●露天風呂のE・エレメント 「温泉旅館『東郷』って、わりと有名なのね」 『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)から配られたパンフレットには美しい自然の景色をバックに広々とした露天風呂が写されている。「ここに巣食った液体型E・エレメントを倒してきて」 コードネームは『ピーピング・トム』 と 『レディ・ゴダイヴァ』。 女湯と男湯、それぞれに一体ずつ潜伏しており、温泉のにごり湯と殆ど見分けが付かないため、外からの判別は厳しい。 「武器攻撃は殆ど効かないみたいなの。ヒトの体で直接叩いた方がこの敵には効果が高いわ。厄介といえば少し厄介かもしれない」 しかしそれ以上にこの敵が恐ろしいのは、【模倣変態能力】と二体の間でなされるその為の【情報共有能力】にある。つまりこの能力によって、『女湯に浸かっている誰かの姿が、男湯側のレディ・ゴダイヴァによって再現』されてしまったり、『女湯に突如男性が紛れ込んだように見え』たりという、とんでもない事態を招いてしまうのである。条件さえ揃っていれば敵は任意のタイミングで自由に姿を切り替えられるうえ、短いフレーズなら話し声すらも真似る。 ………。 「そんな噂が世間に広まったら普通のお客さんが利用出来なくなっちゃうから。しっかり倒してきて」 つまり、そういう依頼であった。 時間さえゆるせば任務完了後はそのまま温泉を楽しんできても良いとの事なので、ついでにちょっとした行楽気分も味わえるかもしれない。 * ●依頼目的 二体のE・エレメントを討伐すること。 弄られても泣かないこと。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:小鉛筆子 | ||||
■難易度:EASY | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2011年12月09日(金)23:40 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●結界張ったらいざ浴場へ 腰にタオルを装着し、あとは何も持たずに湯煙の奥へと分け入る。 誰もいない――。ヒタヒタとなる足音が、心なしか軽快さを帯びるのは単なる気のせいではないらしい。 体に染みた冷気をかけ湯でならし、貸し切り状態の大浴槽に身を潜らす。 「ふ~っ……」 そして『さすらいの遊び人』ブレス・ダブルクロス(BNE003169)は、しばし待つ。 「………」 いい湯だ。 「…………」 夜闇で見えづらいけど眺めもきっと良いはずだ。 「……………」 そろそろだろうか。 「…………………」 ま、まだ? ………。ブクブクブク。 とぷんっ。 「ふふふ、温泉♪ 温泉♪」 待つこと数分。ついに浴槽の隅に美女出現――!! ●ほえろジャッカル★ 「う っ し ゃ ー ー !!」 ブレス……もとい、彼の姿をとったE・エレメント『ピーピング・トム』が浴槽の中から雄叫びをあげて姿をあらわした。 やや色白で逞しく隆起した男の腹筋が『本屋』六・七(BNE003009)の目と鼻の先に迫る。 だっぼおお~~~~ぉぉん!! そこへ突如、温泉が水柱を吹き上げて爆ぜる。直後にシャチのごとく華麗なブリーチングを披露して空中へ飛び上がったのは、『tyoubabaa』鮫島 ジョーズ子(BNE002625)。なんと、E・エレメント顔負けの潜水能力で待ち受け、水中からのハイアンドロウで不意打ちを仕掛けたのだった。 「なんだいなんだい! アンタは私の楽しみの温泉を奪う気かい?」 七を挟んで両者が空中でクロスする。 「私ゃ許せないよ!! 温泉を楽しみたいだけなら大人しくしてれば良かったのさい!!」 拳をのばして掴みかかろうとするブレス……もとい、ピーピング・トムに胸のタオルを剥がれはしたものの、巧く攻撃を掻い潜り、ジョーズ子は再び水中へと姿をくらます。ブレス……もとい、ピーピング・トムは軽く舌打ちして空のタオルを打ち捨てると改めて七に飛び掛る。 「ガッツリ鑑賞させてもらうぜ!」 「覗き魔に天誅!」 横合いから乱入してきた『白虎ガール』片倉 彩(BNE001528)の業炎撃。黒煙をあげる拳の炎は彼女の怒りのあらわれか。油断しまくっていたのか、ブレス……(以下略)は頬に直撃を食らって浴槽に沈む。 