●おはよう大爆発 早朝、ドーン、ドーンと街に響き渡る轟音。 運動会に際して打ち上げられる花火……にしてはあまりにその轟音はけたたまし過ぎる。 ドーン! ドドーン!!! チュドーン!!! 「うるせぇ! 今何時だと思って」 ズドーーン!!! 「――!!!」 外から鳴り響く轟音に耐えかねたか、2階の窓から外に向かって抗議の声。 しかし、これまた轟音によってかき消されてしまう。 「くdlj――し――!!!」 さらに罵声らしき言葉を浴びせるも、爆音が声そのものを消し飛ばす。 加えて徐々に近づいてきているのか、耳も痛くなってくる。 「(クソが、警察は何してやがる)」 堪りかねた男性が警察へと連絡しようと階段を降りようとした、その時…… ズドドォーン!! 「おわっ、あぁーっ!?」 けたたましい爆音と、猛烈な爆風。 煽られ、階段を踏み外した男はドスンバタンとそのまま1階へと転げ落ちていくのだった。 ●組んではいけないツーマンセル 「今回出たエリューションは2種類。一緒にいると凄く危険」 『リンク・カレイド』真白イヴ(nBNE000001)が予報で見た風景を基に絵を書いていた。 今回は続きものなのか、そこらにそれっぽい絵が転がっている。 「出来た、こんな感じ」 絵を見せるイヴ。お見せできないのが実に残念だが話はこうだ。 その1。花火工場にて5個の大玉が革醒。 フェーズ1のエリューション・ゴーレムとなった大玉は足を生やして工場から脱走。 その2。同時刻、ガスの種火からエリューション・エレメントが発生。 フェーズ1ではあるが周辺を特性に従ってうろつき始めていた。 その3。2つのエリューションが合流することで自己進化現象が発生。 フェーズ2のエリューション・ゴーレムとして新生した燃える大玉は、所かまわず大爆発を起こし始める。 その4。このままでは街が大パニック、助けてリベリスタ! 絵の可愛さとは正反して、事態はあまりよろしくない様子。 「今回もお願い」 そう言い、最後のコマだけしきりに見せる真白イヴ(と書いてエンジェル)であった。 |
■シナリオの詳細■ | ||||
■ストーリーテラー:カッツェ | ||||
■難易度:NORMAL | ■ ノーマルシナリオ 通常タイプ | |||
■参加人数制限: 8人 | ■サポーター参加人数制限: 0人 |
■シナリオ終了日時 2012年08月09日(木)23:06 |
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■メイン参加者 8人■ | |||||
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●新しい朝が来た 「真夏の早朝からこんなものが爆発しようものなら、目覚ましにしては大袈裟すぎです」 『ライトニング・フェミニーヌ』大御堂 彩花(BNE000609)がやや不機嫌そうに言葉を漏らす。 夏の朝は日の出が早い。早朝だというのに既に日は高く、そんな朝早くからリベリスタ達はこの河川敷で早速捜索を始めていた。 「でもエンジェル(イヴちゃん)にお願いされたらやるしかないよね」 いひひと笑いつつ捜索物を探すのは『骸』黄桜 魅零(BNE003845)。 可愛げのある、幼きエンジェルの頼みを反故なんてできるはずがない。かわいいし。 もとい彼女の望む静かな朝を守る為に、魅零は結界を張って事にあたる。 「どうか、これで誰にも気づかれませんよーにっ!」 そんな彼らの捜索物はエリューションだ。その形状は大玉と種火、容姿がとても気になるところだ。 「合流を避けないと大惨事ですので、早急に倒さないと」 花火と火。