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応援してくれる人がいてくれるという妄想はいいものだなあ
種別: 全角600文字、改行50回まで    レス:500件

クオンタムデーモン(ID:BNE004018)
鳩目・ラプラース・あばた

2014/05/31(土) 02:14:25 
誰かを愛しているということを想定して、その誰かを守るために戦うのだと言うことを妄想すると、それだけで涙ぐんで、心の底から力があふれてくるようでしたのでわたしには現実が要らないと言う結論が出ました。


ホントの「幸せ」ってのァ、どんなにクソみてぇな自分にも、まだ値打ちが残ってるかもしれんって気付くコトだってな!!


サンダーを引きうけてから、わたしの生活に見たこともない潤いと感情と面倒さがやってきています。
人一人を育て上げるなんてとんでもないことだと今でも思っていますが、幸い我が両親は反面教師にできましたし、わたし自身も「どうして彼らが反面教師なのか」を説明するプロアデプトの本能と力量を持っていたので、なんとか親代わりをやれております。

先日、わたしは彼女を苛めている者共を威圧し脅しました。
理由は、彼女を守るためではありません。
「いじめっ子」という概念に復讐する為です。
わたしを「キモイ」と断じ、「ゴミと同等に扱ってよい」と言う価値観を共有し、それを実行に移した宿敵共への、遂に果たせなかった復讐を果たすためです。

しかし、その気持ちの中に娘を助けたかったという気持ちも含まれていたことを否定するつもりはありません。

でなければわたしはサンダーを苛んでいた彼女らを一族郎党滅ぼし肉体をバラバラに解体して証拠を消し去り全く綺麗に掃除してしまっていたからです。

「そうするとサンダーには悪いから」
「もしサンダーが、『あの子たちが死んだのはわたしのせいだ』などと気に病んだらかわいそうだから」
「サンダーをダーティな仕事に巻き込みたくないから」

わたしは、サンダーを苛めていた者共を生かしたまま放置し、引っ越すことで逃亡しました。

この行動が娘を守ることで合ったのか。それは分かりません。少なくとも、「いかなる時でもわたしはお前の味方だ、困ったことがあれば大人特有の手段を総動員して助けてやる」と言い放った保護者のやることにしては消極的であるとは自覚しています。
いざとなった時、わたしの持つ選択肢は実はわたし自身が思うより少なかったと思い知りました。
わたしの心のうちに湧きあがった憎しみは、確かにサンダーを苛めた輩を殺すことを求めていたのに。
わたしはそれができなかった。



愛にはぐれ 愛を憎み 愛を求める わずかな安らぎさえ打ち捨てた誓いだけど

いつの日か お前にはわかって欲しい
戦いだけに生きた 俺の胸の内を


わたしはこんな小さな少女を愛しているのか もしかして。
偽りの親子関係を守りたい一心で彼女を思いやった それは何故だそれは何故だ。

わたしはどうなっているわたしはどうなっている。

わたしの心をわたし以外の人間が惑わすなど。ゆるさん!


娘にはきっちり氷点下首四の字を決めました。
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