救い難いと誰もがいい、救いは無いと誰もが知る。
わたしは背が低く顔も童顔で且つ成人していてしかも幻視である程度見た目もごまかせることから、女の武器をそれなりの頻度で多用しています。
ロリコンの男性は多いんだ、皆さんが思う以上に。
そしてわたしは抱かれる側のロリなので、皆さんほどにはそれを嫌悪する感情はありません。
だって「ロリコン気持ち悪い」とかわたしが言ったら、わたしの外見を愛してくれる人を全否定することになりますから。
あとロリコンって弱みとして握れるのでいいんです。多少強引にお仕事もぎ取れる。
幻視風俗って反則だけど凄く儲かりそうですよね。
三高平の裏路地に既にありそう。ビーストハーフならケモ需要も満たせるし。
閑話休題。
本日お相手をしたのはとあるヤクザの幹部。
娼婦としてはそれなりに高級なんですよわたしえへへ。師匠も、希少価値のある娼婦(娼夫)は稼げるって言ってましたし。
「おしごと、回してもらえますよね……。」
「ああ、そのかわり、このあとディナーに付き合ってくれないか。」
2回戦ほど終えたあとなのにご飯か。なかなかやるなこの阿部寛似のヤクザ。
道理で妙に早い時間に合体すると思いました。
「いいけど、高いお店だったら着替えていかないと。」
「気にしなくていいさ、そんなに気取らないところだから。」
プロポーズでもされるんじゃろーか。
どっきどきですが絶対断るぞこいつとお付き合いなんぞ。
しかしただ飯の誘惑には勝てず、御馳走していただくことに。
高級中華、高級フランス料理、仕上げに高級割烹。
合計金額はわたしを買った金の3倍ぐらいになってました。
とってもとってもおいしかったけれど、おなかはもうパンパンです。これから3回戦目やるのかと思うと正直げんなり。
ホテルに入ってお互い裸になって、彼はわたしを湯船に立たせました。
「おらあっ!」
腹パン。
だがわたしの鍛え上げたエリューション腹筋(エッ筋)はびくともせず、ヤクザは困惑顔。
二発三発とブロー、ブロー、果てはヤクザキックまで食らわされましたがわたしの腹筋を貫くには至らず。
意図を訊いてみると、
「美少女のゲロ風呂に入りたかった」とのこと。
変ゼミかよ。
ヤクザの首を掴んでひねって折ってクライアントに連絡してしゅーりょー。
というわけで本日のお仕事は無事終了したことをお伝えいたします。
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