だぱーーーん。 弾む息を鎮める彩。やや紅潮した頬がいじらしい。 「ツルペターンは成長に期待出来るなら期待しよう」 ブレス(以下略)はおもむろに立ち上がると独り言のように囁いた。波打つ温泉を掻き分けて迫り来る敵。見えないものまで見通すかの様な鋭い視線が水着に包まれた乙女の肢体を行ったり来たり……。 「な、なに見てるんですか!?」 思わず胸周りと太ももを腕でガードする彩。 二人の間に割って入り視線をさえぎる七は、ゆるい雰囲気を纏ったまま黒いオーラで敵の頭を狙った。 「ぶわっ」 敵はたまらず湯船を飛び出して洗い場まで退く。しかしそこにもまた、麗しき女子達が待ち受けていた。 「何の因果で生まれてきたのか知らないけど、速攻で終わりにさせてもらうわ」 黒色のビキニ姿で迎え撃つは、細・遥香奈(BNE003184)。どことなく毒気のある雰囲気を漂わせた黒髪の美少女は銃器を構えてブレスを睨みつける。彼の立派な肉体を目にするなり不快な表情を目元に表して、バウンティショットで下部へ狙いを澄ました。 パンッ! 砲声一発小気味良く鳴り渡り、ブレスの虎の子を直撃。 ――キュィイン! 跳ね返した!? 「ハッハー! 残念だったな」 ●実際そうはいかない 「ぐぅおッ……!!?」 ブレス(本物)は遥香奈の姿をとったE・エレメント『レディ・ゴダイヴァ』の跳び膝蹴りに猛る虎の子を打たれて悶絶する。衝突のはずみで突き出した手がわしっと遥香奈……の姿をしたレディ・ゴダイヴァの乳房を掴んでいた。 どぼーーん!! 湯船に押し返され沈んで浮かブレス。優雅な着地をみせた黒髪の美少女は、湯煙のなか引き締まった腰を左右に揺らしながら、一歩、二歩、とブレスに迫る。 ●再び女湯 やはりここは素手による攻撃が効果的だろう。 「あちきの拳をうけてみろだお」 『おっ♪おっ♪お~♪』ガッツリ・モウケール(BNE003224)の無頼の拳がうなる! ……かに見えたが、ひょいっとかわされたいきおいでタオルがはらりと解け、ぷにぷにの素肌が危うく見え隠れする。 「ウヒョー♪」 歓声をあげるブレス(偽)。ガッツリめげずにもう一発! ひょい! 通り抜けざまにタオルを奪われガッツリはゴーグルのみを付けたあられもない姿に。 仕切りの向かいからは羽柴・美鳥(BNE003191)がありったけの魔力を放出してマジックミサイルをぶつける。ひょいっ! ひょいっ! 「なんだいなんだい! あんたはそんなに私のヌードが見たいのかい? もう、エッチなんだから!!」 ジョーズ子の乱入にブレス(偽)はいきり立つ。 「てめーはとってはいけない姿を――!」 ジョーズ子は湯煙だけを身に纏い、完熟した肢体を惜しげもなく敵の目に晒す。 ヒラヒラヒラ~。 「……!」 ヒラヒラヒラ~。 「あんたも好きねぇ」 「チクショーーーっっ!!」 敵を挑発しつつジョーズ子はハイアンドロウの爆撃で自分諸共にぶっ飛ばした。 追い打ちを仕掛ける七と彩。ブレス(偽)の動きが止まった隙を突いてユーディス・エーレンフェルト(BNE003247)渾身の魔落の手刀がクリーンヒット。 マッシブ・アタック!! カチ割られたブレス(偽)の頭からフシュフシュと気のようなものが抜けてゆく。 しかし頭をブルブル振って気を持ち直した敵はまだ墜ちない。 「ガッツリさん、足元、石鹸落ちてるよー」 七の注意喚起で足元に目を落としたガッツリだったが、少しだけ遅かった。 「おっ、おっ、お~!」 と……! つるどてっ☆ ぱしゅー! ガッツリが踏んだ拍子に石鹸が勢いよく床をすべり、ブレス(偽)のいる方へつるつると転がっていく。 「ち、近づいて来ないでっ……!!」 ひっきりなしにマジックミサイルを打ち続けるもなかなかヒットしない美鳥。 ひょい。 美鳥の攻撃をヒラリとよけたブレス(偽)の足元に、ガッツリの蹴った石鹸がっ! つるんっ。 「!!?!!」 どごんっ! マッシブ・アタック!! 洗い場の鏡がブレス(偽)の後頭部で見事に砕けた。美鳥、ナイス誘導! 「はぁ……はぁ……コレくらいで倒せたかしら……?」 しかしまだ墜ちない。 ブレス(偽)の頭のかたちが若干ゆがんできたように見えるのはきっと気のせいにちがいない。気を抜く暇も無く今度は七の追撃が迫る。体のラインが出にくいタンキニ(タンクトップビキニ)に身を包んではいても、スラリと伸びた脚線美が彼女のスタイルの良さを物語っている。