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ゆうまぐれの広場
種別:
全角600文字、改行50回まで
レス:500件 |
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ヒューマン(ID:BNE000166)
ヘルマン・バルシュミーデ
2014/05/08(木) 23:43:29 |
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夕暮れ時、団地の中にある小さな公園。
立地の問題か人口の問題か、ほとんど入居者のいない一角にある公園であるため、滅多に人が訪れない。
遊具も小規模なものばかりで、ほとんど使われていないので真新しく、それでいて砂埃をかぶっている。
ジャングルジムの撤去跡に、萎れた花束がひとつ。公園が寂れているのは、立地の問題だけではないのかもしれない。
設備:ぶらんこ、砂場、鉄棒(その他自由に追加可)
※このスレッドは誰かに見つかる(=ヘルマン以外のキャラクターの書き込みがある)と秘密ではなくなるので、やり取りの後に消滅します。
※ロールプレイ専用、メタ発言はお控えください。なんとなくシリアス推奨です。
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ヘルマン・バルシュミーデ(ID:BNE000166) 2014/05/08(木) 23:48:59
(ぼんやりとぶらんこを漕いでいる。自分の靴紐を視界にとらえながら、しかしその瞳はなにも見ていない。鮮やかな紫色のそれが、夕日に照らされて桜色にひかる)
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犬束・うさぎ(ID:BNE000189) 2014/05/08(木) 23:55:50
(ブランコの前後するうちに不意に、靴紐だけでは無く誰かの脚が見える様になる。つまり、ブランコの前に誰かが立っている。顔を上げないなら、何も見ていない瞳にただ定期的に黒いズボンに覆われた脚が映るだけだろう。顔を上げたなら、花束を持って立っている犬束うさぎがその視界に映るだろう)
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ヘルマン・バルシュミーデ(ID:BNE000166) 2014/05/09(金) 00:08:24
(そのあまり優秀ではない脳みその大半を考え事に費やしていたとしても、視界に異物が入り込めばさすがに気付く。のろのろと顔を上げて)
……あー、うさぎさんだ。こんにちは。
(そう言ってへらりと笑う。揺れる視線を、やがてうさぎの持つ花束に留め)
おまいりですか? プロポーズ、ってかんじではないですよね。
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犬束・うさぎ(ID:BNE000189) 2014/05/10(土) 22:50:23
こんにちわ。
……
(精彩を欠くにも程があるその様子に、どうしました。という言葉が喉の奥まで出かかって、止まる)
……あー、その
(喉の奥に残る錯覚の異物感を堪えながら、
違う話をする事にする。丁度都合よく相手から聞かれた、花の話)
塚の献花がね、余りまして。
そう言えば昼ここを通った時、見かけたな、と……
(ジャングルジムの撤去跡に置かれた萎れた花束を手で示す)
……由来も理由も知らない癖に、と思われるかもしれませんが。
こう言う物は、故も縁も関係なく、ただ悼む為にあると、そう思いますので。
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ヘルマン・バルシュミーデ(ID:BNE000166) 2014/05/12(月) 00:29:35
あー……
(相手の示すほうを見やり、得心がいったというふうに小さく頷く。ゆったりと――否、緩慢な動作で立ち上がりながら)
わたくしね、ここには今日はじめて来たんですけど。
(そのまま、うさぎの指したほうへと歩き出す)
よくみないと見落としそうなところにあるのに、そのくせ、やたらこう、写真の……フォーカスみたいに、目につくんですよね。
(言いながら足を止める。ジャングルジムの撤去跡、ひからびた花束の前にしゃがみこんで。頷く)
うさぎさんの言うとおり、そうですねえ、おはな、あったほうがいいですよね。
(もう一度頷く。わすれられたらさみしいですもん、と、微かな声が後に続いた)
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犬束・うさぎ(ID:BNE000189) 2014/05/13(火) 22:47:19
目についても、立ち止まるかどうかは人それぞれでしょうけどね。
私も、献花が余らなかったら思い出しもしなかったかも知れない。
(だから何だと言う訳でもありませんが、と続けながらヘルマンの背を追ってジャングルジムの撤去跡の前に行き、しゃがんだその背中越しに花束をじっと見る)
……
(少しの躊躇)
…………忘れられるのが、怖いですか?
それとも…………忘れる事の方が、怖いですか?
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