それにつけても金の欲しさよ。
安い食品は実は危ないんだよ的な記事を見るたびに複雑な気持ちになります。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1307/18/news008.html
同様の話題でもちっと新しい記事があった気がするのですが、とりあえず検索して目についた奴を引っ張って来ました。
お言葉ですが、安い加工食品が「怪しい」ことぐらい百も承知です。
チェーン店のハンバーガーは特有の味がしますし、冷凍食品と手作りの品の味は結構違う。
それでも牛丼屋が薄利多売をやめることはありませんし、冷凍食品市場は消え去ったりしません。需要があるからです。
「信頼できる八百屋や魚屋を探し、懇意となり、新鮮な食品を買って調理して食べる」
それが正しいのはわかります。
しかし、手取り20万前後で貯金もままならないような暮らしをしている人間にとって、店を探すこと、自炊をすること、割高の食品を買うことのハードルはとても高いものです。
問題の本質は「安い加工食品は怪しいぞ」ということではありません。「安い加工食品で糊口を凌ぐしかないぐらい時間と心と金に余裕がないこと」です。
加工食品の怪しさを訴えていくことに意味がないとは申しません。しかし、怪しさを訴えることはそれを避けることに直接つながってはいないと思うのです。
わたしは高給取りなので当事者とは言い難いのですが、加工食品の便利さ安さ、そして単純な脂分と旨味の快楽にはお世話になっています。
「加工食品は毒まみれだ」と言われても、例えば飲酒喫煙をやめるのが難しいように、それを避けることは難しいようにわたしは思います。
金があればいいんだ金が。景気がよくならにゃならんのよ景気が。神秘の力でどうにかしよう!!
銀行口座にクラックかけて100万円ずつ残高にプラスするんだ!
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