ニヤリと笑った口から覗く八重歯がすこし尖っていてコワイ。 「ブレスさんには悪いけど、けっこう良いモノ見れたしそろそろ終わりにしようか」 ヘロヘロになりかけている敵の頭めがけて七はオーラを帯びた拳を繰り出す。……っが!? つるん。 「わきゃアッ!?」 びたーーん!! いきなり転がってきた石鹸に足を滑らせ前のめりに転倒。 「おゎお、ごめんお。うっかり手元が狂ったんだお」 ガッツリはさっきのアクシデントに味を占めたのか、石鹸を見付けては手当たりしだいそこら中にばら撒いた。 どタんっ! と近くで鈍い音がしてユーディスも悲鳴をあげる。 「なんだいなんだい、こんなに散らかして! 誰が片付けすると思ってんだい?」 転がってきた石鹸を蹴り返しながら小言を発するジョーズ子はガッツリを捕まえてお尻を引っ叩いた。 唯一ハイバランサーを身に着けていた彩は泡を立てる石鹸に乗ってスケートのように滑走する。しゅるるる――。 お尻丸出しでブレス(偽)は彩に背を向け浴槽へ逃げる。 「あたしたちから逃げられると思ったら大間違いです!」 マッシブ・アタック!! ――彩の斬風脚! 背中に赤く足跡をつけてブレス(偽)は浴槽に落っこちた。 ところで、 ブレス(偽)はお尻丸出しでしたけど、変身したらやっぱり裸なのでしょうか? ふと湧いた彩のギモン。 ……だとしたら……。 「ぷはぁっ」 お湯の中から再び顔を出すブレ…………あれ? 追い討ちをかけるリベリスタ達の目に映ったその姿は―――、 「「彩さん!?」」 しかもマッパ!!!!♪ 「キャア~~~ッ!? ちょっとまってくださいっ!!! なななななんであたしがッ!?」 って、ニセの方が騒ぎ出した。 いっしゅん度肝を抜かれ逆に言葉を失ってしまったホンモノの彩だったがすぐに現状を理解し、ニセと一緒になってギャーギャー喚き立てる。 ギャア~~~っ!! 「なんですかこの悪夢的な盗撮システムは!? ……これってもしかして男湯にいるE・エレメントが変身したら……」 あまり想像しないほうがいいです。 「こんな破廉恥なE・エレメントは即刻排除ですよ!!」 ブレスはコレを見越していたのでしょうか。だとしたら一人でうまいことやった彼を天才と呼べるかもしれません。 (どうか向こうであたしの姿が再現されていませんように。どうか願いが届きますように!) ジョーズ子は水を得た魚に戻り、水中爆撃を再開。 爆発に押し出されてニセ彩の華奢なカラダが洗い場に放り出された。 そして遥香奈の投げつけた手桶がニセ彩の顔面にぶち当たる。 ごんっ☆ 続いて美鳥のマジックミサイルがヒット! 長いブロンド髪を揺らし、たわわな乳も揺らして走り寄ったユーディス。一足飛びで敵を捕まえ、大上段からホーリーチョップ!! ゲ、と鳴いたニセ彩のカラダがぐにょぐにょとかたちを失い始め、ヘンな体型でとまった。 「!!!……」 敵に張り付いた七がオヤジ腹少女を投げ倒して浴槽へぶち込むと、周囲に勢い良く水柱が上り大量にお湯を吹き上げた。 「グュ……グュグュグュ……グュギゴュエエエェ……」 ブクブク蒸発しながらついにE・エレメントは消滅した。 ●まだ戦いはおわってない! 男湯では、ブレス(本物)が誰も見ていないところでドラマティックな戦いを繰り広げていた。 「――ぬぉおおぉぉおぉ!!」 倒れても倒れても立ち上がる男、ブレス(本物)。その理由はごく単純。 女の子の普段は見られないような姿が存分に拝めるから。 ちなみに今のお相手はユーディス。凛とした切れ長な目の爆裂欧州娘がヒタヒタと近寄ってくる。 「こんなのがいいんですかブレスさんは……」 湯煙の向こうで揺れる影がブレスに問いかける。 「ああ。最高だね……!」 「本当に?」 「なんなら六のグラマーボディもガッツリ鑑賞しておきたいね」 この依頼、リクエストにもお応え出来るらしいよ! うは、最高じゃん!! ●乙女たちの ☆ エクササイズ いちど女湯を出て廊下を渡り、少し離れた男湯を目指す女性組。果たしてブレスは無事だろうか? がらららら――。湯煙だらけの未開の地、男湯へいざ。 「てめーこのっ、なんでよりによって……!」 湯船でブレスが暴れている。 「ブレスさん!」 「いぃっ!!?」 「???」 「ぬおっ!?」 ブレスがふたりいた。 