両者が奇跡のドッキングを果たした時、河川敷周辺は大きな轟音に包まれる。『おとなこども』石動 麻衣(BNE003692)の危惧するような状況になれば、かなりの被害を近所に撒き散らすことになるだろう。 「バクダンみたいなのが足を生やしてちょこちょこ歩くのは、ゲームの中で見たことがあるのですぅ」 『ぴゅあで可憐』マリル・フロート(BNE001309)が遠くからのしのしと歩く大玉達を一瞥する。 顔はなく、白く、そして導火線と手足がついているその外見。 「そうそう、あんな感じですぅ」 どこか納得してしまうが、決して意図的なものはない。何事も偶然の産物なのだ。 なにはともあれ、どこかその姿に妙な共感を覚えつつマリルはしっかり警戒する。 「しかし見当たりませんね。どこかで消えているといいのですが」 待てど暮らせど種火は来ない。麻衣の考えるようなオチであればいいが、そうは問屋が卸さない。 種火はといえば、漂うかと思えばこっちも足が生えている。 横2、縦5の並びで3グループが階段から降りる姿はまるで入場行進だ。 「かかっ、夏ちうこともあって面白く景気の良い話だの!」 しかし、そんなコミカルな姿とは裏腹に近くに咲く草木は彼らの放つ熱量に負け、みるみるしおれていく。触れれば火傷は間違い無いだろう。 「しかしやっぱり止めざるを得ぬかー」 「えぇ。でも、夏の風物詩をこんな形で味わうとはちょっと面白いですね♪」 種火はしぶといが攻撃力は弱いそうな。『狂気と混沌を秘めし黒翼』波多野 のぞみ(BNE003834)は種火の様子を見ながら動きを瞬時に共有。『必要悪』ヤマ・ヤガ(BNE003943)も意識を研ぎ澄まし、魔力杖を構える。 どちらも狙いは火種。大玉との接触だけは何としても阻止せねばなるまい。 さわやかな風に照り返す夏の光。夏草が揺れる河川敷。 朝を告げるに相応しくない轟音が、周辺に鳴り響いた。 ●騒がしい朝だ 「君ら仮にも花火だろー! 花火としての誇りはどこにいった!」 轟音に圧倒され、たたらを踏む『紺碧』月野木・晴(BNE003873)。 『すげぇ』などと驚く暇もない、生み出した影の従者もこの音には掻き消えそうになるほど伸び上がる。 「地上で鳴らされたところで、いささか迷惑なだけだ」 「何言ってるのかよく聞こえないけど、まったくだよ!」 だが、彼の叫びがエリューションに届くわけもない。何せ轟音が大きすぎて隣にいる『Friedhof』シビリズ・ジークベルト(BNE003364)の声すら聞こえないのだ。 正々堂々空で散れー! という晴の声も、ジビリスとのやりとりも阻害する轟音。 ジビリスが展開した結界が無ければ、あと1,2発鳴らした所で一般人の野次馬が現れていただろう。 「ま、騒がしいがこんな存在と闘うのも一興か」 あらかじめハイディフェンサーで身を固め、轟音を耐えたジビリス。即座に大玉に重い拳を叩きつけて彼らの勢いを押し返す。 「10体それぞれに、とはいかないようですね」 一方、種火の前面をブロックするのは彩花と魅零。 数は多いが動きは鈍くて当てやすく、彩花の放った壱式迅雷は尽く種火をかき消していく。 「火気厳禁! 即刻鎮火! 火の用心!」 魅零の細腕が振るう大太刀から発せられる暗黒も、雷光もろとも種火を圧し潰す。 『……』 だが、種火も残った炎を分裂させて執拗に増殖していく。2人の攻撃によって半分強まで減った種火は、程なくして元の数にまで戻りつつある。 「しぶといねこいつ!」 尚も魅零は暗黒を叩きつけ、種火の攻撃を妨害する。 「しかも熱いと来たものです」 加えて、彩花も腕に氷を帯び一塊となっている種火を叩き散らす。 