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「まぁ、命有っての物種ってね。これでもまだ生きてるんだ。これだけのタフさが有るなら、車に轢かれたり通り魔に刺される程度じゃ死ななそうだね。エリューションに襲われても、逃げるくらいは出来るだろう。後は穏やかに生きる事にするよ」//『富も名誉も要らない。ただ長生きをしたい』。それが伊吹マコトの最たる根源である。その目的の為、目立つ事や波風を立てる事を嫌い、自分より強き存在に従ってきた。だが、六道や楽団との交戦により、命すら危うき惨敗を経験する。 元来、『長生きする為に、脅威に対抗できる力を得る』目的で、誰に言われるでもなく自らの意思で戦っていた伊吹マコトは、自らの限界を悟り、戦う事を放棄した。
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