てっきり女子の誰かとハダカでえっちな取っ組み合いでもしてるんじゃないかと思って心配していたので、美鳥は少しホッとした。 すると片方のブレスがにゅるんっ、と蠢き、美鳥の姿をとってブレスに抱きついたかと思うと、そのままふたり揃ってお湯の中に潜っていったじゃありませんか! 「な゛ッ!!?……」 ガボゴボグブグブ……。バシャァン、バシャァン!! 「あァン♪」 「や、や~め~てええ~~~~っ!!」 ビックリ仰天とんでもハプニング大勃発!! 美鳥あわてて出動、他のメンツも後に続く。 男湯に響き渡る美鳥のえっちな声。 恥ずかしさと込み上げる怒りで全身から火を噴きそう。「あっ♪ ……んン~。 フゥ♪」 それはフレアバーストというかたちで具現化し、ブレス諸共に爆ぜる炎の餌食となった。 じゅううぅぅ……!! とお湯が沸騰し、さらにもうもうと湯煙をのぼらせる。 「あ~ぢぃぃぃいいっ!!」 色白の肌がまっピンクに茹で上がり、ジタバタと洗い場に這い出すブレス。 もうひとり出てきてやっぱりピンク色に茹で上がったブレスだった。 さあ~、どっちが本物だ? 「これって、どうしたら良いのでしょう?」 「要するにブレスさんをふるぼっこすればいいんだよね? OK OK」 彩の問いに、七はとてもシンプルな結論を下した。 「ちょ、ちょっと待とうぜ……な?」 あわてるブレス(?)。 「お楽しみの時間はもう終わりよ」 遥香奈はフィンガーバレットを構えている。 「じゅうぶん楽しんだお?」 「なんだいなんだい、だらしないねぇ。男ならドンッ! と胸を張って生きなさい!!」 ジョーズ子は自分の胸をドン、と叩いて見せる。もちろん裸で。 サッと跳んだ七。どっちが本物かは分からないけど、とりあえず目に付いた方を狙って顔面をぶん殴った。 マッシブ・アタック!! 「お楽しみタイムを邪魔するのも悪いとは思ったけど、まあ仕事だからね」 ジョーズ子はもう片方のブレスを掻っ攫ってすばやくお湯に飛び込んだ。その後どうしたかは、ご想像にお任せしておこう。 遥香奈はとりあえずどっちでもいいから当たれとばかりに手当たりしだい弾丸をぶっ放し、「ひゃっ?」 その流れ弾にびっくりしながら彩は炎のゲンコツで鉄拳制裁。 「まさかこっちであたしに変身してないですよね!?」 にへら。 「男湯だおーん」 ガッツリは素っ裸にゴーグル装着で男湯を駆け回る。 「いやぁん! えっちぃ!!」 ジョーズ子の黄色い声がきこえた。 未だ腹の虫がおさまらない美鳥は、マナブーストで魔力を底上げし、残るEPすべてを消費してマジックミサイルを連射した。 マッシブ・アタック!! 「変態は燃えてしまえです!!」 ボボウ、と燃え盛る焔がブレス(?)を襲う!! ……ひととき男湯は湯煙弾幕のなか地鳴りを轟かせ、阿鼻叫喚地獄絵図の様相を呈した。 ●憩いの温泉旅館『東郷』 「おんせんたまごー! だおだお」 すっかり元の状態に復帰した女湯では、女性達が水着を脱いだ本来の格好で温泉の湯を堪能していた。 「私はね、実は普通に温泉を楽しみに来ただけなんだよ。あっはっは!」 ジョーズ子はおばちゃん特有の屈託の無さでそう言ってのけ、ひときわ大きな声で笑って見せた。 「寒い時期の温泉はなんていうかこう……滲みるねえ」 温泉好きのゆるいお姉さんこと、七は、得意そうに笑うジョーズ子を眺めながら、うなじや肩にお湯をかけての~んびり。 「なにはともあれ、こうやってゆっくり温泉を楽しめたのでよかったです」 美鳥もお湯に浸かってようやく気分が落ち着いてきた。 「ブレスさん……大丈夫でしょうか」 ユーディスはこの場にいないブレスの事がちょっと気になる様子。なりゆきとはいえ、結構ヒドイ目に遭わされていたのでケガの方が心配。みんなで手厚く介抱してあげてなんとか一命は取り留めたけども。……あの後もすっぱだかのまんまでジョーズ子さんに色々弄られて……まあ、女子全員のカラダをタダ見した分くらいはきっちり返して貰ったかな? 「ところで、ブレスさん的には誰が一番よかったのかしらね?」 なんてことを遥香奈が話題に持ち出し、またまたガールズトークが盛り上がる。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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