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鬼より怖いアークの犬
種別: 全角600文字、改行50回まで    レス:500件

クオンタムデーモン(ID:BNE004018)
鳩目・ラプラース・あばた

2014/02/14(金) 00:31:23 
業に巻き込まずに置かないという業。


先日はかなりデカい仕事がありまして、もうくったくたに草臥れて倒れこむように部屋に帰って来たのでした。

「かけーおじさん!だいじょーぶ!?」

サンダーが鹿毛に駆け寄って声をかけます。
彼は余りの激務に耐えられず倒れてしまい、ここまでわたしが背負ってきたのです。
大丈夫だ、と答えたいところだったのですがわたしもまた口を開くのもつらいほどの満身創痍。
無言のジェスチュアでサンダーをどかせて部屋の中へ鹿毛を引きずりこみ、服を脱がせてお風呂場へ。

サンダーには暫く入ってくるなと言い含めて、シャワーで身体を洗います。

胸の痛みに咳き込むと血が混じります。
胴体が思い出したように痛みにきしみます。
これは暫く血尿と下血だろうなあ……。
持ちこんだラジオペンチで傷口から銃弾を抜き取りつつ、明日からの生活に思いをはせます。

鹿毛も気絶こそしていますが呼吸はしっかりしていました。まずは一安心。穴だらけの身体をお湯で流すととめどなく血が流れます。なんだか笑ってしまうほどに。

彼の身体にもわたしと同じぐらいの数の弾頭が埋まっていました。
エリューションの身体は丈夫ですから、弾丸も簡単には貫通しないのです。骨に当たったら弾頭の方が砕けることさえも。

互いの血が止まるまで、シャワーを流しっぱなしに。30分ぐらいだったと思います。

鹿毛の肩を担いで風呂場から出ると、サンダーが汚れた床を拭いていました。


「いい子ですね♪」
いつの間にか息を吹き返していた鹿毛が彼女の頭をなでました。まったく現金な男だ。

「かけーおじさん大丈夫?」
「大丈夫ですよー♪心配いりません!」

骨は折れて内臓は破裂して血も沢山流れて。それでも元気に動いてしまうエリューションのわたしたち。何とも化物じみていますが、この子を悲しませずに済むのなら、バケモノでもいいか、などとセンチなことを考えてしまいました。


鹿毛・E・ロウ(ID:BNE004035) 2014/02/14(金) 22:40:24
しばらく鉛弾は見たくありませんねえ。腹ァいっぱいだ。


鹿毛・E・ロウ(ID:BNE004035) 2014/02/14(金) 22:41:50
ときに僕はもう…いえ。言いますまい。
我が主が小姐であればそれで良いのだ。



鳩目・ラプラース・あばた(ID:BNE004018) 2014/02/15(土) 08:09:28
必要な処置を行っただけだ、というにとどめておきます。
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