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キリングフィールドドランカー
種別: 全角600文字、改行50回まで    レス:500件

クオンタムデーモン(ID:BNE004018)
鳩目・ラプラース・あばた

2014/03/09(日) 01:06:04 
クレジットカードで買った酒だけど涙が出るほど苦い。


酒の量が減りません。
苦手な蒸留酒にも手を付けるようになっています。
掃除しまくる日々の中で壊れつつあることを自覚しています。

ただ掃除するだけならば、これほどには消耗しなかったのだと思います。
わたしは罪悪感を感じない根っからのクソだから。

師匠も言っていました。
「『どうせ(自分は)悪党だから殺していい』なんて思ってるんじゃないですよ?逆。殺しても大して感じるところがないから、『ああ、俺ってそういうやつなんだね』とわかったってのが正しい。 だから、『僕は本当は生きていては、いけない』♪」
と。

翻って、アークのリベリスタとしての仕事は、自分の正義感や命を前に出す必要があります。
人並みの正義感を持つ仲間と歩調を合わせるために自分の中に眠る「常識」らしきものを引き出し、現場では自分と同じ頑丈さを持つエリューション共と戦う。

心も身体も無理をしています。
前に晒し、ぶつけ合い、壊れよと言わんばかりに。

それが仕事です。それに異論は無い。
それ故の福利厚生です。それに不満は無い。


わたしはエリューションの退治を一貫して駆除、討伐と呼ぶようにしています。官憲に準ずる我らが犯罪者や害獣に敗北することはあってはならないしありえないからです。
官憲は犯罪者の制圧に「失敗」することはあっても、犯罪者に「敗北」することはあり得ない。
なぜならば官憲は犯罪者と「勝負」をしているわけではないから。犯罪者より上の立場にいるから。

蟻を潰す子供が蟻と勝負をしているわけではないように。
猪を撃つ猟師が猪と勝負をしているわけではないように。
ブドウの実をもぐ農家がブドウと勝負をしているわけではないように。

勝ち負けではく成否だけがあるのです。そう信じています。


けれど、現実はそうではありません。
リベリスタとしての仕事の実態は力のぶつけ合いです。勝負です。
そうであってはならないけれど、そうとしか呼べない有様なのです。
「お互いに負けられない理由がある」とか平気で言いだすのです。
負けられない理由があるのはこちらだけであり、有害なエリューション共には理由などないのに。知性があるなどと考えてやる必要すらないのに。

「手加減なしでやらないとこちらが負ける」とか平気でありうるのです。
公権力の後押しがあるのはこちらだけであり、有害なエリューション共には貧弱なバックアップがあるだけなのに。戦力差の拮抗などあること自体が異常なのに。

その差異を引きうけているのが、まさに我々現場のリベリスタなのです。
「まるで当たり前のように勝つために」「必死にならねばならない」という矛盾を実現している。


書いていて辛くなってきたのでここで冷蔵庫からもう一本。

掃除している時のわたしは確かに悪党です。
でも、リベリスタの仕事をしている時のわたしは、それとはまた別の意味での悪人です。
後者の方に、どうやらわたしはまだ慣れていないらしい。
正義を謳いながら非合法に立ち回り、平穏のために命を賭けて撃ちあう。

悪を自覚し自分の利益の為だけにそれをするのに比べて、どれほど嘘と無理に満ちていることか。
わたしは嘘や無理が一等嫌いなのに。

だから今この場でだけは嘘も言わず無理もせず申し上げますがおしっこがしたい。
誰か尿瓶を持ってまいれ。
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