火種の撒き散らす火の粉が周辺を熱気で歪ませ、凛とした彼女を彩る黒い服が熱を吸い取る。 「抑えが足りない……」 皮膚はひりつき、心肺機能が体温上昇を訴え、息も荒くなる。前衛のブロックだけでは数が足りず、徐々に火種は大玉の方へと向かい合おうとしている。 状況としてはあまりいいものではない。そのような中で足止めをかけ、支援するのが後衛だ。 「花火はゆっくり楽しみたいものです」 麻衣はブレイクフィアーを展開することで、轟音に圧され、火傷を負った前衛達を立ち直させていく。 その間にも、のぞみのタクティクスアイが戦局を見極め、天使の息で体力を取り戻す。 「大玉に近づかれると、ちと厄介じゃな」 「撃っても撃っても消えないですぅ」 水鉄砲やポンプのようなもので一掃したいマリルだが、ここでは自粛。別の意味で色々と危ない。 アレコレ呟くマリルに対し、ヤマは『一気に殺すかの』と声をかける。 「ヤマの仕事は一つしかないのだ。相手がエリューションでも火花でも変わらんよ」 言葉と共に複数の気糸が弾け、次々と火種を絡めて貫いていく。その一撃一撃が急所を捕らえた正確な一撃だ。 「なかなかしぶとい種火どもめぇ 大人しく消えるといいですぅ」 そこにダメ押しのハニーコムガトリングが叩き込まれる。水鉄砲ではなく魔力銃だが、2連射された暴れ狂う銃弾は、再び火種の量を大きく削る。 「まずいわね、1体こっちに来るかも」 のぞみが不安げに呟く。火種だけでなく大玉も後衛に向かってきているのだ。大爆発の不安は否応なしに募る。 「効かないようにはしましたけど、洒落にならない状況ですね」 事前データを元に火炎と麻痺無効を活性化させた麻衣に対して、2種類のエリューションが与える状態異常の類は効かない。 そうなると問題は大爆発だ。彼女は一時的に前に出て、行為を阻止すべく動く。 戦いは一進一退を繰り広げていた。 ●戦いに胸広げ 「これでもくらえー!」 一本、二本と食い込む操り糸に、大玉が無言でたたらを踏む。のぞみのフラッシュバンが炸裂し、こわばった大玉3体の内の1体を晴が見事に縛り上げ、轟音を阻止した。 『!!!?』 「フェイトを使うまでも無い、このまま叩き潰してやろう」 縛られておろつく大玉に、ジビリスのヘビースマッシュがさらに直撃。派手に凹んだ大玉がゴロゴロと転がり、再び立ち上がる 「すごくシュールだなぁ」 魅零の呟きもそこそこに、ジビリスはさらなる追撃を仕掛ける。 「おっと! 近づけさせませんよ」 再びの轟音を、麻衣は身を構えることでノックバックを阻止する。 大玉3体のうち1体が既に後衛に食い込もうとしており、前に出た麻衣のブロックによって最悪の事態は免れている。 一方の火種の方は、彩花の魔氷撃が火種から熱量を奪い、魅零の暗黒が種火を圧する。 「コレで消えるかな?」 魅零が様子を見る。彼女の振るった闇が晴れる頃には、氷結で弱まっていた一塊の火種は、彩花の前から完全に消滅していた。 「よしっ、これであと2体!」 2体に減っても先をゆく火種をすぐには止められない。このままでは火種の方が大玉に寄り、大爆発は必至! 「ヤマさん、マリルさん!」 「ヤマは壁とはいかんのだ。先に殺すまでよ」 彩花が後衛に声をかけ、ヤマが言葉に応えてピンポイント・スペシャリティを放つ。 気糸に貫かれ、火種は2つ3つと消えていく。 「近い上に個々の耐久力はそうでも無い。なら!」 のぞみの手から生み出された神秘の閃光弾。それが投げられ、火種の前で炸裂する。 『!』 「にゅっふっふ、これで仕上げですぅ!」 ダメージは無いものの、この隙をマリルは逃さない。ハニーコムガトリングが弱る火種を徹底的にうち潰す――。 