全裸。
早朝鍛錬の為に起き出したところ、娘が珍しく既に起きていました。
すわおねしょか、と思いましたが単に目が覚めてしまっただけの様子。
まあそんな日もありますよね。
「この時間の番組は珍しいだろう。」
サンダーはうん、と頷いたままテレビにくぎ付けになっていました。
時代が時代ならウゴウゴルーガが見れた時刻なのに、時代とは残酷な物です。ニュースしかやってねえ。
でも早朝に見るニュースって妙に頭にすっと入ってくるんですよね。
「じゃあわたしはちょっと走ってくるので。」
「ママ。」
「ん?」
「わいせつってなに?」
「おまたをきゅんきゅんさせることだ。」
サンダーは振り返りわたしの顔を見ました。
わかったようなわからんような顔をしていました。
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