神は完全な詩人であられ、ご自身のうちにご自身の被造物を演じておられる。――――Robert Browning,
師匠から、『冬コミ新刊の進捗いかがですか』というメールが届きました。
いろんな意味で間に合ってません。
そもそも初耳です。
『うちの里では毎年何か作ってお出ししています。』
何やってんだ奈良の山里。
『フィギュアを頒布したこともございますので、作品は冊子に限らなくて結構です。』
ハードル下げてあげたみたいに言うな!
『この時期ですから印刷は間に合わないかもしれません。コピー本でもいいので30Pお願いします。』
今から30Pとか無理だしそもそもコピーの伝手からしてねーよ!!
大体わたしは昔っからひきこもりで外に出るのも億劫で(仕事するときはそうでもないけど)見知らぬ人と顔を合わせるときもルリルリみたいな無表情キャラを装わなきゃ出来ないような奴で、同人誌即売会イベント自体行ったこともなく、ましてや頒布側に回るなんて怖い怖い恐ろしい!
そういう旨を師匠に伝えたところ、「自分もそういう目に遭いました」とのお返事。
修業時代にいきなり「何か描いてくれ」と原稿をせがまれ大変困ったそうで。
大変困ったんだったらその悪習をわたしに引き継ぐなと心の底から思うのですが、
『是非同じ思いを味わってほしい』
という大変正直で純粋で迷惑な思いを告白されてしまいました。死ね。
溜まりかねて電話をかけました。
「わたしに何を期待しているのか」と。
「ミリタリー枠で実戦経験生かした何か書いたら売れるんじゃないんですか?」
「わたしの実戦経験てどれもこれも表に出したら社会的に死ぬ奴ばっかりなんですが。」
「死ねばいいんじゃないですか?」
お前が死ねぇええーーーー!!!!
「大体、ジャンルとか何日目とかもう既に決まっているのではないですか。
いまさら好き勝手書いていいってこともないでしょう。」
「ジャンルコード312ですから大丈夫。」
http://www.comiket.co.jp/info-c/C86/C86genre.html
312ってお前、312ってお前!!
「ぶっちゃけあなたがヌード写真撮って印刷するだけでもいけます。」
「いけない!それ以上いけない!」
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