「あっ」 とおもいきや、最後の一つが弾けるように飛び出す。 射損ねた火種はのぞみの身体に飛び込み、そのまま彼女の肌を焼いた。 「はうっ!?」 これは予想外のダメージ。火種の最後の抵抗にのぞみは思わずうずくまった。 「大丈夫でしょうか!?」 轟音が止んだあと、かすかに認識した悲鳴じみた声。麻衣はあわてて声をかけ、放つ光で危険を打ち払う。 「……平気、少し火傷しただけ」 立ち上がるのぞみ。態勢を崩した原因はエリューションではなく、身につけている防具によるものが大きい。 『PACノゾミスペシャル【Crimson tentacle】』は深紅色をしたシャープなフルフェイスパワードスーツ。名前だけ聞けば相当に雄々しい装備と思わせる。 だがその正体は触手状の一体化生体接続機を内蔵したパラサイトメイル。ダメージを受けた瞬間に内部で激しく動き、のぞみを苛んだのだろう。 (熱かったりむず痒かったり、なんだか変な感じ……) 刺激による嬌声は幸いにして轟音によって聞こえなかったが――それにしてもこれを着こなし、装備を揃えての戦闘とは、いろんな意味で恐れ入る。 閑話休題。 「不埒なやつですぅ。えい、えいっ!」 その後、マリルの的確な射撃で残った火種も消滅する。1$シュートの一撃は敵だけ居抜き、仲間を傷つけない。 「これで大爆発もなさそうかな?」 魅零は後ろを向き、笑顔で答える。残った大玉がこちらに接近しない限りは大爆発も起こりえない。 ならば、あとは自分自身の奮闘のみ。 「このまま暗黒に包まれて眠れ!」 闇はさらなる不吉を種火に漂わせ、さらなる氷拳が叩き込まれる。 「これでどうかしら!」 もう一撃。先の攻撃で凍てついた最後の火種は、彩花の持つ『Lightning Arms』の一打を受けて木っ端微塵に砕かれた。 種火は無くなった。 もはや大爆発することもなく、残るはジビリスと晴の善戦する大玉だけとなった。 ●それ1・2・3(発) 戦いはリベリスタ優勢に進んでいく。 大玉と戦う2人はノックバックに翻弄されつつも、しっかりと後衛を守り耐え凌いできた。 「火種はもう大丈夫!」 「これでもう、うるさいアサガオが咲くこともありません」 火種を当たっていた2人の増援。戦力の一点集中は優勢を決定づけるものとし、切り札を失った大玉はひたすら轟音を上げて抵抗する。 「気をつけて下さい、こいつ――」 その言葉にただ頷き、彩花は麻衣とバトンタッチ。魔氷撃を大玉に叩きつけ、凍らせていく。 「これで集中して支援に回れますよ」 大きく奪われていた前衛の体力は、麻衣の奏でる天使の歌と共にその力を取り戻していった。 「まだまだこれからです、頑張って!」 長引けば危機敵状況になっていただろうエナジーの不足も、のぞみのインスタントチャージによって徐々に持ちなおしていく。 あとは倒れないように気をつけつつ、倒すのみ。 「そーら!」 晴のギャロッププレイが大玉を縛り上げ、その上から死の刻印が刻み込まれる。 「爆発したかったのかな? でもごめんね、我慢して消えて!」 加えて魅零が上から重ねていく闇の帳は大玉を包み込み、不吉な予兆を上塗りする。 「――厳禁です、発火を招かない攻撃を!」 電撃も魔炎も引火を招き、爆発する可能性がある。轟音の中で彩花の取る手段は、大玉が凍りついた瞬間に全て揃っていた。 「一気に間を詰めて……」 大玉の腕を掴み、雪崩の如き一撃で地面に叩きつける。そして――。 「もう一撃。これでトドメです!」 引き上げて、怒涛の勢いでさらに強く、叩きつける! まさに大雪崩落二段返し! 幸運の後押しを以て繰り出された彩花の大技の後、大玉は地面に埋もれたままピクリとも動くことはなかった。 