを周囲へとばらまく。 ウルザもまた自らの羽を震わせて、菫はその身を屈めて被害を最小限におさえられたが、とっさに反応できた者は数人。あとのメンバーは羽もどきに付着した毒素を吸い込んでしまい、傷は浅いながらも毒を受けてしまう。 「イケメンは一つ一つの攻撃は強くはないが、積み重なれば厄介じゃのう。じゃが、わらわの役目はお前さんの足止め。まずはその機動力を封じるのじゃ……!」 その毒の影響でやや顔をしかめながらも、ぶさかわの短足に向かってレイピアを突き刺す。 ぶさかわの皮膚はレイピアが貫くことを許さなかったが、その鋭い突きの勢いに足を取られ前のめり体勢になる。 『ぎゅ、ぎゅっぴゃーー!』 そしてそのまま流れるようにクラウチングスタートの姿勢を取り、スタートする。 「ま、またぶさかわさんがもの凄い勢いで近づいてきます……!」 ぶさかわはレイライン、ケイ、正宗を巻き込むように駆け抜け、イケメンを追いかける。 「……何となく俺達、凄くシュールなペンギン喧嘩に巻き込まれてるだけなんじゃないか?」 再びイケメンに向かって斬風脚を放ちながら、何となく世の不条理さを嘆きたくなる。 「でも、そんなところも可愛いのです……と、今度こそ捕らえられた、でしょか?」 先ほどからぶさかわに向かって何度も投げつけられていたケイのライアークラウン。自身とは反対側の頬にトカゲの鱗を宿した道化のカードが、破滅を予告しつつぶさかわの背中へと張り付く。 「ぶさかわさんは……ちょっとドジで不幸な方が、より可愛いの……です……」 さて、これからぶさかわがどんな不幸に見舞われるのかとくと御笑覧あれ。 わずかに期待に染めた瞳で、その挙動を一つも逃すまいとぶさかわを見守るケイ。 「それもいいけど、ちゃんと自分の身も大切にしなきゃダメよ?」 それをしょうがないなぁ、とやや苦笑まじりに窘めながらアンナがホーリーメイガスとしての本分を果たす。 「なら、俺も俺の本分を果たすとしよう……!」 ハイディフェンス、オートキューアーを掛け終え、より強固に守りの体勢を固めた正宗がこれ以上ぶさかわとイケメンを近づけまいとレイラインと並び立ち斬撃を放つ。 「ついでにこれも喰らいなさい……!」 そこへさらにイルゼの呪印封縛がうまく決まり、中途半端な体勢で身動きを封じられたぶさかわの分厚い皮膚を正宗のブロードソードが深く切りつける。 ぶさかわ陣が混戦にもつれ込む一方、イケメン陣も熾烈な戦いを繰り広げていた。 距離を開けた戦い故に表面上は静かに。けれどその水面では激しい駆け引きをしつつ。 ウルザの右手に装着された黒色の手袋から放たれる気糸がじわじわとイケメンの羽を傷つけ、菫のライフルから放たれるピアッシングがイケメンの胴体から出血を負わせる。 疾風がそんな後衛陣を守りながらも確実に斬風脚でダメージを蓄積させていき、アンナが状況を見極めて適切に回復を行っていく。 だがイケメンも黙ってやられてばかりではない。 その圧倒的な旋回力でリベリスタ達を翻弄し、ある時は羽をばらまき、またある時は急接近による鬨声福音で魅了を試みて一対多勢の不利を覆すように立ち振る舞う。 回避と素早さのイケメン。体力と防御力のぶさかわ。一進一退の攻防が続く。 だが、それも長くは続かない。 幾度目かの呪縛による拘束を強いられるぶさかわ。 『ぐぇ……』 そのやや弱ってきた声にぶさかわがたこ殴りにされるのを嫌ったか、イケメンがその肩を強く掴みぶさかわを遠くへと投げ落とす。 前衛も後衛も、すぐには反応できない距離。 そこから直ぐに転向しリベリスタ達に羽を叩きつけようとして、疾風の斬風脚がイケメンを直撃する。 『ぎぇぴ?』 それは戦闘の疲れからか、やや狙いの甘かった攻撃。 普段なら容易に避けられたはずのそれを避けられなかったイケメンに、ぶさかわが不信の目を向ける。 ウルザの気糸がイケメンの羽に完全に絡まり、菫の射撃がついにイケメンを地へと墜落させる。 『――キィ』 自分よりも明らかに弱った声で鳴くイケメンに、ぶさかわは自らの呪縛を振り払い、 『ぎぇぴーー!!』 強く強く鳴き、地響きを立て駆け寄る。 「あともうちょっとね……!」 二羽へと一気に距離を詰めるリベリスタ達。 そんな彼らにイケメンが最後の力を振り絞り、その声を高らかに響かせる。 『クェ――――!』 前衛全てを巻き込む、それはイケメンペンギンの断末魔。 『……キュケ』 そしてイケメンは最後にぶさかわに一言だけ鳴き、そして静かに息を引き取った。 『ぐぇ……ぐぎゅーー!』 そこから先はまさに死闘。 怒り暴れ狂うぶさかわに、ちぎっては投げられ、押し潰され、引き飛ばされる。 「にゃぎゃーーー!?!?」 「はぅあっ!?」 「またかよ……!」 「なんだか楽しくなってきたかも……!?」 「やっほーいっ!」 「俺はまさに今、風になる……!」 「あぁ、まさにもふもふ!」 「自力でなく飛ばされるというのもなかなか……!」 そう、まさにそれは死闘と呼ぶに相応しい戦い。 ……死闘なんだってば。 「ふぅ……恐ろしい相手じゃった」 「た、楽しかった……です……」 「はふぅ……」 そしてぶさかわとの戯れ……もとい、激戦を制したリベリスタ達は、汗を拭いながらもどこか満たされた表情でイケメンとぶさかわを最後に一瞥する。 「やっぱり喧嘩するほど仲がいい、の典型だったのかね?」 「かもね。でも、それは俺達の知り及ぶところじゃなくて……全ては闇の中、だね」 「……うん、ぶさかわさんだけじゃなくて、イケメンさんも、しっかりぬいぐるみにしてあげましょう。二羽で仲良く寄り添った姿も、きっと可愛いです……」 「それはいいね……!できれば私にも作り方を教えてくれる?」 「いい、ですよ……皆で、一緒に作りましょう……」 「ふふ……さ、それじゃあそろそろ帰りましょう。イヴもきっと報告を楽しみに待ってるわ」 「「了解っ!」」 リベリスタ達は泥だらけになった格好のまま笑い合い、草原を後にする。 ――さぁ、とっておきの土産話を持って、あの可愛らしい長官の元へ帰ろう。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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