「火種といい大玉といい、いつもの仕事と勝手が違うの」 命のやり取りはなにも人や獣相手とは限らず、時にこのようなE・ゴーレムのような非生物相手との戦いにもなる。 「これでしまいだ、あとは任せた」 四方八方に飛ぶ気糸が大玉の手足、脆い部分を尽く貫く。トドメとばかりに凹んだ箇所を串刺しにされ、大きく凹んだ大玉はブラブラと吊られたまま動かなくなる。 「あと1体、どんどん攻撃するですぅ」 マリルの1$シュートが大玉の足元に当たり、妙なダンスを踊らせれば、大玉も反撃とばかりに轟音を周辺に響かせ、周囲のリベリスタを吹き散らす。 「この程度の轟音、爆発、何するものぞ!」 耐え切ったジビリスがブレイクフィアーを放ち、後に繋ぐ。もはやこれが大玉の見せる最後の抵抗と彼は考え、ヘビースピアを構えて備える。 「日本では花火の際に「玉屋・鍵屋」と叫ぶのだったかな?」 轟音が明け、ふと近くにいる晴に切り出すジビリス。 「そうそう! どっちも昔の花火職人だよ」 晴が活き活きと、なにか待ってたかのように語る。その狙いは明らかだった。 晴の握る巨大鎌『#0d0015(しっこく)』は、フラフラとなる大玉にがっちりと食い込ませる。艶のない業物は、朝の光ですら輝かない。 加えて、追い打ちとばかりにジビリスのヘビースピアが大玉下部を捉える。 晴の握る巨大鎌が、ジビリスの持つヘビースピアが最後の1玉を刺し、掬い上げ、そして――。 「飛べぇー!!」 2人なタイミングを合わせ、川に向かって投げ飛ばす! 『!!!』 度重なる攻撃に大玉は徐々に崩壊を起こしながら上昇。その勢いは頂点に達し、水面に下降しようとしていた。 その下降が始まり、太陽の真下に来たその瞬間――。 ド――ンッ!!! 大爆発ほどではない。小規模ながら発した爆音と火花が、朝焼けの空を彩った。 思わず耳を塞ぐもの、警戒してリベリスタをかばうもの、そして――。 「たーまやー!!」 「鍵屋ァ――ッ!」 喝采の声を上げるもの。十人十色な反応を見せながら、ジビリスと晴の声は戦いの終わりを告げるかのようであった。 「次はいちごのかき氷といちごあめを食べながら、本物の花火を楽しみたいのですぅ」 「黄桜も普通の花火したくなった」 弾けず消滅した花火に対し、少し感傷を抱く一行。やっぱり花火は朝より夜の方が綺麗で見やすいものだ。 「だが、異世界行きならその暇もなくなりそうだしの。一段落ついたら見たいものよ」 後片付けはしっかり済ませ、リベリスタ達は近所迷惑にならない前に退散する。 遠くから子供たちの声が聞こえる、ラジオ体操から帰る子供たちだろうか。 「あれ?」 「どうしたの?」 「……誰か花火でもしてたのかなぁ?」 そんなやり取りに一瞬ひやりとしつつ、不思議がる子供とすれ違いながらリベリスタは去っていく。 その真相は分からないまま、夏休みの一日は静かに、そして活気あるものになるだろう。 ここからは余談となる。 調査の結果、革醒した大玉は3つ以外に無いと判明。革醒した大玉はセットで作っていた大玉もろともアークが買い取りという扱いになった。この大玉は何らかの機会があれば使われるだろう。 原因となったガス管は修復され、ここからエリューションも出ることもなくなった。 事件は太陽が一番上に登るころには全て解決し、騒がしかったエリューションとは対照的に、静かに幕を閉じた。 |
■シナリオ結果■ | |||
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■あとがき■ | |||
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